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2004年6月30日 (水) 62塾長のリアルタイムダイアリー5
おはようございます。
只今の時刻午前9時10分。
天気は晴れ、しかし湿気ムンムン。今日もじっとりと汗をかきそう。
午前中にすること、
@昨日の反省
A夢確認
B新聞切抜き
C速読・速聴訓練
D読書1時間
Eメールの確認とその返事、だいぶ溜まってしまった。
F時間があれば散髪、気分転換も兼ねて
よっしゃ、今日一日もがんばって行きませう。
2004年6月29日 (火) 塾長のリアルタイムダイアリー4 今日は上宮学園説明会
おはようございます。
只今の時刻朝の9時10分。
今日も快食快便、快調そのもの。
昨日の塾の反省。
空回りはしないこと。
アンタ一人だけがんばっても子供との歩調が合わなかったら何の効果もないよ。
塾長と塾生は車輪の両輪。いっしょになって歩まないと。
焦る気持ちを押さえてじっくり対処すべし。
時間は有限、無限と思うな。
塾生との2時間一緒に集中すべし。夢幻にしてはアカン。
さぁ、準備して説明会に行こうっと。

只今の時刻午後3時15分。
塾に到着。予定より1時間遅れ。

説明会場で久し振りに尼崎の塾長に会ったので、説明会のあと二人で昼食を。
話がえらく盛り上がってしまって気がつくと仕事時間ぎりぎりになってしまった。
個人経営の塾長って独りよがりに陥る危険性が大なので、たまにはよその塾長さんのお話を聞くことも大事。
いろいろ為になるお話ありがとう。
生徒や親御さんの心の掴み方、魅力ある塾の姿とは、これからの塾経営や指導の参考にしたいと思います。
その上昼食までご馳走になって、よっ太っ腹、中田塾長。
あなたの塾に栄光あれ。
上宮学園の説明会やその他もろもろは、塾業務終了後に書きます。
では、いったんさようなら。

只今の時刻午後10時40分。
今日の塾業務終了。
明日からいよいよ期末考査が始まる。
この一月余りの勉強の成果が試されるときがやって来たって訳。
今日は各自がやらなければいけない勉強を黙々とやってくれた。みんなそれなりに目的意識を持って勉強出来たんとちゃうやろか。
学校の先生、しょうもない問題作らんといてや。授業に関係のある問題、真面目にやった子に成果が表れるような良問をお願いするよ。
結果はどうあれがんばった子には褒美をあげやなあかんかな。
何か考えておこう。

あちゃっ、忘れてた。上宮学園の説明会に関すること。ずばり体育会系。先生たちのお迎えの挨拶「おはようございます、本日はありがとうございました。」気合が入ってました。理事長のお話から察するところ、上宮学園は宗教教育を指導方針の根本に置き、礼で始まり礼で終わるっていう印象を受けました。
おっと、もうすぐ11時。はよ帰ろう。

只今の時刻、午後11時50分。帰宅。
明日から当分の間は学校説明会もないので普段の生活に戻れる。
うれしい限り。

おまけ、今日の名言。
『個性とは、自分をギリギリのところまで追い詰めたところで、成り立ってくる他人との違い。』

人生修行、まだまだ半人前、やらなければならないことが山積み、夢実現に向かって突き進む。
2004年6月28日 (月) 塾長のリアルタイムダイアリー3 相愛中学・高校訪問
おはようございます。
只今の時刻午前9時20分。
快食快便今日も一日元気パンパン。筋肉痛です(昨日知人の引越し手伝いをしたため?)。

午前中、相愛中学・高等学校の説明会に行ってきます。
さーてどんな学校なのか、先生の意気込みはどんなものか、どんな生徒に向いているのか、探って来ます。
早く準備して行かなくては、遅刻、遅刻。ではまた。

只今の時刻午後3時。
やっと塾に到着。
相愛中学・高等学校の印象。
ちょうど学校到着が休み時間と重なったため女生徒たちとすれ違いましたが、皆軽く会釈をしたり、微笑返しをしてくれ、最初から好印象。
説明会が始まるまでの待ち時間の間に会場では在学生の梁美沙(ヤン・ミサ)さんによるヴァイオリンの演奏を聴かしてくれました。高校生でありながらすごい実力のある女生徒でチェコの「国際ヤング・プラハ」にも招待されるだけの実力の持ち主です。時間にして15分ほどでしたが心が休まり、ここはどこ、私は何しにここに来ているのっていう気持ちにさせられました。非常にラッキーでした。
理事長兼校長先生をなさっている菅原先生というお方も温厚で物静かでしゃべり口調も相手を包み込むような優しさにあふれこれまた好印象。
教育方針とか進学状況に関しましては、別段これといったものはなく他校と似たりよったりと思いました。しかし音楽関係に進みたい子供にとっては一度学校訪問して説明を受けることをお勧めします。音楽に関しては授業内容も充実しているのではないでしょうか。

おっと、早く今日の授業の準備をしなくては。あと30分もすれば塾生がやってくる。今日は中学生全員明後日からの定期考査に向けて最後の覚える段階の授業をしなくては。みんなこの土・日勉強してくれたかな。
さぁって、気合入れて一丁やるかー!

只今の時刻午後11時ジャスト。
やっとやーーっと今日の塾業務が終了。
長い、ほんとながーーかった。
土・日しっかり勉強したもの、あまりしなかったもの、やはりサボってくれた塾生もいた。残念!
今日からの授業はほとんどがしっかりと覚えたかどうかのチェックテストが中心。
覚えていないことが判明したのならそれを何が何でも覚えきってやるという根性を見せてほしい。
パワーを見せなさい。
しっかり、ちゃっかり、くっきりと、塾長にアピールすること。
俺、うち、こんなに勉強したで!
おおーようやったな、すごいやんけ。
定期考査直前の塾の雰囲気が沈んでいるようやったらその塾はもうおしまいやで。
今日元気のなかった○○ちゃん、
明日ha
元気一杯の◎◎チャンに変身!!

おまけ。今日の名言。
『人類の歴史の中で本当に強い人間などいない。
いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうと努力している人間だけだ。』本田宗一郎
己の弱さを知っているからこそ、強くなろう、克服しようとがんばる。そして人の弱さが分かる、許せる人間になることが出来るのでしょうか。
2004年6月27日 (日) 塾長の悪たれ日記59 日曜日は完全休養
日曜日は完全休養の日。

仕事(塾)のことは一切考えない。
考えたくても考えてはいけない日にすることに決めました。

WHY?

月曜日から土曜日まで一生懸命働いても、遣り残しや、やっておくべきだったことが、一つ二つは出て来ます。
それを休みの日曜日にすることはできますが、そうなると、これは日曜日にまとめて仕上げればいいといった甘えがウィークデイに出てきます。

それはいけません。許せません。

今日しなくても明日があるさ日曜日があるさと、ついついサボってしまいます。
今しかできないこと、今日しかできないこと、今日しなければいけないこと、それを必ず今日仕上げるという強い信念と実行力をつけるためにも、日曜日には仕事を一切しない、してはいけないと心に誓いました。

1週間の反省は土曜日の晩にします。そして次の1週間の予定も同じ土曜日に立てます。

日曜日はアホになりきります。妻子持ちの43才のおっさんになります。我が子大好きおとうちゃんになります。§^。^§

月曜日から土曜日までは塾長まっけいとして燃えます。気合入れます。熱き指導者として邁進します。

おまけ、今日の名言。
『私は何ものにも囚われたくない。囚われるということの一面には、みずから亡びるということが暗示されているように思われる。』宮城道雄

常識に囚われていないか。世間の常識、日本の常識、世界の常識、まずは自分に正直にありたい。ここからスタート。

明日からはまたリアルタイムダイアリーの開始です。ジャンジャン
2004年6月26日 (土) 塾長の悪たれ日記58 リアルタイムダイアリー
おはよーすっ
只今の時刻午前10時
今日は朝から授業あり。
ミカ、イッちゃん、リョウコ、ヒトミ、ケンスケ 遅刻しないですっきりした顔でおいでやー。
朝の授業が一番気持ちが乗ってよろしい。

今日の朝の出来事。(きのうの日記の続き)
「父さん起きたん。」
「おはよう。あれ、爪切ったの。」
「うん、お母さんに切ってもらった。」
「何?きのう、父さんが切ったの 忘れた?」
「・・・知らん。」
親の子供への愛情ってこんなもんですね。見返りを期待したらアカンですね。

只今の時刻午後1時10分。
午前の授業終了。ついでに午前の塾日報も終了。
リョウコがんばってるな。家でも今日みたいにがんばらなアカンよ。
ケンスケ、日本語勉強しような。台形を「ダイガタ」って読んだらみなこけるよ。(●^o^●)
中学3年生はさすがに気合が入っていた。この土・日も気を抜くことなくやりや。
今日は午後3時からテスト対策特別授業がある。
レバニラ炒めと餃子食って、ニンニクくんくん授業をやってやろう。では、あとでまた。

只今の時刻午後6時。
今日の授業終了。塾日報も配送完了。
ユカちゃん、覚えることたくさんたくさんあるけど、がんばって覚えてや。
アキちゃん、今日の理科分かったかな。結構難しかったけど家でもう一度復習しやなアカンよ。
ユイちゃん、英語の音読どんどんどんしやな。英語は体で覚えてや。相手に読み聞かせるつもりで本読みをしっかりやっていこう。

これからチラシの製作に入る。どのようなチラシにするか考案中。
塾業界の異端児になるべし。
塾の常識を覆すような気合の入ったチラシ作りたいね。
さぁ、見てのお楽しみ。
乞う御期待を。

只今の時刻午後8時。
塾での業務終了。
「お母さん、まだお子さんに塾通いをさせますか!」
塾のチラシでこんなメッセージはいかがなもんでしょうか。
大筋で夏期講習生募集のチラシ出来上がる。あとは詳細部分を検討するのみ。
アカン、体と頭が「休め。」と信号を送っている。
今日はこの辺で御開きにしよう。
ここまで読んでくださった殊勝な読者の皆さんありがとうございます。

おまけ、今日の名言。
『大きな愛のあるところ、常に奇跡がある。』
塾長の愛に包まれた塾生たちよ、奇跡を起こせ。もっともっと大きく愛そう。ジャンジャン。
2004年6月25日 (金) 塾長の悪たれ日記57 今日も元気、朝から雨や
只今の時刻10時。
ようし、今日は朝から雨や、雨 雨 降れ降れ もっと降れ
フレーフレー
ミカちゃん、イッちゃん、カナちゃん、ユイちゃん、アキちゃん、ユカちゃん、ヒトミちゃん、アヤちゃん、リョウコちゃん、コウくん、タカくん、カズくん、マーくん、あとエトセトラ

みんな期末考査に向けて驀進や!塾長も驀進するでー。
朝はテンションが高い。が、授業中はもっとテンションが高いよ。

今日の授業目標
「単純明快」
むずかしいことをやさしく。
やさしいことをおもしろく。
おもしろいことを、深く。

只今の時刻午後2時30分。塾に到着。
PCのマウスの調子がいまいち。勝手に右クリックしてしまう。どうして?>^_^<

リョウコちゃん今日こそ英単語克服しようね。手・声・体全部使って覚えていこうぜ。

只今の時刻午後10時35分。やっと今日の仕事終了。
リョウコちゃんがんばったな。コウ君も苦手な英語がんばりや。今日やった勉強は必ず今日中に復習するんやで。声に出して、体を動かして。エクササイズスタディー英語はこれやで。(^^♪

只今の時刻午前0時20分。最後の仕上げ。
と思いきや下の子秋貴(年長さんです)が「父さん帰ってたん。」と眠たくて目が開けられない状態で私の膝の上に乗ってきた。

「なんや寝られへんのか。」「・・・・」返事がないと思ったらそのまま深い眠りに。ふと指を見ると爪が伸びきっている。しゃあないなぁと思いつつ、膝に乗せたままで爪を切ってあげる。爪を切りながら大きなったなとしみじみ思った。昔は爪を切る音もしなかったのに今はいっちょ前にポキ・プチと音が鳴るもんね。しかし老眼かな。爪が切りにくいぞ。この状態では日記が書きにくいので息子をソファーに寝かす。

気を取り直して今日1日の反省。
ベストを尽くしたか。授業中手を抜くことはなかったか。午後4時から午後9時30分まで細心の注意を持って塾生たちを見ていたか。すんません。途中チラッとだけメールの確認をしてしまいました。反省。5時間余り全神経を集中させて塾生と向き合わな、塾生に失礼や。はい、分かりました。分かればよろしい。

おまけ、今日の名言。
『人を指導するということは、その相手とじっくり向かい合って、根くらべをすることなのだ。』広岡達朗(元野球監督)
塾生と向かい合って根くらべ。「塾長には負けるわ。」と言わせやなアカンネ。
2004年6月24日 (木) 塾長の悪たれ日記56 書くのは朝それとも夜?
どーしよ、どーしよ、
スッチャラッチャッタ、スッチャラッチャッタ、チャラチャラチャチャチャ。
朝にこの日記を書くべきか、仕事が終わった晩にじっくり書くべきか。
朝の日記は元気ハツラツ、ポップ調。晩の日記はクラシック調。
両方書けるんやったら、両方したらええやんか。ほんじゃ、そうしよう。

今日は美空ひばりサンの命日。大好きでした。大好きな人間もおれば、大嫌いと言う人間もいて、これって大スターの必要条件でしょう。今はそういった意味でスター不在の時代。合掌。

今日はちょっと寝過ごしてしまった。こりゃイカンイカン。この1時間の遅れを取り戻す為にこれから全速力で進む。今日の塾長、熱いよ―暑いよ―暑苦しいよ―

今時刻は日付が変わって午前1時、今日もやっと終わりが近づきました。(~o~)
ちょっとお疲れ気味。

中学生のみんな、中間考査以上の結果を残せるようにがんばってや。「定期考査チェック項目表」すべて制覇するようがんばることを期待してるよ。
要は気合や出。アニマル浜口のとっつぁんやないけど、「気合やー、ガオッー」でいきや。

おまけ、今日の名言。
『人間は自分の行動のためにあらゆる理由を持ち出す。犯罪のためにあらゆる弁明を持ち出す。安全のためにあらゆる口実を持ち出す。だが、絶対に持ち出さないものがある。それが自分の臆病さだ。』バーナード・ショー

弁明や口実は聞きたくないし言いたくもない。裸の己をさらけだし、正直に生きたい。エキスパートの塾生にもそうなってほしい。人間なんてたいしたことないよ。
2004年6月23日 (水) 塾長の悪たれ日記55 全力は美なり
メールって便利ですね。今も塾生からメールで質問を受けていました。
只今の時刻午後11時50分。
勉強してて気になることがあったらすぐに知りたいもんね。
アキちゃん分かったかな。質問はオールナイトでOKよ。
かわいい塾生のためならドンと来い。矢でも鉄砲でも爪楊枝でも持って来い。カッモーン。
塾生あってのエキスパート、塾長おってのエキスパート。
期末考査は中間考査より得点が下がるのが相場。
その常識を打ち破るためにも塾長そして塾生にもがんばってもらうで。

「うちアホやからもうええねん。」
何いー、やることもやらんとそんなこと言うたらアカン。
やる前から負けてどうするんや。
気持ちの持ちようやで。
「勉強っておもしろないわ。」
おもしろいか、おもしろないかは、やってみやな分からへんや。やっていくうちにおもろなることってあるやろ。
アンタは、預言者か。占い師か。当たるも八卦、当たらんも八卦や。
「覚えられへんもん。」
からだで覚えなさい。勉強もエクササイズや。踊りながら単語の発音でもしてみい。汗流して覚えてみ。おもろいで。

今日、塾で実際にあった塾生との会話でした。
文句はやることをやってから言いましょう。やらずの文句たれはいけません。それはアホたれと言います。
やっても出来なかったときは塾長の責任です。出来たときは塾生の努力の結果です。メチャクチャ褒めてあげましょう。心から褒めてあげましょう。みんなで祝福しましょう。赤飯炊きましょう。
おまけ、今日の名言。
『全力、大関の相撲、名優の芝居、幼稚園の運動会、見ていると涙が出る。全力があまりにも神々しいからである。はちきれるほどに熟したスイカの美しさ。咲けるだけ咲いた野菊の美しさ、全力は美である。力いっぱいのあらわれは、何でも人を引き付ける。』後藤静香
みんな、全力で勉強しろ。俺はその姿を見て涙したい。
2004年6月22日 (火) 塾長の悪たれ日記54 今日も一日元気だ!
今は朝の9時。台風も去り外は太陽ガンガン、さわやかな風が気持ちいい。今日はやる気マンマン、マン転がし。

午前中に仕上げること。
その1 夢確認。(夢に向かって邁進あるのみ)
その2 昨日の授業の反省。(時間を置くと反省しやすい) 
その3 塾生一人一人に対する感想日記
その4 速読練習(目標1時間1冊読破)
その5 新たなるチラシの構成(気に入る塾生コイコイ)
その6 新聞の切り抜きと意味調べ(塾生との約束事)

昼からやること。
その1 塾で中学生の期末考査対策プリントの作成
その2 塾生一人一人のプリント作成
その3 授業終了後、一人一人の塾日報を書く

家に帰ってからやること
その1 腰痛防止のための運動(腰の振り振り体操、腹筋百回)
その2 風呂に入る
その3 遅い夕食
その4 塾長日記の確認
その5 夜の読書1時間
その6 明日1日のイメージをめぐらす

こんな具合に今日は過ごそう。
では、また。

ただいまの時刻、午後11時6分。無事帰宅。この後は運動・風呂・夕食・塾長日記の確認そして読書をして寝るだけ。書いてみるもんやね。充実した一日が送れそう。今日はここまで。 明日もがんばるで。

おっと忘れとった。おまけ、今日の名言。
『いや、人生は気合いだね。』二葉亭四迷「酒余茶間」
そっすね。気合いですわ。ガオーってネ。
2004年6月21日 (月) 塾長の悪たれ日記53 英語勉強法
今日は台風、学校は休校、しかし塾はあり。1週間のスタートの日としては申し分のない日となった。風よビュンビュン吹け。台風一過の後のからっとした天気は大好き。しかし今ごろの台風なんてやはりおかしい。地球は病みつつあるのか。
今日は「英語」の勉強法を書いてみます。
1 教科書本文写し。ノートの左ページに英文、右ページにその日本語訳。左右行をそろえて書くこと。この書き方は英作勉強のときに役立つ。左ページの英文を隠しながら右ページの日本文を英作していく練習に役立つ。
2 新出単語の意味調べ。これは単語帳に書くのもいいし、本文写しノートの余白を利用してもよい。注意することは発音記号もしっかりと書くこと。カタカナ発音表記はダメ。早い段階で発音記号も覚えるようになろう。
3 新出単語を覚える。必ず3点セットで覚えること。つまり綴り・発音・意味の3点。例えば「dog」を覚えるとき、紙にdogを書いて覚えるのだが、ディー・オウ・ジーと口にしながらdogと書き、次に「ドッグ」と発音し、「犬」と声に出す。この繰り返しで一つ一つの単語を完璧に覚えること。私の学生の頃は口より手のほうが早く単語が書けるくらい書いたものです。最近の子はなかなか書いて覚えようとしないし、ジーと単語とにらめっこをして覚える子が多いです。しかしその覚え方はすぐ忘れるみたいです。手に英単語を覚えさすつもりで書いて覚えること。体で覚えるとなかなか忘れません。
4 次に本文読みの番です。丁寧に読む。どの個所で間を置いて読めばいいのかも考えながら読む。コンマやピリオドの箇所以外でも間を置いて読む個所はあります。必ずチェックするように。授業でテープを聞いているときにチェックを入れるなり、先生に聞いて確認しておくこと。そして音読するときは相手に読み聞かせている気持ちになって読むこと。各ページ最低20回は音読すること。1回読むごとにページの隅にでもチェックを入れて置けばよい。
5 教科書本文の英作勉強。1で作成した本文写しノートを利用して1文ずつ正確に書けるかチェックする(この作業を1文英作練習という)。書けなかった単語・文は重点的に覚えて書けるようになるまで練習あるのみ。ここまで出来れば普通の定期考査では80点は取れるでしょう。
6 95点以上を狙う子は次の事をする。各ページ暗唱出来るまで音読。次に1ページ分を教科書見ずに正確に書けるかどうかのチェックをする。この作業を1ページずつ制覇していく。
7 学校ワーク・塾ワークを各レッスンごとに仕上げていく。この作業は1から3までの作業が終了してからすること。本文の日本語訳もあいまい、単語もあいまいという段階では決して問題にアタックしないこと。余計分からなくなり、英語嫌いに加速が増す。間違った問題に対しては数学同様、なぜ間違ったかのか、何が分かっていたら出来た問題かを丁寧に考えなければいけません。そして時間を置いてもう一度アタック。出来るまで何度でもアタックすること。
8 常に本文の音読、教科書1文英作の練習をすること。そして常に頭に入れてほしいことは声を出す、という事です。声に出して勉強する。家では家族の騒音の源になるぐらいの気持ちで声出し勉強をしましょう。これで君は80点以上獲得間違いなし!
おまけ、今日の名言。
『学問に王道なし』
使い古された言葉。基本をなめたらあきません。基本は簡単であるから基本ではなく、大
事だから基本という。常に基本に立ち返る。学生なら教科書、大人ならさて何でしょうか。
2004年6月20日 (日) 塾長の悪たれ日記52 数学勉強法
今日の天気は晴れ、曇り、一瞬雨、また晴れ、不快指数99%。一日中だるさを感じる。いつもならまとわりつかれても平気な子供たちが今日は「あっちへ行っとき。」と何度言ったことか。反省。こちらがいくら無下にしても次の瞬間にはケロッとしてまた頼って懐いてくれる我が子。かわいいやつらです。
今日は「数学」の勉強法を書いてみます。
1 教科書テスト範囲を1度音読すること。数学の教科書音読するなんて初めてとちゃうか。しやけど大事やで。
2 例題は全てノートに写す。このときも声を出しながらするのがポイント。何なら節もつけてやろう。
3 教科書問い問題、練習問題の中で、今までに出来なかった問題を必ずもう一度やること。この作業は普段学校の授業を真面目に受けていない子にはちょっと困るね。自業自得っていうやつ。普段からできなかった問題にはチェックを入れることは大事。
4 学校ワークをやっていく。ここで大事なことは最初から最後まで一問ずつやっていこうとは思わないこと。基本問題をまず全てすること。次に標準問題全てし、最後に応用問題を全てするようにする。つまり基本事項を全て克服し、次に標準レベル、最後に応用レベルとレベル順に克服していくこと。仮に標準レベルまでしか出来なくてもそれなりの得点は期待できる。
5 それぞれのレベルの問題を解いているときに一緒にしなくてはいけないことが、この5の作業。間違った問題こそ自分にとって最良の問題であるという意識を持って、間違い直しをノートにやっていくこと。そのときなぜ間違ったか、どこで間違ったか、なぜ出来なかったのかを考えなくてはいけない。ついでにこの問題は何が分かっているのかを問うために作られたのかという、問題作者の意図を考えてみるのもよい。これらの作業はなかなか一人では無理なことが多い。先生なり友達に聞くと良い。または塾の先生に聞くのも良い。
6 間違った問題にもう一度アタック。このときも基本レベルから攻めること。次に標準そして最後に応用レベルをやっていくこと。間違った場合は、また5の作業をしなくてはいけない。そして最後には間違った問題をゼロ個にする。そこまですれば80点以上は間違いなし。根性のある子は一度やってみそ。やったという達成感というものを一度味わうのもいい。気持ちいいぞー。テスト帰ってきたとき、もっともっと気持ちいいぞー。
おまけ、今日の名言。
『やった後で後悔するほうが、やらないことで後悔するよりもずっとましだ。』
マーク・トゥエイン(アメリカ小説家)
やろうかな?どうしようかな?悩む暇があるんならさっさとやりなさい。
2004年6月19日 (土) 塾長の悪たれ日記51 清教学園
 今日もまたまた晴れ、夕方から雨が降りだし、明日は雨みたいです。今日は朝から授業があったので一日中クーラーにあたっていました。若い子をまねてくるぶしまでの靴下を履いていると足が冷えてしゃーないです。
 昨日書こうと思っていた清教学園のことを書きます。説明会は700人収容できるチャペルで行われ、パイプオルガンの生演奏で迎えてくれました。演奏曲は残念ながら分かりません。なんとなく眠気を誘う曲でした。寝てしまうからやめて頂戴っていう感じ。
説明会はお決まりのコース。学校の教育方針、教育活動、コース紹介、今年の大学進学率結果と、来年度の生徒募集における受験生の学力(どのくらいの偏差値なら当校を受けてもよいかといった基準)の説明など。先生たちを見ていると清教学園といったブランドを身にまとっているなという印象を受けました。確かに清教ブランドが確立されていると思うし、進学実績も誇るものがあり当然教育活動もしっかりしています。ただ排他的な雰囲気が漂っていて清教ブランドに合わない子供は受け付けませんといった印象、私に言わせればそんなもんくそ食らえって思いました。清教ブランドがお好きな親御さんは行けばいいでしょう。以上。
 おまけ。今日の名言。
『世の中の 人は何とも 言わば言え わが成すことは 我のみぞ知る』―坂本竜馬
強い信念を持って何事も成せ、成せば成る、成さねば成らぬ。強い信念の持ち主、言葉を変えれば頑固者、そう私は頑固者。我が道を行く。
2004年6月18日 (金) 塾長の悪たれ日記50 国語の勉強の仕方
 今日も晴れ、明日こそ台風6号の影響があるかも。あさってかな。ところで皆さん今日は何回大笑いをしましたか、何回人を笑わせましたか。私は両方とも5回以上を目標に置いています。今日はノルマ達成。めでたし。めでたし。
 今日は清教学園の塾対象説明会へ行ってきました。あちゃ、清教学園のパンフレット一式塾に置き忘れてしまった。俺としたことが、残念。説明会の感想は明日に変更。
 んー何を書こうか。よし、期末考査も近づいていることだし、各教科の勉強方法でも書いてみよう。
まずは「国語」です。
1 教科書のテスト範囲を1度音読すること。それも一字一句間違わないで丁寧に音読すること。
2 読めなかった漢字はもちろんのこと、書けないであろうと思われる漢字も全てノートにピックアップする。このとき自分で自分を厳しくチェックしなければいけない。この漢字は書けるんとちゃうかなと思った漢字も全てピックアップする。
3 意味調べをする。これも2同様あいまいな意味しか知らないときは調べること。学校のワークでやったからといって手抜きしないこと。
4 教科書音読5回する。(このときは速く読むことを意識すること)
5 学校の授業ノートを別の紙に写してみる。このとき注意することは必ず声に出しながら書き写すこと。
6 学校ワーク・プリントの問題をする。間違った問題はなぜ間違ったか、覚えていなかった漢字は最低5回は書く間違い直しをする。
7 教科書を黙読10回する。(なるべく速く黙読するように)
8 もう一度学校ワーク・プリントをする。間違い直しの仕方は6のときと同じ。

1から3と6作業は普段の勉強ですでに終わっていなければならない作業やけど、普段あ
まり国語の勉強はしないもので、復習も兼ねて1からもう一度やってみるのがよい。以
上のことをやってテストに臨めば80点以上間違いなし!
次に社会科は、明日以降にしようっと。
おまけ。今日の名言。
『学問なんて、覚えると同時に忘れてしまっていいものなんだ。けれども、全部忘れてしまっても、その勉強の訓練の底に一つかみの砂金が残っているものだ。これだ。これが貴いのだ。勉強しなければいかん。』太宰治「正義と微笑」より
勉強しやなアカン。大人は当然のこと。子供も。日々勉強、死ぬまで勉強。
2004年6月17日 (木) 塾長の悪たれ日記49 「社長に喝!」より
 今日も一日暑かった。ほんと梅雨は何処へやら。台風6号がフィリピンで発生。明日以降天気が崩れるかも。週末の雨はちょっと嫌ですね。
 最近はまってしまったものがありまして、インターネット上の楽天広場の日記で「社長に喝!経営改革1000連発」というものを連載している人がいまして、その人の日記に釘付けになっています。気に入った言葉を少し載せたいと思います。「物事の基準は己の良心に恥じるか恥じないかである。」そやな、良心、両親に恥じない自分でいよう。「貧乏は恥でない!志のないのが恥じである。」そう、俺は今貧乏や!自慢してどうする。しかし俺には塾生たちを愛し、勉強に行き詰まって悩んでいる子供たちに、何とかして勉強の楽しさ面白さを分かってほしいという志を持って塾をやっている。うん、この気持ちを忘れたら塾は廃業やね。「人生は、修行の場である!苦難を笑い飛ばすのだ!」笑う門に福来たるや。大きく口をあけて笑い飛ばしたい。ワァハッハッハッてね。「恥をかけ!もっと笑われろ!バカにされろ!勇気を出して発言しろ!プライドを捨てされ!」人の中傷・誹謗も温かく包み込む度量のある人間になりたい。「何事も、まず行動!反省、感謝、報恩!これができるから、成功するのである!」何をもって成功と言うのかは今の私には分からない。しかし毎日の生活においてこの気持ちは大切だと思う。
おまけ、今日の名言。
『振り向くな、振り向くな、後ろには道がない。』寺山修司
常に前を見て歩く。私は昔の写真を見るのが大ッ嫌いです。ああ、あの頃はこうやったなとか、懐かしいなぁって哀愁に浸るのが嫌いで、そういったことは死ぬ間際にすることに決めてます。
2004年6月16日 (水) 塾長の悪たれ日記48 阪南大中等・高等部
 今日も天気・体調・精神三つ巴の快晴ナリ。梅雨は何処へ。
 今日は朝から阪南大学中等・高等学校の塾対象説明会に出席。そこで学校関係者、塾経営者の方々にこのホームページのアドレスを知らせる。何人かの人はこの日記を見ると思いますが、以後よろしくお願いします。
まず阪南中等部にについて。気に入ってます。先生たちも多感な子供たちを相手に愛情を持って接している方が多いような気がします。勉強の基礎力である国語・数学・英語にも力を入れていて公立中学との差別化は如実に表れていると思いました。
 次に阪南高等部について。中学とは打って変わって厳しさを持って子供に接しているように見受けられました。大学進学を考えれば勉強に重点を置いての指導は当たり前でしょう。中堅校の中でトップを狙う心意気を感じました。あとは先生たちの実践力と子供たちのやる気が勝負でしょう。
勉強以外のことでは、まず説明会のレジュメは親切丁寧で分かりやすく良かったです。食堂の味は残念ながら年々落ちて行ってるのではないでしょうか。このままなら来年は食べないで帰らせてもらおうと思ってます(無料で食べたのに何言ってるんや)。「商品券」これははっきり言っていらないのではないでしょうか。その分で図書館の本を購入でもしたほうがお金の値打ちが出ますよ。お決まりの「阪南大のネーム入りえびせんべい」で十分ですよ、本当に。何を隠そう、そのせんべいの大ファンです。トイレの掃除は行き届いていました。ただ個人的にはウォシュレットを設置してほしいです。せめて来客用または教員用だけでも。切なるお願いです。
 学校からの帰りに2人の塾長と3人でお茶をした時のお話。体験授業を4回ほど受け本人は入塾希望なので、A塾長がその子の親元に電話連絡したときのやり取り。「お子さんが入塾を希望してるのですが。」「うちの子はよくできるでしょ。」オイオイ、親から言うなよ。まずは体験授業を受けさしてもらってのお礼の挨拶でしょ。「ええ、そのようですね。」「そちらの塾では、特待生制度はないのでしょうか。」こらビックらこいた。いきなりかよ。「ええ、そのようなことはしていません。うちは一斉授業をしてまして、一人一人に掛かる指導時間や対処の仕方に区別はないですから。」「うちの子が、トップ高校に合格すれば、おたくの塾も名前が挙がるのではないですか。」そんなことあるかいな。うちも三国・泉陽高校を合格したけどだからと言って入塾希望者が増えたっていう事はなかった。塾の宣伝をしてくれる殊勝な子とは、少々うるさいけど、明るくてガッツのある子や。言っちゃなんやけど、おとなしくて真面目な子はあまり口コミはしないよ。まぁ子供を集客のだしに使う気は毛頭ないけどね。「それはそうなんですけど、当塾では特待生制度はありませんので、残念ですがそういうことなら、お断りしなくてはいけませんが。」「ガチャ。」このやり取りには、A塾長もかなりショックを受けたようでした。相手の親からは体験に参加させてもらってありがとうの一言もなかったと言うことでした。何も気にすることないよ。お断りして正解でしょう。生意気で非常識な親の子供は引き受けてはダメ、後々問題が起こるのは必至。これ塾の鉄則。
おまけ、今日の名言。
『礼儀正しさは、家庭のしつけで身につくものです。それ以外で、一生身につくことはないでしょう。』作者不詳
そう、子供のしつけは家庭でやりたいものです。「ありがとう。」この言葉が常に素直に出る大人、子供って素敵です。大好き。
2004年6月15日 (火) 塾長の悪たれ日記47 マザー・テレサ
ホンマに梅雨かいなと思えるような陽気、洗濯物が乾く乾く、この時期これほど嬉しいことはないと洗濯物提出係りの私としましては、一日3度、洗濯物をかごに放り込んで喜んでいます。朝起きてホイ、昼になったらホイ、夜家に帰ってホイ、調子に乗りすぎると嫁さんからきつーい一言が、「アンタ、洗濯しいや。」「ホホイノホーイ。」

今日の日記、塾長に変わてワタシ書くアルネ。最近塾長忙しアルネ。たからワタシ塾長の健康心配アルヨ。体壊せば元も子もないアルネ。それに今日の塾長チョトおかしアルネ、せんべいナイネ。ワタシ書くことないから好きな詩カクネ。
『人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。

善い行ないをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなく、し続けなさい。

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。
気にすることなく、作り続けなさい。

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく、助け続けなさい。』  マザー・テレサ

ザ・ショック!マザー・テレサがそういった目で人を見ていたのかと思うと。「おい、この詩の出処はどこや。」「ワタシ知らないアルネ。」見返りのない愛を捧げ続けたマザー・テレサの言葉。教会か寺院で聖職者を前にして彼女が述べた言葉なのか。それとも一人眠りに就くとき耳にした、神からの思し召しの御言葉だったのか。なんとなく後者のような気がする。人を愛せ、善を行え、誠実であり続けよ。疲れるよ。遣り遂げたアンタはえらい。
2004年6月14日 (月) 塾長の悪たれ日記46 塾長の夢
 今日も一日ええ天気。天気につられて気分も快晴の一日だった。
最近塾生たちにストーリー作文を書かせている。題材は「10年後の私」「20年後の私」など、将来の夢を考えてそのときの自分は一体何をやっているのかを書いてもらっている。いろんな夢を持っている子、また今の時点では何も考えられないと言う子、他人に自分の夢を知られるのは嫌やと言う子、さまざまである。人にばっかり夢を語らせるのも何なんで、今日は私の夢を挙げて見ます。(6月14日現在の夢)
@ 学習塾・エキスパートを生涯学習の場に。
A 教育カウンセラーになる。
B 英語の達人になる。
C 作家デビューを果たす。
D 毎日1冊読破できる速読の達人になる。
E 2006年、ドイツワールドカップを見に行く。ついでにドイツ語をマスターする。
F ハングル・中国語の達人になる。
G 作家丸山健二氏と会ってお茶する。
H 年1回ペースで海外旅行に行く。
I 世界1周クルージングの旅をする。
以上10項目を挙げました。本人のやる気次第では実現可能なものばかり、だって、誰かが実現していることだから、同じ人間やってやれないことはないでしょう。この10項目の夢、まだまだ小さい小さいと思うか、出来るわけあらへんとハナから否定するか、ご自由に。当の本人は、夢ならもっとでっかく持たなアカンとチョト反省。
 おまけ、今日の名言。
『一喜一憂をのぞいて我々の人生にいったい何が残るというのか。』
野中日文(のなかひふみ、著述家、武道家)
失敗は成功のもと。考えたことは即行動へ、今の私のポリシーです。
2004年6月13日 (日) 塾長の悪たれ日記45 子供との休日
 今日は家族で富田林の方面に位置する錦織公園までドライブ。ここは緑におおわれた自然が一杯の公園。上の子はジャンボ滑り台を飽きるまで何回でも滑るんやと大張り切り、下の子は虫を捕まえるといって虫取り網とカゴを持って大ハシャギ。公園に到着するとまずはジャンボ滑り台のある「やんちゃの里」までまっしぐら、と言いたいところやけど、下の子はなかなかまっすぐ歩けず、あっち見ては「あっ虫や。」こっち見ては「あっチョウチョウや。」足元見ては「あっカナブンのこどもや。」私を見ては「父さん、トンボ取って。」上の子もそれにつられて「俺にも取らせよ。なあー。」ってな具合で目的地に着くまでに小1時間掛かる。
 ジャンボ滑り台では「父さん、どっちが速く滑れるか、おれと勝負やで。」と勝つ気マンマン目はギンギンの上の子の滑り台のお付き合い。30メートルほどある階段を上っては滑り、滑っては上る。10回も滑るとさすがに足にきて、しんどい。「ちょと休憩や、一服さしてくれ。」「一服だけやで、また勝負やで。」おいおいお前さん、俺がわざと負けたってるのを知らんと、このー、しかし、しんどい。どないしょ。そや「ジュース飲み。その間休憩しよ。」「うん、ええよ。」ヤッター、次はなんと言ってこの滑り台地獄から逃れようか。「ゆっくり飲みや。時間はいーぱいあるからな。」「ウン。」やれやれ、ゆっくりと一服していると「父さんまだー、はよ行こう。」「ウッ・・・・」「もう吸うたやろ。」このー、何かいい手はないものか。「あれ、秋貴と母さんはどこや?」「あっちで虫探してる。」「ちょっと見に行こか。」「滑り台!」「分かってるって、滑り台は逃げへんから。」俺は逃げるで。「ちょっと見に行こ。」「しゃあないな。」ヤッター。
 「何か、取れたか。」「トンボ取りたいのに取られへんねん。」「任せなさい。」父ちゃんの腕のみせどころや。トンボの動きに合わせて網を動かし、あら、えっさっさ、数秒後。「おっ取れた!」「フヒャー、取れた。早くカゴに入れて。」もしかしてこれは速読訓練の成果?トンボの動きに付いて行けた。我ながら悦に入る。「ハッハッハッ、笑かさんといて。阿波踊りみたい。」と一人腹を抱えて笑うウチの嫁サン。なんと薄情なやつ。人の真剣な姿を茶化すなんて。まあええ。笑う家族に福来たるや。てな調子で夕方まで思う存分遊んで帰りました。あー疲れた。
 おまけ、今日の名言。
『未来への希望を失うと、人生は退屈になってしまう。』
ベティ・デイヴィス(女優)
自分の希望、家族の希望、仕事の希望、社会の希望、国の希望、アジアの希望、世界の希望、宇宙の希望。全ての希望が叶うように、大きく考え過ぎかな。
2004年6月12日 (土) 塾長の悪たれ日記44 塾生との会話
つゆ、梅雨、露、To You(ツーユー、あなたへ)おやじギャグ?
「○子、あんたの夢は?」「別にない。」
「将来何かやりたいことはないの?」「別にない。」
「10年後一体何をしてるやろか?」「わからへん。」
「美容師?」「いやや。」
「学校の先生?」「絶対いやや。」
「お医者さんは?」「人と接するのいやや。」
「じゃ、作家は?」「文章書かれへん。」
「スチュワーデス?」「飛行機なんて乗りたない。」
「喫茶店のママ?」「いやや。」
「獣医さんは?」「何、それ?」
「動物のお医者さん。」「なられへん。」
「ほんまに、やりたいことって何もないの?」「ないな。」
「・・・・」「・・・・」
「プータロか?」「何それ。」
「働かなアカン年になっても何もせんと家でプラプラしてる奴のことや。」「プーさんの知り合いや思った。」
「プータローでええか。」「そんなんいやや。」
「スーパーのレジの姉ちゃんは?」「面白そうや。」
「じゃ、レジ係のプロになるか。」「それもいややな。」
「専業主婦?」「いやや。」
さて、この子は将来どういった職業に就くのでしょうか。
塾長と中学1年生の女の子との他愛ない会話でした。
おまけ、今日の名言。
『興味があるからやるというよりは、やるから興味ができる場合がどうも多いようである。』寺田寅彦(物理学者)
そう、やることによって興味が湧いてくる場合も多々ある。何でもいいからまずはやってみること。ゼロから1へ。この行動が大事。
2004年6月11日 (金) 塾長の悪たれ日記43 またまた小学6年女児
おいおい、今日も嫌な記事が載っていた。記事内容は以下のとおり

「友達やめる」と現金要求 小6、同級生に9万円渡す
 名古屋市の小学校で先月、6年生の女児が校内で同じクラスの女児3人から「お金をくれないと友達をやめる」などと現金を要求され、計9万5000円前後を渡していたことが11日、分かった。
 現金を渡した女児の母親から相談を受けた愛知県警は「補導の必要性なども検討し、何らかの対応をすることになるだろう」としている。
 名古屋市教育委員会などによると、女児は5月17日、校内のトイレで3人から3万円を要求され、翌日、自宅から持ち出した4万円をげた箱付近で渡した。
 その場で再び現金を要求され、19日に校庭で4万円を渡した。さらに「あした一緒に買い物に行くから、お金を持って来て」と言われ、20日、市内のショッピングセンターに4人で行き、食料品や財布などの代金1万4、5000円を負担したという。(共同通信)

今月は小学6年女児月間かいな。ほんま誰のせいや。ズバリ大人やろ。当事者の親じゃなく全ての大人と言いたい。「対岸の火災視する」という態度ではなく自分のことのように反省をしやなアカン時期に来ているように思えて仕方がない。我が子、そして近所の子にもっと目を向け好意的に接していかなアカンのとちゃいますか。うちの近所の女の子にSちゃんっていう子がいるけど、今学校で問題を抱えているらしい。あっ、この子も小学6年生や。今度会った時は元気に挨拶をしようっと。結構暗い子やという印象があるけど。「こんにちは。元気?」そうこの元気?っていう言葉を付け足すことにしよう。
 おまけ、今日の名言。
『多く笑うものは幸福にして、多く泣くものは不幸である。』ショーペン・ハウエル
今日一日何回心の底から笑いましたか。1回?2回?それとも10回?明日は今日以上に笑ってやろうと決めて眠りに就きましょう。
2004年6月10日 (木) 塾長の悪たれ日記42 親子の関係
 今は日付が変わって午前零時三十分。今日も雨が降らずしかしなんとなく湿っぽく明日は雨が降りそうな天気で、傘が必要かも。
 今日は塾生のお母さんからお手紙をもらいました。いつもまめにこの塾長日記を見てもらっているお母さんです。親子の関係について述べられていました。子供にとっての親の立場、子供が親をどう捉えているのか、またどう捉えてほしいのかを愛情溢れる言葉で書かれていました。子供に安心を与え、何があっても親だけはお前の味方であり、誰よりもお前のことを愛する、それが親であると。ごもっともだと思いました。
 ただ親の気持ち子知らずといってなかなか親の気持ちを分からない子供が多いことも事実でしょう。その反面子供の気持ちを分からない、いや分かろうとしない親が多いのも事実だと思います。子供も中学生になると一人の人間としてその子の人格を尊重することも大事だと思います(小学生から人格を尊重すべきと言う意見もありますが、私個人は小学生はまだまだだと思っています。個人差はあるでしょうけど)。「親のすねかじって、世間も知らん半人前のガキが何偉そうなことを言ってるんや。」と無下に子供の意見を聞かないというのもどうかと思います。だから頭ごなしに、「こうしなさい、そうしなさい、そんなことしたらあかんやろ。」と言った物言いは禁物だと考えています。時間は掛かると思いますが、なぜ我が子は、こうするのか、そうしないのか、そんなことするのかを、子供も交えて話し合うべきだと思います。難しいことだと思います。時間も掛かると思います。しかし同じ立場に立って子供と一緒に考え、正しい答えを導くまで話し合うことがベストではないでしょうか。今しんどくても先のことを考えればその方法が一番の近道だと思います。命令するのって一番楽です。命令されるほうはたまったもんじゃないです。
 おまけ、今日の名言。
『自分らしいとは、楽であることの言い訳。何もしない自分を自分らしいと正当化している。』
何もしない人間ほど自分らしさを強調する傾向があると思いませんか。「自分にあった〜をしたい。」生意気言いなさんな。何の努力もしない人間にその人らしさがでる訳がありません。その人らしさというものは努力の結果生まれてくるものではないでしょうか。
2004年6月9日 (水) 塾長の悪たれ日記41 速読術にアタック
 今日は梅雨の合間の晴れ。いい天気でした。塾でもクーラーは全開。7時間もクーラーの風を浴びていると体が少し冷えてしまって体調はぼちぼちってところ。体調管理には気をつけなければいけない季節になりました。
 今日は午前中、「ジョイント式ハイパー速読術」という物のサンプル版を試してみました。最初の字を読む速さが1分あたり1200字だったのが、少しの訓練の後もう一度計ってみるとなんと1分あたり3180字になり、本人もびっくらこいたっていう感じ。少しの訓練で3倍弱の速さになるなんて。清水から飛び降りる覚悟で購入したこの速読術はいいかもしれない。訓練次第では今の10倍の速さになるなんて夢のよう。がんばってみよう。また経過報告を折に触れてしようと思っています。知識や情報をどんどんインプットしそしてそれを惜しみなくアウトプットする。私の理想です。そうできるようにこれからもたゆまぬ努力をしていく覚悟です。そうなればこの日記も私だけの自己満足で終わらず、わざわざ読んでくださっている人々にも値打ちのあるものに変身していくと思います。
 おまけ、今日の名言。
「プロフェッショナルと二流選手の違いは、その練習の質と量による。飽きることなく、訓練につぐ訓練を。その鍛錬が各ジャンルにおける、本物のプロフェッショナルを養成することとなる。」
プロとかエキスパートという言葉は好きです。その道を究めた人。そうなりたいもんです。
2004年6月8日 (火) 塾長の悪たれ日記40 生活チェック表
今は零時20分。今日も一日が終わろうとしています。塾生のほとんどが心地よい眠りに就いていると思います。K君、一体どんな顔して眠ってるんやろか。口あけてポワーッとした顔で寝てるんとちゃうやろか。子供の寝顔はほんとかわいくてわらかしてくれます。あとで、うちの子供の顔を見てわらかしてもらいましょう。
エキスパートでは塾生達(小学生・中学生)に一週間分の毎日の生活チェック表というものを手渡しています。これは各自の一日の生活が一目でわかるように18項目ほどから成る(起床時間から始まり、学校からの帰宅時間、学校や塾の宿題・復習等をやったかどうかをチェックする)表です。この表を毎日つけることによって自分の一日のやらなくてはならないことや生活状態を見直し出来るようにと、エキスパートオリジナルのチェック表です。子供のときからセルフマネジメント(自己管理)が出来るように成ればたいしたもんだと思って考案しました。しかし大人でもなかなか自己管理は難しいものでそれを子供達にしてもらうなんて最初は無理かなとも思っていたのですが、子供ってすごいです。しっかりチェック表に記入でき、また反省もして次の週にはその反省を活かせる子供も出てきています。まだまだ全員がこのチェック表を活かしきれてるとは言い難いですが、いつの日か全員がこのチェック表を使うことによって自己管理ができ、毎日のやらなくてはいけないこと、そして一日の終わりには自分を見つめることが出来る子になることを期待してこのチェック表の利用を浸透さしていきたいと思っています。ちなみに私も個人的にチェック表を作って利用しています。毎日が反省の連続と明日に向けての発奮材料にしています。
おまけ、今日の名言。
「明確な目標を定めたあとは、執念だ。ひらめきも執念から生まれる。」
安藤百福(日清食品創業者)
「チキンラーメン・日清カップヌードル」の発案者の言葉だけあって、言葉に重みがあります。そんなもん出来る訳ないやろと何人の人に言われたか分かりません。それにもめげず、己の信ずること、目標に向かって突き進む信念の強さ、見習いたいものです。
2004年6月7日 (月) 塾長の悪たれ日記39 梅雨到来
梅雨の季節到来。ジメジメ、ジーっとり、ジワーッと、ジュグジュグ、ジロジロ、ジュワーっと、ジから始まる言葉ってイメージ悪いのが多いのかも。切れ痔も痛い(実は慢性の切れ痔でプリンザエース軟膏は手放せません、汚い話ですいません、これは秘密です、子供も知りません。皆さんも私と会ってもその話題は避けてください。ハイ約束です)、てな訳でもうすぐ本格的な夏も到来します。梅雨の季節を楽しみギンギンギラギラやっていきましょう。
 「7つの習慣」から目的を持って生きる一つのアドヴァイスとして次のようなものがありました。「静かで邪魔の入らない、一人きりになれる場所に行き、生活の忙しさ、仕事、家族の問題、友達のことなど一切忘れて、自分の意識を集中して心を開いてもらいたい。そして、次のことを考えてもらいたい。自分の葬儀を想像してください。そして四人の人が弔辞を述べます。最初に家族代表の人、次に友人の人、そして次は仕事関係の人、最後に地域の人またはあなたが奉仕活動などを行ってきたところから一人です。それぞれの人が生前のあなたのことをどう言うのか、またどう言ってほしいのかを、考えたことや感じたことを書きとめてください。その作業によって自分自身の奥底にある自分の価値観や人生の目的が見えてくるはず。」と。私も書いてみました。子供からの弔辞を書いているときはなんとなく胸がジーンと来てしまい、お前たちの父ちゃんてえらいな、そんな父親になるためにがんばらなアカンと気持ちを新たに、今日という一日を生きていこうと殊勝に思いました。皆さんも一度やってみてはどうでしょうか。新たなる自分発見につながるかもしれません。
おまけ、今日の名言。
「愛は欠けたるものの求むる心ではなく、溢るるものの包む感情である。人は愛せらるることを求めずして愛すべきである。」倉田百三「愛と認識の出発」より
愛するって動詞です。行動に起こさない限り相手には伝わらないことを肝に銘じて、愛の行動を起こそう。
2004年6月6日 (日) 塾長の悪たれ日記38 今日の戯言
今日は子供二人と長居公園までサイクリング。キョリにして6kmほど。上の子(小学2年)は自分の自転車で、下の子(年長組み)は私が乗るママチャリの後座席。道中一貴(上の子)はしんどいしんどいの連発。着いたらマクドナルドでハッピーセット&ハンバーガーを買ってあげるとおいしい言葉でつって何とか公園に到着。公園前のマクドナルドは運悪くお昼時のため中・高生で一杯。空席一つなくレジも行列。仕方なくケンタッキーに行こうと言っても、一貴はマクドがいいと言い張るばかり。じゃ一駅手前の西田辺のマクドに行くかと聞くとそうすると言ったので、1kmほど戻る羽目に。しかし苦労して戻った西田辺にはマクドはなくあったのはケンタッキー。えらい勘違い。しかしそこはケンタッキー、子供に興味を持たせるスマイルセットというものがあり、何とかこれでうちの長男も納得。ケンタッキーを後にして再び長居公園へ。そこではドッジボール・野球・サッカーをして2時間ほど遊ぶ。汗だくにはなったけど気分は快調。
 夕方家に帰ってからは、子供は嫁サンに任せて読書タイム。今進行中の本は「マキアヴェッリ語録」と「7つの習慣」。前者は16世紀に生きたフィレンツェ(今のイタリア)共和国の思想家の語録集の抜粋が載っている本で、彼の君主論、国家論、人間論は今の時代にも十分通ずるものがあり、彼の国家論の中で「一国の国力を計る方法の一つは、その国と近隣諸国との間に、どのような関係が成り立っているかを見ることである。もしも近隣の諸国が、友好関係を保ちたいがために貢納してくるようならば、その国は強国と言えよう。反対に、弱体なはずの近隣諸国であるのに、それらの国々に対し金銭を持って援助する関係である場合、その国家の国力は弱いと思うしかない。」この下りを読んだとき「んー、日本は弱国かもしれない。」と考え込んでしまいました。後者の「7つの習慣」もいろいろ考えさせられまた教えられることが多く、機会があればこの日記に載せたいと思っています。
 おまけ、今日の名言。
「人格は繰り返す行動の総計である。それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。」アリストテレス
これは「7つの習慣」にも載っていたセリフで、毎日の生活の大切さを痛感する言葉だと思います。時は金なりといいますが、ほんとそう思います。自分の時間というものを大切に有意義に使いたい、しょうもないことには使いたくないと最近頓に思います。
2004年6月5日 (土) 塾長の悪たれ日記37 授業参観に行って
 今日は上の子(小学2年生)の土曜授業参観に行って来ました。最初に断っておきますが、担任の先生は今年50歳になるベテランの元気あふれる男の先生です。人柄も明るくクラスの子供達がかわいくて仕方がないというのがよく分かる好感の持てる先生です。
 今日の授業は算数で大きい数の数え方というテーマで授業を進めていました。仕事柄学校の授業には興味があります。一体どういった授業を行っているのか、また、子供達の反応はどうなのかと興味津々で授業を見に行きました。教室に入るとかわいい子供達が席に着いていて先生のお話を真剣に聞いていましたと言いたいところですが、隣の子にちょっかいをしている男の子や、どこにお母さんがいてるのかなときょろきょろ後ろを見ている女の子、何やら怪しげなゴムを伸ばしたり縮めたりしている男の子、なんとその子はうちの子でした。情けない。一番後ろの席だったのでそーっと近づいてそのゴムを取り上げました。先生すいません。
 授業内容は先生には申し訳ないですが、あまりいい授業だったとは言えません。と言うのは、子供達が興味を持って取り組めるような工夫といったものがなく、真面目に教えなければならないことを喋り、また子供達に質問をするといったありきたりの授業風景でした。授業を始めるにあたっての導入部分、漫才でいう「つかみ」というものがなく、ただ、だらーっと授業が進んでいく、といった感じでした。これでは子供達も面白くないやろな、また見に来ている父兄も面白くないやろなと思いました。せっかく父兄も見に来る授業参観です、いつもと違う何らかの工夫が必要ではないでしょうか。普段のありのままの授業を保護者の方達に見てほしいという主旨は分からないわけでもないですが、せっかく父兄が来ているのなら、もう少しがんばって楽しく内容のある授業をしてもらいたいものです。授業レベルでも保護者は先生を評価するのですから。
 今日の授業のテーマは如何に工夫すれば200匹ほどいる金魚の数を楽に数えることができるのかというのがテーマでした。5、10、15、とか10、20、30とかある一定の数でひとまとめにして数えれば楽ですねって最初に教えてどないするの先生って言いたい。その数え方を見つけために、如何に授業を進めていくかがポイントだったと思います。残念。
 おまけ、今日の名言。
「誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだね。」宮沢賢治
本当にいいことって何でしょうか。人のため、世のため、地球のため、宇宙のため、宮沢賢治なら、スケールが大きいので多分宇宙のためを念頭に置いていたと思います。
2004年6月4日 (金) 塾長の悪たれ日記36 気ぬいたらアカン
 おいおい、エキスパートのみんな。なに気を抜いてるんや。中間考査が終わって目標達成したからといって幸福の余韻に浸るのはもうおしまいやで。やるべきことをしっかりとやったらそうなるのは当たり前のことや。君たちはどこの塾生やと思っているの。エキスパートの塾生やで。目標はあくまで通過点でしかない。
 君らの最終目標は一体何なの。定期考査で400点突破?、学年で1番を取ること?志望校合格?小さい小さい。もっと先のことを見据えやな。人生の目標を考えてみよう。お父さん・お母さんを見てみよう。幸せ?健康?愛に満ち溢れた家庭?そういったことを満喫出来るようになる為に今を精一杯生きやなアカンねんで。塾長は君たちの人生をよりよくそして幸せになってほしいために、今この大事な思春期の君たちを預かって指導しているのですよ。今日の塾長は大きいことを言ってます。
 各自に毎日の生活チェック表なるものを手渡しています。きちんと記入していますか。寝る前に、今日一日の自分を振り返って反省していますか。この行為はとても大事なことですよ。大人でも一日の自己反省をしている人はなかなかいませんよ。それを君たちはやっている。やり続けている。すごいことです。将来が楽しみです。
 はい、6月の末からは期末考査が始まります。中間考査以上の結果を残せるよう、そして楽しい夏休みを迎えられるように気を引き締めてこれからの生活をエンジョイしましょう。楽しんで努力しましょう。
 おまけ、今日の名言。
「本気ですれば、大抵な事はできる
 本気ですれば、何でも面白い。
 本気でしていると、誰かが助けてくれる。
 人間を幸福にするために、本気で働いているものは、
 みんな幸福で、みんな偉い。」 後藤 静香(ごとうせいこう、社会運動家)
自分だけの為だけではなく人間を幸福にする為に本気で働く。私も本気で全力を出して、生活しやなアカン。
2004年6月3日 (木) 塾長の悪たれ日記35 佐世保女児殺傷事件
「ほんまかいな!」
佐世保市の小学校で起きた、6年生女児が級友を死なせた事件。
昨今親による幼児・子供虐待事件では、大人になりきれない子供が子供を産み育てた結果とちゃうかと、一人納得さしていましたが、この事件には我が身を振り返る羽目になりました。うちの子供二人もよく兄弟ゲンカをします。そのとき「お前なんか、おれへんほうがええわ。死んでしまえ!」「うるさい、お前こそどっか行け。死んでまえ。」というセリフを聞いてゾクッとした経験があるからです。「こら、お前ら、もっぺんゆうてみ。死んでまえってどういうことや。二人ともちょっとこっち来い。」と言って、ハアハア、ヒィヒィ涙ぐんでいる二人を前にして、「死ねって、死ぬっていうことがどういうことなんか分かってるんか。」二人は沈黙。多分分かっていないと思います。「この世から居なくなるっていうことなんやで。分かるか。」二人はまだ沈黙、肩だけを上下に揺らして目から涙がポロポロ状態。私は5才児と7才児に「死」の説明は出来ませんでした。仕方がないのでゴツンといたーいゲンコを二人に一発ずつ見舞いました。「2度と死ね!なんていう言葉をゆうたらアカンからな。分かったか。」二人は叩かれた頭を押さえながら、殊勝にうなずく。二人には「死ぬ」という言葉を耳にしたとき、このときできたたんこぶの痛さ、そして私の真剣な眼差しを思い出してくれればいいのですが。うちの子供とはもう一度「死ぬ」っていうことを話題にしてみようと思います。難しいな。
おまけ、今日の名言。
<君死にたもうことなかれ>
「ああおとうとよ  君死にたもうことなかれ  末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも  親は刃をにぎらせて  人を殺せとおしえしや
人を殺して死ねよとて 二十四までそだてしや」与謝野晶子作
今日はなんとなくこの歌が浮かんでしまったので記しました。今夜はこの歌を味わいながら寝ます。
2004年6月2日 (水) 塾長の悪たれ日記34 勉強の仕方わからない
よっしゃ、今日の日記を書こう(食べ過ぎの為少し気分が悪い。自分に気合いを入れている)。
入塾希望の生徒さんの保護者の方からよく耳にする言葉に、「うちの子、中学に入ってから勉強の仕方が分からないって言うんですよ。勉強の仕方を教えてくれませんか。」があります。この言葉が出てくるのがいつ頃のことなのかっていうことを少し考えてみましょう。。大概の場合、定期考査の前です。となると普段勉強しない子供の口から出てくる当然のセリフと思います。というのは、大人だって2,3週間仕事を溜めていて、急に上司なりえらいサンから「吉田君、その資料を整理してレポートを二日以内に仕上げて提出するように。」と言われたのなら、面食らうでしょう。こんなたくさんの資料をまとめて二日で仕上げろなんて無理難題もはなはだしい、今までサボったつけが急に舞い降りたっていう感じ。何から手をつければいいのか皆目分からず、資料の山を前にして、じっとたたずむ吉田君。毎日少しずつでもいいから資料に目を通しておくべきだったと後悔しても時すでに遅し。お子さんもこんな心境ではないでしょうか。1ヶ月分ほどの勉強をたった一週間で理解し覚えるなんて出来るわけない。何からどうやっていけばいいのやら、いまさらじたばたしても仕方がない、普段の勉強不足(予習・復習)のことはタナにおいて、どう勉強したらいいのか分からないというもっともな理由をつけて成績の悪かったことの言い訳にしようとするのです。別に子供が悪いとは思いません。毎日の勉強を怠ったために起こる当然の現象です。勉強には順序というものがありそれを身につけ自分の物にするにはそれなりの時間と努力が必要なわけで、それを短時間でしようと思うことに無理があるのです。だからどうしたらいいのか分からない、何から手をつければいいのか分からないといった状態に陥るわけです。そうならないためにも日頃の勉強を習慣付ける重要性があるのです。
おまけ、今日の名言。
「悪いところがまったくない良い人などいません。また、良い所がまったくない悪い人もいません。」不詳
人と接するとき、その人の良いところだけを見て接することが出来れば、これほど楽しく幸福なひとときはないでしょう。嫌な面はなるたけ見たくはないです。
2004年6月1日 (水) 塾長の悪たれ日記33 中間考査を終えて
 今日もやっと1日が終わろうとしています。今、日付が変わって深夜0時30分。いろいろやることが山積みでまだ夕食にはありつけず。この日記を書き終えたらゆっくりと晩餐を楽しもう。中学生はぼちぼち中間考査の結果が判明。新1年生は別として2年生、3年生は前回より成績はアップしたみたい。まだ一人だけ結果が分からない子がいますが、多分大丈夫でしょう。こちらの目標点を上回った子もいれば少しだけの得点アップの子もいました。反省材料もありますが、勉強の指導方針としては今の方針がベストではないかとの自負を強めています。いろいろ細かい点はありますが、大筋では音読と紙に書くという勉強の仕方、これに勝るものはないのではないかと思います。音読の仕方、紙への写し方をしっかりとマスターすれば定期考査に関しては十分対処出来るみたいです。この方法をいかにして塾生達にマスターさせることが出来るかが勝負と言えます。次回の期末考査では全ての塾生が喜びの声を上げられるようがんばっていく気持ちが再び持ち上がりました。私のこの気持ちと塾生のやる気が車輪の両輪の関係になったときすばらしい結果を出せると信じてこれからの指導に励みましょう。今日は少しかしこまった日記になってしまいました。
 おまけ、今日の名言。
「成人とは信念を貫く勇気のある人間のことである。」トーマス・ジェファーソン(米、3代大統領)
自信を持って己の信念を貫く。自信のある人間の仕事は迫力もあり、粘りも厚みも出てくる。そうでしょう、そうでしょう。
2004年5月31日 (月) 塾長の悪たれ日記その32 書物購入
 急に夏到来かなと思わせるこの暑さ(夜大雨のせいか気温はぐっと下がった感じ)。湿気もあるみたいで気を抜くとダラーッとしてしまいそうな季節になりました。健康管理には気をつけて生活しなくてはダウンしてしまいそう。クーラーもあまり体にはいい事ないので、出来るだけあたらないようにしているが、如何せん、塾に来る子供達の汗だくの姿を見ていると、勉強するのにベストの環境を与えたいのでつけないわけにはいかない。ズボンの中にステテコはいてクーラー対策をしなくては。
 昨日は自己啓発の為数冊の書物を購入。1冊目「7つの習慣」個人、家庭、会社、人生の全てに成功する原則があり、その原則は普遍の真理であるという副題に引きつけられて購入。2冊目「どん底からの成功法則」日本テレビ系「マネーの虎」のあの社長(堀之内九一郎)が、初めて世間に打ち明けた!年商102億の元ホームレス社長があなたに贈る常識破りの成功法則。これまた副題に見せられて購入。最近成功という言葉に弱い。つい「ん?何何、んん、読んでみよか。」ってなってしまう。3冊目「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」4冊目「凡人の逆襲」この2冊は著者の神田昌典氏の作品は以前からよく読んでいたので経営の心構えを再認識する上でも必要かなと思って購入。5冊目「IQが高くなる、右脳ドリル」1日10問、問題を解くだけでどんどんIQがアップする!という宣伝文句に負けて購入。これが事実ならうちの塾生にもやらしてみようと思います。ちょと楽しみ。今回の書物は実用書がほとんど。次回は文学作品を買うことにしよう。
 おまけ、今日の名言。
「楽天は人を成功に導く信仰です。希望がなくては何事も成就しません。」ヘレン・ケラー
ヘレン・ケラー女史の言葉だけあって、胸にジーンときます。1歳9ヶ月で耳と目をおかされ、光と音の世界から完全に隔離されたヘレン。またヘレン8歳のときから彼女を支え50年間一緒に辛苦を共にされたサリヴァン先生も思い起こしたいものです。彼女こそ「偉大なる教師」その人であると思います。
2004年5月30日 (日) 塾長の悪たれ日記その31 子供は十人十色
 昨日で一応塾生紹介は終了です。今日からは塾長の他愛もない戯言を書いていきます。塾生一人一人を振り返ってみて痛感することは、子供って誰一人として同じ子はいないなということでした。おもしろいものです。当たり前のことですが再認識しました。だから勉強方法も子供の数だけあるのかと言えばそうではないでしょう。やるべきこと、覚えなければならないこと、そのことには相手が誰になろうとも変わりはありません。ただこちらからの接し方・教え方は子供の数だけあります。だからこの仕事って飽きが来ません。教える内容はあまり変わらなくても、教える相手が変わることによって教え方に工夫が要ります。それを毎日考え、試し、また考えそして試してみる。そしてその子にとってベストの教え方を追求するという目標があります。やりがいは満点でしょう。そしてその効果のほどが定期考査や、入試結果に反映されます。中間考査の結果は今のところ全員アップしたようで少しニンマリ。まだ最終結果は分からないので、シビアに構えています。残念ながらアップアップの子も出てくるでしょう。最終結果が分かり次第、次の作戦を練らなくてはいけません。期末考査が控えています。この子はこれからどういう風に指導しようかとか、このままでいいのか、もう少し厳しく、あるいは、もう少し優しくとか、いろいろ考えなければならないことが出てくるでしょう。それは私からすれば楽しいことです。常に新鮮な気持ちで仕事に取り組める訳ですから。これからも仕事は楽しみたいものです。
 おまけ、今日の名言。
「大事なことで、格好をつけたままやれることは一つもない」ノーマン・メイラ
中身で勝負といっても世の中見かけで勝負が決まってしまうことが多すぎるのではないでしょうか。学校選択の理由のひとつに校舎がきれいとか、制服がかわいいとか、私から言わせれば、どーでも・ホンマどーでもいいこと。親は大事な子供を3年間預けるに値する信頼おける高校であるかないかを最大の判断基準にすべきです。信頼できるかどうかは親がいろいろな資料を集め実際に見学し話を聞いて決めればいいと思います。そのための資料収集に私も奔走しなくてはなりません。
PS うちの上の子(小学2年、男の子)は家でよく奇声を発します。「きしょー」とか「えーー」ほんま耳にギーン頭にカチーンと来て迷惑千万、これを直す方法はないでしょうか。どなたかいい方法があればアドヴァイスお願い致します。
2004年5月29日 (土) 塾長の悪たれ日記その30 塾生H君のお話
 今日はうちの塾の最年長H君のお話。中学1年の秋から通塾し、現在高校1年になる男の子(もう男の子ではないか、若者かな)。入塾当初はおぼこくて、何を聞いても返事の声はか細く聞き取りにくかった子でした。数学と英語が特に苦手な子で、わけもなく覚えるということが我慢ならん性質なんでしょうか、「なんしか覚えてしまいなさい。」と言われることにはすごく反発していました。かといって説明し納得して覚えるということにも難色を示していました。これって結局勉強が嫌いなだけ?ハッハッハ、笑ってすいません。彼の場合プライドが高く、覚えられない自分が許せないのでしょう。そうなるのが分かっていることはしたくない、覚えてもすぐ忘れる自分が許せない。それなら、はなから覚えることを拒否してしまおうとする習慣が知らず知らずのうちに身についてしまった印象を受けました。そんな彼も高校受験が近付くにつれ、勉強にも積極性が出てきました。そして見事志望校合格を勝ち取り、今に至ります。高校生になってからの彼は、中学生の時と違って、塾で何を勉強するのか毎回決めて来るようになりました。すごい進歩です。勉強って自分からするのがベストです。塾はそのお手伝いをし勉強の道標になればいいのです。彼は大学まで行くでしょう。これからの成長が楽しみです。
 おまけ、今日の名言。
「進歩は実に遅く不確かなものです。やがて出し抜けにそれがひらかれます。人は前に出ます。けれども暗中模索の幾年かあとの事です。」高村光太郎(詩人)
学生時代って本当暗中模索の時代でしょう。いつの日か花咲くことを信じて毎日を生きる。生き方に比例して花も変わるでしょう。できることなら大輪の花を咲かせたいものです。
2004年5月28日 (金) 塾長の悪たれ日記その29 塾生Hちゃんのお話
 「おめでとうサンサンサン。」
今日は今回の中間考査で目標点(400点)達成したHちゃんのお話。中学1年の冬から通塾し、現在中学3年生になる女の子。スポーツ大好き、ピアノ上手な、何事にもやる気満満の明るい子です。ただ昼間何事にも全力投球の為、夜になるとスコンと寝てしまうのが欠点。夜勉強する時間になると睡魔によく負けます。しかし今回はがんばって中学生になって以来初の400点突破。問題の難易は別としても初めて達成したという事はすばらしい。毎日しなければいけないこと(学校の予習・復習、漢字練習、塾の宿題、計算練習、英語の本読み、新聞の切り抜き)を彼女なりにやった成果が今回の結果につながったと思っています。毎日の勉強を習慣化する為、塾では生活チェック表となるものを各自に手渡しています。表にチェックをつけることよって自分の生活を見直し、やらなくてはいけないことを習慣付け出来るようにという目的もあります。まだまだ習慣化されてはいませんが、これを続けることによって習慣化されることを信じています。Hちゃん、これからも来年の楽しい春を、Hちゃんの行きたい高校に通っている自分をイメージしながら、毎日を大切に生活することを期待します。「入れるならどこの高校でもでもええ。」と思って勉強する子、「絶対、ここに行きたいんや。」と願望をもって勉強する子との違いを見せてください。
 おまけ、今日の名言。
「強烈な願望を抱き、心からその実現を信じることが困難な状況を打開し、物事を成就せせるのです。」 稲盛利夫(京セラ創業者)
信じるだけではダメでしょう。それなりの努力が要ります。気持ちをどこにおいて行動するかが問題だと思います。
2004年5月27日 (木) 塾長の悪たれ日記その28 塾生Yちゃんのお話
 今日は塾生14番手Yちゃんのお話。去年の春に入塾し、中学3年生になる女の子です。クラブ(軟式テニス)に、そろばん(最近1級合格)に、勉強にとがんばることの多い、表情豊かな女の子です。負けん気は人一倍もっているのですが、如何せん諦めも早い?塾では当然勉強を指導するので、いろいろとやらなければならないことを決めていますが、それを一つずつ着実にこなしていけばいいことなんですが、それがなかなかできないようです。こちらもあっさりと出来るとは、はなから思ってはいません。ゆくゆく出来るようになればいいと思っています。ただなるべく早くそうなるようにお互い努力をしていかなくてはいけません。つい最近中間考査も終了しました。結果は目標点に20点足りませんでした。問題を見ると毎日の努力さえしていれば、その20点は優に超えられる得点結果になったと思います。そこのところをYちゃんもしっかりと反省し、毎日勉強を続けることの大切さを自覚してほしいものです。いつも笑顔を絶やさないYちゃん、真剣なときはがらっと顔つきが変わります。その変わりように戸惑うときもありますが、そのときの集中力は私さえ寄せ付けない凄みがあり、オーラさえ感じます。そのオーラでもってこの夏、そして秋を乗り切って志望校合格を勝ち取ってください。応援してるよ。
 おまけ、今日の名言。
「千里の道も一歩から。毎日の改善から、未来の偉大を創りだす。」
ちりも積もれば山となる、小さな事からコツコツと(西川きよし?)、未来を見据えて今日の努力に意義を見出そう。
2004年5月26日 (水) 塾長の悪たれ日記その27 浪速高等学校訪問その2
 今日は浪速高等学校入試事務室副室長の竹島先生(社会科、神社神道を担当されてます)と1時間半あまりお話を伺ってきました。
まず、正門を入ると左手に二つのお社があります。神社に向かって正面が「学院神社」、その右側にあるのを「祖霊社」と言います。「学院神社」は全ての神社に祀られている神々の集合体としてあり、浪速高校の守護神と見なされています。また「祖霊社」は浪速高校に関係のある方々の御霊を祀っており、これも学院神社同様浪速高校の守護神であるという事でした。正面に立つと身を清められる気持ちになりました。
 学校の話に入ります。浪速高校の教育方針は何と言っても「明・浄・直」とのことでした。明るく、けがれがなく、正直。この3点に集約されると強調していました。いいですね。また自信をもって言える他校との違いについては、あいさつの出来る子が多いとおっしゃっていました。知っている者に対しては当然で、知らない人にでも学校を訪れた人に対してあいさつの出来る子が多いと。特にクラブ活動をやっている2・3年の生徒たちをがそうだとおっしゃていました。そう言えば私も一人でぶらぶら校内を歩いていると数人に目礼をされました。
 勉強に関しましては各コース(理数科、特進文科、英語集約、総合)ともしっかりとカリキュラムが出来あがっていると思います。後はそれをいかに実行出来るかが勝負の分かれ目になると思います。先生のやる気と生徒のやる気がうまくかみ合った時その成果が表れるのではないでしょうか。
 特に私個人が注目しているのが「英語集約コース」です。このコースでは年間を通して25週、土曜日の午前を利用してECC天王寺学院にミニ留学を実施するという事です。そこではネイティヴの講師から生の英語を勉強し、また英検2級以上、TOEIC450点以上を目指した講義を受けるとのことです。これがうまくいけばすばらしいのではないでしょうか。期待しています。
 最後に全体的な印象としましては、ざっくばらんで気さくな学校と言えるのではないでしょうか。来年度から女子を迎えるという事で学校全体にいい意味での緊張感を持ってこれからの学校運営をやっていこうという意気込みが感じられました。そして建前より本音、見かけより中身で勝負するといった印象も受けました。浪速高校のこれからの奮闘を期待しています。
2004年5月25日 (火) 塾長の悪たれ日記その26 浪速高等学校訪問その1
 今日は浪速高等学校の塾対象説明会に行って来ました。昨年創立80周年を迎えた伝統ある学校です。私自身4・5年程前その近辺に住んでいましたので、学校の雰囲気や登下校する生徒の姿をよく目にしていました。その当時は生徒の身だしなみもしっかりしていて好感の持てる子が多く、個人的には気に入っています。浪速高校は来年度から女子も受け入れて男女共学へと移行します。
今日の校長先生のお話では、80年の伝統を活かし尚且つ女子の積極性とリーダーシップを期待しその力を十二分に発揮してこれからの浪速高校を盛り立て元気一杯の高校を築き上げていこうと意欲満々でした。
女子を受け入れるにあたってのキーポイントになる制服・トイレ・更衣室・食堂を一新しどこにも負けないほどの施設を充実していく所存であると仰っていました。期待できそうですね。
明日私はもう一度浪速高校を訪問し、授業の雰囲気や生徒の様子、そして先生たちの生の声を聞きに行く予定です。その話は明日の日記で紹介したいと思います。
 おまけ、今日の名言。
「理想主義のない現実主義は、無意味である。現実主義のない理想主義は無血液である。」 ロマン・ロラン(仏の小説家)
学校運営は教育の理想を掲げ、そしてそれに向かって現実を見つめながら突き進んでいく。理想と現実が両輪のごとくかみ合ってこそ、すばらしい教育がなされる。
2004年5月24日 (月) 塾長の悪たれ日記その25 実質勉強時間について
 おーい、五箇荘中学のみんな、この土・日勉強したか(土曜日6時間、日曜日10時間)。まさかテレビとか買い物とか普段と同じ過ごし方したんとちゃうやろな。塾に毎日呼び出されて2時間勉強したからといって安心してたらアカンで。家でせえへんのとちゃうかと心配やから、塾に呼び出しをかけてるんやで。普段そんなに根詰めて勉強せえへんねんやから、テスト期間中ぐらいビシット勉強しやなアカンで。せやけど、普段せえへん子はテスト期間中やゆうてもせえへんのが当たり前。結局勉強が大切と思ってないから普段勉強せえへんねんやからな。塾としては普段勉強する子になるよう指導できやな値打ちがないというもんや。反省!
以上、塾長の戯言でした。
 今日は少し勉強に関するお話。大雑把に分けて勉強の種類には2種類あると思います。考えて理解する勉強と、それを実力として身につける為の覚える勉強。前者はすごく時間が掛かり、根気のいる作業です。ここで妥協すると後の勉強に響きます。徹底的にしなくてはいけません。まあええか、このぐらいにしとこか。これは要注意。また子供にその判断は出来ないといってもいいです。指導者なり親がしっかりと見極めてあげねばなりません。そういった見極めが出来ない指導者は失格です。次にその理解したことを覚える段階ですが、このときは集中力がモノをいいます。書いて覚える・声に出して覚える・また声に出して覚える、この作業の繰り返し(これメチャ大事)。これをいかに集中してあたかも100マス計算をしているかのように時間との戦いのつもりで頭をフル回転させて、覚える。この作業を塾ではあまり出来ないので宿題に課すことが多いです(この作業を塾でも出来るような授業態勢にもって行きつつあります)。この覚えるという作業を何分でするかが勝負です。30分で出来ることを親の手前もあり時間さえ掛ければいいと思って2時間かけてゆっくりとする子もいるでしょう。子供によっては3時間も掛ける子もいます。だけど実際の勉強時間は30分です。この実質勉強時間を親御さんも私も把握する必要があります。大事なことなのでもう一度言います。うちの子はどれだけの量をどれだけの時間で覚えることが出来るのかを把握する必要があります。
2004年5月23日 (日) 塾長の悪たれ日記その24 塾生Aちゃんのお話
 今日は塾生13番手Aちゃんのお話です。
この子は中1の春から通塾し今は中学3年生になる女の子。がんばり屋さんです。トップ志向も強いです。そうなるための努力も惜しみません。Aちゃんが真剣にやっているとき、チョコッとからかいたい衝動に駆られるときもあります(気持ちに余裕がほしいので)。こちらを全面的に信頼し勉強している姿を見ると手を抜くことは出来ません。真剣な者には真剣に返します(真剣でない者に真剣に返すと、返された相手はシンケンで切られてダメになることがあります、要注意)。これから入試まで彼女とは常に真剣勝負といきたいものです。お互い手抜きは許しません。甘えも許しません。トップ高校合格という目標を掲げる以上それなりの努力をし、お互い切磋琢磨することが必要十分条件です。と今まで厳しいことを書いてきましたが、そこはまだ中学3年生の女の子、情緒不安なときもあるでしょう。気分の乗らない時もあるでしょう。そういう時もこちらがしっかりと受け止め、いい方向へ向かうよう指導する責任があります。残り10ヶ月足らずです。彼女がどこまで伸びていくのか見守っていきたいです。
 おまけ。今日の名言。
「激動の時が去り、奉仕と自己犠牲の精神が満ち溢れるような新しい歴史の1章が開かれることを期待する。」タゴール(インド詩人)
最初この言葉を見たとき、あれ、宮沢賢治の言葉?と思いました。奉仕と自己犠牲の精神、人間として辿り着かなくてはいけないゴールかも知れませんね。まだまだ道は遠し。
2004年5月22日 (土) 塾長の悪たれ日記その23 塾生Yちゃんのお話
 今日は塾生12番手Yちゃんのお話です。
この子は去年の10月から通塾し今は中学3年生になる女の子。どんな女の子かと言えば、(ここで1時間ほど経過、手が止まる。こんなこと初めて)一言で表現するのが難しい子?掴み所がないと言うか色々な面を兼ね備えた子なんでしょう。塾でのYちゃん、家でのYちゃん、学校でのYちゃん。いろんなYちゃんがいる気がして仕方がないです。本当のYちゃんはどれなんでしょうか。どれも本当のYちゃんなんでしょうね。私の考えすぎかな。塾でのYちゃんが私にとってのYちゃんでしょう。そのYちゃんは課された宿題はしっかりとやってくる子です。課された以上のことはしてきませんが、着々と成績も上がってきて、今回の中間考査もそれなりに期待はしています。あえて不満な点を挙げるとなると、自分から積極的に勉強をしようという姿勢が余り見られないことでしょうか。「もっと宿題頂戴」とか、「ここ分からへんねん、教えて」とか言った言葉が少ないことです。どんどん注文・質問してください。いくらでもOKです。君たちのためにこの塾は存在し、それが存在理由にもなっているのですから。Yちゃんのこれからの変身を期待し、そうなるようがんばっていきましょう。

 おまけ。今日の名言。
「この世には、物事が起こるのをただ見ている人、何が起きたのかを知りたがる人、物事を起こす人がいる。」トミー・ラソーダ(ロサンゼルス・ドジャーズ元監督)
さて、あなたはどの人でしょうか。私は物事を起こす人になりたい。
2004年5月21日 (金) 塾長の悪たれ日記その22 塾生Kちゃんのお話
 今日は塾生11番手Kちゃんのお話です。
この子は中学1年の冬から通塾し今は中学3年生になる女の子。一言で言えば今風の子です。メール大好き、友達付き合い大切、勉強は好きな先生の教科はするけど、嫌な先生の教科はしたくない。本音は勉強はしたくないけど、しなくてはいけないからやっている。おっと書き忘れていました。彼女は子供大好き。たまに話を聞いて感心するのですが、小さい子の面倒をよく見ます。従兄弟の子や、姪っ子の世話をよくやっています。子供のすることにちっとも怒らず、わがままを受け入れ愛情を持って子守りをしている話を聞くと、「人間できてるやん。」なんて思ってしまうこともあり、わが身を振り返ったりもします。そんなKちゃん。将来の夢は何なんでしょうか。保母さんになることかな。君ならきっと父兄からも信頼される保母さんになれると思うよ。うちも子供を保育園に預けていますが、やはり何といっても子供大好き保母さんを、一番頼りにしています。子供に愛情を持って接してくれない保母さんが、いくら教育熱心で、幼児の気持ちをよく知っているといわれても、愛情のかけらもない保母さんには宝物である子供を預ける気なんてしません。第一は愛情を持って接してくれるかどうかです。そして次に面倒みがいいか、悪いか、幼児の気持ちを汲み取って接してくれるかどうかです。Kちゃんなら立派な保母さんになる素質十分です。そうなった暁にはもう一度子供を産んで預けようと思っています(これは実現不可能でしょう。年令的に無理があります)。勝手に保母さんになると決め付けているようで恐縮ですが、君にはすばらしい未来が待っているっていうことを分かってください。磨けば光る原石です。子供はみんなそうです。夢に向かって今何をすべきか、今この時を大切に生きていきましょう。
 おまけ。今日の名言。
「知識を増やすほど、創造できる。」ジュリア・チャイルド(アメリカ料理の母)
何を考え思うにしても、そのもととなる知識がなければ考えることは出来ません。創造力の源は知識量に関係する。いろんなことを経験し、本を読み、いろんな人に会って話を聞いて自分の知識量を増やす努力を怠ってはいけない。
2004年5月20日 (木) 塾長の悪たれ日記その21 塾生Iちゃんのお話
 今日は塾生10番手Iちゃんのお話です。
この子は去年の11月から通塾し今は中学3年生になる女の子です。世間一般的にはおとなしくて真面目な女の子といった印象を持たれる子でしょう。しかし、見た目と内面は違うことは多々あります。Iちゃんもその一人です。一見言われたことは素直にやり、こつこつこなしていくように見えますが、そこは遊びたい盛りの女の子、たまにはサボりもするし、手を抜くこともあります。それで当たり前です。何もかも完璧にこなす子なんて、指導していて何の喜びも怒りも感じません。こちらを喜ばしてくれたり、がっかりさせられたりすると、よし、次はこれで勝負や、どないやっていう感じで対処できます。それでこそ指導のし甲斐があるっていうものです。Iちゃんとはギャグのセンスが合います。別におっさん臭いというわけではありません。今二人で密かに応援しているエンタテイナーがいてその名は「さすらいのギター侍 波田陽区」です。ご存知の方もいると思いますが、テレビ番組「エンタの神様」で今人気急上昇中です。私が彼の真似をするとおもいっきし笑い転げてくれます。笑っているときの精神状態で勉強すると能率もはかどります。これからもこのノリで受験勉強を乗り切っていきましょう。そうでなければ「エキスパート、Iちゃん、斬り!切腹!」(これは波田陽区のノリです。)
 おまけ。今日の名言。
「運命は、どこかよそからやってくるものではなく、自分の心の中で成長するものである。」
                             ヘルマン・ヘッセ
自分の運命は自分で切り開けということ。日々進化を心掛けて、努力すべし。楽しいぞ。
2004年5月19日 (水) 塾長の悪たれ日記その20 塾生Mちゃんのお話
 今日は朝から下の子秋貴(保育園の年長組み)にトランプで神経衰弱をねだられて1回だけ付き合わされました。日頃我が子と接する機会が少ないので、私が保育園に送迎する水曜日と土曜日の朝はよく甘えてきます。こちらも真剣にやりましたが、22枚対32枚で負けました。くそ!
 今日は塾生9番手Mちゃんのお話。
通塾1年になるPC大好きな(なんと、自分のホームページを持っています、すごい!)中学3年生の女の子です。「石橋を叩いて渡る」というか、常に何かをするとき即自問し納得してから行動を起こす子だと思います(これしなさよ。・・・ウン、ワカッタ。とか、これはこうやから、こうしたほうがいいのとちゃうか。・・・ナンデ、こうなって、こうなるからや。・・・ソヤナ。ソシタラソウスルワ。てな具合)この・・・の間が彼女の持ち味でもあります。だから頭ごなしに命令すると、自分の頭の中で整理が出来ずパニッてしまう状態になります。今は受験生としての自覚も出てきて、勉強しやなアカンという意識は十分持っています。ただ、そしたら何からやればいいのかが分からないので戸惑うこともよくあるみたいです。塾の活用方法、家での各教科の自習の仕方、それらを日常生活の一部として習慣化させようと、私はMちゃん相手に奮闘中です。彼女だけでなく塾生全員が勉強の習慣化が身についたのなら最高の状態といえます。中間考査が迫ってきていることもあって、Mちゃんは今がんばっています。お母さんも愛情を持ってハラハラドキドキ見守っています。いい意味において緊張状態を保っています。これは日頃目標を持って勉強し、その成果が中間考査で試されるということをしっかりと自覚している証拠です。一般に誰でも受験のときは、すごく緊張もし結果が待ち通しいですが、そういった気持ちを年5回実施される定期考査でも味わえられるよう日頃の勉強を真剣にやっていかなくてはいけません。Mちゃん、がんばれ。
 おまけ。今日の名言。
「人間の教養とは野生を失うことではなく、野生を洗練させることである。」岡部伊都子
教養を身につけることによって、ますます感性が研ぎ澄まされ、野生のごとく鋭い眼光、瞬時の判断力を身につけていく、そういうものが教養である。
2004年5月18日 (火) 塾長の悪たれ日記その19 塾生T君のお話
 今日は塾生8番手T君のお話です。彼は小学5年の冬から通塾し、今は中学2年生です。入塾当時彼は中学受験を目指していて、それもかなり難関中学を目指していました(偏差値70ぐらいのところです)。浜学園の特進に行っていたのですが、そのホローをうちの塾で見てほしいとの事で預かることになりました。浜学園の教材を見て最初はびっくりしました。小学生でこんなことを教えているのかって言うほど難解な算数をやっていました。理詰めで分かるのじゃなくて、なんとなく感覚で分かって解いているといった印象でした。そのなんとなく分かって解けるというのが中学受験においてはポイントなのでしょう。理屈まで教えていたら時間が何ぼあっても足らないでしょう。無事中学も合格し、今は数学を教えています。やはり小学校で叩き上げられただけあって理解も早く、やることはスマートです。ただ暗算でする癖があり、それだけが少し不満でもあります。しかし彼なりに将来の目標があってそれに向かって突き進んでいるといった印象を受け、逞しく思います。やはり、目標を持ってやるということはとても重要です。最初の気構えから違います。今は中学2年生ですが、勉強はもう中学3年生のことをやっていて、この冬には中学の勉強が終了する予定です。んー早い。内容も教科書改訂以前の分野もしっかりやっています。文部科学省のお達しなんて関係ないのでしょう。いいことです。吸収できることは何でも吸収していきましょう。それが出来る才能があるのなら。1年後の君が楽しみです。これからもがんばってくれることを期待しています。
 おまけ。今日の名言。
「一人の人間には、その運命と人生を決するようなときが、生涯には一度はあるもので、それを乗り切った瞬間、彼の未来は全面的に変わる。」 遠藤周作
そうですか。私のそういった瞬間はまだのようです。そのときのため今を生きよう、精一杯。
2004年5月17日 (月) 塾長の悪たれ日記その18 塾生K君のお話
 今日は塾生7番手K君のお話です。
この子は去年の冬に入塾した今年中学2年生になる野球少年です。硬式野球チームに所属している為、土曜・日曜は朝から野球の練習に明け暮れ、平日も週2回ほどは放課後も野球づけの生活を送っています。勉強する時間がなかなかキープできない、またキープしても体力的にしんどいといった状態です。しかし勉強はやらなあかんという意識は持っており、彼なりにがんばっていると言えます。しかし子供の気持ちって正直で、好きなことから優先的にやってしまいます。今の彼にとって一番のやりたいことは野球、次に友達と遊ぶこと、そして3番目にやっと勉強がきます。正直言って勉強を2番に持ってきてほしいのですが、なかなか彼も誘惑には勝てずそういう運びにはなかなかなりません。しかし彼がふと漏らした言葉「俺、賢くなりたいんや。」を私は信じています。なりましょう、賢く、そして野球もうまく。まだまだ勉強を習慣化できた生活を送れてはいませんが、これからです。強い決意を持って野球にそして勉強に取り組むK君を見ていきたいものです。
 おまけ。今日の名言。
「大きく考えよ。大きく考えれば、あなたはきっと大きな体験をするでしょう。」
人間小さくまとまろうと思っちゃダメ。大きく、もっと大きく、羽ばたこう。
2004年5月16日 (日) 塾長の悪たれ日記その17 塾生Aチャンのお話
 今日は塾生6番手Aちゃんのお話です。小学5年の4月から通塾し、今は中学1年生になるAちゃん。しっかり者で何事にも手を抜かず全力投球、だけどすこし控えめな女の子です。この子はどこの塾に行ってもしっかりと勉強ができると思います。あえて当塾に来てくれていることに感謝しています。小学校と違って中学校になると、覚えなければならないことがどどっと増え、それなりの勉強量が必要になります。その変化にまだ戸惑っている様子です。しかし彼女ならこのことを理解・納得し、がんばってくれることを期待しています。表には出ていませんが、負けん気も人一倍強いと思います。人に勝つ、負けるというよりも、自分に勝つことを常に意識して勉強を続けてください。そのための塾通いをしていると思っています。
 おまけ。今日の名言。
「自信の源は量稽古から来る。」
自信がないのはやるべきことをやっていないから。やるべきことをとことんやることによって自信も出てくる。よっしゃ、自信満々の塾長になったる。
 お願いがあります。ホームページの「読者と塾長の萬掲示板」にもどしどし感想を書いてくれることをお願い致します。なんでもいいです。その刺激を受けることによって、ますますハッスルがんばっていきます。
2004年5月15日 (土) 塾長の悪たれ日記その16 塾生M君のお話
 今日は塾生5番手M君の登場です。この子はお姉ちゃんが通塾していることもあってこの春から通っている中学1年生の男の子です。少しやんちゃな元気一杯の男の子。野球大好き。体動かすこと大好き。だけど勉強は嫌い?中学1年生って言えば、まだ何をしなくてはいけないとか、何をすべきとかを分からないと思います。考えもしないでしょう。それを教えていくのが親であり、教師であり、身近にいる大人達ではないでしょうか。その大人の一人が私です。仕事でもスポーツでも勉強でも目標なり目的がなければやる気なんて起こりません。起こるほうが不思議です。やる気を持つには目標を決めなくてはいけません。確固たる目標を持てるか否かそのことは全ての子供、いや大人にも当てはまるでしょう。目標を持って生活を送る重要性をみんなが認識し自覚する。このことが大切。そういう意味ではM君に勉強の目標を決めて指導しないと何もかも失敗に終わるでしょう。M君がこれからどのように成長していくのかを厳しくそして温かく見守り指導していきたいと思っています。
 おまけ。今日の名言。
「どうでもよいことは流行に従い、重大なことは道徳に従い、芸術のことは自分に従う。」
人生何に価値を見出して生きていくか。自分の価値観を再確認したくなる言葉です。
2004年5月14日 (金) 塾長の悪たれ日記その15 塾生Rチャンのお話
 今日は塾生4番手Rチャンのお話です。この子は小学4年生の冬から通塾し今は中学1年生です。3人姉妹の長女で入塾当初は下二人の妹の罪のないいたずら(勝手にお姉ちゃんの宿題プリントに落書きしたり、勉強している横で遊ぶ)に腹を立てて怒っている様子もたまに見受けられましたが、6年生頃からはそんな妹のいたずらにも笑って許せる寛容さが身に付き、お姉ちゃんらしくなってきました。今は中学生になって勉強が難しくなり、覚えることも増えた為、勉強に少し戸惑っている風です。特に英語が苦手です。ローマ字が不確かな為英単語にとっつきにくいのかもしれません。今はローマ字からもう一度復習して英語を得意科目にしようと奮闘中です。課された宿題は丁寧にやってくる子です。いつか花が咲くと期待してこちらも指導しています。Rチャンを指導していて思うことがあるのですが、こちらがこうしなさい・あーしなさいと言えば、私の言うことを100%信頼し、疑うこともなく実行しようと努力してくれます。それを見ると自分の仕事の重要性を痛感し、常に気を引き締めて子供と向き合わなければいけないと感じます。うかうかこちらもサボることなど出来ません。学校の先生もそうであってほしいです。父兄は先生を100%信頼して我が子を預けているとの自覚があれば、学校の先生達の実状も変わってくるのではないでしょうか。信頼はコツコツと築き上げていくものです。信頼される人間になるにはそれ相応の努力・切磋琢磨が必要不可欠です。教育関係者の皆さん、確固たる信頼を得る努力をしていきましょう。話がえらく飛んでしまいましたが、思ったことをそのまま綴ってみました。
 おまけ。今日の名言。
「笑いに勝る攻撃はない」マーク・ツウェイン
困難にも笑って立ち向かえ、常に笑える人間。笑われても笑いで返そう。ハッハッハッ!
2004年5月13日 (木) 塾長の悪たれ日記14 清風学園見学その2
始めに昨日の日記の訂正をします。<般若心経第1巻の暗唱>と記しましたが、正しくは<般若心経の読誦(どくじゅ)>です。「般若心経は短いお経ですので あれですべてです。」と清風学園の松永先生に早速のご指摘を受けました。「そしてお経というものは、正しくは、見ながら間違いないように読むと教えられています。」ともおっしゃっていました。勉強になりました。
では昨日の続きです。松永先生にはこちらが用意したアンケートに答えてもらう形式でお話は続きました。主な質問と返答(カッコ内です)は以下の通りです。
1;清風学園の一押しの教育方針は何ですか。(そりゃーパンフレットにも書いていますが、社会の全てから「安心・尊敬・信頼」の対象と成り得る人物の形成です。これは清風の教育三大目標です。)
2;どういった生徒が貴校に向いていますか、またどういった生徒を希望しますか。(素直でパワーのある目的意識を持ったお子さんです。)
3;この子は頭がいいなと思う判断材料は何でしょうか。(う〜、これは難しい質問ですね。敢えて言うのなら、柔らかい頭、柔軟性を持った頭の子でしょうか。いろいろな経験をつみ、頭でっかちじゃない子です。清風でもそのために課外活動を頻繁に行っています。)
4;他校との違いで、特に自信を持って言える事とは何でしょうか。(開口一番、勉強オンリーならよその学校へ行ってください。文武両道を目指しています。その例として今年京大には18人現役合格、そのうちの3人は体育系のクラブに所属して、内一人は京大でどうしてもアメフトをしたいという強い願望のもとがんばりました。また昨年は新体操で国体にも出た生徒3人がこれまた現役で大阪府立大航空科、京大、京都府立医科大とに合格しました)。
見学を終えた私の感想。清風の教育理念や方針は宗教をもとにしての素晴らしいものがあると思います。しかしそれを実践していくとなると、マンモス校であるが故の弊害を抱えている印象を受けました。一致団結する統制の難しさや、生徒一人一人にまでその清風魂を植え付けることの困難さ。どこの学校でも同じと思いますが、理想と現実とのギャップ。現実を如何にして理想に持っていくかが、学校運営陣の努力であり遣り甲斐でしょう。子供達も清風があくまでも人生の通過点であり、勉強にスポーツに人並み以上に努力しがんばっていく気持ちを強く持ち、常にトップ志向の子なら清風はおすすめでしょう。お子さんにのびのびと自由にそして先生から木目細かい指導を望むのなら清風はあまり進められません。
2004年5月12日 (水) 塾長の悪たれ日記その13 清風学園見学その1
今日は清風学園の見学に行って来ました。その報告です。
午前8時25分、正門到着。続々と登校する生徒達。正門が閉められる8時40分まで生との行列は続く。さすが3000人余りのマンモス校。まずは生徒の多さに圧倒される。全員が中庭に集合しての朝礼。恒例の校長先生からの今日の訓示。いやその前に般若心経第1巻の暗唱。全校生徒および教師全員がお経を唱える。私は口をパクパクさせて唱えている振りをする。その後校長先生からの今日の訓示が始まる。今日の訓示は日本人のモラルの低下を嘆くお話。要約するとかつての日本人が持っていた道徳観を復活し、みんなから信頼・信用される人間になろう、そして清風魂を持って、社会そして世界をリードしていく人間になりなさいと檄を飛ばす。
 朝礼の後は松永先生(高校の国語担当、渉外部長をなさっています)の案内で校内を見学。施設関係は正直言ってあまりたいしたことはありません。校舎も古いですし、生徒数に比べての空間が手狭の感は否めません。しかし清風は中身で勝負するんやといった意気込みは感じられました(中身で勝負するしかないとも言えますが)。この3000人あまりの生徒からこれからの日本を担う人物が出てくると思ったら、ウキウキ・ワクワクしないでもありません。職員達は将来宝石となる原石を預かっているという自負は持っていると思います。
 小1時間ほど校内を見学した後、松永先生とのお話が始まる。この話の続きは明日の塾長日記に掲載します。
おまけ。今日の名言。般若心経からの抜粋です。
色不異空 空不異色 色即是空 空即是色
(しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう くうそくぜしき) 
意味はこの世の物質現象は空に異ならず、空は物質現象に異ならず、色すなわち空であり、空すなわち色である。
注釈;空(くう)とは、この世のものは皆、因縁によって出来ているので実体がない。固定的なものがない。一つでも欠けたなら、そのものの存在はない。
   色(しき)=物質。身体と物質のこと。
今日はこれを覚えてから寝よっと。
2004年5月11日 (火) 塾長の悪たれ日記その12 親の自己啓発
 今日も塾生の紹介を止めて最近頓に思うことを書きます.
ズバリ、子を持つ親が自己啓発に努力していないのなら子供に勉強しなさいと言うべからず.
これはどういう事かと言うと、親が外で仕事をしているのと同じことを、子供が学校へ行って勉強をして来たと考えた場合、家に帰って来たときは、親も子供も同じ努力を昼間したと見なす.両者が家にいるときにどういったことをしているのかが問題になります.お父さんが家でグーたらテレビを見ながら晩酌を楽しむのなら、子供ものんべんだらりとテレビを見たり、ゲームにいそしむ事は、同レベルではないかという事です.そういう親は決して子供にテレビやゲームをせず、宿題や学校の予習・復習をしろとは言うべきではない.言う資格がないと思ってもいいんじゃないでしょうか.うちの家庭ではそうしています.私がたるんでいたら子供には一切小言を言いません.言う資格がないと考えています.己に厳しくないのなら、決して人に厳しく言う資格はないと考えています.子供は親の鏡と言います.自分の子を見て己を見てください.そして子供は親の背中を見て育つとも言います.親のがんばっている姿、とくと子供に見せてあげてください.これぞ真の人間のあるべき姿という物を、我が子に見せたいものです.
 今日は少し生意気なことをほざきました.たまにはいいでしょう.
おまけ.今日出会った名言をひとつ。
「習慣は人格を造り、人格は運命を造る.」
2004年5月10日 (月) 塾長の悪たれ日記その11 子供の学力低下
 今日は塾生の紹介を一休みして最近思うことを書きます.
ずばり子供たちの暗記力の低下.毎年新中学生には英語を指導するようになるのですが、年々英単語を覚える力が落ちてきているように思えてしかたありません.今までなら小学校の成績が普通以上の子であれば、アルファベットから始まって基本となる英単語(book、pen、desk、tableなど)はこちらがそれほど苦労しなくても子供たちはすんなりと覚えてくれて、読めて書くことが出来ていました.しかしここ2,3年のことですが、小学校の成績が優秀であっても、英単語がすんなり覚えられない子がちょこちょこ出始めてきました.これは一体どういう訳でしょうか.
 小学校での指導方針がゆとり教育の名のもと、基礎学力のない子にじっくりと考える力をつけさせようと、考える教育をやらそうとした結果なのか.考える教育指導自体はちっとも悪くありません.ただその指導の仕方に問題があると思います.実は考えることはちっともやらさず、子供たちも考えている振りはしてても実際は何も考えていないし、それをチェックする教師自身にも指導するだけの力がない為うやむやにし、さも考える勉強をさしていると自己満足に陥っているだけの場合が多いのではないでしょうか.
 小学生は大人と違って驚異的な暗記能力を持っていると思います。その能力を高める為には、読み・書き・算術を日頃から鍛え練習しなくてはいけません.はっきり言って、学校から与えられている漢字ドリル・計算ドリル程度の量では足りません.それの2倍・3倍の練習量が最低限必要ではないでしょうか.中学受験を経験した子供はそういった面ではそのことをクリアしています.だから中学に入ったとき、中学受験を経験しなかった子供より雲泥の差で中学受験をがんばった子に軍配が上がります.
 そう考えると、何も中学受験をしないからといって学校の勉強だけで満足しているようでは、中学に入ってから苦労するのが目に見えています.基礎学力は中学受験を目指す目指さないに関わらず、学校から与えられている課題の3倍は勉強しなくてはいけないという気持ちが必要ではないでしょうか.またそうしなくてはいけないと思います.
 長くなりましたが、最近特に思うことを書き連ねました.
2004年5月9日 (日) 塾長の悪たれ日記その10 塾生もう一人のK君のお話
塾生3番手は去年の夏に入塾した小学6年生になるこれまたK君。この子は負けん気が強くトップ志向が強い子です。だけど他人のことは気にせずマイペースで自分が納得できるまで何事にも取り組もうとします。興味のあることが多くて、これもしたいあれもしたいといろいろなことにチャレンジしようとします。感情を理屈で抑えることが出来る子かも知れません。こうだからこうあるべきだと、上手に諭せばすごくいい方向に成長していくと思います。塾では勉強することの大切さを教えていこうと思っています。何を勉強すべきかはその子の能力に応じて変わってくると思います。6年生だから6年生で習うことを教えなければいけないということはありません。その子の能力とがんばりに応じて臨機応変に指導はなされるべきだと思っています。その信念を持って指導していこうと考えさしてくれるK君です。
おまけ。今日出会った名言。
「訓練は血となり肉となり、訓練こそが、巨匠を作る。」
やはり「習うより慣れろ」っていうことかな。大人にとって訓練って何が当てはまるのでしょうか。この日記を読んでくれた人は一度考えてみてもいいと思います。
2004年5月8日 (土) 塾長の悪たれ日記その9 塾生K君のお話
 塾生紹介の2番手は小学5年生のK君です。この子は小学2年の夏から通塾しています。入塾当初はほんと落ち着きがなく1時間の授業中、静かにしなさいと何度注意したか分かりません。しかし彼が出している雰囲気は、ほほえましいうるささというか許せるうるささでした。つい笑ってしまう、周りを笑わせてくれるものを持っています。K君のお茶目な鼻。真剣なとき鼻の穴がふくらみピクピクさします(うちの下の子と同じ)。今は一目で彼が真剣にやっているのか気を入れずに勉強をやっているのか手に取るように分かります。また小さいのに一丁前に足を組んだりします。無理して組んでいるように見え、しんどくないのか心配になったりもします。そんなK君も今ではエキスパートのムードメーカーと言っても過言ではないでしょう。
 子供ってほんと家の様子を手に取るように感じさせてくれます。K君を見ていると、K君の家はクレヨン新ちゃんを思い起こさせます。そんな雰囲気を持った御家族ではないでしょうか。K君のお父さんお母さん勝手な推測すみません。親の愛情を一杯受けてちょっと甘えたに育っているK君。ここらで親の甘えから脱皮して自分で何もかも出来るしっかりした子になるようがんばりましょう。君の成長を勉強を通してこれからも見守っていくつもりです。よろしく頼むね。
 おまけ。今日出会った名言
「子供に愚かだと信じさせると、一層愚かな行いをする。」
子供といえども人格を持った一人の人間として存在している。しかしまだまだ成長段階、育てていくには細心の注意と愛情が必要であるということかな。
2004年5月7日 (金) 塾長の悪たれ日記その8 塾生Mチャンのお話
 今日から当分の間、うちの塾生・卒業生の話をしたいと思います。
まず一番バッターは小学4年生のMチャンです。少し甘えたの女の子です。小学1年から塾に通ってくれています。入塾当初はほんと小さくてかわいくて、何をするにしてもこちらはニコニコするしか仕方がなかった思い出があります(Mチャンの御両親からすればもっと厳しくしてほしいという要望があったと思いますが)。そのMチャンも今は4年生でしっかりしてきました。入塾当初からひらがなやカタカナそして一ケタ程度の算数の足し算引き算は出来ていましたから、スムーズに学校の勉強も先取り学習ができ、教えるほうとしましては楽だった記憶があります。
 私個人の考えとしまして、女の子は小さい時分は甘えたでわがままでもいいのではないかと思っているので、Mチャンも低学年のうちは寛容に指導してきました。しかし高学年からは、なぜ塾に通っているのかという自覚を持ちながら勉強に対する真剣さや厳しさも教えていっています。Mチャンも最近の塾長は少し厳しくなってきたと感じながら勉強に励んでいると思います。やるべきことをしっかりと自分一人でやり遂げていく根性をこれからは身につけていってほしいです。
 Mちゃんへ、これからは算数も国語の勉強も難しくなっていくと思うけど、これも全て5年後、10年後の将来に役立つことだと信じ、勉強を通して自分を鍛えているんだと思って、一緒にがんばっていこう。よろしくね。
 おまけです。今日出会った名言をひとつ
「自ら機会を造りだし、機会によって自らを変えよ」うーんなるほど。
2004年5月6日 (木) 塾長の悪たれ日記その7 継続は力なり
 今日塾生の一人から塾長の日記分からへんと言われました。一瞬ドキッとし、俺の文章がまず過ぎて、何言うてんのか分からへんのかと思いましたが、内容が難しすぎて分からないとのことでした。中学3年生やったら分かるんとちゃうのと思いながら、「はて、俺は誰を対象としてこの日記を書いているんやろか。」と考えてしまいました。対象者はやはり子供を持つ親と、教育に関心のある大人です。塾生にはうちの塾長がこんなこと、あんなことを言っているけど一体どういう事なのと、親に問うてくれたらいいと思います。教育に携わる一人の人間の意見または戯言と受け取ってくれればいいです。
 ところで話が変わりますけど、うちの塾では塾生(中3生)に新聞の切り抜き(朝日なら天声人語、毎日なら余禄、読売なら編集手帳、産経なら産経抄で、読めなかった漢字の読みと意味調べをする)を毎日の課題に課しています。サボった為二日分、三日分をまとめてするという事は許していません。その日にすることは何があっても必ずその日にするといった、強い信念を育てる為にもその日のうちにやり遂げなければいけません。決めたことは必ず守る、実行することは難しいです。そしてまたできなかったことを悔やむ気持ちも味わってほしいからです。この程度の新聞の切り抜きの量はしれてます。二日三日分でもすぐできます。毎日するという事に重点を置いています。Mチャンもそのことをしっかりと自覚してこれからも切りぬきを続けてくださいね。
 一度決めたことは実行に移す。それを続けることによって習慣化される。そうなったとき新たな自分が生まれます。まさに自分が進化するときです。
2004年5月5日 (水) 塾長の悪たれ日記その6 今日の一日
 今日は早めの日記です(今は午後6時)。いつもは深夜の静けさに浸りながら書いていますが、今日は夕食後家族専用のホームページを一気に作成しようと思い日記を書く時間がないだろうと思って今書いています。
 昨夜も寝たのが午前4時頃だったので朝から体がだるく、こりゃイカンと思い、体をしゃきっとさせるため子供二人と近くの公園へ野球をしに行きました。相手はまだ小2と年長組みの子供なのでたいした運動ではないですが、それなりに体がほぐれて気分一新できました。
 昼からは買いたい書物があったので下の子供を連れてナンバヘ。1冊は作者が熊谷正寿の「1冊の手帳で夢は必ずかなう」この作者は手帳を有効利用してベンチャー起業家の成功者になった人で、彼が実践した手帳のノウハウをビシット書いた本です。人生を豊かに過ごす参考に出来る本であると期待して読もうと思っています。もう2冊は私の好きな作家の丸山健二の「虹よ、冒涜の虹よ」(上・下)です。私生活でも人生を真っ向から見据え、逃げもせず、徒党も組まず、敢えて一人で世の中に挑む姿勢を持った作者。文体も極力せりふを省いて、淡々とストーリーを渋く展開してくれます。今から読むのが楽しみです。
 明日からまた仕事が始まります。塾生たちは休みボケにならず元気な姿を見せてくれることを期待し、こちらもパワー全開で明日を迎えよう。
2004年5月4日 (火) 塾長の悪たれ日記その5 自己向上
  いきなり問題(出典:日経MJ2004年2月24日)
1000円未満         34.4%
1000円〜3000円未満  34.0%
3000円〜5000円未満  23.1%
5000円〜10000円未満  3.8%
10000円以上         3.6%
この数字は何の1ヶ月平均の一人当たりの購入金額でしょうか。答えは「本・雑誌」でした。世間の人は読書量というか勉強量が少ないねんなというのが私の感想でした。
 これからの世の中、情報社会で知識量が物を言う時代。自分への設備投資を怠っては人の上に立ったり、人を動かすことは出来ない時代。上記の資料だけからでは一概には言えないけど、書物を利用しての一万円以上の自己投資をし、尚且つその知識を持って実践に移せば、いつの日か社会で上位3.6%以内に入ることが出来る、と言えないこともない。うーん、こりゃがんばらなアカンで。
 小説を読んで疑似体験をし、教育関係の書物を読んで自分の指導力向上を図り、ビジネス関係の本からは世の中の情報や流れを把握し、常に自己の向上・啓発の為に努力を怠らない。やれるだけやってみよう。人生豊に生きやなソンソン。
2004年5月3日 (月) 塾長の悪たれ日記その4 山のおやじ
 今日は子供たちと「山のおやじ夢農場 城山オレンジ園」に行ってきました。
探検の森コースではポイントごとに4択のクェスチョンがあって「山のおやじが今一番悩んでいることとは一体なんでしょうか。」とか「山のおやじが愛する歌とはさて何でしょう。」そんなん分かるかいなと突っ込みたくなるような質問が、また帰る道には「君らのいらん物は山のおやじもいらん。」(ゴミを持って帰ってもらう為)など、至るところに山のおやじのコメントやメッセージがあり、この山のおやじという人物は一体何者かいなとすごく興味を抱いてオレンジ園を後にしました。次回こそ山のおやじに会ってみよう。
 今日は憲法記念日。日本国憲法(1946年、11/3公布、翌年5/3施行、前文と103条からなる、世界に誇れる平和憲法の一つ)の前文をしみじみと読み返しました。特に気に入った個所は「人類普遍の権利」とか「政治道徳の法則は、普遍的なもの」。何が人類普遍の権利か、政治道徳って何?と思った人は前文に目を通してください。巷では憲法改正の風潮が出ていますが、この前文に反する改正には断固反対しこれからの世の中の動向を見守っていくつもりです。日本国憲法の全文を掲載しているホームページはhttp://kenpou.jpにアクセスすれば見れます。
2004年5月2日 (日) 塾長の悪たれ日記その3 EU25カ国
 5月1日よりEU25カ国体制スタート。ヨーロッパの地理・歴史の復習をちょこっとしましょう。1967年EC(欧州またはヨーロッパ共同体)6カ国(フランス・西ドイツ・イタリア・ベルギー・オランダ・ルクセンブルク)で発足、のちにイギリス、デンマーク、アイルランド、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、1993年にはEU(欧州連合)へ、そして新たにオーストリア、フィンランド、スウェーデンが加盟し、15カ国へ、2002年には通貨がユーロに統合され、そしてつい先日新たにポーランド、ハンガリー、チェコ、スロベニア、スロバキア、それにエストニア・ラトビア・リトアニアのバルト3国と、キプロス、マルタの計10カ国が新たに加盟。このうちキプロスとマルタを除く8カ国は旧共産圏諸国。今後2004年6月頃には欧州憲法を採択し、2007年頃にはルーマニア、ブルガリアが新たに加盟予定とのことです。
 25カ国も覚えるのは大変。しかし国名だけ覚えても意味なし。それぞれの国々について少しは知っておきたいものです。ちなみにキプロスは面積が四国の半分で人口87万人ほど、またマルタは面積が淡路島の半分ほどで人口37.6万人とのことです。ほーそうやったんかって一人パソコンの前で納得しました。いつの日か行く海外旅行の候補にキプロスとマルタも加わりました。マルタは朝日・日経両紙とも地図上では点で表示されていた。マルタがんばれ、チャチャチャ。
 
2004年5月1日 (土) 塾長の悪たれ日記その2 連休スタート
 今日からいよいよ花のゴールデンウィーク。久し振りの4連休。何して遊ぼうかと気持ちウキウキ。が、待てよ。たまってる仕事が山積みや。エキスパート通信4月号は書き上げたものの、作文コースのカリキュラム、小学ゴールドコースのカリキュラム、卒業生にホームページ開設の告知ハガキの作成、私学訪問の為のアンケート用紙の作成、5月の授業予定表の作成など、うーん一杯あるな。4連休のうち2日間は仕事やね。
 世間が遊んでいるときこそ仕事・勉強をして差をつける。そうはしたいけど子供にもどっか遊びに連れて行ってあげたいし(実は自分が子供と遊びたい気持ちのほうが強かったりして)、よし、昼間は遊んで、夜は睡眠時間を削って仕事と勉強に励む4日間にしよう。
2004年4月30日 (金) 塾長の悪たれ日記その1 創刊号
 今日は記念すべき第1回目の日記です。この日記を公開するにあたって私個人の決意を表明します。

その1 どこよりも熱い・熱い塾長に、そして塾に。
その2 毎日続ける。ライフワークとして。盆・正月も関係なく。継続は力なり。
その3 目標連続回数1000回。量をこなせば自ずと質も向上する。現在43歳と5ヶ
    月。1000回続けたときには46歳になる。そこまで続けたら、我が子にも自
    慢出来るかな。まっけい父チャンえらい!
その4 自己満足を得るためにだけではなく、教育に関心ある人々に情報を発信し、
    微力でもいいから何らかの手助けになることを目標にし、この日記の存在理
    由とする。
その5 「その4」目標達成の為、日頃の切磋琢磨を怠らないこと。

 昔の哲学者の言葉ですが、私の気に入っている言葉に「人は人間になるために生きている。」 今から20数年前に出会った言葉です。「そうか、俺は今完全なる人間じゃないのか。真の人間になるために、毎日進化する為努力し生きていかなくてはならないのか。」と変に感動した記憶があります。このホームページを立ち上げるにあたってこの言葉が頭によぎりました。まだまだ私も進化する為の努力を怠ってはいけないと、決意を新たにこれからの人生を歩んでいこうと思います。一日一日を大切に、就寝時には「今日一日ようがんばった、昨日の俺よりチョコっと進化したな。」と満足して寝れるよう気合いを入れて生活するつもりです。

 

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