エキスパート塾長の日記ページへようこそ!

 

2005年1月31日 (月) 277塾長日記「頭が良くなる小学生の国語速読法」
ハイ、四番手は
「頭が良くなる小学生の国語速読法」新日本速読研究会(著)、川村明宏(監修)です。

新日本速読研究会 会長川村明宏曰く、
「学校教育は第一に知識です。その知識を入れる器である「頭脳」を大きくしなければいけない。そして本質的な能力を向上させるにはどのようなトレーニングが必要なのかを考え、その創案の一方法がこの本書に述べられています。」

さて、どれどれ、うむうむ。

1 創造力のある子どもを育てるには、
頭の良さの三要素は、知識量・記憶力・創造力である。
そしてこれら三要素を鍛えるには右脳的に物事を理解し考える習慣をつけなければいけない。

ここで言っている右脳的とは「イメージ力」のことを言っているみたいです。

2 小学生のための速読術とは
読書スピードを加速することによって、学習スピードもそれに比例して加速する。そのため、子どもでも速読術をマスターすべきだ。

ごもっともでありんす。
しかし、助詞・助動詞「て・に・を・は」を軽視し飛ばしてしまう子にはまずしっかりとした音読指導が必要だと私は思います。

3 国語の創造的勉強法とは、
論理だけで理解する左脳型、映像に当てはめる右脳型。本書は当然右脳型を推奨。そしてこの右脳型記憶力には五要素があり、視覚像・聴覚像・触覚像・味覚像・臭覚像。これらをフル回転させて記憶力を強化。漢字勉強にもこれが必要。

そうだよね、表意文字である漢字。一語一語に意味があり、イメージをしっかりと頭に叩き込みたいものである。

4 算数の創造的学習法
計算力は条件反射で出来るように。そして文章問題は図式化・グラフ化して考える習慣を身につけること。そして「学ぶとは真似ることなり」と。

あれれ、この本って国語の速読法の本じゃなかったの。算数の勉強の仕方まで書いて欲張り。国語の速読術でもっと気配りがほしかった。

結局は今流行の「右脳開発」を駆使して、どんどん能力開発していこうっていうお話でした。

おまけ、今日の名言
『あなたが知識をふやさないということは、
 実は知識を減らしていることになる。』ヒレル

知識を増やしたからって一体どうなるのか。
新しい発見、
自分が変わることによって、世の中を見る目が変わる。
「パラダイム(ものの見方、考え方)」の転換っていうやつですか。
人間、日々進化しなければ、人間としての値打ちなし。
2005年1月30日 (日) 276塾長日記  イッキ君英才教育奮闘記7
久し振りの「イッキ君英才教育奮闘記7」です。

昨日は昼から塾で、そして今日午前中家で勉強を一緒にしました。

「右脳開発・集中力プリント」もしたいのですが、学年も終わりに近づき、果たして小学2年生としての学力が十分身についているのかということもすごく氣になり、国語の教科書の音読、漢字、算数の計算の確認をしました。

国語「はしの話」音読してもらいました。
はっきり言って、へたくそ。
詰まる、詰まる。
助詞を飛ばして読んだり、間違ったり。
ちっとも音読練習をやっていない様子。
困ったもんだ。
どうしたもんか。

次に漢字。
「小学2年の全漢字プリント」書きのテストをやってみる。
これは日頃嫁さんに頼んでやらせていたので、ほとんど書けました。
合格。少し安心。

計算は「三角計算表」なるものを使って九九の確認をしました。
これまた日頃の練習の成果があり、合格。

最後に「算数文章問題」小1レベルにアタック。

次のような問題です。
「テントウムシ小学校の1年生20人が赤組・青組・緑組の3列に並んでいます。赤組は青組より2人少なくて、緑組は赤組より6人多いです。では、赤組・青組・緑組の3列は、それぞれ何人ずつ並んでいるでしょうか。」

この問題を図を描きながら解いていきます。

イッキ君、問題を見るなり、「わかんない。」重症。

次に一緒に読んで問題の説明をします。
「足し算?引き算?」考えずにでたらめに解こうとします。これまた重症。

「まず、図を描いていこう。」

ノートに○を20個。
次に赤組、青組、緑組と縦に描かせました。

本当ならヒントはなしで全て一人でしなければいけません。
じっくり考えるための問題ですから。
しかし本人にとっては初めての試み。
見本が必要でしょう。

「この20個の○を何とかして3つの組に振り分ければいいんやで。」

「振り分けるって?」

そうか、言葉が分からない。

「赤、青、緑にこの○を描いていき、全部で20個にすればいい。」

赤、青、緑の横に○3個ずつ描く。

「よっしゃ、じゃここで、赤組は青組より2人少ないて言っているから○2個どこに描こうか。」

「赤の横!」

ガクッ!

「そうか、よーく考えてや。」

「アハ、青の横。」

「ほんで次に、緑組は赤組より6人多いから、○6個どこに描けばいいの。」

「分からへん。」

「ちょっとぐらい考えやな。」

「あっ、緑や。」

「ほんだら、描いてみ。」

最初に描いた○20個、残り3個になりました。
分かり易いように、移動させた○にはチェックを入れていきます。

「残り○は3個、どない分けよかな。」

「赤に3個あげたらええやん。」

「なんも考えてないし。」

「分からんし。」

「考えようとしてないし。」

「難しいし。」

「それは言い訳やし。」

しばらく考えるイッキ君。

「分かった! こないしたらええんや。」

○3個、赤・青・緑それぞれに1個ずつ振り分けることができました。

なんとか正解に辿りつけることができました。

やれやれ。

文章からイメージを描き、それを図に表して解いていく、これは非常にためになる勉強方法と思います。

おまけ、今日の名言
『苦しいときでも、とにかく笑っていろ。
 笑える余裕、ゆとりがないと
 判断を間違える。』藤森正路(実業家)

これって、指導しているときでも十分役に立つ教えです。
子どもたちが間違ったり、分からないと言ったとき、
こちらは笑って応えるようにします。
笑いは指導の最大の武器です。

ガハッハッハッハ
2005年1月29日 (土) 275塾長日記  「学力低下を克服する本」
では、今日の3番バーターは「学力低下を克服する本」隂山英男・小河勝(共著)です。

中学校教諭の小河先生が中学生を、小学校教諭の隂山先生が小学生を対象として、学校・家庭での学習方法を書いた本です。

再読して改めて思ったことは、
今の公立の小学校・中学校でこのように熱心に指導してくれる学校が果たしてあるのか、ないでしょう。

小河先生、隂山先生の授業を受けた子どもたちがうらやましい限りです。

我々教師たるもの、子どもたちの公僕である。

なにわともあれ子どもたちに奉仕するといった気概を感じさせてくれる先生に出会ったことも、うわさを耳にすることもありません。

本から知るだけです。

子どもたちの学力低下云々より、教師の能力低下をわたしは嘆きます。

学校教育が行き届いていれば塾なんて必要ないでしょ。

私が言うのもなんですが本当にそう思っています。

学校よ、しっかりしろ。

そして保護者である親たちよ、もうすこし我が子の教育に関心を持ち、子どもたちと一緒になって勉強し、悩んでください。

おまけ、今日の名言
『学問は興味から、もしくは好奇心からはいったものが
もっとも根強い。』柳田国男(民族学者)

小・中学の勉強。
やはり子どもたちが興味を持ってやれるよう
工夫が必要。
楽しくなければ勉強じゃない。
2005年1月28日 (金) 274塾長日記 「『読み書き計算』で学力再生」
はい、今日の2番バーターは「『読み書き計算』で学力再生」隂山英男(著)です。
そうかこの人も今注目の教育者かも。昨日書いた教育御三家の一人に数えなくては。教育御四家になってしまうが。まぁ、いいでしょう。

彼の場合、現場での10年間の実践を通しての揺るぎない自信というものが感じられます。

「揺るぎなき基礎は、多様性に転化する」
読み書き計算で自信をつけた子どもたちは、伸びたことからくる自信を土台にし、次々と新しいことにチャレンジしていく。これこそが子育てであり、教育指導であると。

そしてこの本では山口小学校での10年間の実践から次の結論を述べています。

1 反復学習によって基礎学力は上がり、定着する。
2 基礎学力が生み出した“ゆとり”で豊かになる「総合学習」
3 過度な「負荷」が子どもの成長を加速させる
4 幼少年期の特殊脳力である記憶力を生かす
5 体で覚え、競争しながら自分を向上させる
6 学習能力が上がるとIQも上がる
7 学力が充実すれば、精神も安定し、自信が生まれる
8 学力が充実すれば、表現力、創造力が拡大する

いいこと尽くめです。

ただ安易に素人が「百ます計算」、「読み書きの漢字」プリントをやらせても、効果のほどは疑問です。

「百ます計算」、「漢字プリント」などのプリントを子どもにやらせるとき、子どもがやる気をもって取り組んでいるか、また終わったあと、次のステップへいくためのホローをしっかりとできているかが問題です。

ただ単に「百ます計算」、基礎学力つけるのにもってこいのプリントだ、「各学年別の漢字プリント」、これは読み書きのためには絶対必要だといって、子どもに無理強いさせると逆効果でしょう。

常に指導する立場の人間が、1枚1枚のプリントに対しての目的意識をもって子どもにやらさない限り、効果なしです。

そこのところをしっかり分かって「読み書き計算」のプリントを使用しなくてはいけないと思います。

隂山先生だからできた、といった印象を強く受けました。

行き当たりばったりの指導ではなく、緻密に作られたカリキュラムに沿って実践し、子ども一人一人にゆとりを持たせながらの指導、誰でもができるものではありません。

そこのところをしっかりと肝に銘じて「読み書き計算」の指導をしなくてはいけません。

おまけ、今日の名言
『不可能なことを成し遂げるのは
 一種の快感だ。』ウォルト・ディズニー

どこの塾に行っても、できん子はできん。
結局一緒やった。
カエルの子はカエルですわ。
そんなことはない!
そんなことを言う親には何を言っても
「カエルの面に水」です。
2005年1月27日 (木) 273塾長日記 「公立小中高から東大に入る本」
今日からしばらくの間、今までに読んだ教育関係書物の感想を書いていこうと思います。

以前にこの日記で感想を書いたものも含まれますが全て再読して新たなる感想を述べていきたと思います。

出版日の古い順から再読し、感想を書いていきます。

1番バッターは「公立小中高から東大に入る本」和田秀樹(著)です。

懐かしく思いながら再読しました。2年振りです。

和田秀樹は今流行の教育御三家の一人です。残り二人は川島隆太・齋藤孝です。

彼は言い切っています。

1 ゆとり教育は子供と日本をダメにする。

2 就学前は「過保護に育てよ」

3 小学低学年児には「自分はできる」という幻想を与えよ

4 小学高学年児には「試験に強い子」に育てよ

5 中学生には「内申書」を氣にするな

6 高校生にはセックスは我慢することを教えよ

再読しての感想は
ほっといてくれ、
何言うてんねん、
ほんまかいな、
まぁ、一理あるかな。
でした。

最初にこの本を読んだ2年前は、
「おお、そうか、そうやったんや。光が見えてきたで。」
と、感動しました。

今は違います。

この書物では子供の姿をしたロボット対象の勉強方法または子育て論に思えて仕方ありません。

詰め込み・丸暗記・スピードを奨励、

東大に入るには致し方ないことかもしれませんね。

この本の和田さんからは子どもに対しての愛情というものが一切感じられなかった。

東大合格マシーン製造機のつくり方のマニュアルでした。

多分もう一度和田さんには登場してもらいますが、次はどうでしょうか。
楽しみです。

おまけ、今日の名言
『信念は嘘よりも危険な真理の敵である。』ニーチェ(独、哲学者)

信念を曲げない人、単なる頑固者?
2005年1月26日 (水) 272塾長日記 考える勉強パート2
今日は小学4年生のMちゃんに算数文章問題で考える勉強をしてもらいました。

Mちゃん、やる気満々。

まずは準備運動のつもりで小学1年生の問題から。

問題を見るなり、

「簡単。」

「答えは分かっても、図を描いて説明しやなアカンで。」

「描かなくても分かるのに。」

少し不満そう。

「1年生の子に教えるつもりで、図を描いて答えを導いて。」

「分かった。」

さすがMちゃん、丁寧に描いてくれました。

「よっしゃ、それでええよ。よく出来ました。」

「えへん。」

「じゃー次、2年生の問題。」

問題、兄弟アリンコのチビ君は1歩で3ミリ、チョビ君は1歩で5ミリ進みます。家から3センチ離れている小高い葉っぱの上まで行きます。2人は同時に出発して、2秒で1歩進みます。では、どちらがどれくらい早く葉っぱの上につくでしょうか。

しばらく考えてからMちゃん、図を描き始めます。

まずチビ君から、次にチョビ君を。

描かれた図を見ると一目瞭然、

最後の引き算も式を書き、筆算をしてもらいました。

ご名答!

「よく出来たね。素晴らしい。」

「えへん。」

「これなら誰が見ても、答えに辿り着く。」

Mちゃん、出だしは絶好調。

宿題に小学3年、4年、ついでに5年生用の問題を課しました。

1日1問だけ、するように言いました。

焦って一気にすることは厳禁です。

じっくり考え、丁寧にやってもらうことが原則です。

次回のMちゃんの解答が楽しみです。

おまけ、今日の名言
『自分に何ができるかは、自分以外のものにはわからない。
いや、
自分でもやってみるまではわからないものだ。』エマーソン

そうなのだ。
やらなければわからないのだ。
やるしかないのだ。
これでいいのだ。

エヘン!
2005年1月25日 (火) 271塾長日記 考える勉強って
今日は小学5年生のK君に算数文章問題で考える勉強をしてもらいました。

単純計算ならいざ知らず、文章問題はそもそも考えなければ解けないのではないのかと不思議に思われる方もおられると思います。

しかし、教育界の七不思議と言いましょうか、考える習慣のない子が多いのが実情です。

考えないと言おうか、考え方を知らない子が多いです。

算数の文章問題に出会えば、

「分かんない」

「習ってない」

「足し算?引き算?掛け算?割り算?」

問題にさっと目を通しただけでこういった言葉のオンパレードです。

しっかり「考えない習慣」が身についています。

この状況をなんとか打破しようと今奮闘中です。

文章に沿って図または絵を描くことによってその問題を解いていく作業をなんとか習慣付けさせたいと思っています。

今までも私が説明するときには図や絵を描いての説明はしていました。

それを子どもたち自らその作業をすることによって考え方を身につけてほしいのです。

K君、最初はめちゃくちゃ戸惑っていました。

「絵を描くの?」

「図を描くの?」

「んーん、どうやって?」

「答えは・・・やろ。答えが分かってるのに図を描くの?」

残念、答えは違います。

「答え、違うよ。」

「えっ、なんで?」

「どういう計算から、そんな答えが出たん。」

答えが間違っていると指摘されたからか、計算式を言うことを躊躇しています。

「なっ、図を描いて考えてみよう。
お菓子2個とお菓子1個の3倍の値段のアイスクリーム1個買ったんやろ。その合計が400円。お菓子1個とアイスクリーム1個の値段はそれぞれいくらですか。と聞かれてるねんで。
お菓子1個の値段を○としよか。」

ノートにお菓子と書いてその横に○が2つ

「またアイスクリーム1個はお菓子の3倍の値段やから○何個描けばいいかな。」

お菓子の下にアイスクリームと書いて○を・・・

「んーん、アイスクリーム1個やから○は1個?」

私の表情を見て

「違うわな。んーん」

足を組んで「考えるロダン」のポーズ。

ほんと、愛嬌のある子です。

「分かった、3倍やねんから○3個や」

「そう、その通り!アンタはえらい!」

ノートには○が5つ。

「じゃーお菓子1個の値段を求める式はどうなるのかな。」

「400÷3?」

ガクッ、何のために図を描いたんじゃ!

お菓子2個、アイスクリーム1個で合計3個なんでしょうね。

がっはっは、私は笑う。

K君は腑に落ちない顔。

「・・・・・、あっ、○が5個や。400÷5や」

ピンポーン、パンポーン、キンコンカンコーン

こうやってなんとかお菓子1個、アイスクリーム1個の値段は求めることが出来ました。

K君、ご苦労様でした。

またしようね。

おまけ、今日の名言
『お金は拡大鏡』

お金を持つと、人が変わるのではなく
お金を持つことにより、
ケチな人はよりケチになり、
寛大な人はより寛大になる。っていう意味です。

なるほどね。
フムフム
2005年1月24日 (月) 270塾長日記 「絶対学力、新・絶対学力」より
只今の時刻午後9時55分
本日の塾業務終了

久し振りに「最近読んだ本より」シリーズ23をします。

今日の本は一気に2冊「絶対学力」、「新・絶対学力」ともに著者は糸山泰造氏

今や飛ぶ鳥も落とす勢いではやっている陰山メソッド「百ます計算」を危惧しそのマイナス面を鋭く突き、糸山氏自身の経験による教育理論を分かりやすく説明してくれている書物です。

氏に言わせれば、計算なんてのものは正確に出来ればいいことであって、速さを競うなんて何のメリットもない、それよりもこの「百ます計算」なんていうものは考える力をシャットアウトしスピードだけを問題にするので、「考えない力」を培ってしまうと警鐘しています。計算は出来ても文章問題になるとからっきしだめ、そういった子供を育てる役割を担っているとさえ言い切っています。

んーん、考えさせられます。

結局物事には裏表があり、そのプラス面ばかりを強調し、マイナス面を無視するっていうのはアカンということです。

陰山氏の「百ます計算」にも利点はあり、また糸山氏の「言葉、そしてイメージ」をキーワードとする教育指導にも利点がある。

そしてその両者のいいところだけをもらい、それに私の経験をプラスしたエキスパートの教育指導がある。

えへん、これで行こう。

おまけ、今日の名言
『学力とは
 人生を有意義なものにする
 必要不可欠な考える力のことです。』糸山泰造「絶対学力」より

私は教育屋?
それとも教育家?
塾での教育指導、これを子育ての一部だという認識があれば教育家です。
ただ単に勉強を教えるだけ、点の取り方を教えるだけなら教育屋です。
教育家でありたい。
2005年1月23日 (日) 269塾長日記  今日は金剛山へ
午前9時30分
いざ出発
今日は1年ぶりの金剛山へ

午前10時50分
金剛山ロープウェー口無事到着
道に迷うことなくドライブできたことに感謝

午前11時40分
ロープウェーを降りいざ登山だ
アイゼン装着に手間取り登山開始は午後0時ジャスト

午後0時40分
千早赤坂ミュージアム大屋根広場で昼食
おにぎり、から揚げ、カップヌードル
すべてうまい!
あたたかいコーヒーを飲んで一休み

積雪量30センチ、さすがにすばらしい
見晴らしも最高
樹氷もあり、少し大げさに言えば銀世界とも言えないこともない。

プールでの水の掛け合いのごとく雪の掛け合いをして
イッキ・シュウキとも顔からつま先まで全身雪まみれ、
お父さんのすごさが分かったか。
それを見た嫁さん、もう少し手加減してあげなさいとちょと怒る。

午後2時ジャスト
展望台到着
見晴らし抜群
金剛山にもこんなとこがあったのかと改めて見直す。
山頂目指していざ出発

午後2時20分
イッキとシュウキ大ゲンカ
ソリーで滑る場所を巡ってお互い引かず
シュウキ大泣き、イッキ顔面フグ状態

午後2時50分
山頂手前のところにソリーで滑るのに絶好の場所を発見
きれいなS字コース全長40メートルほど
登ってはすべり、登ってはすべり
子供二人、全身雪まみれ、しかしほっぺは真っ赤か
ここで1時間ほど遊ぶ


午後4時05分
ロープウェー降り口に到着
皆無言、疲れが顔に表れている。

午後4時35分
駐車場へ到着
家路へ

午後6時35分
帰宅
途中道を間違い予定より20分ほど遅れての帰宅
子供二人は車中ずっと夢見状態、スヤスヤ眠り続けていた。
よほど疲れたと見える。
ご苦労様でした。
よく遊びました。
2005年1月22日 (土) 268塾長日記 今日は頭の体操授業
今日は午前中、塾生の一部を召集して頭の体操なる遊びをしました。

世間的に言えば右脳開発講座と言えばいいのでしょうか。

飛び入り参加2名(一人は塾の卒業生、もう一人は塾生の弟)で総勢6名。

まずは「走れメロス」のテープを4倍速、2倍速、4倍速と聴く。
頭の準備運動です。

次に「手のパターン認識トレーニング」
これは瞬時に絵を認識するトレーニングです。

そのあと「ひらがな消去トレーニング」
これも数あるひらがなから文字をひとつ指定し、それを5つ拾い上げるスピードを競うトレーニング。子どもたちを見ていると集中力もアップしそうです。

そして「左目だけ集中活用トレーニング」
同じデザインの絵柄を瞬時に見極めるトレーニング。直観力を高められそうです。

それから「同じ図形を探せ、視覚注意力トレーニング」
紙に8種類のコップが全部で64個並べてあり、それらを正確に篩い分けるトレーニング。みんなこのトレーニングがもっとも難しかったようで、正解率も悪かったです。

最後に眼力を鍛える「同数つなぎトレーニング」
制限時間1分で、前後左右斜め同じ数同士を線でつないでいきます。全部で35本の線が引ければ終了です。

以上のお遊びをしました。

こういったことをして何になるのかといった下種な質問はなしです。
ただ単に頭を使ったお遊び、いっとき集中して目と頭をフル回転させる。
それが楽しいと思ってくれれば私の目標は達成です。

こういったお遊びは普段の授業にも取り入れたいです。
気分転換にもなるし、眼力もつき、右脳も刺激できる。
害は一切なし。

おまけ、今日の名言
『人は望むだけ自由になれる』ジェームズ・ボールドウィン(作家)

一度掲載したかもしれません。
まぁいいでしょう。
自由を妨げるもの、ドンドン打ち砕いていきます。

ドッカーン!
2005年1月21日 (金) 267塾長日記 「塾長教えて帳」
只今の時刻午後10時05分
今日の塾業務終了

どうすれば一人一人の要求に応えられるか。

子どもたちが分からなかった問題、出来なかった問題を
どのようにすれば復習してくれるのか。

間違い直しはさせていますが、2回、3回とそれを見るという殊勝なことをしてくれている子は残念ながらいません。

同じ間違いを何度も何度も、懲りずに繰り返します。

ひとつの解決策として、新たに「塾長教えて帳」を作りました。

これは間違った問題、出来なかった問題を別紙にコピーして私に質問するという形式で提出してもらいます。

それを私が添削し、本人に返す。

一種の添削コースみたいなものです。

これをすることによって、
指導がこちらからの一方通行にならず、
本人もしっかり考えるようになり、
今以上に間違った問題に対するこだわりが生じると思います。
そして「塾長教えて帳」を作ることによって復習もし易くなることでしょう。
またこれからの指導にもきめ細かさが増すと思います。

なんとかこの「塾長教えて帳」を上手に機能させたいと思います。

おまけ、今日の名言
『仕事をするときは上機嫌でやれ。
そうすれば、仕事もはかどるし、
身体も疲れない。』ワグナー(ドイツ、音楽家)

その通りです。
今日は1週間で一番多くの生徒を指導する日でした。
しかし疲れはあまり感じない。
気合も入っていたし、明るく振舞って仕事をしたおかげでしょう。

よっしゃ、帰ります。
2005年1月20日 (木) 266塾長日記 算数・数学の文章問題は絵を描こう
今日の授業は午後7時で終了、うれしい限りだ。
週に1回はこういった日がほしい。

最近思うこと。

算数・数学の文章問題をいかにして解くか。
問題文を読み込んで数式化する。
あとはそれを計算するだけ。
言うことは簡単。

出来ない。

数式化する前に図で説明する。
そこでやっと分かってはくれる。

しかし。

しかしです。

自分で図に表すことが出来ない。
文章を図に転換する作業ができない。

イメージ力がない。

考え方が分からない。

考える力がない。

これは大変!

計算には考える力はいりません。
すごく機械的な作業です。

しかし文章問題は考える力がなければ、何も出来ません。

問題文が分からない。
イコール考え方が分からない。
イコール図に表せない。

なんとかしなくては。

図に表すことが出来れば式にすることも出来るはず。

文章問題では必ず図で表現することを約束させよう。

文章は必ず図式化する。

この練習は必要不可欠かもしれない。

うん、そうだ。

決定。

おまけ、今日の名言
『ただはつらつとした活動によってのみ、
不愉快なことは克服される。』ゲーテ

ハツラツとした行動をとることによって
気持ちも元気に、
先ほどの不愉快は何処へ
前向きな行動あるのみ

ドッドド、ドッドド、ドドー
2005年1月19日 (水) 265塾長日記 新人さんが入塾しました
只今の時刻午後10時00分
本日の塾業務終了

今日は先日体験授業を受けた小学4年生の女の子が入塾してくれました。

ありがたいことです。

楽しい体験授業だったようで、これからがんばって勉強すると決意を表明してくれました。

かわいいですね。

素直です。

やる気を出している今がとても大事です。

こちらも気を引き締めて取り組まなくてはいけません。

本人のやる気を上手にもっていき、これからの勉強に活かさなくてはいけません。

惰性で勉強するのではなく、自主的にやろうと決めた時期がとても大切です。

晴奈ちゃん、

塾長も一生懸命がんばるから、一緒に勉強をやっていきましょう。

よろしくね。

おまけ、今日の名言
『我々にとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。
にもかかわらず、
これほど身につきやすく、
絶ちがたい習慣もない。』ジョン・トッド「自分を鍛える」より

体、精神、頭脳
死ぬまで鍛えたい。

アーメン
2005年1月18日 (火) 264塾長日記  右脳開発開始
只今の時刻午後11時45分
自宅で書いています。
やっと一日が終わりフーッていう気分です。

塾では今日から小学生対象の右脳開発ドリルの実施を始めました。

使い方によっては中学生・高校生にも利用できます。大人もかな。

教材は児玉光雄氏の「集中力をぐんぐん伸ばすプリント」「右脳活性トレーニング」を基にして、私が少し手を加えたものです。

普段の授業以外に違った角度から脳を刺激することによって脳力が開発され頭の回転が速くなればいいだろうと思ってやり始めました。

子供たちも始めての体験で戸惑っていますが、やっていくうちに慣れ、コツを掴み、また集中力そして記憶力も増進、勉強にも一層励むようになることを期待して、この脳力開発なるものを続けていこうと思っています。

知力また知性を高めるにはどうすればいいのか。

情報(学ぶべきもの)頭に入れる、いわゆる「入力」

次にその情報を自分なりに理解し分かる、いわゆる「処理」

そして学んだことを活用する、いわゆる「出力」

この入力→処理→出力を
いかにしてスムーズにできる能力を身につけるにはどうすればいいのかを日々試行錯誤し、子供たちの指導に活かしていきたいと思っています。

おまけ、今日の名言
『始まりは、どんなものでも小さい。』キケロ

いきなりでっかいことをしようと思ったら、なかなかスタートが切れません。
ゴールはでっかく定め、スタートは小さなことから果敢にアタック。
これで行きます。

よーい、スタート!
2005年1月17日 (月) 263塾長日記 頭の回転を速くするには・・・
只今の時刻午後10時05分。

おーい、みんな、頭の回転遅いぞー

頭の回転を速くするには、
どうすればいいのでしょうか。

まず、「頭の回転が速いとは一体どういうことなのか。」から考えてみましょう。

飲み込みが速いこと、
単純計算が速くできること、
本が速く読めること、
教えたことをすぐに理解してくれること、

要するにいろいろな処理能力がテキパキとできるということでしょうか。

では、どうすればその能力を高めることが出来るのでしょうか。

速読(音読→黙読→視読を経ての)
速聴(4倍速を聞き取れて追唱ができる)
単純計算(百ます計算などの利用)
言葉の学習(語彙力をつける、言葉を知らなきゃ話になりません)

今、さっと思いついたのが以上の4つです。

やはり塾でもそういった能力(脳力)を高める指導をしていくべきだと
今日の授業を終えて思いました。

おまけ、今日の名言
『人間の教養とは野生を失うことではなく、
 野生を洗練させることである。』岡部伊都子

塾生にも伊都子チャンっています。
いい名前です。
感性を磨く、頭の回転を速くする、よう似たもんでしょう。
2005年1月16日 (日) 262塾長日記  今日は近郊サイクリング
 今日は昼前からチャリンコで天王寺動物園へ。
時間にして15分程度、天気のいい日はチャリンコで十分行けるキョリ。
今日も下の子シュウキ君と写生ゴッコ。

まずはオオサマペンギン、なぜかしら皆ペンギンさんは太陽の方向にくちばしを向けて直立姿勢でした。

次にカワリクマタカ、これまたじっとしててくれて、写生し易かったです。

ホオジロワシ、この子は照れ性なのか背中を向けたまま、たまに振り向いて顔を見せてくれました。首が180度回転するのかしら。

ピューマ、お昼寝時?陽の当たる所で目を閉じじっと動かず。

トラ、落ち着きなくあっちへふらふら、こっちへよたよた、ストレスが溜まっているのでしょうか。

バーバラシープ、一番高い小山のところに陣取り、じっと動かず、瞑想に耽っていました。

クロエリセイタカシギ、くちばしが体のわりに非常に長く、足もまた長かったです。

サイ、初めて見ました、サイの放尿。後ろにぴゅッと飛ばしていました。少しやせたサイでした。

カバ、水中にいるのをガラス越しに見物。でっかいでっかいお尻しか見せてくれず。しかし後ろ足を蹴って水中遊泳なるものをしていました。でっかい物体が水の中でフワフワフワ、短い足を折り曲げたり伸ばしたりとスローモーションの動き、愛嬌がありました。

タンチョウ、白と黒のコントラスが美しかったです。

ソデグロヅルソリハシセイタカシギ、じっと動かず、こちらの写生をしているのが分かっているかのように、じっと動かず、ポーズをとっていてくれました。ご苦労様。

ソリハシセイタカシギ、これまた自分の体長ぐらいあるくちばしの持ち主です。ピュロピュロと鳴いてくれ、にぎやかでした。

最後にホオジロカンムリヅル、トサカでしょうか、モヒカンがかっこよかったです。眼つきも鋭く、絵になる鳥でした。

写生を通して子供たちも観察力がつくみたいで、いろいろな発見を教えてくれます。
「父さん、くちばしに穴があいているよ。」
「うわぁ、サイの鼻、あんなとこにあるで。」
「カバのお尻の穴見つけた。」ほんと?
まぁ、いろいろと所かまわず大きな声で叫んでいました。

今日も動物園での楽しい写生会でした。

おまけ、今日の名言
『人生は、
 他人を負かそうなんて
 ケチくさい卑小なものじゃない。』岡本太郎「強く生きる言葉」より

でっかく生きたい。
ただそれだけ。

ドッカーン
2005年1月15日 (土) 261塾長のリアルタイムぶっちゃけ日記その5
只今の時刻午前10時30分
塾到着

今日は授業はなし、しかし事務仕事は盛り沢山。

中学3年生の公立入試までのカリキュラム、
脳力開発のための教材作成、
新規塾生募集のためのチラシ作成、
エトセトラ、エトセトラ、キセラセラ

おーおー、
大変だ。

早速作業の開始だ。

只今の時刻午後7時30分
今週のそして今日の塾業務終了。

上記の事務仕事
中学3年生のカリキュラムは私学入試までの予定は完成。
脳力開発の教材およびプリント進行表完成。
塾生募集のチラシは手付かず。
本当ならこのチラシ作成が最優先課題ではなかったかと後悔。
世間に向かってアピールしなければ塾生は増えないぞ、肝に銘じること。
ハイ、分かりました。

今日はまた久し振りにイッキ君の授業をしました。
普段家では漢字プリント、計算プリントを毎日欠かさずやらしています。
塾ではそれ以外の勉強をしようと、今日は集中力強化トレーニングをしました。
「手のパターン認識トレーニング」
「左目だけ集中活用トレーニング」
「ライン追跡トレーニング」
「瞬間記憶トレーニング」
「イラスト記憶テスト」
「絵の数記憶テスト」
「アミダで足し算」
など、盛り沢山。

今日の一番のテーマは、与えられた課題に対して集中して取り組むことが出来るのかどうかでした。

普段何をやらせても飽き性な彼にしては、それぞれの項目でやる気を出してやってくれました。

これを上手に続けていけば、右脳が活性化され、集中力、そしてイメージ力がつき、頭の回転も速くなっていく予感がしてきました。
これからの彼が楽しみです。

またこの脳力開発トレーニングを、如何にすれば普段の平常授業に取り入れることが出来るかを真剣に考えなければいけません。
新たなる試みです。

おまけ、今日の名言
『楽天は人を成功に導く信仰です。
希望なくては何事も成就しません。』ヘレン・ケラー

何事にも希望を持って取り組むことは大切。
「どうせがんばってやってもこんなもんやねん。」
そういったことを口にする子たちよ、
はっきり言ってあげよう。
その程度じゃがんばったうちに入りません。
「がんばった門」にやっと片足が入ったぐらいです。
親が甘いから子も甘いのか、
世間が甘いから、子どもたちも甘ったれになるのか。
身近な大人がまず見本を見せなければいけない。
希望を持ってがんばりたいもんである。
さすれば世の中バラ色よ。

トリャー!
2005年1月14日 (金) 260塾長のリアルタイムぶっちゃけ日記その4
只今の時刻午前9時30分
おはようございます。
今日も寝坊しました。
しかし昨日のように「畜生!」とは言いません。
「よく寝れた。今日も朝から絶好調だぜ。」
と思うようにしました。

1日のスタート、気分よく、さわやかにいきましょう。

昨日の自分とちょっと違う今日の自分を出していこうと思っています。

どうやって?

んーん、

工夫。

昨日と同じ授業はしない。

昨日の教え方よりもっといい教え方を考えそれを実行する。

教える内容が同じでも、授業を受ける塾生が変われば教え方も自ずと変わるのが自然でしょう。

よぉし、今日もいろいろやってみよう。

只今の時刻午後1時50分
塾に到着

今日は総勢15人が塾に来る、大入り満員の日。

気合を入れて掛からねば、子どもたちに負けてしまう。
四方八方にアンテナを張り巡らした巡回船になったつもりでやり抜こう。

只今の時刻午後10時15分
授業終了し、塾日報を書き終え、本日の塾業務終了。

あっという間に5時間が経ちました。
塾生たちも同じようにあっという間の2時間だったでしょうか。

振り返ると]ちゃんとY君、非常に長かった2時間だったかも。

次回はあっという間の2時間にしてあげるから待っててね。

おまけ、今日の名言
『日々正直に行動することが
成功に達する最も確実な道だ。』チャーチル(英、政治家)

正直に、そして何の駆け引きもなしで、子どもたちに接しなければいけない。
2005年1月13日 (木) 259塾長のリアルタイムぶっちゃけ日記その3
只今の時刻午前8時30分
畜生、今日も起床が7時30分。
予定より30分の遅れ。
やはりもう少し早く寝るべきか。
睡眠は6時間必要みたいだ。
7時に起きるには1時には床に就かなくては、2時では少しきつい。
日記の書き出しが、畜生からでは今日一日が最低になりそうでイカン、遺憾。

よっしゃ、今日もやるべきこと盛り沢山、どんどんこなしていこう。

只今の時刻午後2時05分
塾到着

午前中「方丈記」鴨長明(著)一気に読破。
んーん、彼なりに人生を悟った名文。諸行無常の世界でした。
いつかは悟りの境地に辿り着きたいもんである。
今は日々勉強・経験あるのみ。

今日は小学4年生の女の子が体験授業に来る。
どんな子なのか非常に楽しみ。

今日も一日いってみよう。

只今の時刻午後9時55分
授業終了し、塾日報を書き終える。そして本日の塾業務終了。

元君すごい!
「瞬間記憶トレーニング@」室内編、結果は全問正解。
これはある1枚の室内の絵を10秒間見てもらい、描いてある室内の様子をどれだけ正確に記憶しているかの問題です。
「お父さんは手に何を持っていましたか。」
「部屋に入ってきたのは誰ですか。」
「犬が寝ていたのはどこですか。」などなど
全部で8問の質問があります。
それを彼は全て正確に答えることができました。
驚きです。
なんで英単語がなかなか覚えられないの、と言いたいです。
得手・不得手があるのでしょう。
しかし謎です。

おまけ、今日の名言
『ゆく河の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず』鴨長明(方丈記)

あらゆるものは流転してやまない、無常である。
「方丈記」声に出して読みたい本の1冊ではないでしょうか。

今日はこれで帰ります。
2005年1月12日 (水) 258塾長のリアルタイムぶっちゃけ日記その2
只今午前7時45分
ちきしょう!起きるのが今日も遅かった。
7時には起きるはずだったのに。
いかんいかん、気合の入れ直しや。

只今午前9時30分
シュウキをやっと保育園に送迎。
今日もまた行く前に将棋をせがまれる。
2局打つ羽目に。アンタはまだまだ弱い、修行が足らん。

これから皮膚科の病院へ。
冬場は乾燥肌のため痒いのなんのって。
肘・膝・背中・お腹と痒いところがいっぱい。
困ったもんである。
行ってきます。

只今午前11時00分
病院から帰宅
「はーい、いつ頃から痒み出しましたかー。」
「去年の秋頃です。」
「そうですねー。寒くなれば乾燥して痒みが出るんですねー。」
「そうですね。」
「痒いところはー、」
ここで問診表をチラッと見て、
「肘ですかー、膝もですかー、腹部と首の後ろもですねー。
 はーい、見せて下さい。」
私はすかさず、腕をまくり、ホレ、
次にズボンをたくし上げ、ソレ、
セーターを裏返し、ハイ。
「はーい。乾燥していますねー。
 では、痒み止めにー、塗り薬ー、乾燥してても痒くないところにはこのローショ ーン、痒くて堪らない時には、この飲み薬を飲んでくださーい。」
「先生、耳もちょっと痒いんです。」
「はーい、どれですか。
 そうですねー、耳にはこのパンデルローションがいいでしょうー。
 綿棒なんかで塗ってくださーい。」
「はい。」
「2,3週間これらの薬で試してくださーい。
 痒みは治まると思いまーす。」
「はい。」
「もしー、痒みが治まらない場合、もう一度来てくださーい。
 治まっていれば来なくていいでーす。」
「はい、ありがとうございました。」
「いいえ、どういたしましてー。」
「失礼しマース。」

以上が今日の病院での先生との会話でした。
大門先生、アンタは面白いよ。

只今の時刻午後2時35分
塾到着

今日は途中ダイヤモンドシティーによって書物購入。
内訳は
「連戦連敗」安藤忠雄(著)
「ユダヤ5000年の知恵」ラビ・M・トケイヤー(著)
「方丈記」鴨長明(著)
最後に「竹取物語」これは塾生に頼まれてた書物です。

前回ダイヤモンドシティーに車で行った時は大渋滞。
今日はガラガラ。
これならチョコチョコ寄れそうで、ラッキーです。

「建築は闘いである」と言っている安藤忠雄。
気に入りました。
「教育は闘いである」
今日はこの心意気で授業に臨もう。

只今の時刻午後9時05分
授業終了し、塾日報を書き終える。

中1の諸君、先日英語の総合確認テストをやったが、皆目といっていいぐらい分かっていない。実力ゼロと言っておこう。

2年後の高校入試を思うとぞっとする。今のうちに手を打たなければとんでもないことになる。

楽しく、まあこんなもんでいいかっていう授業は今後一切やめよう。
厳しくそして一つ一つ完璧になるまで徹底的に教え込む、覚悟しましょう。

只今の時刻午後10時05分
本日の塾業務終了
小学生の計算カリキュラム作成終了。
これでやっと帰れるぞ。

おまけ、今日の名言
『・・・創造とは、逆境の中でこそ見出されるもの』ルイス・カーン(米、建築家)

ならば逆境よ、俺に来い。

今十分逆境に立たされてるわな。

オリャー!

帰ります。
2005年1月11日 (火) 257塾長のリアルタイムぶっちゃけ日記その1
只今の時刻午前9時30分。

今週はリアルタイム日記を記します。

自分の1週間の生活を省みる意味もあって今週はリアルタイムで日記を記してみます。

以前こういった日記形式をとったことがあります。再度挑戦です。

起床時刻、午前8時。遅い!

7時に目は覚めたけど起きれず。

布団の中でもじもじフニャフニャ。

8時、朝食。メニューはコーヒーとヨーグルト。

そのあとシュウキと将棋、そしてオセロをする。

保育園に彼を送り出し今に至る。

さぁ、午前中を利用して今日の授業の準備です。

只今の時刻午後2時15分、塾に到着。

今日からは平常通りの授業が再開、よって授業も4時から。

室温14度、さすがに寒いわ。

今、あったかいコーヒーを飲みながらの執筆。

午前中、右目の目頭辺りがちくちく痛むので眼科へ。
痛みの原因と思われるまつ毛を10本程度抜いてもらう。
ついでに目がよく充血するので目薬がほしいと言うと、
市販の目薬は差さないようにとのこと。
充血を一瞬にして消えさす目薬は百害あって一利なしとのこと。
ドライアイ用の目薬を調合してもらう。

さて、松5中の子は明日が実力テスト、がんばれよ。
五箇荘中の子たちは来週の水曜日が実力テスト。

どちらも受験生には変わらないので、気も手も抜けない。

君たちは、冬休みはがんばったはず。

実力テストはその名の通り実力で受けなさい。

今ある実力を100パーセント出し切ればそれでよろしい。

さあ、今日もいっちょうがんばるか。

只今の時刻午後9時40分。
本日の塾業務終了。

さすが西大和学園、中学2年のこの時期で英語も中学3年までの勉強がほぼ終了。

英語もと書いたのは、塾生に西大和学園の生徒がいて、以前から数学は受け持っていたので分かっていたんですが、今月から英語も教えることになって分かったからです。

頭が柔軟な中学生、本人のやる気さえあればいくらでも知識を吸収できます。子どもの可能性は無限です。

才能があるのに、公立中学のチンタラした授業速度では、才能ある子どもたちの芽を枯れさせているのではないかとふと思いました。

知識欲のある子にはいくらでも無制限に知識を与えなければいけないと思いました。
またそういった場を提供すべきでしょう。

これで今日はおしまい。

おまけ、今日の名言
『物事を必要以上に恐れたり、
全く恐れを抱いたりしないことはたやすいが、
物事を正しく恐れることは難しい。』寺田寅彦(物理学者)

物事を正しく見る眼、そして正しく判断できる能力を培わなければいけない。
テロしかり、
地震しかり、
津波しかり、
確率から言えばいかほどのものなのでしょうか。
道を歩いていての交通事故に遭う確率の方が何倍も何倍も高いはず。

今手元に資料がないので詳細は分かりませんが、「数字オンチの諸君!」という本にそういった目に遭う確率が書いてありました。

正確な確率からものを見る眼も培いたいものです。
2005年1月10日 (月) 256塾長日記  今日はバトミントンの特訓
冬休み最後の祝日、

今日は昼から長居公園へ子供たちとバトミントンをしに行きました。

だだっ広い広場は強風がビュンビュン、

今日はバトミントンは無理かなと、半分あきらめながらあちこち歩き回り、

やっとこさ、競技場の外壁の風が穏やかなところを発見。

いざ、バトミントン開始。

「いくで、稲妻サーブ!」

「よっしゃ、命丸ごとサーブ!」

「次は最強天の果てまでサーブ!」

寒さを吹き飛ばす意味もあって、一回一回叫びながらのバトミントン。

イッキ・シュウキ君も一回一回サーブに名前を付け叫びもってラケットを振り回します。

最初はちっともラリーが続きません。

一回サーブを打てばそれを拾うので精一杯。

しかし不思議なもんで、30分も続けているとラリー(バトミントンでもラリーって言うのでしょうか)が出来るように。

やはり、練習は大切。

何度も何度も、繰り返す。

但し、前向きにしない限り成果は表れないでしょうね。

1対1では5,6回はラリーが出来るようになりました。

10回以上続くこともたまにありました。

こりゃ、すごい!

1時間もすると体も汗をかかない程度にがホクホク状態。

冷たい風もほほに気持ちよく、快感。

途中、ジュースタイムを取りましたが、2時間半ほどバトミントンを楽しみました。

帰りの駐車場までは、片足でのケンケン歩き、次は後ろ向き歩き、目を閉じてのイメージ歩きと、広い歩道を有効に利用して飽きることなく車までたどり着けました。

私自身も結構楽しめました。

子供たちも満足そうな表情をして車に乗り込んでくれ、これまた満足です。

おまけ、今日の名言
『自分のことだけ考えている人間は
 自分である資格すらない』 タルムード

そりゃそうでしょう。
この世の中、人間同士どこかでつながっています。
自分さえよければ、うちの子さえよければ、
そういう人間、親にはなりたくないです。
2005年1月9日 (日) 255塾長日記  今日は動物園で写生
今日は昼から子供を連れて天王寺動物園に写生に行ってきました。

イッキ、シュウキ、私と3人がスケッチブックを手にしながら何をモデルにしようか園内を散策です。

「ヨシ、象さんを描こう。」

「そうしよう。」

目指すは、熱帯雨林地帯です。

こんな寒いのに何が熱帯雨林地帯かと思いながら目的地に到着。

デェデーン、ドヒャー

前方に見えるは、象さんのお尻です。

でっかい、圧倒されます。

しかし、象さん、お尻を見せた体勢から動こうとしません。

「父さん、お尻しか見えない。」

「でっかいお尻、描こうや。」

「いやや。」

「そやね、そしたら他へ行こう。」

次にたどり着いたところが、アシカです。

カリフォルニアアシカ。

早速一皿100円のえさを買って、アシカ君をおびき寄せます。

来るわ、来るわ、目の前にアシカ君たちが鼻息を鳴らし、雄叫びをあげながらやって来ます。

3切れの魚のえさはあっという間になくなります。

「よく見たか、しっかり描きや。」

「忘れた。シュウキもあげたい。」

「ずっこい、イッキもやで。」

「分かった、買ってくるから待っとき。」

子供二人もアシカ君にえさをあげます。

「うわぁっ、すごい。」

「鼻の穴、おもいっきし開いてるで。」

アシカ君たちは子供たちの投げるえさを見事ジャンピングキャッチ。

えさあげも終わり、気持ちが落ち着いたのか、二人ともアシカをスケッチするのに必死です。

私もその横で一緒になって描いていました。

しかし、寒い、しびれる〜

子供たちはへっちゃら、下書きのあと、色まで塗っています。

「イッキ、これで宿題の絵日記書けるな。」

「うん、アシカ描くわ。」

よかった、よかった。

てな具合で、子供たちが今日描いた動物たちは、アシカを筆頭に、サルのドリル、フトアゴヒゲトカゲ、グリーンイグアナ、ベニイロフラミンゴです。

絵を描くことによって観察力というものが身に付く感じがし、また機会を見て連れてきたいと思いました。

しかし、寒かったです。

おまけ、今日の名言
『運命に逆らえば運命に支配され、
 運命に適応すれば運命を支配できる』タルムード

自分の運命?
よう分かりません。
自分を取り巻く環境や情勢をしっかりと見据え、
臨機応変にやっていきなさいということでしょうか。
2005年1月8日 (土) 254塾長日記 冬期講習会を終えて
只今の時刻午後0時45分

エキスパート通信冬期講習会号を書き終えました。

授業はほぼ予定通り終了できました。

問題は子どもたちの頭にしっかりと教えた内容が入っているかどうかです。

子どもたちに完璧な授業を提供したとします。

しかし子どもたちが100パーセント理解し身につかなかった場合、

指導者側からすれば、それは完璧な授業とは言えないでしょう。

子どもたちが100パーセント分かり、実力として身についたときこそ、

完璧な授業であり、素晴らしい授業であったと言える。

主役はあくまで子どもたち。

指導者は単なる補佐でしかありません。

そう考えた場合、私の授業もまだまだ未熟。

反省面が多々あり。

授業の準備、そして本番では当然ですが手を抜きません。

気も抜きません。真剣勝負です。

しかし子どもたちは、・・・・

難しいとこです。

手を抜かせない授業、気を抜かせない授業、それを実践しなければいけません。

それが出来ない授業をやるのなら塾失格です。

またそうしようとしない子どもたちは退塾の運命をたどります。

これからも気合の入った授業を展開して行こうと思っています。

教育に携わるものとして、子どもたちの重要な人間形成の一環を担うものとして手抜きは禁物。

自分には厳しく、そして子どもたちには愛情をもって厳しくです。

おまけ、今日の名言
『信念のため、
たとえ敗れると分かっていても、
おのれを貫く、
そういう精神の高貴さがなくて、
何が人間ぞと俺は言いたいんだ。』岡本太郎「強く生きる言葉」より

トリャー
2005年1月7日 (金) 253塾長日記  冬期講習会最終日
おはようございます。

早朝日記の始まり、始まり。

ついに今日がやって来ました。

冬期講習会最終日。

授業のほうは予定通り終了できそうです。

ただ問題は塾生たちが予定通り授業内容が頭に入って身についたかどうかです。

復習がしっかり出来ていれば身につくし、していなければあまり身につかない。

ただそれだけのことです。

復習の仕方、各教科のプリントをもう一度見たときに、

すかさず答えや解法なりが出てくるかどうかがポイントです。

数学なら毎日5問ずつ解いていきました。

計45問です。

たった45問です。

しかし各問題には、ポイントとなることがびっしりと含まれた良問ばかり。

1問で3問以上やった値打ちがあります。

願わくばこの45問を空で言えるまで復習してほしいと思っています。

英語の長文問題もしかりです。

音読がスラスラ、また読みながら内容がわかるまで読みこなしてほしいと思っています。

冬休み最後の3日間はしっかりとこの冬期講習会の復習をしましょう。

ぐぐっと値打ちが上がります。

おまけ、今日の名言
『人は生まれながらにして貴賎貧富の別なし。
 ただ学問を勤めて物事をよく知る者は
 貴人となり富人となり、
 無学なる者は、
 貧人となり下人となるなり。』福沢諭吉「学問のすゝめ」

人間死ぬまで勉強。
物事をよく知る者になりたいものです。
2005年1月6日 (木) 252塾長日記  冬期講習会8日目
おはようございます。

早朝日記の始まり。

冬の朝は日差しも強くないせいか、なんとなく重たいですね。

冬期講習会も終盤に突入、ゴールは間近です。

今まで勉強した7日間の内容しっかり復習してほしいものです。

冬休み生活チェック表にも、初日からの勉強の復習をしているかどうかのチェック欄があります。

しっかり出来ているかどうか、ここいらでもう一度見直しをしてほしいと思います。

塾生たちにとってこの7回目までの勉強内容は氣づきの連続だったでしょう。

特に、数学と英語はそうだと思います。

各自、授業についてくるだけで、ヒーヒー状態です。

教えることが多くて、ハイスピードの授業を展開しています。

聞いて、考えて、理解して、書く、頭と手はフル回転。

復習をしない限り自分のものになりません。力がつきません。

残り二日、授業をしっかり受け、家ではしっかり今までの復習をしていきましょう。

おまけ、今日の名言
『昨日の我に飽きたり。』森川許六(江戸時代、俳人)

人間、日々成長、

今日の我は、昨日の我にあらず、

っていうとこかな。

ドスコイ
2005年1月5日 (水) 251塾長日記 冬期講習会7日目
今日も早起き、ウーン、快調だぜ。

では、早朝日記といこう。

昨日で中学3年生対象の冬期講習会6日目終了。

昨日は正直言ってがっかり、グスンでした。

大晦日、正月三箇日と、

受験生なのに勉強しとらん、

復習しとらん、

宿題やっとらん、

けしからん。

ショックショック大ショッーク。

のんき、気まま、ドンキッキ。

ある程度は予想していました。

しかしそれ以上でした。

「英単語、覚えてきた?」

間髪容れず

「やってない。」

私の気合の棒がボキッと折れる音が。

「走れメロスのテープは聴いた?」

なにそれっといった調子で

「聴いてない。」

「・・・・・・・」

ひどかー、つらかー、ツララかー

何とか気を取り直して授業は終えました。

案の定、数学の授業でも講習会前半の勉強があまり活かされていません。

今日を入れて、残り3日。

如何にしてこの講習会を価値あるものにするか。

もう一度計画の練り直し、気合の入れ直しです。

私一人空回りせず、塾生たちを鼓舞できるようがんばらなくては。

おまけ、今日の名言
『困難あり、便法あり、希望あり。』毛沢東

過去にこの言葉は記載したかもしれません。

しかし今の私の気持ちを代弁しているので敢えて記しました。

トリャー!

ドスコイ!
2005年1月4日 (火) 250塾長日記  「エキスパートの掟、十ケ条」
おはようございます。

今日も早起き、外は天気が今ひとつ、雨がポツリポツリ。

今日から仕事、正月気分ともおさらば。

昨日は「エキスパートの掟、十ケ条」なるものを考えました。

まだ草案段階ですが、書いてみます。

1 笑顔で元気に挨拶しよう

2 遅刻はしないこと

3 教科書・ワーク・ノートは必ず持って来ること

4 授業のときは、背筋を伸ばして勉強すること

5 授業中、私語を慎むこと

6 塾の宿題はしっかりやってくること

7 学校の授業は真面目に受けること

8 置き勉はしないこと

9 1日1回は家事手伝いをすること

10 睡眠はしっかりとること

以上です。

当たり前のことばかりです。

こういった当たり前のことが出来なくなった子供が増えてきたということかもしれません。

しかし正直なところこの「十カ条」ぱっとしません。

もう少し練ろうと思っています。

さて、気分を変えて行きます。

中学3年生諸君、この年末年始しっかり塾の勉強は出来たかな。

今日はとても楽しみ。

英単語のテストも一気にやってしまうよ。

言い訳は聞きたくないよ。

冬期講習会は残り4日、気合を入れてやっていこう。

おまけ、今日の名言
『強力な理由は力強い行動を生む。』シェイクスピア「ジョン王」より

そう、

ただなんとなくやるのではなく、

強力な理由をもつ、

またはしっかりと意識して、

物事に取り組むべきです。

エイサ!
2005年1月3日 (月) 249塾長日記  今日も早起き
今日は7時05分に起床。

よしよし、今年に入って3日間早起きができ、感心、感心。

昨夜も子供に本を読み聞かせながら寝かしつけた。

その後ヴィデオを見、

読書を1時間半ほどして床に就く。

今読みかけの本は

「華氏451度」

「数字オンチの諸君!」

「さあ、学校をはじめよう」

「科学と科学者のはなし」

「ザ・プロフィット」など。

早く読まなければ。

机の上には、「もう、早く読んでよ。」と、

ページをめくってもらいたくてうずうずしている本が待機している。

「孫子」

「アインシュタインの夢」

「13の氣づき」

「ネクスト・ソサエティ」

よしよし、おとなしく待ってなさい。

じきに読んであげるから。

さて今日1日のメインテーマは何にしようか。

ンーン

よし、「エキスパートの掟」なるものを考えてみよう。

うちの塾生として最低限守ってもらわなければいけないこと、

これをしっかりと定め、

この掟を守れない子は、

残念だが、入塾を辞退してもらう。

「エキスパートの掟、十ケ条」なるものを考えてみよう。

おまけ、今日の名言
『ぱさぱさにかわいていく心を人のせいにするな。
 みずから水やりを怠っておいて。』茨木のり子「自分の感性くらい」より

まだまだ自分をしっかり育てなくては。

毎日の水やり、日光の補給、肥料もしっかり与え、丈夫に育てなくては。

おっと忘れてはいけない。

たまには試練を与えて逞しく育てなくては。
2005年1月2日 (日) 248塾長日記  1日の計は朝にあり
今日も7時に起床。

昨日、今日と早起きができ、感心。

昨夜は子供に本を読み聞かせながら寝かしつけていたら、不覚にも私も寝てしまいました。

早く寝たら、早く起きるのは当たり前か。

まぁ、「早寝おそ起き」よりはましでしょう。

「1年の計は元旦にあり」をもじって

「1日の計は朝にあり」です。

今年は朝早く起きて(7時ですが、私にとっては早起きになります)、

今日一日の予定を決め、手帳に記し、それを実行すべくがんばろうと決めました。

今日の内容は

なにわともあれ子供と遊ぶ(休日はこれが最優先)、

それから論語の追唱、読書、速読練習、英語の勉強、ハングルの勉強、指運動、嫁さんの実家に新年の挨拶、

今日も盛りだくさんです。

1日1日、

気持ち新たに、

驀進です。

おまけ、今日の名言

『父と子の約束五ケ条
 1 約束を守れ、嘘はつくな
 2 愚痴、陰口を言うな
 3 笑顔で元気よく挨拶せよ
 4 他人の喜び、悲しみを共有せよ
 5 正しいと思い、決めたことは、あきらめずに最後までやり遂げよ』

これは「さあ、学校をはじめよう」渡邉美樹(著)からの抜粋です。

子供たちが、自立した逞しい人間になってもらうための、親から子供へのあたたかいメッセージです。

こういったセリフを自信を持って子供に言える親になりたいものです。
2005年1月1日 (土) 247塾長日記  明けましておめでとうございます
2005年1月1日 午前7時21分

みなさん

明けましておめでとうございます

ついに新年を迎えました。

気持ちも新たに

今年1年

驀進

しましょう。

愛実ちゃん、明けましておめでとうネ

健祐君、明けましておめでとう

圭佑君、明けましておめでとう

直也君、明けましておめでとう

亮子ちゃん、明けましておめでとう

政泰君、明けましておめでとう

和紀君、明けましておめでとう

圭太君、明けましておめでとう

紘輔君、明けましておめでとう

貴裕君、明けましておめでとう

弥加ちゃん、明けましておめでとう

伊都子ちゃん、明けましておめでとう

佳奈ちゃん、明けましておめでとう

由衣ちゃん、明けましておめでとう

章子ちゃん、明けましておめでとう

結加ちゃん、明けましておめでとう

瞳ちゃん、明けましておめでとう

元君、明けましておめでとう

健人君、明けましておめでとう

みんな、みんな、

明けましておめでとう

今年1年、

みんなにとって、

実りある1年になることを祈り

また、そうなるよう努力することを誓って

元旦の挨拶とします。
2004年12月31日 (金) 246塾長日記  今日は大晦日
只今の時刻午後7時30分。

今日は大晦日、皆さんいかがお過ごしですか。

準備万端のお人はゆっくりと行く年来る年をじっくりと味わっているのではないでしょうか。

私は、午前中は子供たちと遊び、昼からは家の大掃除のお手伝いをしました。

まずは照明器具のお掃除。

おー、埃がいっぱい。

「ママー、埃じゃイヤーン。」って泣いています。

各部屋の照明器具のカバーの拭き掃除。

計6つの照明のカバーを取り外してバスクリンで洗いました。

やれやれ。

次に玄関・廊下・階段の照明、計7つのカバーの拭き掃除。

意外と埃があるぞ。ヨイショ。

気持ちも乗ってきました。

これもカバーを取り外して風呂場で丁寧にきれいにしました。

そのあとトイレ2つの掃除、念入りに洗い、ぞうきん掛けをしました。

ヨシ、これでヨシ。

最後は風呂場のお掃除。

あれ、そんなに汚れていないぞ。

うーん、日頃嫁さんが洗ってくれているな、ヨシヨシ。

バスクリンをたんまり振りかけてゴシゴシ。

そして水シャワーで勢いよく洗い流す。

汚れは排水口目指してまっしぐら。

最後は排水口まできれいに洗いました。

あー、すっきりした。

しかし腰がちょと痛い。

おお、桑原桑原、気をつけねば。

ヨッシャ、これで終了。

去年と違って今年は、掃除というものが人格を磨く作業につながるといった意識が出てきましたので、何の抵抗も苦痛もなく楽しんで出来ました。

掃除をしながら私自身も洗っているんだといった意識が出て、手抜きせず我ながら丁寧に出来たと自負しています。

各部屋の照明器具・トイレ・風呂場すべてツルピカピンです。

エヘン。

そして自分で洗った風呂場に湯を溜め、子供二人を風呂に入れ、今に至ります。

今年1年、自分にとってどういった年であったかは、
今からじっくりと省み、来年に向けての抱負を楽しく愉快に考えていこうと思っています。

おまけ、今日の名言
『世界に変化を望むのであれば、
 自らがその変化になれ』ガンジー

今日はでっかくでました。

大晦日、1年の締めくくりです。

“明日に向かって走れ”です。

ガオッー、

トリャー、

ドスコイ。
2004年12月30日 (木) 245塾長日記 冬期講習会5日目、前半終了だよ
中学3年生対象の冬期講習会5日目終了。

今日もまたまた盛りだくさんの授業。

まず始めに「走れメロス」のテープを2倍速・4倍速で聴く。

次に平成14年度公立入試英語リスニングテスト。

それから国語読解「随筆文A」をし、

数学「1次関数」のプリントをする。
オー、みんな、図とグラフを使った問題は弱い。
よーく復習しておこう。

英語長文プリント(200語、250語レベル)各1枚ずつ仕上げる。
今日の長文は日本語訳を読んでも少し難解な文章。
それを英語でチャレンジ。
ウー、難しかった。

漢字「高校入試によく出る漢字パートB」のテスト。

理科「物質の性質と化学変化」プリント2枚、
ミョウバンって何?
再結晶、蒸留って何?
質量保存の法則わかったかな。
酸性とアルカリ性の実験問題は必ずものにすること。

社会「歴史、政治史」プリント2枚、
古代から現代までの日本の政治の流れ、しっかりと掴んで離さないように。

そしてそして、とどめは昨日の数学「中学3年間の計算」プリントの答え合わせ。
みんな計算慣れしていないことが判明。
ひと工夫、ふた工夫しなければならない計算に、
みんなアップアップ、酸欠でノックダウン。
冗談を言っている場合じゃない。
この程度の計算はできてほしいぞ。

今日は今年1年最後の授業ということで気合が入りました。
塾生をいじめました。
私はいじめっ子おっさんです。
ごめんね。

みんな、この5日間の授業内容しっかりと復習して1月4日に会いませう。

おまけ、今日の名言
『人間生活にはムダなものがかなりあるが、
そのムダなもののために情緒が生まれ、
うるおいができ、
人の心がなごむようである。』遠藤周作

勉強もしかり。
教科書というものは枝葉末節まで記載されてこそ、幹が見えてくる。
うすっぺらい教科書は大事なことだけの記載でムダがない。
これでは本当の幹が見えてこない。

幹は何処?
2004年12月29日 (水) 244塾長日記 冬期講習会4日目だよ
中学3年生対象の冬期講習会4日目終了。

今日も盛りだくさんの授業をしました。

まず始めに「走れメロス」のテープを2倍速・4倍速で聴く。

次に平成15年度公立入試英語リスニングテスト。

それから国語読解「小説A」をし、

数学「比例・反比例」のプリントをし、

英語長文プリント(150語、200語レベル)各1枚ずつ仕上げる。

古文「竹取物語」プリント2枚「平家物語」プリント1枚を使って重要古語の確認、現代仮名遣いへの直し方、係り結びの法則・二重否定などの勉強。

漢字「高校入試によく出る漢字パートA」のテスト。

とどめは数学「中学3年間の計算」プリント(レベルはハイレベル)。
この計算プリントはさすがに時間内でできず残りは宿題に課しました。

こうして改めて見直してみればなんて量が多いことかとびっくりします。

4時間でこれだけの濃い授業をこなすには塾生たちのがんばりも必要です。
習ったことを忘れないよう、
そして実力として身につけるためには復習が絶対、
大事なのでもう一度絶対欠かせません。

みんな、しっかり復習してよ。

おまけ、今日の名言
『完璧を恐れるな。
完璧なんてなれっこないのだ。』サルバロール・ダリー(芸術家)

そうでしょう。
だけど手を抜くな。
抜くのは息だけで十分だ。

トリャー!
2004年12月28日 (火) 243塾長日記 冬期講習会3日目だよ
今日で中学3年生対象の冬期講習会3日目無事終了。

ありがたいことに授業はみな真剣に受けてくれます。

いいことで、塾生に感謝です。

やり甲斐があります。

腕の見せ所と思って、一斉授業にも気合が入ります。

あとは塾生たちのがんばりに期待するだけです。

冬期講習会期間の生活チェック表なるものを渡していますが、
3日目にしてチェック表に記入し忘れる塾生がいます。

B子ちゃん、アンタですよ。

いけません。

このチェック表を見たら一目瞭然、
がんばっているかサボっているかが分かります。

自分で自分を律すべく能力をつけてもらいために、
このようなチェック表を各塾生に課しています。

今日1日精一杯がんばったか、怠けたか、自分に問いかける時間を持つ。

大人でもなかなかこういった習慣を持っている人は少ないでしょう。

君たちは選ばれた人間です。

この冬休みは自分に厳しく、
そしてバイタリティーを持って勉強に励むことを期待しています。

おまけ、今日の名言
『主たる目標のない人は、
確実に失敗に向かって流されます。』

短期集中講座(冬期講習会など)に参加しているひとは、
確固たる目標を持って勉強をしています。
そうです。
年末年始のあわただしさに流されず、じっくり腰を据えて勉強しましょう。
2004年12月27日 (月) 242塾長日記 「金持ち父さん 貧乏父さん」より
只今の時刻午後8時30分
本日の塾業務終了

この時間で仕事が終了、グッドです。

出来るだけこれからも就業時間は早く終えられるようがんばろう。

夕食前に塾に来て勉強、それが真の姿でしょう。

では「最近読んだ本より」シリーズ22といきましょう。

今日の本は「金持ち父さん 貧乏父さん」ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター(著)

この本は以前から気になっていました。いつか読んでみようと思っていました。

損益計算書の収入と支出、貸借対照表の資産と負債をもとにして、
金持ち父さんと貧乏父さんのお金の捉え方や見方の違いをわかりやすく、
我が子に教えていくといった構成になっています。

わたしは貧乏父さんの考え方をしています。
だから貧乏?
ほっといて。

この本の言いたいことは次の六つに尽きます。
1 金持ちはお金のためには働かない
2 お金の流れの読み方を学ぶ
3 自分のビジネスを持つ
4 会社を作って節税する
5 金持ちはお金を作り出す
6 お金のためではなく学ぶために働く
以上です。

読み終わって私もファイナンシャル・インテリジェンス(資産運用の知識)とキャッシュフロー(お金の流出入)をしっかり勉強しようと思いました。

おまけ、今日の名言
『本当の老化は、
 夢も見ず、
 自分の可能性にも見切りを
 つけたところからはじまる』フランチェスコ・アルベローニ「借りのある人・貸しのある人」

死ぬまで夢を見続けようと思っています。
生涯現役。
夢追い人です。

グー、グー
2004年12月26日 (日) 241塾長日記 「わらし仙人」大阪講演会に参加して
昨日は「30倍速読術」の著者である「わらし仙人」の大阪講演会に行ってきました。

著者から直接指導を受けて「わらし流速読術」のメソッドは完璧に頭に叩き込んできました。

1行読み、2行読み、5行読み、ブロック読み、斜め読み、そして究極の3D読みと、速読を習得していく過程を全て把握してきました。

今まで独学でやってきた「マッケイ流速読術」に、
この「わらし流速読術」を加えることによって、
速読マスターへの道は完璧に確立されました。

あとは実践あるのみ。

塾生たちにも希望するならどんどん伝授しよう。

今日から中学3年生は冬期講習会がスタート。

総授業時間36時間という少ない時間だが中身は死海のように濃いよ。

当然家ではその日の復習にたっぷり2時間以上は必要。

うかうかするとポッカリ逝ってしまうよ。

気合を入れていこう。

おまけ、今日の名言
『人間の知性は、
新しいことに目覚めて
広がり始めると、
元の大きさには戻らない。』オリヴァー・ウェンデル・ホームズ(作家)

知性に目覚めるってどんな感覚でしょうか。
知識欲がふつふつと表れ、
その欲望を満たそうと、
頭が欲する気持ち、
塾生たちにも経験させてあげたい。
それが満たされたとき
快感です。
一種のエクスタシーかな。

オーオー、グーッド!
2004年12月25日 (土) 240塾長日記  「わらし仙人」大阪講演会
皆さんおはようございます。

今日は待ちに待った「わらし仙人」の大阪講演に行ってきます。

冬期講習会を1日ずらしてまでも参加したかった講演会です。

「わらし仙人」とは知る人ぞ知る速読術のエキスパートです。

まだマイナーかもしれませんが、いずれメジャーになると思います。

今日の講演会では

☆わらし仙人の30倍速読術の解説(速読コンテストあり)

☆「普通の人をベストセラー作家にする売り込みの魔術」の解説

☆ブログ発行1ヶ月でベスト20に入った文章術の秘密

☆売れる小冊子を書く3つの方法(書店で売る秘術)

☆思い通りに感動をつくり出す!演劇的文章術

☆ぱくりの書き方(続編)「中級ぱくり法」

☆ 商品にストーリー(物語)をつける技術研修

など内容盛りだくさん。

今からウキウキワクワクです。

おまけ、今日の名言
『チャンスは準備のできた人に味方する』ルイス・パスツール

なるほど。
タイミング イズ マネー

では、行って来ます。
2004年12月24日 (金) 239塾長日記 「不食」より
只今の時刻午後10時15分
本日の塾業務終了

「最近読んだ本より」シリーズ21です。

今日の本は「不食 人は食べなくても生きられる」山田鷹夫(著)

タイトルからして笑わしてくれます。

「不食 人は食べなくても生きていける」なんて
おいおい、なんやこのタイトル。
ジュンク堂書店で見つけました。
話のネタになるやろと思ってレジに持って行きました。

家に帰って早速読み始めました。

なになに、著者は実践思想家なり。ふーん。
どれどれ、

「人体をなめるなよ。
細胞を非栄養条件下におくと、新たにリセットされる。
人間の細胞もある極限状態(断食)までもっていくと、全細胞が新たに生まれ変わると考えられる。」と著者は書いている

なるほどこれが真実なら不食の効用ありだな。

「青汁断食。
1日コップ1杯の青汁だけで7年間日常生活を送っている女性のお話。」

「不食の聖女テレーゼの奇蹟。
彼女は毎日、祭壇に供える聖餅の小さな一片だけを飲み込む以外は、食べ物を完全に断って12年間過ごした。」

ギャッ、ほんまかいな。食事代浮く。エンゲル係数めちゃくちゃ低いぞ。

「身体が余剰なエネルギーを消費し尽くすと、新しいエネルギーが身体から溢れ出す。」

フム、なるほど。そのための不食か。

「食後眠くなるのは、消化のために胃腸に血液が総動員されて、頭脳が酸欠状態になるからだ。」

そっか。
私は以前から昼食は決して満腹になるまで取りません。
腹七、八分目で抑えています。
食後の睡魔や倦怠感がすごく嫌いなので。

自称実践思想家なる山田鷹夫氏は「人は食べなくても生きていられる」ということを果敢に挑戦し続けている人です。

過食・飽食の日本。
食欲に対する反省は必要でしょう。

著者は緊急猛省を訴えていますが。

おしまい。

おまけ、今日の名言
『決心する前に、完全に見通しをつけようとする者は、
 決心することはできない。』アミエル(スイス哲学者)

実践することによって決心が固まっていきます。
実践あるのみ。

メリー・クリスマス!
2004年12月23日 (木) 238塾長日記  ミカンよ さようなら
 今日は塾に行って冬期講習会の準備をしていました。

各教科テキストを作成し、準備万端。

あとは実行あるのみ。

塾生一人一人の学力アップが達成できるのか今からドキドキ。

心地よい緊張感を楽しんでいます。

私を含めみんな気合を入れて冬期講習会に臨もう。


「言葉のエネルギー」を証明するためのミカン実験終了。

結果を先に言えば両者痛み分け。

ほぼ実験から百日目

「ありがとう」ラベルのA子ちゃん、「バカヤロー」ラベルのB君とも、
梅干しミカンに変身です。

両者のミカンにありがとうです。

結果はどうあれ、この実験を通して言葉の重みを意識し、感謝を表す言葉の重要さ・心地よさを改めて認識させてくれました。

「ありがとう」ラベルのミカンA子ちゃん、ご苦労様でした。

そして私の我がままで勝手に「バカヤロー」ミカンにしてしまったB君、
ごめんね。

明日にはゴミ焼却炉へと旅立つと思いますが、往生してください。

合掌。

おまけ、今日の名言
『小さなことばかり考えていると
人柄も小さくなってしまう。』 井植歳男(三洋電機創業者)

大きく志を抱き
でっかく生きたい
目指すはナンバーワン

トリャー
2004年12月22日 (水) 237塾長日記 新商品 「頭にドッカーン」
只今の時刻午後9時40分
本日の塾業務終了

ノーベル医学賞受賞間違いなし!

今世紀最大の発明品ここに登場!

「頭にドッカーン」(これはエキスパートの登録商品です。特許申請中)

この錠剤一粒口にするだけで、
アラ、不思議!

ネイティブのように英語が口からスラスラ
はて?わたしってどこの人?英国人?

古文だって現代文のようにすごくよく分かるわ。
わたしって平安の人?清少納言?

数学?
どうして今まで悩んでいたのかしら。
問題を見ただけで解答が目に浮かんでくるわ。

あなたの頭脳は全開、フル回転。
「のろま」「能無し」「アホ」「バカ」「間抜け」
こんな言葉とはおさらばよ。

さあ、今からあなたはスーパーマン、スーパーウーマン

「頭にドッカーン」一粒が
あなたの人生をバラ色に変えます。


てな薬があったら世の中面白くないでしょうね。

おまけ、今日の名言
『学ぶという行為の行為の根底には、
自分が大きく育って行く事を感ずる
喜びがある。』 小松左京(作家)

勉強しかり、健康しかり
地道に努力して
いい方向に向かっていることを自覚できるところに
喜びがあるのでしょう。

ガオッー
2004年12月21日 (火) 236塾長日記 「君たちはどう生きるか」より
只今の時刻午後10時10分
本日の塾業務終了

やれやれ、やーっとインターネット接続完了(2時間ほど掛かりました)
無線ランカードを使って塾用ノートパソコンもインターネット使用可能になりました。
これで塾生自身がインターネットを使って調べることができるぞ。

では「最近読んだ本より」シリーズ20といきましょう。

今日の本は「君たちはどう生きるか」吉野源三郎(著)

思春期真っ只中の主人公「コペル君」年は15歳の中学2年生です。

彼の友達の北見君、水谷君、浦川君そして人生の道標をそれとなく諭す彼の叔父さんたちとの心温まるお話でした。

人と人との関わり、コペル君のいう「人間分子」の関係や、彼が友達を裏切ってしまうことによる彼の心の葛藤など、とても興味を持って読めました。

子供たちにお薦めしたい書物の1冊です。

そしてこの小説の題名通り、「君たちはどう生きるか」を自問してほしい。

おまけ、今日の名言
『不安もプレッシャーもありますが、
 それをはねのけられるのは、
 納得できる練習しかないのです。』谷亮子

そうです。
受験生たちよ
不安やプレッシャーをはねのけられるのは
勉強しかないです。
納得
2004年12月20日 (月) 235塾長日記 三者懇談
只今の時刻午後9時50分
本日の塾業務終了

中学生のお子さんをお持ちの親御さんは学校での三者懇談が終了されてると思います。

いかがだったでしょうか。

満足のゆく懇談会だったでしょうか。

それともいつもと同じでなんてことはない、行くだけ無駄だったと思われている親御さんも多いんじゃないかと推測します。

わざわざ学校に行って聞くまでもなく、
成績表を見れば大体のことは察せられるのではないでしょうか。

日頃我が子を見ていて思っていることと違うことを担任から指摘・教えられたりすると、

「あら、うちの子にそんな一面があったのね。知らなかったわ。」
と新しい氣付きに感動もしますが、マイナス面ばっかり指摘されてもね。

皆さんどうだったでしょうか。

我が子のマイナス面はさておき、
プラス面をどんどん教えてほしいと、
子を持つ親の一人として正直そう思います。

懇談後、我が子に、

「今日は、先生からいろいろいいお話が聞けたね。今度はもっと褒めてもらえるようにがんばろうね。」

そんな懇談会を期待します。

おまけ、今日の名言
『二人の人間が同じ場所から眺めている。
 ひとりは泥土を、
 もうひとりは星を。』ラングブリッジ「悲劇と楽観」より

子供を見つめる

対象は輝ける宝石の原石

キラリ

オオー
2004年12月19日 (日) 234塾長日記  イッキ君英才教育奮闘記6
昨日(土曜日)も先週に引き続き所用があったためイッキ君の授業が出来なかったので、今日の夕方自宅で授業をしました。

午前中は買い物に、昼からは公園でドッジボールで遊んだため彼も少々疲れ気味。
こちらも同じくお疲れモード。

気合を入れて勉強に臨もうとするが本人はいやいやなのが火を見るより明らか。
やはり買い物に行く前にすべきだったと後悔。
しかしやるべきことはしなければ。

「さぁ、始めよか。」
「えー、1時間するの。」
「いや、やること済んだら今日は早く終わるよ。」

まず、気持ちを落ち着かせるため30秒集中トレーニングをする。
これは心の中で30秒をイメージし実際とどれくらいずれているかを計るトレーニングです。
1回目6秒のずれ、2回目3秒のずれ、3回目も3秒のずれ。
ここでウォーミングアップは終了。

漢字勉強の復習。
読めなかった漢字「十人十色」「足す」「外出」それぞれの漢字を漢字辞典で調べさす。
早く自分で読めない漢字を調べられるようにならなくては。

次に九九の計算練習。アトランダムに並んだ30問をスピードを意識しながらかつ正確にする練習。
1回目116秒、1問誤答。
2回目99秒、満点。
3回目104秒、2問誤答。
4×6、6×4、7×8、8×7、4×7、7×4が苦手。

今日の勉強はこれだけで終了しました。
やはり勉強をしてから遊ばなくてはいけません。
集中力が欠けます。

勉強を見ていて、
「なんでこんな簡単な計算を間違うねん。」と言いたい気持ちをぐっと抑え、
「やる気ないんやったら、勉強なんかやめてしまえ。」と言いたい気持ちをぐぐっと抑え、
本人にしたらこれでも精一杯がんばってるんやろなと思い、
指導者のプロがこんなんでどうするんやと自省し、
本人が楽しく前向きになるようにもっていかなアカンやろと激を入れながらの勉強でした。

やはり我が子を教えるのって難しいものがあると思いました。

もっともっと工夫が必要です。反省。

おまけ、今日の名言
『精神を思う存分働かせたいと願うなら、
 体の健康に留意することだ。』デカルト

喫煙、いつか止めなくてはいけませんね。
節煙していきます。

では、一服

フー
2004年12月18日 (土) 233塾長日記 受験生へ
行きたい高校がある受験生たちよ

成績と照らし合わせて合否の可能性が5分5分なら、志望校合格目指して突っ走れ。

突っ走るためにはめちゃがんばらなアカンよ。

がんばりも見せへんと行きたいから受験するって言うのはアカン。

有言実行あるのみ。

結果はどっちに転んでも素晴らしいものになると思う。

努力したことに対するご褒美は必ずある。

「めっちゃがんばった。」
「こんなに勉強したことなんて今までないわ。」
「夢にまで数学の問題が出てきてん。」

こういったことを入試直前に言える自信のある子は、
受かる可能性が50パーセントと進路相談で言われても受けなさい。
受ける資格があるし栄光を勝ち取ると思います。

人が己の極限までがんばっている姿は感動を与えます。
スポーツしかり。
私から言わせてもらうと
勉強しかりです。

勉強
バンザイ
です

おまけ、今日の名言
『可能性に対して心を閉じていると、
人生の本当の恵みを見極めることは出来ない。』稲盛和夫(京セラ創業者)

可能性がある限り
実現したいと強く思い努力する限り
夢は実現します

トリャー
2004年12月17日 (金) 232塾長日記  「右脳を使えばすごいスピードで本が読める」より
午後10時10分
本日の塾業務終了。

「最近読んだ本より」シリーズ19といきましょう。

今日の本は「右脳を使えばすごいスピードで本が読める」中谷彰宏(著)

著者は1時間で10冊の本を読む読書の達人!
その達人が明かす超高速右脳読書法が図解化!

この宣伝文句にまんまと騙され購入してしまいました。(ネット購入の場合こういった失敗がたまにあります)

どこに超高速右脳読書法が示されているのか。
ちーっとも書かれていない。
交通標語みたいなセリフを、図を使って書いてあるだけ。
「右見て、左見て、また右見て渡ろう横断歩道」
「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」
って見たいな感じ。

騙されたー

「中谷彰宏さん、アンタ今までに360冊以上の本(ほとんどが実用書およびエッセイ)を出しているけど、実は表題を変えただけで、中身はすべて同じじゃないの。」って言いたくなります。

アンタの本は二度と読まん。

おまけ、今日の名言
『すべての日が、
 それぞれの贈り物を持っている。』マルティアリス(ローマの詩人)

寝床で今日一日を振り返り、
どんな贈り物をもらったかじっくりと考えます。
また明日はいったいどんな贈り物がもらえるのかと想像します。
安眠です。


グーグー
2004年12月16日 (木) 231塾長日記 英語の勉強方法
午後9時15分
本日の塾業務終了

塾でやっている英語の勉強方法を今日は紹介します。

まず教科書本文を写し、次に日本語訳・新出英単語(発音記号も)、そのページの基本文も書きます。

この段階で大事なことは英文と日本文の対訳をしっかりと分かることです。

その次に英単語テストに入ります。

このとき発音も必ず出来なければいけません。

単語は意味・綴り・発音の3点セットで覚えなければいけません。

これがしっかり終了できれば次に本文の暗唱練習に入ります。

以前は個別形態の授業だったので声を出すことは遠慮していたのですが、

英語の勉強に音読は絶対欠かすことはできないと思い、

また家で音読・暗唱練習はやっときなさいと言っても、
なかなかそれができる子が少ないので、
塾でしてもらうようになりました。

また暗唱するときに書きながら覚えると一段と力が付きます。

読み・書き両方が一挙に習得できます。

こういった勉強方法を嫌がる子もいますが、
うちの塾では無理にでもやってもらいます。

暗唱そして本文を見ずに英文を正確に書けるようになって初めて実力がつく、

そう思います。

すごく簡単なことです。

暗唱しながら書く、それだけです。

ホ・ン・ト!

おまけ、今日の名言
『過去にしがみついて前進するのは、
鉄球のついた鎖をひきずって
歩くようなものだ。』ヘンリー・ミラー

自由奔放に生きたヘンリー・ミラーならではの言葉

自由人
我が道を行く

ドッドーンとネ
2004年12月15日 (水) 230塾長日記 「驚速 右脳活性トレーニング」より
午後9時20分
本日の塾業務終了

「最近読んだ本より」シリーズ18といきましょう。

今日の本は「驚速 右脳活性トレーニング」児玉光雄(著)

これは書物というより右脳開発の為のドリルと言ったほうがいいかもしれません。

著者紹介
1947年兵庫県生まれ。京都大学工学部卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院で学び工学修士号取得。1982年、(株)スポーツ・ソフト・ジャパンを設立。プロスポーツ選手を中心に右脳開発トレーニングに努める。右脳活性プログラムのカリスマ・トレーナーとして、これまで多くの受験雑誌や大手学習塾に右脳開発トレーニングを提供。自ら名付けた「右脳IQ」という概念を日本に広めるために尽力している。現在、鹿屋体育大学助教授。

本の内容は、1章では右脳を鍛えることの大切さをイチロー選手を例に挙げて述べています。
そして次に「右脳活性トレーニング」として6つのトレーニング法を各章で紹介しています。

2章「右脳記憶トレーニング」で成績を向上
画像を記憶する能力を高めます。

「物語記憶法」や「身体部位連結記憶法」があるそうです。
あまり参考にはなりません。
結局はイメージをいかにはたらかせて記憶するっていうことです。
成績向上とは関係なさそうです。

3章「右脳刺激トレーニング」で脳の機能を高める
右脳を活性化させる基本トレーニングです。

いわゆる頭の体操っていうやつです。

4章「右脳ひらめきトレーニング」で天才になる
ひらめきの開発をするトレーニングです。

「錯視図」を楽しもう、右脳に刺激がバンバン送られるとのことです。
大層な題でした。
天才?誰が?

5章「右脳集中トレーニング」で爆発的な力を発揮する
学習効果を高めるためのトレーニングです。

はっはっは、「ダ・ヴィンチトレーニング」「鏡を使ってのトレーストレーニング」など面白いトレーニングが色々紹介されています。
塾でも使えそうです。
しかしこういったトレーニングで本当に集中力が高められるのか、ちょっと不安。

6章「右脳高速処理トレーニング」で学習効果を高める
情報の高速処理するためのトレーニングです。

一瞬で両者の違いを見分けたり、迷路をクリアするトレーニングなどが紹介されてます。
これも面白そうですが、果たして効果のほどは?疑問あり。

7章「右脳活性スポーツトレーニング」でスポーツの天才になる
スポーツ選手の才能を開花するためのトレーニングです。

右脳を刺激さすために日常生活でも意識して左半身を使おう、そのためのトレーニングの紹介です。
スポーツ選手の才能とはちっとも関係ないです。

著者はよっぽど「天才」っていう言葉が好きなんでしょうね。
天才の大安売り、大出血サービスでした。
著者の実家はパチンコ店と思われます。
勉強の合間の気晴らしとして有効に使えそうです。
チビリチビリ小出しで使わせてもらいましょう。

おまけ、今日の名言
『おこないはおれのもの。
批判は他人のもの。
おれの知ったことじゃない。』勝海舟

己のしたことの責任を取るのは己。
何もせず、責任も取らない他人の批判なんてクソ食らえっていうことでしょう。
当然でしょう。

ガオッー!
2004年12月14日 (火) 229塾長日記  「人生に奇跡を起こすノート術」より
午後10時00分
本日の塾業務終了。

「最近読んだ本より」シリーズ17といきましょう。

今日の本は「人生に奇跡を起こすノート術」トニー・ブザン(著)

題名はすごいですがなんのことはないマインド・マップの書き方を説明した本です。
英語名は「The Mind Map Book」ですから。
大層な書名をつけたもんです。

昨日お話しました、「学習マップ」と密接な関係があります。

新しい言葉として「放射思考」。

これはひとつのキーワードから次々と連想される言葉・絵を放射状に書き連ねていく過程で、いろいろな見方・捉え方を考えていくといった思考です。

それを有効に活かすには「マインド・マップ作成」というスキルが必要であるということです。

1枚の白紙の紙中央にテーマを書き、それをもとに枝分かれさせながら、
言葉・イメージ・数・論理・リズム・色彩・空間認識といった脳力を駆使して1枚のマインド・マップを仕上げる。

この作業は頭(右脳・左脳)をフル回転させなければ描けません。

常に全体を意識しながらの細部の確認、すばらしい勉強方法です。
マスターしなければ。
本当にそう思います。

おまけ、今日の名言
『悩みに負けてしまわず、
 自分なりの新しい見方、
 解釈を見出して、
 その悩みを超えていくことが
 大切である。』松下幸之助(松下電器産業創業者)

悩みを解決する方法として妥協があります。
「まぁいいか。」
「なるようにしかならん。」
「こんなもんかな。」
進化する人間は妥協を許しません。
自戒を込めて。

ガオッー
2004年12月13日 (月) 228塾長日記   「加速学習法」より
午後9時40分
本日の塾業務終了。

「最近読んだ本より」シリーズ16といきましょう。

今日の本は「コリン・ローズの加速学習法実践テキスト」コリン・ローズ(著)

如何にして速くそして効率よく学習するにはどうすべきかをテキスト形式で書いてある本です。
ページ数にしたらたかが230ページほどですが、内容が濃いです。

著者曰く、
いろいろな学習方法があり本書によってあなたが自分に合った学習方法を発見し、それを使って、学習を容易かつ効果的でより楽しいものにしてください、と。

この本のキーになる考え方はM.A.S.T.E.Rです。

M(A Mind Set for Success)成功をもたらす心の準備
A(Acquire the Facts)事実を入手する
S(Search out the Meaning)意味の探求
T(Trigger the Memory)記憶の活性化
E(Exhibit What you Know)学んだことを試してみる
R(Reflect on How you Learned)どのように学習したかを振り返る

この6段階を如何にしてマスターすべきかを、いろいろなスキルを通して説明しています。
やはりこの本にも学習するにあたって、速読法やイメージ法そして記憶法の仕方が書かれていました。
勉強に関する他の書物と似たようなことはチョコチョコ見られました。

私が一番目新しく感じたのは「学習マップ」です。
以前から「マインド・マップ」というものには興味があり、自分もこのスキルをマスターしたいと思っていました。
そしてどうすれば学習指導で使えるかと。

一字一句丁寧かつきれいに書かれたノートより、
イメージを駆使して大木の幹から枝が自由に伸びていき、
その一本一本の枝にキーワードをまたは絵を書いていく学習マップの方が断然に脳の記憶に役立つはずです。

この学習マップなるものは必ずマスターしそれを使えるようになりたいものです。

おまけ、今日の名言
『想像は知識よりも重要である。それは、知識はすでに存在しているものもの指すが、想像は、今後存在し得る全てのものを指し示すものだからである。』アインシュタイン

こういった言葉が言えるようになりたいもんです。
私なんかまだまだ知識が足りないので、すでに存在しているものの道理も言えません。
勉強し、そしてイマジネーションを鍛えよう。

ガオッー
2004年12月12日 (日) 227塾長日記  イッキ君英才教育奮闘記5
昨日(土曜日)はイッキ君の学校行事「子どもフェスティバル」のため授業が出来なかったので、今日の午前中自宅で授業をしました。

平日は私の帰りが遅いためほとんど勉強がみられません。

まずは1週間分の宿題の確認から。

算数九九の計算&文章題プリント3枚の答え合わせの確認から。

うーん、かけられる数とかける数の意味が分かっていないな。

「8×3の8がかけられる数で3はかける数っていう意味やけど分かる?」

「かけられるってどういうこと?」

んっ、むずかしい。説明できない。

「意味って何?」

「そのことばがどういったことを言っているかっていうこと。」

「????」

やめた。説明はしないでおこう。

感覚的に掛け算の前の数字がかけられる数であとの数字がかける数っていうことが分かれば良しとしよう。

次に掛け算と引き算が混じった計算をやってみる。

4×9−19のような計算です。

14問中2問の間違い。
繰り下がりで間違う。
暗算での2ケタ引き算はまだまだ苦手。
引き算したあと確かめ算をしようとしない。
面倒くさがる。
どこの子も同じ。
あまりヤイヤイいうと嫌がるのでやんわりと言う。

「なぁ、確かめの足し算したほうが確実やで。足し算の練習にもなるし。」

「面倒くさい。」

アンタの足のほうが臭いとは言わず、自信のない計算のときは確かめ算をするようにというだけにとどめる。

本人に正確にしようとか、間違わないように計算しようといった気持ちがあまり感じられない。
やったらええんやろといった気持ちのほうがまだ勝っているみたい。
今のところはまだ仕方がないか。

最後は「論語」の音読練習。
こんちくしょう、まだ一つも覚えていない。

學而第一
子曰く、「まなびて時に之を習う、亦た説ばしからずや。朋有り、遠方より来たる、亦た楽しからずや。・・・・」

音読練習も3日間サボったみたい。
今日一緒に第一から第二十まで4回音読する。

かという私も第三までしか暗唱できていないのであまり強くは言えず。
気合を入れ直してがんばらねば。

そうこうしているうちに60分が経って授業終了。

勉強をしようという動機付け、小学2年生にはまだまだ無理なのか。
しかし楽しくなければ勉強じゃない、楽しい授業をしなければ、反省。

おまけ、今日の名言
『我々の直面する重要な問題は、
 その問題を作ったときと同じ考えのレベルで
 解決することは出来ない。』アインシュタイン(ノーベル物理学者)

何か問題が起きる、またはそれに氣付く。
レベルアップしない限り問題解決には至らないっていうこと。
きついね。
やはり日々修行、進化しなければ。

トリャー
2004年12月11日 (土) 226塾長日記 速聴・速読の成果?
すごい!ミカちゃん。

「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。・・・・」

これは「奥の細道」松尾芭蕉、旅立ちの冒頭部分で、教科書ページにして2ページです。

これをミカちゃんが暗唱してくれました。

スラスラとまるで教科書を見ながらの音読のような速さで一度も詰まらずに。
すごいことです。

本人も自分の出来にホッペがはちきれんばかりに驚き喜んでいました。

「すごいな。アンタ天才?」

「ウン、自分でも信じられへん。」

「よう覚えられたな。」

「知らんまに覚えてしもた。」

「音読一杯したんか。」

「ううん、2・3回」

「たったそれだけ。」

「昨日の晩、2回、3回と音読したら覚えてしもてん。」

「ほんまかいな。」

「学校に行きながら読んだりはしたけど。」

「しかしすごい。もしかして速聴のおかげ?」

「かも知れへん。」

「そういうことにしとこ。それしか考えられへん。」

しかし本当にびっくりしました。
暗唱はできてももっとスピードが遅く、たまに詰まったりしての暗唱であろうと思っていたのに、あそこまですんなりスムーズにやってくれるとは。
開いた口が塞がらない、必殺あごはずしです。

「ヨッシャ、その勢いで英語も暗唱してしまおう。」

「ウン、そうする。」

「LET'S READ 2 全部暗唱してしまいな。」

「ウン、できると思う。」

ワクワクします。

ミカちゃんには、速読・速聴CDを渡して2ヶ月ほど。

やっとその成果が目に見えて出て来たのかと思うと。

ミカちゃん、これからも速聴・速読の成果を見せておくれ。

おまけ、今日の名言
『夢あるところに行動がある。
行動は習慣をつくり、
習慣は人格をつくり、
人格は運命をつくる。』熊谷正寿(GMO社長)

なかなか夢の尻尾も見えてきません。
もっともっとがんばれって言うこと?
ハイ
がんばります。

ガオッー
2004年12月10日 (金) 225塾長日記 冬期講習会用テキスト考案中
只今の時刻午後10時15分
本日の塾業務終了

只今中学3年生冬期講習会用テキスト考案中です。

特に悩むのが国語(読解)・数学(図形)・英語(長文)です。

これらは平常の授業形態(個別・自習型)より、こちらからアドヴァイス・ポイント・解き方をしっかりと子ども達に伝授できる一斉授業の形態の方がベストです。

講習会は参加者みんなが同じ時刻に集合してもらえるので一斉授業が可能です。

普段の授業では出来ない授業をするからこそ講習会の値打ちも出てきます。

国語の読解は如何に速く文章題を読み、要点を押さえることが出来るか、速読の力の見せどころだ。エヘ。

数学の図形問題、公立入試の問題ははっきり言って難問です。
これが出来るかどうかで合否が決まるかも。
過去10年分の図形問題を理解し覚えてもらおうかな。
やりがいがあるぞ。アヘ。

英語の長文、5文型の知識をフル活用しての英文解釈、最終的には500語程度の長文を読解できるようにもっていきたいです。
そのためには基礎力としての英単語熟語力もしっかりとつけてもらわなければいけません。
あっ、リスニングの練習もしなくては。
塾生諸君、覚悟しなさい。ウフ。

おまけ、今日の名言。
『始めることさえ忘れなければ、
人はいつまでも若くある。』マルチン・ブーバー(イスラエル哲学者)

LET'S BEGIN!です。
最初の第一歩を果敢に踏み出そう。

ガオッー
2004年12月9日 (木) 224塾長日記 速読を意識しよう
只今の時刻午後10時10分。
本日の塾業務終了。

今週から塾生全員に速読の指導をしています。

まだまだ本格的な速読指導とはいえませんが、各自が文章を読むとき、意識して速く読む、ということが習慣付けられればいいだろうと思って始めました。

毎回1分間の読む文字数を計り、そのあと3分程度の眼筋運動をやってます。

文章を速く読もうと心がけると、集中力も自然と高まります。
そうなると頭の回転も速くなります。
また読む時間が短縮されるので何度も読むことができます。
すると理解力もついてきます。
いいこと尽くめです。

塾生全員が速読を意識して、
その能力を高めようとがんばることを期待しています。

おまけ、今日の名言。
『自分にはできると考えても、
自分にはできないと考えても、
どちらも正しいのです。』ヘンリー・フォード

そうでしょうね。
できると思えばできるし、
できないと思えばできない。
そういうもんでしょう。
単純なもんです。

オリャー
2004年12月8日 (水) 223塾長日記 期末考査が終わって、その3
只今の時刻午後9時30分。
本日の塾業務終了。

やはり基本です。

定期考査が終わって塾生たちの解答用紙を見て思うのは、やはり基本をしっかり身につけなくてはいけないことを痛感します。

この場合の基本というのは、教科書レベルのことをいいます。

教科書を隅から隅までしっかり理解し覚えてさえいれば高得点間違いありません。

ただ氣をつけなくてはいけないのは、理解するのは当然のことですが、どの程度覚えたかということです。

覚え方の度合いが問題です。

たとえば数学の文章問題で言えば、問題を見ただけで解答がスラスラ書ける。

そこまで覚えなければいけないということです。

つまり1+1は2、のような具合になるまで覚えることです。

誰も1+1で、うーん、うーん、それは2なんて答えないでしょう。

即答できるはずです。

即答できるようになるまで教科書を覚え込む。

秀才になるには、これが一番の近道です。

覚えるのなら完璧に、

完全記憶ができると次の扉が開かれる。

そんな氣がして仕方ありません。

おまけ、今日の名言。
『「本を読みすぎ」「テレビを見すぎ」「映画を見すぎ」て、
いつの間にか現実と虚構を
とりちがえてしまっている人たちは、
私たちの周辺(私をふくめて)に、
決して少なくない。』寺山修司(劇作家)

イメージの世界をいつしか現実の世界と錯覚してしまう危険性は誰にもあります。

子どもに対してのイメージと現実とのギャップ、
仕事に対してのイメージと現実とのギャップ、

私も氣をつけなければ。

ガオッー
2004年12月7日 (火) 222塾長日記 期末考査が終わって、その2
只今の時刻午後10時15分。
本日の塾業務終了。

極端に言えば中学校の定期考査や実力テストって覚えてさえいれば90点は取れます。

応用力なんて関係ありません。

だから教科書・ノート・学校ワークをどれだけ効率よく覚えられるかが勝負です。

同じことを何度も何度も繰り返して復習するだけで高得点が取れます。

この作業が嫌で(飽きるんでしょうね)いろんな問題にチャレンジしたりその問題を理解し覚えようとして、肝心要の教科書問題や学校ワークの問題が疎かになったため、勉強はしたけど得点に結び付かなかったという子が結構いてると思います。

うちの塾でもテスト1週間前からは口うるさく教科書や学校ワークの見直しを言います。

だけど本人にしたら心配なんでしょうね。

いろんな問題にアタックして実力を試したいと。

その気持ちも分かります。

しかし私としましては教科書を完全暗記してほしいというのが本音です。

何かひとつのことを完全に暗記することによって何かが変わります。

それを実感してほしい。

残念ながら今回の定期考査ではこれは実現しませんでした。

しかし次の定期考査ではこれが実現できるよう指導に工夫を懲らし、実現さそうと思っています。

おまけ、今日の名言。
『世の中には幸福も不幸もない。
ただ、考え方でどうにでもなるのだ。』シエークスピア

考え方一つ、
そう私は今幸せです。
2004年12月6日 (月) 221塾長日記 期末考査が終わってsono1
只今の時刻午後10時30分。
本日の塾業務終了。

今日から期末考査のテスト結果が徐々に判明して来ました。

「うーん。んーん。」
と唸らせる結果が多く、脳味噌が便秘になりそう。

報告を受けた得点結果とその子のテスト前の勉強状態を思い出しながらこれからの対策を練っていきます。

これははっきり言ってしんどい作業です。

なぜ良かったのか、また悪かったのかを本人にも分からせなければいけないからです。またこれからの勉強姿勢も確認していかなくてはいけません。

成績結果が芳しくなかったからといって、ただ単に勉強時間を増やせばいいのかといえばそうでもありません。

やり方が大事です。

いかにして塾を有効に利用すればいいのかということも分からせなければいけません。

今日・明日・明後日と一人ずつのこれからの対策を練っていこうと思っています。

おまけ、今日の名言。
『大多数の人間が失敗するのは、
失敗した計画に勝る新しい計画をたてるだけの
粘り強さに欠けるからである。』ナポレオン・ヒル(成功哲学より)

そうです。
子ども一人一人に新たなる目標に向けての計画を立てていかなくてはいけません。
それも粘り強く念入りに。

ンーン、ドッカーン
2004年12月5日 (日) 220塾長日記  子どもと「論語」暗唱の約束
先週からイッキ君に「論語」の音読をやらしています。

たまに私に振ってきます。

「子曰く、学びて時に之を習う、亦た説(よろこ)ばしからずや。朋有り、遠方より来たる、亦た楽しからずや。父さん言える?」

「あたぼうよ。その続きも言えるで。」

「えっ」

「人知らずして慍(いか)らず、亦た君子ならずや、と。」

「覚えてんの。」

エヘン、実はさっき見てたところ。

「そうや、學而(ガクジ)第一は覚えてるんや。イッキも覚えや。」

「エッー、そんなん不可能や。」

「出来る!一日一つずつ覚えたらええ。二十日で終了や。」

「エッー。」

「よっしゃ、決まりや。父さんも一緒に覚えていくから、競争や。」

と言う訳で、二人で論語の暗唱を決めました。
クリスマスには二人で論語の暗唱を家族に披露しようと思っています。

今日は近くの公園でイッキと縄跳びをしました。

どちらが多く縄跳びを飛べるか回数の競争をしました。

私は65回、イッキは37回でした。

どちらも最低の回数と思います。

体を鍛えて最低100回は出来なければいけないでしょう。

「エックス飛び」が出来ず。イッキは連続2回できます。

くそ、子どもにまけちゃーおしまいよ。隠れて練習しなければ。

今は足ががくがく。疲れました。

おまけ、今日の名言。
『絶望した時に発狂から救ってくれるのは、
 友人でもカウンセラーでもなく
 プライドである。』村上龍

失望は経験してますが、絶望となると
今振り返ってもすぐには思い出せません、またはしたことがないのかも。
それとも端から見れば、絶望的状況でも本人はちっともそう捉えていないのかも知れません。常に「なんとかなるわい。」と思うほうですから。
しかしプライドは持っています。
内に秘めたプライドは。
2004年12月4日 (土) 219塾長日記  今日は姪っ子の結婚式
今日は姪っ子の結婚式に行って来ました。

場所は南港アートグレイス・ウエディングコーストです。

チェペルでの結婚式、そして新郎・新婦がアイデアを駆使した結婚披露宴。

今風の当事者二人を主役とし、仲のいい仲間がそれを祝ってあげるといった心温まる結婚式でした。

10年前をふと思い出し、

「そうか、おれもこんな風にみんなから温かく祝福され、激励されたのか、
なんて幸せモンだったんだ。」と。

みんなが自分のことのように他人の幸せを祝う、満面に笑みをもって。

結婚式が人生最大のイベントと言われる所以はそこにあるのかもしれません。

損得勘定、そして妬みや嫉妬が一切なく、参加者みんなが祝ってくれるイベントって他に思い当たりません。

正直言って、私の結婚式のとき、
私自身、口では参加者達に
「来てくれてありがとうございます。」「祝ってくれてありがとうございます。」って笑みを浮かべて挨拶をしました。
しかし本当に心の底からそう思っての言葉じゃなかったかも知れません。
姪っ子の結婚式に参加しながら私の結婚式にわざわざ参加してくださった人たちに10年遅れの感謝の気持ちを述べたくなりました。

「みなさん、今日は本当に、こんなふつつかな自分達のために、貴重な時間を割いて心温まる祝福の数々、本当に身の引き締まる思いです。まだまだ人生若輩者の二人ですが、手を取り合ってがんばっていこうと思っています。今日は本当にありがとうございました。」

今日、姪っ子の結婚式に参列してそんなことを思いました。

おまけ、今日の名言。
『楽しい顔で食べれば、
 皿一つでも宴会だ。』ウルデンチウス

楽しい顔、
楽しい笑顔、
楽しい仕草、
人生、
楽しく、
いきませう。

ガハハハハ
2004年12月3日 (金) 218塾長日記 「2学期期末考査3日目」
只今の時刻午後10時15分。
本日の塾業務終了。

今日は2学期の期末考査最終日。

最終日の授業は休みにしているのでほとんどの子は今日は授業が休みでした。

来週になれば結果が判明します。

がんばった分に見合う得点結果が出ればいいのですが。

来週が楽しみです。

そしてその得点結果を基にして次の勉強目標を立てていきます。

今日塾に来た中学3年生2人に速読の練習をさせてみました。

この子達にとっては初めての経験です。

まずは現在の読書速度を測り、次に眼球運動、

そして1行読み(1行を速く読む)の練習をしてもらいました。

二人とも慣れない作業で戸惑っていましたが、

速読ができるようになりたいという気持ちがあるので真剣に取り組んでくれました。

これからも時間を作って速読練習は続けたいと思います。

おまけ、今日の名言。
『言葉を友人に持ちたいと思うことがある。
それは旅路の途中で自分がたった一人だということに
氣づいたときである。』寺山修司(劇作家)

渋いね。
俺もこんなセリフが言えるようになりたいもんである。

人生の旅路、孤独であることが当たり前、そのことを分かること。

「種田山頭火」の世界かな。

ガオッー
2004年12月2日 (木) 217塾長日記 「2学期期末考査2日目」
只今の時刻午後10時00分。
本日の塾業務終了。

今日は2学期の期末考査2日目終了。

1年生の英語の問題、量も少ないし簡単すぎるぞ。

芸がなさ過ぎる。一問一答形式の問題ばっかり。朝の早朝テストの寄せ集めみたいな問題。90点以上続出でしょう。

嫌になる。

しかしそういったテストでもうちの塾生たちは90点が取れない。
困ったもんだ。
完全に勉強不足。
勉強の絶対量が少ない。
そのことを分からして勉強量を増やすのは至難の業。

もしかしたら学校の先生たちもそのことが分かっているのでこういったレベルの低いテストを作っているのかもしれない。

そうならば先生たちの苦労が分かる。

おーい、勉強をしない子どもたちよ。

賢くなりたくないのか。

アホのままでいいのか。

頭を鍛えようぜ。

磨けば宝石になる原石たちよ。

たわしを持て。

強力洗剤を脳味噌に振りかけろ。

磨いて磨いてピカピカになろうぜ!


おまけ、今日の名言。
『あまり人生を重く見ず、
捨て身になって何事も一心になすべし。』福沢諭吉

たかが人生80年てか。
笑って生きよう。
カモーン。
テストがなんぼのもんよ。
かかってこんかい。
カモーン。
この気合でテストを楽しまなアカンよ。
俺も人生楽しもう。
カモーン。
さあ、みんなで言いましょう。
槍でも鉄砲でもかかってこんかい。
カモーン。

時間になりました。
帰ります。
カモーン。
2004年12月1日 (水) 216塾長日記 「2学期期末考査1日目」
只今の時刻午後10時10分。
本日の塾業務終了。

今日からうちの塾生たちのほとんどが2学期の期末考査が始まりました。

初日を終えた子供たちの顔はさまざま。

普段しっかり勉強をしない子もこのときばかりは真面目に勉強します、と言いたいところですが、なかなかそういう訳には行きません。

普段からがんばるといった練習をしない子は、直前になったからといってがんばるかといえばそうではありません。

がんばることができません。がんばり方を知らないのです。どうすればいいのか分かりません。気持ちだけ焦ってがんばった気になる傾向があります。

やはりがんばっているときの自分を知らない子はがんばり方も知りません。

日頃の生活習慣は大事です。

また直前だけがんばる子というのは結果だけを気にします。努力をしたという行為を軽くみます。

これはいけません。問題です。

結果は二の次です。目標に向かって努力するその行為を評価したいです。

日頃がんばっていて、テスト前にはそれ以上にがんばる子、応援したいです。

日頃がんばらず、テスト前だけがんばろうとする子、猛省がいります。生き方に問題があります。

日頃がんばっている諸君、気持ちを新たに2日目、3日目のテストに向かってがんばれ!

今週末からのテストの始まるN君、君もプライドを見せてくれ、やれば出来る!

君たちには俺がついている。

おまけ、今日の名言。
『幸福になりたいのだったら、
人を喜ばすことを勉強したまえ。』M・プリオール(哲学者)

そうです。
私の幸せは塾生たちの笑顔です。
君たちの笑っている顔は私を幸せにする。
だから私はがんばる。

ガオッー
プリ
アチャ?

 

1

inserted by FC2 system