エキスパート塾長の日記ページへようこそ!

 

2005年3月31日 (木) 336塾長日記 今日のターゲットはアンタだヨ
さてさて
今日のターゲットは某私立中学新3年生のT君にしよう。

数学「新Aクラス中学代数問題集」「新Aクラス中学幾何問題集」を2年間で仕上げ今は
「精説高校数学 第1巻」をやっています。

この教科書もそんじょそこらの普通高校よりレベルの高い教科書です。

んーん、さすが進学校、難しいことをやらせる!

13歳から15歳のこの時期、知的系統的学習には最適。

ずばり頭の鍛錬期。

「鉄は熱いうちに打て」です。

さすがのT君も学校の授業に付いていくのでヒーヒー状態。

少しでも気を抜けば置いてきぼりを食らいます。

それでいいのよ。

今はいろんなことが何でも吸収できる時期です。

これでもかっていうぐらい吸収しましょう。

勉強しましょう。

君を見ていると、
地元の公立中学に通っている子どもたちが何とのほほーんな生活を送っているのかと思います。

中学の3年間で差が出来るのは当たり前です。

勉強の量が違います。

努力の度合いが違います。

学校での授業内容が違います。

この勢いでこれからも行きましょう。

必ずその努力は報われます。

きっと。

がんばれT君!

おまけ、今日の名言

『すべての日が、
それぞれの贈り物をもっている。』マルティアリス(ローマの詩人)

みなさーん、
今日はどんな贈り物がありましたか。
贈り物をあげましたか。
よーし、今日は早く帰って家族サービスだ。

デヘ。
2005年3月30日 (水) 335塾長日記 正しい学習方法
 
「ヒント!ヒント!」
「このあとどうするん?」
「これどういう意味?」
「これで合ってるんとちゃうん」

「シャラップ!!」

じっくり物事を考える習慣。
果たしてこの習慣を小学低学年でつけることができるのか。
高学年で読み書き計算がしっかりできる子もできない子も
じっくりと算数文章問題に取り組むことができない。
すぐに解き方や正解を求める。

どちらの子にも言えることは、「考え方」を知らないということ。
直面している問題にどう対処すればいいのかが分からない。

この考え方というものは低学年の時期から教えるべき?
高学年から教えるべき?

いくら考えても、これは低学年から教えるべきという結論に達します。

この習慣が身についていないため、
高学年、中学生で勉強の悩みを抱えていることの何と多いことか。

「正しい学習の仕方」
小学生であろうが中学生であろうが高校生であろうがやり方は同じ。
さすれば、「正しい学習の仕方」はなるべく早い時期に習慣化させなくてはいけない。

学習項目の少ない低学年時にこそ、
「じっくり、ゆっくり、丁寧に」
学習に取り組むべきです。

おまけ、今日の名言
『いつも健康でいたければ、
食事は腹八分で抑えるようにしましょう。』

これって標示?
まぁいいか
食べて太るということは、食べ過ぎの証拠
消化されていないということ
消化されない不純物は脂肪となって体内に残る
そしてそれが醜い容姿を作っていくわけです。
おお、いくら食べても太らなかった学生時代に戻りたーい。
2005年3月29日 (火) 334塾長日記 今日のターゲットはアンタよ〜ン
今日のターゲットは新塾生の小学新5年生のT君にしよう。

算数「十段往復算」加法と減法は完璧でした。
しかし残念ながら乗法と除法は不正解。
もう少しだったけどね。

じっくり丁寧にやっていけばいいと言ってあげても、
どうしても計算となると燃えるらしい。
早く早く仕上げようとする。
これって100マス計算の弊害?

次に算数文章問題にチャレンジ。

必ず絵図を描いて解かなくてはいけないという条件に最初戸惑っていたが、
慣れるにつれ結構楽しくやっていたね。

その調子でいいよ。

カメさんなんか上手に描けていました。

「じっくり、ゆっくり、丁寧に」これをモットーにこれからも楽しく勉強していこうぜ。

おまけ、今日の名言

『発明はすべて、苦しまぎれの智恵だ。
アイデアは、
苦しんでいる人のみに与えられている特典である。』本田宗一郎(本田技研工業創業者)

そうでしょう、そうでしょう。
言い得て妙。
2005年3月28日 (月) 333塾長日記 今日のターゲットはアンタだヨ
今日のターゲットはY君、アンタです。

久しぶりの授業

某私立中学に入学、楽しい中学生生活を送っていると聞いていました。

今回はこの春休みを利用して苦手の英語を得意科目にすべく春期講習会に参加。

英語の徹底特訓5日間のスタートです。

今日はまずbe動詞・一般動詞の使い方の復習。

やはりbe動詞の意味を正確には把握していなかった。

be動詞とは「〜として存在しています。」

これが絶対的そして超基本の意味、忘れるなかれ。

次に語順訳ができるかどうか。

これまた、困った癖がついてしまっている。

英文を後ろから訳す。

止めようね。

英文は必ず前から訳すこと。

まず語順訳、そして和訳へ。

しかし相変わらず暗記力はたいしたものである。

今日はUNIT1からUNIT5まですべて暗記そして書くこともできた。

理解したら覚える、この繰り返しをすることによって真の実力が身につく。

あと4日間、英語の達人になるようがんばれ。

おまけ、今日の名言
『真面目とは実行するということ。』夏目漱石

そうです!
うちの子、真面目なんですけど・・・
勉強しない子は真面目とは言いません。
実行の伴わない真面目ってないです。
2005年3月27日 (日) 332塾長日記  エキスパートのマンスリーレター
この3月からエキスパート通信とともにマンスリーレターなるものを配信しようと考えています。
以下は3月号です。

今回は「塾長 教えて帳」の巻です

「ウチの子は復習までしているのにどうして成績が上がらないの?」
「ウチの子、勉強している割には、思うような成果が出ないわ、なぜ?」

ズバリ、お答えしましょう。

苦労が報われない、形だけの学習をしているからです。

1;学校・塾・家で問題集をする。
2;答え合わせをする。
3;間違い直しをする。

真面目な子はここまでの段階は勉強します。
だけど次の段階がありません。

それは
4;記録しておく。

効果的な学習の基本は間違った問題だけを記録しておき、
1ヶ月後、3ヶ月後、1年後と再度復習して、
理解が定着しているかどうか確認する必要があります。
この理解の定着が実力を呼ばれるものです。
往々にして間違った問題をすぐにやり直して理解したと思い込み、
あとで復習するといったことをしません。

何もやらなければ成績が上がらないのは当然ですが、
効果的でない学習をしていても成績は上がりません。

如何に効果的に勉強し、その効果を出すか。そこが勝負です。

この改善策として、「塾長 教えて帳」を作りました。
(なぜもっと早くこの方法を取らなかったのかと反省)

間違った問題をノートに切り貼り(問題、自分の誤答、模範解答)し、
出来れば質問事項も書いて、
塾長に提出して、
必ず塾長からの添削を受ける。
そして納得し、分かるまでその添削を何回でもやってもらう。

子どもにとってはこのノートが
「自分の弱点がすべて書いてある、世界で唯一の自分だけの問題集+参考書」
となり、
私自身も子どもたちの学力を今まで以上に把握できるようになります。

一石二鳥、いや一石三鳥にも四鳥にもなるかもしれません。
この「塾長 教えて帳」の威力を発揮できるようがんばっていきたいと思っています。

てな具合です。

おまけ、今日の名言

『大切なことは
 問題を見つける能力、
 それをあきらめずに解決する能力、
 それ自体を楽しめる能力、
 そして、
 柔軟性。』利根川進(ノーベル医学生理学者)

問題を見つけ、
その解決策を探り、
あきらめず、
そしてそのことを楽しむ。
楽しむ気持ちがあるからこそ、柔軟性も出てくるのでしょう。

納得、フムフム。
2005年3月26日 (土) 331塾長日記 イッキ&シュウキ英才教育奮闘記15
今日の主役はシュウキ君
この4月から新1年生。

机にちょこんと座っての勉強姿、
かわいい
つい、微笑んでしまいます。
私が微笑んでいると、
「ナニ?」
「なんでもないよ。勉強続けて。」

進研ゼミ小学館の「入学準備ワーク基礎編」と「入学準備ワーク応用編」2冊のやり残しも今日で無事終え、残り時間で算数文章問題にアタック。

以前にもチョコチョコやらしていたので、今日もスムーズに行くだろうと高をくくっていたのが間違い!

問題
「水色の絵の具を1本使うのに画用紙を6枚使います。今日は水色の絵の具を4本も使っていいそうです。水色の絵の具をみんな使ってしまったとき、何枚の画用紙を使うことになるでしょうか。」

早速色鉛筆を使って水色の絵の具を1本描き、
その横に画用紙らしき四角形を6つ描くシュウキ。
この調子であっさりと答えまで辿り着くと思った私が浅はかでした。

次にシュウキは水色絵の具を4本横に並べて描いていく。
フムフム、その調子だ。
するとピタと手が止まるシュウキ。

「次は何を描けばいいの。」
「えっ。」
「画用紙4枚?」
「・・・・」返事に詰まる私。
「画用紙、5枚描こうっと。」

なぜ、なして?どうしたの?

問題が何を問うているのか分かっていない様子。
どうすべきか。

ヒントは与えてはダメ。

目の前に絵の具と画用紙があればなんとかなるのだが。
それを絵図で描いてほしい。

「シュウキ、自分で思うことを、好きに描いていったら。」
「えっ、いいの?」
「うん、いいよ。」

すこしいやな予感が、もしかして・・・

やっぱり

シュウキはうれしそうな顔をして描く、描く。
ブタの絵、そしてそのブタの口からミサイルらしきものが発射。何連発も。

「何それ?」
「えっ、好きなもの描いていいって言ったから。」

そやね、私は確かに言いました。好きに描けばって。

「絵の具1本で画用紙何枚使えるって書いてあった?」
「えーと、6枚。」

よく、分かっているじゃないか。

「絵の具は何本使えるの?」
「4本。」

そうそう。

「もう一度問題に取り組んで。」

しかし、シュウキ君、今日はもう勉強終了モード、やる気なし。

「ハイ、今日はもう終わりにしましょう。」
「やった!好きな絵描いていい?」
「いいよ。」

教室にあるホワイトボードにマジックを使ってじゃんじゃん絵を描くシュウキ。
やれやれ、この問題は次回もう一度挑戦しようね。

おまけ、今日の名言
『愛と笑いのないところには、楽しみもないはずだ。
愛と笑いの中に生きよ。』ホラティウス(ローマ詩人)

ふと、今、思いました。
今は子どもたちが笑いを運んでくれます。
この子たちが巣立ったとき、笑いは何処に。

アチャー
2005年3月25日 (金) 330塾長日記  今日のターゲットは君よ
今日のターゲットは体験入塾授業を受けた小学2年生のK君にしよう。
丸坊主頭で少し太め、笑顔のかわいい男の子です。
うちの子と同い年なのでどうしてもだぶってみてしまいます。
いかん、いかん。
絶対評価をしなければね。
今日は漢字と算数の学力習熟度を重点的に見ました。
んーん、
ズバリ、
勉強がんばろうね。
はっは
これからこれから
焦らない焦らない
時間はたっぷりあるよ。
今日のように楽しく勉強ができれば大丈夫。
なーにも心配はないよ。
じっくり・ゆっくり・丁寧に
やっていこうネ。

おまけ、今日の名言
『未来を語る前に、
 今の現実を知らなければならない。
 現実からしかスタートできないからである。』P・F・ドラッカー

今を知ってから未来を語れ
今の学力を知ってからこそ
これからの学力向上が期待できる
子どもたち一人ひとりの学力を正確に把握しなければ

ワールドカップ最終予選、日本はイランに1−2で負けてしまった。
あーあ
まぁ、次があるさ
2005年3月24日 (木) 329塾長日記 小学生低学年対象のチラシです
『小3くらいまでは自分で教えられるので教えます』
教育熱心なお母さんへ

親子学習での陥りやすいワナってご存知?

お母さんが一生懸命お子さんに勉強を教えます。

お母さんが教えてくれるのでお子さんも楽です。お母さんの言うがままにやっていけばいいのですから。

自分で考えようといった姿勢がなくなります。常に親のヒント待ち状態に陥ります。
いわゆる「考えない習慣」が見事についてしまった状態です。

そんな子が高学年・中学生になったら
「何をしたらいいのか分からない」
「自分の分からないところが分からない」
「どうやって勉強したらいいのか分からない」
こういったことを連発する子どもの出来上がりです。

やってはいけない親子学習をした子がほとんどです

お母さん、こういったお子さんに育てたいですか。

本当の意味での自学自習のできる子に育てたいのなら「親子学習」は極力避けてください。

ここで「考えない習慣度」チェックです。

算数の文章問題を解いているときのお子さんを見てあげてください。

@「分かんない」「習っていない」と言って問題を読もうとしない。
A文脈を無視して、数字を使ってデタラメな計算をする。
B「足し算?引き算?掛け算?割り算?」と聞く。
Cさまざまな計算をして偶然に答えが出るまで計算を続ける。
D頭だけで答えを考え、文章を追えないと「難しい」と言う。

以上のような症状が見られる場合、危険信号です。
なるべく早く改善策を講じなければお子さんがかわいそうです。

伸びる子の共通点
「考える力」「先生に質問する力」があります。
伸びない子の共通点
「考える力がないこと」「先生に質問する力がないこと」

エキスパートでは
教育とは子育ての一環
「じっくり・ゆっくり・丁寧に」をモットーに
子どもの成長を見つめ、正しい時期に正しい学習内容を習得させてあげたい。
そして
考える力をつけさせ、伸びる子へ
知性も感性も無理なく育てる豊かな教育を約束します。

但し今回の募集対象は小学1年生と2年生に限らせてもらいます。
2005年3月23日 (水) 328塾長日記 合否結果判明
「ヨッシャ、おめでとう。よかったな。」
「うん、29日の合格パーティー楽しみにしています。」
「おー、よしよし、電話ありがとう。」

そこへ、携帯へメールが届く。
不吉な予感。
直接電話をかけてこないということは・・・
不安的中
「落ちました。グスン」

「・・・・」
何と言って励ましたらいいのか。
不合格という現実をたたきつけられた直後のメール
この子がどういう心境でメールを打ったかを考えると、
言葉が見つかりません。
辛いのに、私に気を使って報告してくれるとは、・・・・

くそったれ!

おまけ、今日の名言
『世界が、そうだ。
自由を求め選ぶべき世界が目の前に広々と横たわっている。
終わらぬ夢がお前たちの導き手なら、
超えてゆけ、
おのが信念の旗のもとに!』ワン・ピースより

新しい門出を迎える者たちよ。
おのれの価値観を信じて突き進め!
2005年3月22日 (火) 327塾長日記 明日はいよいよ合格発表ナリ
ドキドキ、バクバク、ドックンドックン

いよいよ明日、最後の合格発表

私は今から、我がことのようにハラハラドキドキ

自分のときはどうだったか。

これで受験勉強は終了、
ホッとし、
あとは野となれ山となれと
開き直っていた。

塾生たちもそういった気持ちかもしれない。

緊張しているのは、今までずーっと見守ってきた親御さんたちかも。

章ちゃん、由衣ちゃん、結加ちゃん

掲示板に受験番号、あるっかなー

あるよネ、

あるある、きっとある

おまけ、今日の名言
『教育ある人間とは、
勉強し続けなければならないことを
自覚している人間のこと。』P・F・ドラッカー

学歴・経歴なんて関係ありません。
今、このとき、
勉強をしている人間
その人こそ
教育ある人間と言えよう。

ふむふむ
2005年3月21日 (月) 326塾長日記 イッキ&シュウキ英才教育奮闘記14
今日またまた午前中イッキ&シュウキと勉強。

二人からはブーイングの嵐、しかし昼から遊びに行く約束をし、何とか説得。

今日のメインはイッキ君。

早速、算数文章問題です。

「兄弟ハムハムたちと普通ハムハムたちが遊んでいます。兄弟ハムハムは、普通ハムハムのちょうど半分います。数えてみると、みんなで18匹でした。では、普通ハムハムは何匹いるのでしょうか。」

絵を描いていくイッキ君。

見ると、
兄弟ハムハム9匹、普通ハムハム9匹描いています。

そして立式。18−9=9、答え9匹。

「父さん、これでいい?」

「うーん、ブー」

「えっ、なんで。」

「兄弟ハムハム何匹いるの?」

「9匹。」

「普通ハムハムは?」

「9匹。」

「同じ数ではおかしいのとちゃうの。」

「えっ?!」

「兄弟ハムハムは普通ハムハムの半分って書いてあるやろ。」

「えっ、あっそうか。」

「もう一度考えて。」

しばし考え込むイッキ。

しかし手は動かず。

考えていることは必ずノートに書いてもらうことにしています。

何も描けないということは、何をどう考えたらいいのかが分っていない証拠。

「よっしゃ、イッキ。こっち来てみ。」

ビー玉を使って説明。

「ここにビー玉、6個あるやろ。これを父さんとイッキで分けよう。ただし父さんはイッキの半分に分けること。」

案の定、イッキは3個ずつに分ける。

「これでは、父さんの分とイッキの分が同じ数やんか。父さんはイッキの半分にしやな。」

するとイッキは私のビー玉1個を自分の所へ。

「できた。」

「よくできました。イッキが4個で、父さんはその半分の2個。これでいい。」

次に、条件でビー玉を12個でやってみると、これも何とかできました。

では、ビー玉18個に挑戦。

結果はできませーん。

「父さんがイッキの半分になるように。」
この条件がなかなか頭に入んないみたいです。
分らんようです。

答えはイッキ12個、私6個に分ければいいのですが、
答えから納得させるのも今回は止めました。

自分で答えを導いてほしい。

だからこの問題は次回改めて挑戦します。

「じっくり、ゆっくり、丁寧に」

これをモットーに

今度こそできるようになろうね、分るようになろうね、イッキ君。

おまけ、今日の名言
『GOOD EDUCATION WITH SMART LEARNING』

無理なく、無駄なく、効果的に、しかも知性と感性を同時に育てる豊かな教育を目指しましょう。

ジャンジャン
2005年3月20日 (日) 325塾長日記  イッキ&シュウキ英才教育奮闘記13
今日午前中イッキ&シュウキと勉強です

まずはシュウキ君から

教材は「入学準備ワーク 応用編」

国語はカタカナの練習が中心、完璧でした、グッド

算数は10の数をいろいろな数に分解する練習。

これはまだシュウキにとって強敵

「10の補数」の体感計算がしっかりまだ身についていないので苦労しました。

この「10の補数、体感計算」はしっかり練習しなければ。

合言葉は「ゆっくり、じっくり、丁寧に」

慌てない慌てない。

次はイッキ君。

算数文章問題に挑戦

「みの虫小学校では、朝から気にぶら下がって体操をします。今日は天気がいいのでみんなで16人ぶら下がっています。1年生が一人、2年生が二人、3年生が四人です。4・5・6年生は同じ人数ずつ来ているとすると、4・5・6年生は何人になりますか。」

はい、まず絵を描きましょう。
(イッキもこの手の問題に慣れてきたのか言わなくても絵を描こうとします。成長です。)

木にぶら下がっているみの虫君が16人。

「お父さん、色鉛筆使ってもいいの。」

「うん、そのほうがいいよ。」

「よっしゃ。」

1年生みの虫一人に赤、2年生みの虫二人は青、3年生みの虫三人には緑、楽しそうに色を塗っていきます。

残りのみの虫は?

「1つ、2つ、3つ…・あっ9こや。」

(おっ、今日はヒントなしで正解まで辿り着くのかな。)

「7+9で16っと。」

ガクッ、やっぱり、

問題が何を問うているのか、そして何を求めなくてはいけないのかを分っていなかった。

「父さん、16人やろ。」

晴れ晴れした顔で私を見つめるイッキ。

「もう一度、問題の文章を声を出して読んでみてみ。」

声を出して読むイッキ

「読んだよ。」
(ハイ、聞きました。)

「4・5・6年生で何人ぶら下がっているの?」

「9人」

「そやろ、ほんで問題は同じ人数ずつ来ているって書いてあるやろ。」

「うん。」

「ということは、」

「ということは」(私のセリフを繰り返すイッキ、答えまで聞き出そうとしている)

「4・5・6年生は何人ずつになりますかって聞いているのやで。」

「だから、」

「残りのみの虫君たちに色を順番に塗っていったら、分るのとちゃうかな。」

「・・・・」

ピンク、茶色、黄色の3色を取り出し色を塗っていくイッキ

「あっ、そうか。3つずつや。」

何とか正解まで辿り着きました。

絵を描こうとする姿勢が見えてきただけでも進歩ですね、イッキ君。

おまけ、今日の迷言

『O型はパンツを振り回すねん。』シュウキ

シュウキの通っている保育園の「青空」君、血液型がO型だそうです。
そしてパンツを振り回すそうです。

ジャンジャン
2005年3月19日 (土) 324塾長日記
今日、午前中は塾の大掃除

ブラインドの掃除、いやー汚かったこと
半年に一回は掃除をしなくては、反省

次に便所掃除
これはほぼ毎日やっていることなのでお手のもの
便器はいつもピカピカ、私の心もピカピカ、
頭もピカピカ、単にハゲなだけ?

次に床掃除
最近切り貼り(間違った問題全てノートに切り貼りをしています)をやらしているせいか、
紙の切り屑がよく発生、
ここでちょっと質問、
子どもが作ったゴミは子どもに処理させるべきかどうか。
切り貼りの後始末、やはり本人にやらせるべきか、
うー悩むところ
ある程度は本人が出したゴミは本人に後始末させやなアカンかな。

掃除を始めて1時間半が経過、ようやく終了。

よし、これでまた子どもたちも気分よく勉強ができることであろう。

おまけ、今日の名言
『無恥と自負は兄弟である』タルムードより

最初この言葉に出会ったとき、
無恥を無知と誤読していました。
しかし
無知と自負は兄弟である
これでもいいと思いませんか。
「無恥と無知と自負はダンゴ3兄弟ナリ」
これでいこう
ジャンジャン
2005年3月18日 (金) 323塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
じゃじゃーん

新中3のK君、今日はアンタよ。

今年、アンタは晴れて受験生になります。

そろそろ勉強中心の生活を送るようにしてほしいけど、どうやろね。

できないかな。

アンタの場合志望校がもうすでに決まっています。

ということは、目標点が分っているということです。

あとはその目標点目指してがんばるだけ、なんて楽なんでしょう。

しかし本人にしたら、大変やろね。

その目標点突破するために今までの生活習慣を少し変えていかなくてはいけないから。

野球中心の生活から勉強中心の生活に変える、これが難しい。

口で言うのは簡単、実行は困難。

当分の間は、塾からの宿題を丁寧にやってくることを目標にしよう。

決して手を抜かず、真剣に取り組むこと。

見かけ上、やりました。といった宿題の仕方は厳禁。

誰のためでもなく、自分のために宿題があるという意識をしっかりもって取り組むこと。

分りましたか。

期待しているよ。

今日の宿題は数学教科書「第1章〜第3章」各章の章末問題をやってくること。しっかりやっておいでよ。

また今日の勉強の復習として英語「LESSON1」の音読練習もやっておこう。
スラスラ言えるようにネ。今日は詰まりすぎ、とちりすぎでした。


おまけ、今日の名言

『金儲けのうまい人は、
 無一文になっても
 自分自身という
 財産を持っている。』アラン

タルムードの言葉にもありました。
知識は常に奪われることなく持って歩けるから、教育がいちばん大切なものだ。と

あれ、ちょっと違うかな

金儲けにつながる財産=知識=教育?
これは成り立たないか。

まぁ、自分の値打ちを高める努力を怠ったらアカンわね。
2005年3月17日 (木) 322塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
さてさて、今日のターゲットはWHO?

ふーっ

ア・ン・タ!

新小5年生になるMちゃん、君にしよっと。

最近は算数文章問題に積極的に取り組んでいるね。

いいよ、いいよ、ヴェリーグーッス!

文章を読み、それを絵図で表す。そのときに数字も書き入れることを忘れないでね。

そうすると、アラ不思議!

文章問題が絵図の問題に早変わり。

あとは、計算式を立てて、筆算するだけです。暗算厳禁でっス。

はーい、一丁上がり!

んーん、素晴らしい。色鉛筆も使ってかわいくそして分かりやすく描いてくれてます。

ハム太郎とチュウ太郎も上手に描けました。

この調子で算数文章問題100問制覇しようね。

おまけ、今日の名言

『生きたいと思わねばならない。
そして
死ぬことを知らねばならない。』ナポレオン

生あるものには必ず死があります。
有限であるからこそ価値があり尊い

最近、自分の死から逆算する癖が出てきました。
あと・・年しかない。
ならば今何をすべきか、
んーん、もう少し長生きしなければやることが達成できないゾ。
どうしたものか、ちょと悩む。

えーい、ままよ、なるようにしかならん。
ならば
やるだけ。
2005年3月16日 (水) 321塾長日記  今日のターゲットはアンタだ!
今日のターゲットは新中1のK君、アンタにしようゼ。

今日で中学2年生の計算が終了してしまったね。

なんとまぁ、早いことか。

別に無理してどんどん進んだわけでもない。

勉強キライだったもんね。

コツコツと段階を追って勉強していっただけ。

そう、焦らず、気張らず、むきにならずネ

この調子だと中1の1学期で中3までの計算は終了できそう。

どうしましょっ?

しかし計算バカカバにだけはしてはいけない。

絶対いけない。

その点もぬかりはなし。

しっかり良質算数文章問題を毎日1問ペースでやっている。

この問題は絵を描きながらしっかり考えてもらうための問題、

それゆえ文章が少し難解なときもある。

絵が描けなければ理解しにくい文章になっているのが私のお気に入り。

K君もじっくり取り組んでいる。

いいよ、いいよ、この調子でいきましょう。

おまけ、今日の名言
『明確な目標を定めたあとは、執念だ。
 ひらめきも執念から生まれる。』安藤百福(日清食品創業者)

えーい、ままよ。
こうなったらやけくそ、
火事場のくそ力、
今日は滅茶苦茶?

ジャンジャン
2005年3月15日 (火) 320塾長日記 今日でお別れ〜Aちゃん、WのYちゃん
おーっ、今日でお別れやね。ウルウル、グスッ

章子ちゃん、由衣ちゃん、結加ちゃん

明日の公立後期試験はがんばれ!もうひとつ!おまけに!!

今まで勉強やった成果を明日ビシッと見せてあげなさい!

誰に?

もち、試験管によ

いや、試験官にネ

今日の気合を明日も発揮すれば合格間違いなし、私が保証しよう。

みんな、がんばったもんね

誰が何と言おうとがんばったもんね

内申がなんぼのもんじゃい

下馬評がなんぼのもんじゃい

こんなけがんばったもん

ウチが受からんかったら誰が受かるというの、

ヘッヘッヘーノヘーン

その気合で明日は合格を勝ち取ってくだせへ、お代官様

今夜、私は前祝の杯を一人楽しくかわします。

カ・ン・パ・イ

おまけ、今日の名言
『苦悩などというものは
所詮怠け者や青白きインテリに付き物の
垢のようなものだ。』丸山健二(小説家)

精神を鍛え、体を鍛え続ける孤高の小説家丸山健二
アンタは尊敬に値します
ほんと
惚れ惚れします
2005年3月14日 (月) 319塾長日記  今日のターゲットはアンタだ!
中3のYちゃん、いよいよ明後日だよ。

今日は気合入っていたね。

延長授業もなんのその、やることを仕上げるまで顔も上げず、集中して勉強が出来ました。

時間が来たら、

「残りは家でやってもいい?」

と尋ねてくるかなって思ってたけど、今日は違ったね。

えらい!

そうでなくっちゃ。

世界地理・日本地理・歴史・公民としっかり復習できたことでしょう。

今日みたいな気合があれば、合格間違いなし。

きっと願いは叶うよ。

今日の勢いで明後日の入試に臨んでください。

朗報を待ってるよ。

おまけ、今日の名言

『自分らしくある必要はない。
むしろ
人間らしく生きる道を考えてほしい。』岡本太郎(強く生きる言葉)より

人間らしくね

自分らしく
そして
生きた証を残そうとがんばっている私
まだまだ器が小さいっていうこと

人間らしくね

フー
2005年3月13日 (日) 318 塾長日記 イッキ&シュウキ英才教育奮闘記12
「1(いち)、2(にい)、3(サンマの)、4(しっぽ)、5(ゴリラの)、6(むすこ)、8(ハッパラッパ)、9(くさった)10(とーふ)」

「7(なな)がないやんか。」

「ええの、気にせえへんねん。」

この数え歌が今シュウキの通っている保育園で流行っているらしいです。

これを何度も繰り返して100までの数を数えるらしいです。

私は七がないのがとても気になりました。

七ちゃん、かわいそう。

シュウキ君のお勉強は先週に引き続いてベネッセコーポレーション発行の「入学準備ワーク(基礎編)」NO11からNO20まで、今日もすんなりといきました。

そのあと算数文章問題を1問、一緒に問題を読み、絵を描き、楽しく解くことができました。

次はおにいちゃんのイッキ君。

算数文章問題1問一緒に取り組みました。

「ハム太郎が、チュー助の家まで行くのに40分かかります。今日、ハム太郎は漫画の本を借りにチュー助の家に午後1時10分に着くように家を出ます。では、ハム太郎は何時何分までに家を出ればいいでしょうか。」

「分れへん。」

「絵を描こか。」

「えっ。」シャレか?

「そう。ハム太郎とチュー助の家を離して描いて、道も描こう。」

「おっ一本道やな。そや男はびしっと一本筋が通ってやなアカン。」

「何のこと?」

「気にせえへんでええ。」

「チュー助の家の下に時計を描いてみ。」

素直にイッキは時計を描く。

「1時10分になるように針を描いて。」

これまた上手に針を描くイッキ。

「40分かかるということは、40分前に家を出ればいいわけやね。」

「前って?」

おー、「前」の意味が分ってないのか。

「1時10分の5分前って、何時かな。」

「1時15分?」

「んーん、それは5分後のことやで。」

そうか、5分前や5分後がよく分っていないのか。
こりゃー難しい。
どうしたものか。

「1時10分から5分経つと、何時何分や。」

「1時15分。」

「そやろ、5分経つことを5分後って言うのや。」

「ふーん。」

「ほんで、5分前というのはその反対。時間が戻ること。」

「ふーん。」

分ってくれたかな。

「じゃ、1時10分の5分前は何時何分かな。」

「1時1分。」

ガクッ、時計の数字が「1」やから5分と言わず1分になっている。

「1のところは5分と違うの。」

「あっ、そうやった。1時5分や。」

「じゃ、10分前は。」

「1時?」

「ピンポーン、じゃ、20分前は。」

1時50分って言うんとちゃうかな。

「12時10分。」

あれ、そうきたか。

「だから、時計の10は50分のことやろ。」

「あっ、12時50分や。」

「30分前は」

「12時8分、違う、12時・・・40分?」

「そう、40分前は。」

「12時・・・30分?」

「ピンポンパンポン、そしたら、この問題の答えは何時何分になるのかな。」

もう一度問題を読みながら考えるイッキ。

「40分やから、5、10、15、20、25、30、35、40と」

「おっ、何時何分や。」正解がでるかな。

「12時35分?」

何で?何で?何で?

「どない計算していったの。」

説明してくれるイッキ君。

スタートの1時10分のところを5分前にして計算していました。

「5分前って1時5分のところとちゃうの。」

「えっ、あっ、・・・そうか。」

「そしたら、5、10、15、20、25、30、35、40。」

今度こそ正解に辿り着けそう。

「12時40分や。」

「ハイ、正解。よくできました。」

今日の授業はここまでです。

子どもには、日常こういった時間の概念を尋ねるようにしなくてはと思いました。

おまけ、今日の名言
『魚はいつも口で釣られる。
 人間もやはり口で引っかかる。』タルムードより

口のうまい人、やはり要注意かな。
私の仕事もある意味では口が上手でないとやっていけない。
考えさせられる。
2005年3月12日 (土) 317塾長日記  今日のターゲットはアンタだ!
さー、今日のターゲットは松ちゃん先生(小学2年イッキ君の担任です)アンタですゾ。

おいおい、松ちゃん先生よ、そりゃないよ。

満点にしたらな、子どもはやる気なくすよ。

アンタの漢字テストの採点は厳しすぎる。

「方」っていう漢字の最初のテン「′」の角度が左45度に傾いているからバツはないでしょ。

せっかく初めての満点を経験できるかもしれなかったのに。

そもそもアンタの漢字テストは難しすぎるのよ。

満点を意地でも取らさせないテストになってるよ。

アンタ、根性ババ?

テストの出し方も教科書最後の「小学2年までに習う漢字」から出し、どういった漢字がテストに出るかも一言も言わないし、授業でも教えない読みを書きのテストに出しているもんね。

例えば「百」

教科書では「ヒャク」しか読みが載っていません。しかしテストでは「八百屋(やおや)」を書かせるテスト。

ふざけなさんな。

子どもは漢字勉強を嫌がってます。どうせ満点取れないとハナから諦めてます。

低学年の子どもには勉強の楽しさを教えてやってください。

満点を取る喜びを実感させてやってください。

「どうせ勉強しても満点取られへんねん。」って子どもは諦めてますよ。

何のための漢字テスト?

アンタの意図は分からんでもないけど、
小学生低学年相手にするようなことではありません。

勉強嫌い・漢字嫌いの子どもを作るだけです。

日頃イッキの漢字勉強に付き合っている嫁さんも、正解の筈の漢字が何度もペケにされ怒り心頭です。

子どもはどういった読みの漢字が書きのテストに出るのか分からないので戸惑っています。

私は、「ヤマはって勉強したら、当たったらおもろいで。」と二人に茶々を入れます。

松ちゃん先生、勉強してがんばった子には満点を取らせるテストをやるのもひとつの指導方法ですよ。

もう少し勉強して下さいね。

おまけ、今日の名言
『スランプの最上の特効薬は“笑い”である。』米長邦雄(棋士)

ハッハッハッハ
2005年3月11日 (金) 316塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
今日のターゲット、またまた登場願おう

中3のAちゃん

いよいよ来週水曜日後期公立入試だね。

エンジン全開フル回転

以前なら夕食とお風呂で3時間費やしていたアンタが今では30分で済ましている。

すごい進歩、時間の有効利用はバッチし。

「塾長 教えて帳」も溜まりに溜まりました。今はそれの見直し段階。

今のアンタは誰よりも勉強していると思うし、本人もそれを思っているはず。

ウチが落ちるのなら、誰が合格するのって言えるぐらいがんばってるね。

「倍率なんて、関係ない、ナイ 無い。受かる者が受かるのよ。」

そう、その意気で入試を突破しようぜ。

ゴールは間近、手の届くところまで来ている。

アタシャ、入試日が待ち遠しいよ、

合格発表日よ、早く来い。

おまけ、今日の名言

『知識は宝』タルムードより

お金、いつかなくなります。
金銀の宝石、奪われます。
知識、誰も奪うことができません。
そして持ち運び自由です。
だから教育が一番大切なものです。
2005年3月10日 (木) 315塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
今日の主役は

中1のRちゃん

学年末考査、英語ドツボでしたネ、クスン。

なぜでしょうか。

ズバリ、勉強しなかったもんネ。

教科書の音読練習しなかったもんネ。

英単語覚えられなかったもんネ。

原因はローマ字?!

そうかなと思って今日ローマ字の確認をしたらそれなりにできていた。

ならば、やはり勉強不足やんけ!

本人曰く

「家では勉強しないよ。」

かわいい顔して何を仰るお姫様

2年後を考えて頂戴、お嬢様

今日は英語・数学と宿題を課したよ。

英語は苦手な英単語20語覚えてくること

数学は中学1年の復習プリント4枚(答え合わせもすること)

苦手な英単語を覚える作業、どれだけやってこられるか非常に楽しみにしているよ。

おまけ、今日の名言

『人は望む通りのことが出来るものではない。
 望む、生きる、それは別々だ。
 くよくよするもんじゃない。
 肝心な事は、
 望んだり生きたりすることに飽きない事だ。』ロマン・ロラン(ジャン・クリストフより)

人生に飽き、
日々刹那的に生きる、
こりゃ、イカン
2005年3月9日 (水) 314塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
さてさてさて、今日のターゲットはアンタ。

中1のK君。

学年末考査、理科・数学・英語散々な結果でした。

ハイ、

どうしましょう。

反省しているのかな。

今回なぜこんなに悪い結果になってしまったのかよーく考えよう。

まず第1に勉強不足

第2に学校の授業を真面目に聞かなかった

第3に塾で与えられた課題、丁寧にやらなかった

第4に自分の能力を信じていないこと

解決策

その1 毎日勉強する習慣をつけること

その2 授業の見直しを授業ノートでできるようなノート作りをすること

その3 宿題は丁寧にすること、誰のためでもないアンタのために宿題はある

その4 自分の能力を信じなさい、やればできる。やらないのにできないなんて決して言わないこと。

実に簡単。あとは実行あるのみ。

いいかな、K君。

テスト直前は確かに勉強をやったかもしれません。
だけど結果に反映されなかった。

なぜか。

普段の勉強をしっかりやっていないからです。

一夜漬けで結果を残す子は、普段やらなければいけない勉強内容がある程度頭に入っている子です。そこのところを勘違いしないこと。

これからのアンタに期待しているよ。

おまけ、今日の名言
『一日勉強しなければ、それを取り戻すのに二日かかる。
 二日勉強しなければ、それを取り戻すのには四日かかる。
 一年勉強しなければ、それを取り戻すのには二年かかる。』タルムードより

毎日の積み重ねがいかに大切かを教えてくれる言葉です。

私も反省!!
2005年3月8日 (火) 313塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
今日は小学5年生のK君にしよう。

今日の授業は難しかったみたいやね。

問い1
次の半円のまわりの長さを求めなさい。

うーん、半円の弧の長さは求められるけど、まわりの長さになると手が止まってしまった。

「まわりの長さって?」

問い2
円の直径を□cm、そのときの円周の長さを○cmとすると、円周の長さを求める式を書きましょう。

「直径×3.14やろ?」

そうなんやけど、直径のところを□に置き換えなければいけないのよ。それに○を使ってイコールの式にしないといけないよ。

問い3
大きな木の周りの長さを測ると、5.7mあります。この木の直径はおよそ何mあるでしょうか。答えは四捨五入して、小数第1位の位までの概数で求めましょう。

「・・・・・」完敗?

K君には問い2、問い3は特に苦手な問題でした。

直径×3.14=円周
これを
□×3.14=○
なかなかピンと来ないみたいです。

なんで□とか○に変身するのか納得できないみたい。

問い3では、まず

(大きな木の直径)×3.14=5.7

といった式が書けるかどうか

次に

(大きな木の直径)=5.7÷3.14

に変形できるかどうか、

そしてとどめは、小数第2位まで計算して四捨五入が出来るかどうかです。

算数の苦手な子にとってはこの問い3のような問題が特に理解できません。

K君、次回また説明するよ。

次は違った言葉を使って説明するつもりよ。

君が分かろうとする気持ちがある限り、
わたしはあの手この手を使って説明するよ。

同じ言葉を使って何度も説明するのは
下のレベルの指導者のすること。

次回を楽しみにしておきなさい。

おまけ、今日の名言

『喜んで行ない、
そして行なったことを喜べる人は
幸福である。』ゲーテ

イヤでもしなければいけないこと
んー
ないでしょ
人間って突き詰めれば、好きなことしかしないと思います。
だからこそ喜んでやるべきです。
2005年3月7日 (月) 312塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
さー今日のターゲットはアンタよ、

中3のYちゃん、前回と同様のイニシャル

どっちがどっちでしょうか。

イニシャルは同じでも性格は違うもんね。

入試まであと1週間、心配です。

本人も心配で勉強どころではなさそう

ダメダメ、心配する暇があったら数学の問題1問でも解こうぜ。

きっと心配は杞憂に終わるんだから。

分かりましたか。

時間を惜しんで、そして焦らず今まで勉強してきたことをじっくり復習するだけでいいのよ。

もうこの時期新しいことをする必要なないよ。

今まで勉強したことの総復習、総チェック、

そうです。

確定申告みたいなものです。

見直しが大事、この1ヶ月勉強したことのチェックをするのです。

結構な量をしたと思います。

出来なかった問題を特に大切にしながら、それをひとつずつ見直す。

あとで税務署から文句を言われないようにネ。

心配することなんてちっともないよ。

この1週間丁寧に復習さえ出来れば。合格切符をゲットできます。

心配や不安を蹴散らすためにも、復習・復習あるのみです。

がんばれ、Yちゃん。

おまけ、今日の名言
『人間が賢くなるのは、経験によるのではなく、
経験に対処する能力に応じてである。』バーナード・ショウ

経験を活かせっていうこと
貴重な経験になるか無駄な経験になるかは本人次第です。
2005年3月6日 (日) 311塾長日記  シュウキとの他愛無い会話
「お父さん。」

「ん、何や。」

「お母さんとサコ先生とどっちが美人?」

何?サコ先生というのはシュウキの保育園の保母さんです。

「なぁどっち?」

どっちと言われても、横に嫁さんいてるし、

子どもの美的感覚を狂わせたくないし、

難しい選択

「うーん、どっちが美人かな。」

嫁さんは聞いていないふり、しかと聞いているはず

「どっちも美人なん。」

「そやな、そうとも言う。」

「じゃぁ、お母さんとサコ先生、どっちが好き?」

えっ、それも答えやなアカンの。

「そりゃー、お母さんでしょ。」

「結婚してるから。」

間髪入れずに

「好きやから結婚したんよ。」

「ふーん、じゃぁ、サコ先生と山口先生、どっちが好き?」

「サコ先生。」

「なんで?」

「若いから。」

山口先生ごめんなさい。いつも子どもの面倒を見てもらって感謝しています。

「サコ先生とお母さんどっちが若いの?」

「サコ先生。」

「じゃぁ、お父さんはサコ先生のほうがええのとちゃうの。」

「・・・・・」

お前、保育園児の言うセリフか。するどい。

話題を変えなくては、

「なぁシュウキ。サキちゃんにチュウーされたって、ほんま?」

「うん。」

おーおー、最近の保育園児は積極的

「シュウキのこと好きなんかな?」

「ちがうねん。勝手にやってくんねん。」

「シュウキ、もてるやんか。」

「ちがうで。カンタが一番もてるねん。」

「カンタもチュウされるの?」

「うん。カンタがおれへんかったら、シュウキにやってくんねん。」

「シュウキはサキちゃんのこと好き?」

「嫌いや!」

「じゃぁ、何で逃げへんのや。」

「逃げても追いかけてくるもん。」

アンタ、チュウされて満更でもないのとちゃうか。

「シュウキ、女、嫌いやもん。」

なんと硬派な男の子、よっ、シュウキ!

以上、今朝の食事中の会話でした。

おまけ、今日の名言

『子どもは、両親の話し方をまねる。
 性格はその話し方でわかる。』タルムードより

子どもは親の鏡と思います。
だから、たまに子どもに対して腹立たしいとき、
自分に対してもっと腹立たしくなります。
2005年3月5日 (土) 310 塾長日記 イッキ&シュウキ英才教育奮闘記11
今日からはこの春新小学1年生になるシュウキ君も授業に参加します。

さて、

シュウキには何を教えようか、

何から教えようか、

1から10までの数字?

ひらがな?

カタカナ?

数字なら100まで言える

ひらがな・カタカナは読めるし書ける

楽しくそしておもしろく、シュウキが興味を持つことから始めねばならない。

塾にある教材では無味乾燥

こりゃイカンと思い、急きょ本屋さんへ。

あったあった

ベネッセコーポレーション発行の「入学準備ワーク(基礎編)」

これにしよう。

絵が一杯描いていて楽しく、ゲーム感覚で出来そうだ。

「父さん、何するの。」

「このワークやっていこか。」

「何それ、見せて。」

おっ、興味を示したぞ、しめしめ。

「どうやっていくの。」

1枚1枚、はやり方を説明すると、

「シュウキ、できるで、見てて。」

おーっ、鉛筆の持ち方も素晴らしい、

一つ一つ確実に仕上げていくシュウキ。

ナイスです。

あっという間に予定の60分が経過。

ご苦労様でした。

一方、イッキはというと、

「シュウキええなー、イッキもそれやりたい。」

「アカン、シュウキはシュウキ、イッキはイッキ。

イッキのやらなアカンことをしっかりやらな。」

「チェッ。」

「文句は言わないの。」

誰だって易しい問題をやりたがるものです。

そばで簡単な問題をやっていたらそれをしたくなるのが当たり前。

日頃弟シュウキのやることが気になって仕方のないイッキ。

二人並んで勉強させるのはどうかと思いましたが、

なんとかなるだろうと思いやらせることに。

イッキは小学1年の漢字の読みの復習をやっていきました。

読めない漢字続出。

金山・九つ・左右・雨天・大気・本気・休学・休日・空手・水玉などなど

よくぞここまで来たもんだ、ガクッ

アンタもうすぐ3年生よ

大変だよ

どうしたもんか。

もう少し読めてもいいのとちゃうの。

対策を考えねば。

日頃家でお母さんと1時間は勉強しているはず、やり方をもう一度相談しなければいけない。

学校の宿題との兼ね合いもあり、学校の宿題を無視してこちらからあれしなさいこれしなさいとは言えません。

そして子どもも学校の宿題を重視する、これは塾生についても同じことが言えます。

しょうもない学校の宿題に時間を取られている子がなんと多いことか。

無駄無駄、本当無駄な宿題が多い。

クラス30人全員に同じ宿題を課す、根本的に間違っています。

その上出した宿題のホローはほとんどなし。出しっぱなし、放りっぱなし。

それを無責任と言う。

テストをする。

これまたやりっぱなし。

できなかった子へのホローはやはりなし。

テストはアンタが授業したことを子どもたちがどれだけ理解し分かったかを見るためのもの。

出来なかった子に対して懺悔の気持ちはないのかと言いたい。

イカン、だんだん腹が立ってきた。

やめよう。

今日はこれで失礼します。

おまけ、今日の名言
『すぐれたジョークは、
すぐれたアイデアに通じる。』本田宗一郎

ウィットに富むジョーク
それが言える人は素晴らしい
あこがれます。
2005年3月4日 (金) 309塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
今日のターゲットは中3のYチャン、アンタよ

やー気合が入っているというか無謀というかおもろいというかすごい選択をしましたね。

学校での進路相談で

「合格率3割ですケド」

「受けます!」

言いましたね

すごい決断

行きたい高校を目指してがんばる

そのための努力は惜しまない(少し遅かった気もするけど)

やりましょう。

苦手な図形証明問題、国語&英語の読解問題、

残り限られた勉強時間、無駄なく効率よくやっていきましょう。

そして奇跡を起こしましょう。

メイク・ミラクル・バイY!

おまけ、今日の名言
『古来いかに大勢の親はこういう言葉を繰り返したであろう。
 私は結局失敗した。
 しかし、
 この子だけは成功させなければならぬ。』芥川龍之介

うちの子だけ?
そんな狭い了見ではいけませっーん。
みんなで成功しましょう。
2005年3月3日 (木) 308塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
さーて、今日のターゲットは

じゃじゃーん

中3のA子ちゃん、アンタです。

最近特にがんばっているネ。

塾でも3時間ぶっ通しの勉強は当たり前、今日でも4時間がんばったね。

なぜ、そんなにがんばれるの、不思議だ。

硬い椅子に座って、お尻は痛くなりませんか。

寒い教室に居て、体が冷えませんか。

そうでした。

アンタは鉄人でした。

目標を決めたら、何が何でもやり遂げる、必ずやり遂げる

そのための努力は惜しまない、

うー、素晴らしい。

人として生きていくうえでの基本がしっかり出来ています。

努力する人、私は好きです。

入試まであと2週間足らず。

あっという間です。

あなたの粘りに私もがんばってお付き合いする覚悟です。

そして栄光を勝ち取りましょう。

それを実現さすことが私の仕事でもあります。

がんばりましょう。

ゴールは間近です。

おまけ、今日の名言
『俺もこうして人間に生まれてきたんだから、
やはり何か生きがいが感じられるまで
生きている義務がある。』リンカーン

当たり前のことですが
死ぬまで生きようと思っています。

ただなんとなく生きている
そんな生活は耐えられないでしょう

それは生きる屍

ゴール目指してまっしぐら

突進あるのみ!
2005年3月2日 (水) 307塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
誰にしよっかな。

よっしゃ、今日のターゲットは小4のHちゃん、アンタだー

楽しいこと大好きHちゃん

嫌なことはしたくないのHちゃん

勉強だって楽しくなければやりたくないHちゃん

んーなかなか手強い

しかし

分かることは楽しい

出来ることは楽しい

出来なければ悔しい

悔しいことが続けばやりたくない

だから勉強なんてイヤだー

喜怒哀楽を素直に表現してくれるHちゃん

掛け算もちょっと苦手

割り算もちょっと苦手

漢字もちょっと苦手

ありゃ、苦手だらけ

そんなことないよ

ちょっとがんばればすぐに優等生になるよ

焦らず、諦めず

こつこつ、少しずつやっていこう

分かることの楽しさ

出来ることのうれしさ

それを知っているHちゃん

これからももっともっとその楽しいことを経験していこう

アンタなら大丈夫

なんといってもエキスパートの塾生だもの

エヘン

がんばろうーね

おまけ、今日の名言
『私たちの人生は、
私たちが費やした努力だけの価値がある。』モーリアック

子どもたちに無駄な努力はさせたくない
無駄な勉強はさせたくない
貴重な時間
無駄にさせたくない
そのためのベストの勉強法とは
私が常に考えていることです。
2005年3月1日 (火) 306塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
さて今日の日記の肴になる子は誰か。

ジャジャーン

中1のM君、アンタよ。

今日の数学の勉強、分かったかな。

普段、雑さが目立つM君。

人の話も聞いていない風で実はしっかりと聞いているアンタ。

問題の間違い直しも、なぜ間違ったのか、なんで出来なかったのかを結構考えてくれる。

ただ問題なのは字が汚いこと。もう少し丁寧に書かなくては、見直しをしようという気にもなれない。

あと根気が少し足りないのが気になるところ。

諦めが早い。

そういうところを直していけば実力はめきめきと伸びるはず。

「塾長 教えて帳」も丁寧に作成していこうぜ。

このノートはアンタの勉強の履歴書になるはず。

きっと役に立つ。


おまけ、今日の名言
『生きるとは呼吸することではない。
行動することだ。』ルソー

この文句は一度掲載したかもしれません。
まぁいいか。
名言は何度繰り返しても味は出るもの。
ついでに次の文句も載せておこう。

『イキイキ
はつらつ
感動いっぱい
いのち
いっぱい』みつを

生きることは感動すること。
毎日毎日、いっぱい、いっぱい、目一杯、感動しましょう。

感動でお腹は満腹だー

ゲップ
2005年2月28日 (月) 305塾長日記 明日から学年末考査
おーい、A子ちゃん、大丈夫かー

もう少し気合を入れて勉強しやなアカンよ。

テスト前でもマイペース。

「やらなアカンと思ったら余計にやりたくなくなるねん。」

「そやな、俺も確定申告まだやもんな。」

いかんいかん、それじゃーダメなのよ。

やらなければいけないこと、

優先事項が分かっているのなら、何はともあれそれをやらなくては。

おーい、B君、頭はたらいているか。

今日は頭が臨時休業やったんとちゃうか。

自分で考えようとせん限り、実力は身につかんで。

理科用語は一つ一つ正確に覚えていかなアカンよ。

「誤解語」だらけで、びっくりでした。

おーい、C君、気合は十分やけど、空回り。

問題を一杯やったら実力がつくと思ったらアカンよ。

間違った問題、

なぜ間違ったか、

なぜそういった答えになるのかをじっくり考えやな。

「覚えたらええんやろ。」

ノーノー

覚える前に理解してほしい。そして覚えましょう。

理解なしで覚えたら何の応用も利かんよ。

今日は一日イライラのしどうし。

顔では笑って、

頭ではなんでやねん、そこは違うやろ、

何べん言ったら分かるの。

そこはこうでしょ。

モー。

あんたら明日からテストやで。
今まで何やってたの。
塾で勉強してたわな。
ということは俺の教え方が悪かったのか。

一から十まで全て教えやなアカンの?

少しは自分で考えてやらな。
学校の授業をまるで受けていないと錯覚させるような反応。

勉強に対する姿勢、勉強の仕方・考え方・覚え方、
これら全てを教えなくてはいけない。
まだまだ身についていない子が大半。
中学1年生相手に期待するほうが無理っていうものか。
焦らず、じっくり指導していかなくては。

おまけ、今日の名言
『人間の意見なるものがいかに偽りに満ち、
いかに誤った判断でゆがめられているかは、
呆れるほどである。』マキアヴェッリ「フィレンツェ史」

この日記でも意見を書くことがありますが、
やはりもう一度考え、
本当にそうなのか、吟味する必要はあるでしょう。
自分の言葉に責任を持ちたいので。
2005年2月27日 (日) 304塾長日記 イッキ・シュウキのがんばれカレンダー
「シュウキはホシマーク何個なん?」

「シュウキは星マーク13個でハート抜きマークが1個で合計ガンバッタデショーは12個。」

「えー、そんなけ。」

「そうや、今度はもっとがんばろうね。」

「イッキはホシマーク何個?」

「ちょっと待ちや。ヒーフーミー・・・ホシマークが19個でハート抜きマークが3個で合計ガンバッタデショーは16個。」

「やったー。」

我が家ではこの2月から子どもたち二人にがんばれカレンダーなるものを実施しています。

これは日々の生活で人に対していいことをしてあげたり、

褒められることをしたとき、

その回数に応じてホシマーク(金色の星型のシール)を、

そして悪いことをしたときはハート抜きマーク(外が金色で中が白のハート型シール)を、

それぞれのカレンダーに貼っていきます。

そして一月ごとにそのホシマークの個数に応じて何かプレゼントを買ってあげると約束しました。

だから普段の生活で、

「シュウキ君、いいことしたね。ホシマークを貼ろうね。」

「父さん、今日は風呂掃除したからホシマーク1枚、いい?」

「母さん、シュウキ今日、保育園で○○先生のお手伝いして、ありがとうって言われたよ。」

「イッキ、そんなことしたらハート抜きマーク貼るよ。」

といった会話がよく出るようになり、

また朝の保育園や学校へ行く準備、寝る前の歯磨きなど結構スムーズにできるようになってきました。

プレゼント欲しさに、ホシマークをわざとゲットしようといろいろいいことをしようとするときもあります。

物でつるのも、いかがなもんかと思いもしましたが、

とことんいいことばかりするようになり、

そしていいことをすることの気持ちのよさが分り、

仕舞いにはそれが習慣化すればプレゼント代なんてしれています。

ちなみにホシマーク一つで10円ほどです。

今日は二人に下敷きをプレゼントとして買いました。

この企画今月はまずまずうまくいったと思います。

来月もまたチャレンジします。

「イッキ、シュウキ。」

「なに、父さん。」

「父さんも、がんばれカレンダー作ってもいいかな。」

「なんで?」

「父さんも、いいことして、ホシマーク集めるから。そしてイッキとシュウキになんか買ってもらおうと思てんねん。」

間髪を容れず、二人そろって

「アカン!」

そうですか、ハイ分りました。クソッ

おまけ、今日の名言
『人格は繰り返す行動の総計である。
 それゆえ優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。』アリストテレス

正しい行動が無意識にできる。
そうなりたいものである。
2005年2月26日 (土) 303 塾長日記 イッキ君英才教育奮闘記10
まずは漢字練習です。

「はーい、いくよ。リズムよくネ。

たて、よこ、たてで、よこぼうながく、たてはねて、

八(はち)をかき、ノをながく」

さて、なんていう漢字でしょうか。

正解は「歩」です。

次はどうでしょう。

「よこ、たて、よこで、トをかいて、左によせた人(ひと)をかく」

「走」です。

2年生の漢字を唱えながら書く復習をしています。

イッキ君もこれなら嫌な漢字練習も結構楽しんで出来るようです。

低学年の漢字練習、親御さんも一緒になって唱えながら漢字練習に付き合ってあげたらどうでしょうか。
リズミカルに音頭をとりながらします。
たまには尻字で書いてあげてもいいかも。ちょっとオゲレツですけど。

小学生低学年の間は、一人で黙々と勉強はちょっと無理と思います。
親御さんが一緒になって楽しく勉強、これが一番です。

次に「トライアングルナンバーズ・三角計算表」を使っての九九の練習です。

これは優れもの、一押しです。

九九の練習にもなるし割り算の練習にもなり、一石二鳥です。

イッキ君もだいぶこの表の使い方に慣れ、穴埋め計算もスムーズに出来るようになって来ました。

最後はお決まりの算数文章問題。

「ありんこのリンコちゃんが旅に出ます。とてもとても遠い旅です。リンコちゃんは途中でさびしくなって泣き出してしまいました。ウェーン、ウェーン、ひと泣きごとに、大きな涙がひとつ落ちます。一つ落ち、二つと落ちと、ついには大きな池が出来ました。泣き止んだリンコちゃんはのどが渇いたのでその池の涙水を飲みました。すると、6回で池の涙水を飲んでしまいました。すごい!では、1回で3個の涙水を飲んだとしたら、リンコちゃんが流した涙は何個だったでしょうか。」

少し長めの文章問題です。イッキ君と一緒に読みました。

読み終えるなり、イッキ君、

「6ひく3で3や!」

「えっ、なんでやねん。」

わけも分からず、出て来た数字で、足し算・引き算・掛け算をしようとする。

典型的な考えることをしない子、考えようとしない子、考えることのできない子です。

「おい、おい、ちょっと待ちや。」

絵を描いて考えやな。

「間違ってるの?」

当たり前じゃー

「そう慌てんと、絵を描いて確認していこう。」

ノートに涙を流しているリンコちゃんの絵を描く。

しかしへたくそな絵です。親に似たのでしょう。

・・・・・・・

絵を描いて考え込むイッキ君。

・・・・・・・

涙を描きながら、いくつ描けばいいのか、私の顔を見ては描き、見ては描きするイッキ君。私は知らん振り。

「まだ描くの。」

十分すぎるほど涙を描いてくれました。

「そんなところでいいのとちゃうか。」

黙って私の顔を見続けるイッキ君。

にらめっこ?

いいえ、次の私のアドヴァイス待ち。

自分で考えようとしない。

どうしたものか。

「1回で3個の涙を飲むって書いてあったで。」

「・・・・、3個ずつ囲む?」

「かな?やってみたら。」

「3個で丸が1個、3個で丸が1個、3個で丸が1個、3個で丸が1個、
3個で丸が1個、3個で丸が1個、描けた。」

「もう一度、問題を読んでみたら。」

問題に目を通すイッキ君。

「これでええみたい。」

「そしたら、何個になる?」

「9個や。」

ガクッ、なんでやねん。

「なんで9個になったの。」

イッキ君、後半の丸3個を大きく囲む。
前半の丸3個はどうするの?

「リンコちゃんは、何回涙を飲んだって書いてあったの。」

「えーと、3回。」

どひゃっ

「そうか、もう一度問題見てみ。」

またまた問題を見直すイッキ君。

「あれ、6回や。」

「そやろ、そしたら合計何個になる。」

「3たす3たす3、あっ、3かける6で18や。」

こいつ、なかなかやるな。足し算を掛け算に変換しよった。

「そやな。そしたらしっかり式を書いて見なさい。」

3+3+3+3+3+3=3×6=18

答え、18こ。

よく出来ました。合格!

ちょっとヒントを与えすぎたかなと反省。

今日の授業はこれで終了です。

キンコーンカーンコーン、キンコーンカーンコーン

おまけ、今日の名言
『そんなに大層なことは、この世の中に一つもない。
大概笑ってごまかせることだ。』森繁久彌

そうなんでしょう。
そうなんです。
ガッハッハッハッハ
2005年2月25日 (金) 302塾長日記 驚異の陰山メソッド
おっと、また出てるで

どの子でもすぐに効果がでる!

学力向上は「陰山メソッド」

「読み・書き・計算」で学力の土台づくり!

 日本の子どもたちの学力低下をいち早く警告してきた、広島県尾道土堂小学校の陰山英男校長は、自校の子どもたちに「百ます計算」をはじめ、読み書きの反復練習を徹底しています。
 単純計算や漢字の書き取りなどの反復学習は脳を活性化させ、記憶力や集中力を高めます。あらゆる学習の原点ともいえる、読み書き計算の反復学習こそが、学ぶことの楽しさを知り、学力を伸ばすための近道です。ぜひ、ご家庭での学習に読み書き計算プリントを取り入れてください。

陰山メソッドの原点!
まずこの一冊から!
「徹底反復百ます計算」170万部突破!!

あわせて使うとより効果的!
陰山英男の「徹底反復シリーズ」シリーズ350万部突破!!
「徹底反復社会プリント」
「徹底反復書き順プリント」
「徹底反復音読プリント」
「徹底反復漢字プリント」
「徹底反復計算プリント」

以上。
これは今朝の朝日新聞朝刊に掲載されていた小学館の広告の抜粋です。

やれやれ
教育者たるもの商業出版に乗せられて踊ってるぞ。
こんな過大広告を出されてなんとも思わんのかいな。

どの子でもすぐに効果が出る?

出ません!

反復学習は脳を活性化させ、記憶力や集中力を高めます?

百ます計算で時間を競うことによってイライラや焦りが出て、精神衛生上よくないこともあります。
また目の移動が大変。
焦ることによって字が汚くなります。
記憶力や集中力どころではありません。

読み書き計算の反復学習によって学力を伸ばす?

ただ字が読めて書けるだけ、それ以上でも以下でもない。
ただ計算が速くなるだけ、電卓には負けます。

真の学力って?

考える力、
言葉を媒介にしてものを考える、
そのためには字(言葉)を知っていなければいけません。
字(言葉)の持つ意味も知っていなければいけません。
字(言葉)の持つイメージをしっかりと分っていなければいけません。
その能力を修得するにはどうすればいいのか、
そのための勉強方法はどういったものがベストなのか。

それから考えると「百ます計算」は百害あって一利なしです。
考えるという作業をシャットアウトします。
考えさせません。
そういった習慣が身につくことを恐れます。

「はーい、時間は計るよ。」
「はーい、覚えるまでこの漢字を何度も書くのよ。」
「何度も何度も書けば、知らず知らずのうちに覚えていくからね。」

なんて楽な指導方法でしょうか。
この徹底反復シリーズは、はっきり言って指導者の手抜きを手助けする指導方法です。

おまけ、今日の名言
『 KEEP HOPE ALIVE !
 (希望をもち続けよう!) 』ジェシー・ジャクソン師

希望を持て!
あきらめるな!
明日はきっとある!
2005年2月24日 (木) 301塾長日記 親が変わらなければ子は変わらない
親が変わらなかったら子どもは変わりません。

教育も子育ての一環、一緒に子どもと歩みましょう。

勉強する習慣がついていますか、とても大事です。

考える習慣がついていますか、これまた大事です。

文章問題を見て、
「わかんない。」
「習っていない。」
「足し算?引き算?掛け算?割り算?」
以上のようなセリフが口癖のようになっていませんか。
危険信号です。

「9歳の壁」ってご存知?

具象的なものの考え方から抽象的なものの考え方に変わる時期、そしてそのようなものの考え方を求められる年齢が9歳です。

お子さんは大丈夫でしょうか。

ウチは放任主義ですから。チーン、御殊勝様です。
ウチは学校任せですから、ハイ、御殊勝様です。
ウチは塾任せですから、ハイ、これまた、御殊勝様です。

ウチの子、読み書き計算はしっかり出来るんだけど、文章問題が・・・

考える習慣が身についていません。

考え方を教えなければいけません。

問題の答えを教えてあげても、決して考える力は付きません。

読み書き計算をいくらやっても、考える力は付きません。


以上は、今度出そうと思っているチラシのコピーです。

いかがなもんでしょうか。

こんな広告を出す塾ってどんな塾、
憎たらしいったらありゃしないって思いますか。

そう思ってくれたら成功です。

もう少しコピーを練って出そうと思っています。

世間の反応が楽しみです。

おまけ、今日の名言
『お前の道を進め、
人には勝手なことを言わせておけ。』ダンテ

ダンテさん、
ナンテ力強いお言葉でしょうか。
感動しました。
その通りと思います。
人には勝手なことを言わせておけ。
2005年2月23日 (水) 300塾長日記 「塾長 教えて帳」の開始だよ
「塾長 教えて帳」なるものを開始しました。

何のこと?

いわゆる「質問ノート」

塾や家でやった問題で、間違った問題や出来なかった問題をノートに切り貼りして、どこが分からなかったのか、何が分からなかったのかを、塾長にそのノートを提出して、添削指導を受けるといったものです。

これを各教科全てやっていこうと思っています。

「塾長 教えて帳」を媒介にしての私と塾生との交換日記みたいなものになればいいと思っています。

今までも間違い直しはノートにやらしていましたが
そのノートを再度見るようなことはなかなかありません。

「塾長 教えて帳」を作ることによって、見直しする回数を増やし、
またその子だけの弱点ノートが出来上がるわけです。

定期考査の前にこのノートを見ることによって復習を効率よく出来るといった利点もあります。

また本人が本当に分かったかどうかも私がチェックすることによってより確実になると思います。

本当は分かっていないのに分かった気になっていることは指導をしていて多々あります。

その危険性も防ぐことも出来ます。

おーお、いいこと尽くめです。

この「塾長 教えて帳」なるものを十二分にその効果が発揮できるようがんばっていこうと思っています。

おまけ、今日の名言
『大きな力はゆっくり動く。』不詳

情報があふれる社会、
1分、1秒でも人より速くやらなくてはと、
せかされることが多い今の世の中。
教育の世界でも
100マス計算・右脳開発と処理スピードが求められています。
でーんと行きましょう。
じっくり腰を据え、
じっくり考え、
じっくり行動する。
これも必要です。
はやく完成されたものは、
はやく崩れていくでしょう。
2005年2月22日 (火) 299塾長日記   明日はいよいよ前期公立入試
ミカちゃん、イッちゃん

いよいよ明日だね。

二人とも体調がいいようで、安心したよ。

特にミカちゃんは今まで定期考査直前によく体調を崩していたから心配だったよ。

「イッちゃん、明日の試験の自信の程はいかがでしょうか。」

「もう完璧よ!」

ハッハッハ

「ミカちゃん、明日はどうや。」

「^^!ё(●^o^●)」

不敵な微笑み、よしよし。

そうです。その意気です。気合十分、グッドです。

気持ちで負けたら何事も達成不可能です。

ウチが合格せえへんかったら、誰が合格するねんっていう自信が大事です。

二人とも日頃の実力を発揮すれば必ず合格を勝ち取れます。

間違いありません。

明日は気合を入れてハッスルハッスル

スルッと合格を勝ち取ろうぜ!

\(~o~)/

おまけ、今日の名言
『お前の道を進め、
人には勝手なことを言わせておけ。』ダンテ

そうだよ。
受験生諸君!
君たちの道を進め。
他人には勝手なことを言わせておけ。
己の信ずる道を進め。
2005年2月21日 (月) 298塾長日記  「7つの習慣 小学校実践記」
著者は船橋市立行田西小学校 渡邉尚久先生です。

すごいことを実践している先生もいたもんです。
大人でも難しい「7つの習慣」の実践を、小学生の子供たちに実践している先生がいたなんて。それも結果を出している。御見それいたしました。

「7つの習慣」って?
紹介します。
1 主体性を発揮する(自分をコントロールする習慣)
2 目的を持って始める(目的意識を持って行動する習慣)
3 重要事項を優先する(大切なことを最も大切にする習慣)
4 WIN−WINを考える(お互いが幸せになる方法を考える習慣)
5 理解してから理解される(人とのコミュニケーションをうまくとる習慣)
6 相乗効果を発揮する(今まで学んだ授業の集大成といえる習慣)
7 刃を研ぐ(自分の可能性を伸ばす習慣)

カッコ内は小学生に分かりやすく言い直した言葉です。
よくできた言い換えの言葉と思います。

子供たちに如何にして勉強への動機付けを持たすことができるか、
そしてそれを実行できるのか、
また友達・家族との人間関係はどうあるべきなのか、
子供たちがよりよい人生を歩むための道標はどうあるべきか、

そういったことを真剣に考え悩みぬいた末に渡邉先生は「7つの習慣」に出会い、
「これだ!」と思い、果敢にも実践していった。
そして徐々にではあるけれども効果も表れてきている。

「人が生きるってどういうこと?」
「人生って?」
「人生のゴールって?」
「なぜ勉強するの?」
「幸せって?」
「お金って?」
こういったことを小学生のうちから真剣に考えてみることもとても大切なことと思います。
言っても分からないだろうとか、
小学生には難しすぎる、
まだ早すぎる、
そんなことはないでしょう。
子供が分かる言葉で、
子供と一緒になって考えるべきことと思います。

正しい習慣を身につけるのに、早すぎることはないです。


おまけ、今日の名言
『NEXT ONE!
(次の作品が自分の最高傑作!)』ピカソ

あなたの描いた絵の中で最高傑作はどの絵ですか。
と聞かれたときに、答えたセリフだそうです。
昨日よりも今日
今日よりも明日
自分をよりよくしていく。
その気持ちが大切です。
2005年2月20日 (日) 297塾長日記  教育関係書物を読み終えて
この2,3週間かけて、教育関係書物を15冊ほど読み返しました。

各人それぞれが、自分の実践をもとにして、スパッと言い切っています。

みなさん、内心はどう思っているかは分りませんが、本として世に出版する限りはそうならざるえんでしょう。

七田氏の速聴・速読学習法
陰山・和田両氏の百マス計算・音読・漢字先取り学習
芦永氏の作文を利用しての学習法
L・ロン・ハバード氏の誤解語解消学習法
糸山氏の視考力を使った学習法

それぞれ、納得するところもあれば、あれれ?と思う理論もありました。

我がエキスパートはどれで行くのか。

子どもたちには賢くなってほしい。
物事をじっくり考え、
何が善で何が悪なのか、
人間どう生きるべきか、
そういったことに真正面から取り組める子どもを育てたい。
そのための教育であり、学校の存在価値があると思っています。
我が塾も微力ながら子どもたちの人生が豊かになるよう、
子どもたちと一緒に歩んでいこうと思います。

おまけ、今日の名言
『あなたは目的を明確にしてから出発すべきである』スティーブン・コヴィー

ただ教えるだけではだめです。
子ども一人一人の目的を、指導者は明確に持って、
指導をしなくてはいけないでしょう。
でなければ、その子をゴールまで導くことはできません。
2005年2月19日 (土) 296 塾長日記 イッキ君英才教育奮闘記9
今日は昼からイッキ君と塾で勉強です。

思った以上に勉強がはかどりちょっとびっくり。

授業の前は、

「算数1問だけな。」

なに、たわけたことをと思いながら、

「さー、どうかな。ハイ、こっちに座って。2年の総復習をするで。」

「エー、セコー」

何がせこいねん。訳分からんこと言いなさんな。

小学2年算数ワークを見せ、最初のページから見せていき、

各項目ごと、これはという問題をピックアップして1問ずつやらしていきました。

時計を読めるかどうかから始まり、繰り上がりの足し算、繰り下がりの引き算、九九、長さの言い方、1000より大きい数、三角形と四角形まで。

この学年の子どもたちがよく間違える、

「2300は100を何個集めた数ですか。」

「9900より1大きい数は何?」

「1メートル5つぶんと60センチメートルをあわせると何センチメートルですか。」

とかいった問題、すんなりクリア、びっくり。

アンタ、出来るじゃないの!

お互い気をよくして、算数文章問題にチャレンジ。

「今日はヒカルピョン1号と2号の誕生日です。1号は3本足ミミズ8匹、5本足オケラ3匹もらい、2号は7本足メダカ3匹と2本足ムカデ10匹もらいました。では、もらったペットの足の数の合計は、どちらが何本多いでしょうか。」

「ひゃー、きしょー、

ミミズに足あんのー?

オケラって?

ムカデって?」

確かに、ちょっと無理な設定の問題かも知れません。

ミミズには足はないし、オケラって歌には出てくるけどどんな虫、

2本足のムカデ。

「順番に絵を描いていこう。」

「エー、描かれへん。」

「へたくそでいいから、描いてみ。」

イッキ君はノートに3本足のミミズを描く。8匹。

ハッハ、ほんまへたくそです。米粒ミミズの誕生。

次にオケラ。イメージが全く沸かないので辞典で調べる。

オケラとは虫のケラ。小形の昆虫。地下にすみ、前足の土かきで土を掘り、作物の根を食う。

イッキ君なりにイメージしてノートに5本足のオケラが3匹。
オケラは5本足のカニに変身。まぁいいか。

掛け算と足し算の式を書き、筆算してヒカルピョン1号のもらった足の数を計算する。

同様に、ヒカルピョン2号のもらった足も算出。

最後は引き算をして答えを出すことが出来ました。

正解。お見事!

出来て当たり前の問題かもしれません。

しかし彼なりにコツコツ丁寧にやったことがお見事。

課されたことを最後までやりぬくといった姿勢がとても大切と思います。

本人も出来たことが満足なのか気をよくしていました。

「ほんじゃ国語しよか。」

「エー、ウソッー」

やっぱり、勉強はきらいやな。まぁ、好きな子は珍しい。

「漢字の確認だけやから、すぐ終わるで。」

少し、ブーたれるイッキ君。

もう1時間以上やっているので仕方ないか、と思いつつ

「じゃ、このプリントの漢字の読みを書いていきなさい。」

1年の復習漢字です。

読めない漢字続出、

出るわ、出るわ、大放出、ジャンジャラジャーン

「強弱」つよよわ? なんじゃそれ

「遠近」とおきん?遠山の金さんか

「前後」ぜんごう?ぜんごうさゆうって言うのか

「古代」ふるだい?それなんだい?

「後書き」うしろがき?あれ?

「じ石」じいし?どんな石?

「様子」ようこ?どこの子?

「赤はん」あかはん?おまはん誰?

「玉ろ」たまろ?これはむずかしいわな。

など

イッキ君、ボチボチ覚えていこうぜ。

書けなくても読めてその言葉の意味を分かるようになろうぜ。

んーん、大変だぞ。

今日はこんな感じで、2時間が経ちました。

おまけ、今日の名言

『教育の危機は教育の危機ではなく、
生命の危機なのだ。』シャルル・ベギー(フランス詩人)


教育イコール命
おーすごいぜ
俺は重大な仕事に関わっているぞ。
がんばらなくっちゃ。
2005年2月18日 (金) 295塾長日記 「三色ボールペンで読む日本語」
この教育書物シリーズも14冊で終了かなと思っていました。

あれ、何か足りない、誰か抜けている、

あっ、あのお方、「声に出して読みたい日本語」の著者、齋藤孝さん、

講演会まで参加したことがあるのにすっかり忘れていました。

ということで今日は齋藤孝氏の登場

十五番バッター、書物は「三色ボールペンで読む日本語」です。

この本の内容紹介
身体で覚える画期的な日本語の読み方として、
三色ボールペンを使い
ここぞという箇所に色分けて線を引きなさい。
その色分けは
青はまあ大事(客観重要)
赤はすごく大事(客観最重要)
緑はおもしろい(主観大切)
です。
そうすることによって、
文章を深く読めるようになり、また読書の身体感覚を身につけることにもなる。

あとはその色分けの仕方の実践方法を説明しています。

なるほど。
この方法を使えば、文章を深く読む習慣が自然と身につきそうだ。
この箇所は気に入ったから緑、
ここはちょっと大事そうだから青、
これは絶対大事だ、絶対に赤に間違いない
そういったことを考え、線を引きながら文章を読み進める、
ただ字を目で追うのではなく、手を使い、自分に問いかけながら読み進める。
素直に賛成します。
一時塾生たちにも勧めたことがありました。
しかし自然消滅しました。
もう一度復活させてみよう。

おまけ、今日の名言
『目が見えないよりも、心が見えないほうが恐ろしい。』タルムードより

どちらも恐ろしい。
自分の心、そして相手の心をまっすぐ見る、見ようと心がける。
それが大事。
子どもの心を、色眼鏡を通さず、まっすぐ見なければいけません。
2005年2月17日 (木) 294塾長日記  受験生諸君、もうひと踏ん張りやで
来週の水曜日には前期公立入試があります。

もうすぐだよー、ミカちゃん、イッちゃん

期待してるよ。

最後の踏ん張り、

ふっふーんと踏ん張って気張ってや。

競争率なんて気にしない気にしない。

あらら、教室の電灯が切れてしまった。
不吉な予感。

・・・・・

暗い。


さて、後期公立入試を控えている諸君、
私学の合格発表からまだ日がそれほど経っていないこともあって、
パワー全開の子が少ない。
イカンね。
併願の受験生にとっては、私立は単なる通過点、
公立本番に向けての試運転だよ。
早く気持ちを切り替えなくてはいけません。

過去問をやり、
問題形式に慣れ、
その傾向を探り、
そして自分の弱点分野を重点的に勉強していくこと。
もうこの時期無駄な勉強はしてはいけません。
全ての勉強が公立入試に向けてのためです。
1点でも2点でも取れるだけ取るといった、
貪欲な気持ちで勉強をしましょう。
この問題が出来たから2点ゲット、
あの問題も出来たから3点ゲット、
そうです。
ゲットゲット勉強の開始です。
毎日50点ゲットするつもりでがんばりましょう。
そして最後に合格通知をゲットするのです。

おまけ、今日の名言
『陽気な心は薬のように人のためになる。』ソロモン

女は愛嬌、
男も愛嬌、
ガッハッハ
ウッハッハ
ルンルン気分で
乗り切ろう。
2005年2月16日 (水) 293塾長日記 「新・絶対学力」
今日は、十四番バーター「新・絶対学力」昨日に続き糸山泰造(著)です。

副題は「視考力で子供は伸びる」

この著者は、今はやりの「陰山式」や「公文式」を真っ向から批判し、独自の教育理論を打ち立て、実践しています。

前作同様、納得することが多々あり、非常に勉強になりました。

この本でのキーワードは「視考力」です。

氏曰く、
この「視考力」とは「多面的に物事を見る力」「工夫する力」「考える力」の源になる。
またこの力は、足し算・引き算・九九・文章問題から受験に至るまで効果的に使われ、スポーツや芸術活動にも有効、そして社会人になってもビジネス上の企画立案や問題解決、人生設計などにも威力を発揮します。

つまり、「視考力」って「万能力」?

氏曰く、
「言葉を知っている」とは、「言葉→イメージ」が瞬時に反応して体感できるということ。
「分かる」というのは、頭(体)が納得(体感)できるイメージを作り上げることであり、「考える」というのは、そのイメージを操作して移動や変形をさせていくということ。
よって、すべての学習で「イメージ化の練習」「イメージ操作の練習」が必要かつ効果的。

そうです。
「イメージ」できるか、できないか。
とても重要。
うちの子もよくたずねてきます。
「バルーンって何?」
「行儀って何?」
「三日月って何?」
言葉を知るとは、それをイメージ化でき、体感できるっていうことでしょうね。
子供が何かを分かろうとするときは必ずイメージ化しようとします。
これが学習の基本であり、大事なことだと思います。

氏曰く、
小学時代はシュタイナーの“自由への教育”、だけど中学時代はスパルタ教育。

小学時代に「考える勉強」を十分やった子供には中学ではスパルタでもいいと思うが、
そういった学習の経験のない子に、
中学生だからといってスパルタ教育がベストだとはいえないでしょう。
そこが難しいところ。
んーん、悩む。
まぁ、わけも分からんのに、なんしか覚えなさいといった指導は厳禁ということです。
当たり前です。
「考える力」をつけるための勉強、指導する側にとっても、楽しい指導になると思います。

おまけ、今日の名言
『子供に一匹の魚を与えると一日生きることができる。
しかし、魚の捕り方を教えると一生食べることに困らない。』諺

勉強も同じでしょう。
「視考力」の養成。
考える力、考えられる力、
これを教えなくては、
これを教えられなくては、
意味がない。
2005年2月15日 (火) 292塾長日記 「絶対学力」
今日は、十三番バーター「絶対学力」糸山泰造(著)です。

大御所の登場です。

本の帯には
「9歳の壁」を乗り越えられないと高学年で学力不振に!!

9歳の壁??
なんじゃそれ

学力不振?
おおー、三振バッターの出来上がり?

冗談はさておき、
「9歳の壁」とは
具象思考から抽象思考へと思考形態が変化するのが大体が9歳。
つまり小学3年から4年になる時期です。
学校の教科書内容もこれを境に具象思考から抽象思考を求めるようになっています。
そしてこの壁を乗り越えられない子どもたちが続発していると、
俗に言う、「うちの子、計算はできるのだけど、文章問題になるとさっぱりなんです。」っていうやつです。
それを防ぐにはどうすればいいのかを述べています。

読めば読むほど、
目からウロコどころではありません。
目からメン玉がビューンボッーって飛び出しの連続です。

痛快・爽快・アラそうかいっていう感じ

百マス計算などの反射式プリントは「考える」といった要素はなく、「考えさせない」というマイナスの才能を築き上げてしまう危険性がある。
これは「考えない頭」を「考えられない頭」にしてしまう。
9歳までの子どもにこういった反射式プリントの多用は9歳の壁を乗り越えるために必要な抽象的思考ができない子どもにしてしまう。

基礎学力とは計算を速くしたり、漢字を記憶することではない。
基礎学力とは、他人の話をよく聞くことができる力、他人の言葉を理解することができる力、抽象的な事柄をイメージ化できる力、つまり「考える力」のこと。

そして考える力は言葉のイメージ化を通して作られる。最も簡単で効果的なイメージ化の練習は算数の文章問題を絵図を使って解いていくこと。つまり「目で考える」練習をすること。

文章問題を解くとき、左脳を使って文を読み、右脳と左脳で絵図を描き、右脳を使って目で考え、さらに左脳で立式し、最後に右脳と左脳で計算する。右脳教育であろうと左脳教育であろうと、バランスが大切。その意味でも算数の文章問題はバランスよく左右の脳を働かせるために最適である。

なるほどね、勉強になりました。

おまけ、今日の名言
『人生とはおのれとの闘い。
 他には何もない』ルドルフ・ヌレエフ(ロシア、バレエ・ダンサー)

結局は己との戦い。
そうでしょう、そうでしょう。
己に勝つ、喝、克つ!
2005年2月14日 (月) 291塾長日記 「加速学習法」
今日は、十二番バーター「加速学習法」コリン・ローズ(著)です。

この本は、情報量が加速的に増えている今の社会で、如何に学習してこの競争社会に生き残り、豊かに(精神的・物質的)生活を送るにはどうすべきかを、学習能力を高めることによって実現しようと、子どもから大人まで全ての人に通用する学習ノウハウを書いています。

今日はこの書物の中で、子どもたちに関係する話をピックアップしてみます。

1 子どもの精神状態に注意を払う
 「学習と努力の過程を褒めることが大事です。」

そうですね、まずは努力の過程をほめてあげたい。

2 情報を収集する 
 「学習情報収集の仕方はいろいろあります。教師もその一つです。それ以外に図書館、CD−ROMやインターネットなどもあります。またお子さんに、学習マップの作り方や、図の描き方、カードにノートを書く方法なども教えましょう。」

そうです、いろいろな勉強の仕方があります。自分に一番あった勉強方法を早く見つけましょう。場面に応じていろいろとそれを使い分けできるようにもなりたいです。

3 子どもが情報から意味を汲み取ることを助ける
 「子どもを励まし、子どもが習ったことを、親たちに説明できるようにさせましょう。子どもが頭を整理する手助けになります。家族全員で、抽象的な概念を、実感を持って説明する方法を考えてみましょう。」

そうです、復習ですね。子どもが本当に理解し、分っているのであれば、お父さんお母さんに説明できます。一緒になって子どもが学習したことを話し合いたいものです。

4 子どもたちの記憶力を高める戦術
 「フラッシュ・カード、復習のサイクルを効率的に利用しましょう。」
ここで言う「復習のサイクル」とは学習した内容を1時間後・1日後・1週間後・1ヵ月後・半年後にまた復習することです。

そうです、復習は大事です。自分のものになるまで復習を繰り返す。とても大事です。

5 子どもが知識を試す方法
 「テストの目的は?自分の学習の助けになるのがテストであるという考え方をしっかり身につけましょう。テストとは自分自身の成果を評価するものです。」

そうです、子どもが小学生なら学校のテストに振り回されなくていいでしょう。そのかわり親自身にしっかりとした学習の展望がいりますが。

6 経験から学ぶ
 「失敗という言葉は、そこから何も学ばないときのみ当てはまる。あなたのお子さんは、態度、決意、価値等に関する一番大事な教訓を、学校からではなく、あなたから学ぶのです。」

そうです、やはり最後は親です。親の値打ちが子の値打ちを決めると言っても過言ではありません。世のお父さんお母さん、がんばりましょう。

おまけ、今日の名言
『すべての仕事は、それをした人の自画像である。』作者不詳

そうでしょうね。
どんな仕事をしたか、
どのように仕事をしたか、
すべてその人を物語っているのでしょう。
2005年2月13日 (日) 290塾長日記  今日も合格発表
朝一番にメールをくれたAちゃん、おめでとう。

アンタが一番心配やったのよ。

なんせ事前相談とかを受け付けない高校だから。

しかし見事合格!

よっしゃよっしゃ。

ほんでもって、早速昼から勉強しているようで、
ビックらこいた。

本命は公立高校やもんね。

気を抜くことなく、私立合格を公立入試への起爆剤に換えるとこなんか、
アンタらしい、憎いよ、コノー。

今日の喜びの何倍もの喜びを勝ち取るため、残りひと月、驀進あるのみ、
体には気をつけてがんばりや。


昼からはHチャンの合格通知メールが届く。

やったねHチャン。

しかしそのメールにはあまり喜びが感じ取れない。

なぜ、なんで? どぼじで?

万が一公立をすべって私学になったとき、
クラブのあまりできないコースに合格してしまったからかな。

今はまずは私学を無事クリアした。

それもアンタの実力で。

次は公立をクリアできるようがんばるだけ。

もし、もしも公立に失敗しても

そのときはそのとき。

喜ぶときはしっかり喜び、

そしてやるときはしっかりとやる。

今このときに全力を傾ける。

結果は二の次。

どう転んでも、

それはそうなるべくしてそうなったと納得できるよう、

今をがんばりましょう。

そうは言っても、ね、Hチャン、悩むね。
どちらの公立にすべきか、
んー、
合格したらうれしいほうを受験したらいいと思うよ。
うん、そう思う。

おまけ、今日の名言
『人生でわれわれが心から受け入れるものはすべて、
 変化を遂げる。』キャサリン・マンスフィールド

何が起こっても、
それを素直に受け入れられるだけの度量を持たなくては。
そのためには今を真剣に生きる。
これしかない。

ドリョー!
2005年2月12日 (土) 289塾長日記 合格したよー
ジャジャーン
ババーン
ビビーン
やったぜ、ベイビー

朝10時に塾に到着。
私を待ってたかのように某女子高からのファックス

「選抜結果通知書」
貴校より受験いただきました下記の受験生の合否結果は、次のとおりになりましたので、お知らせします。

○○ちゃん 合格!!!

よかったね、Kちゃん。
第1希望コースに合格!!!

うん、うん。あたしゃうれししよ。


この喜びがこの仕事をやらせる原動力の一つです。

そして昼には
「もしもし、○○高校の○○です。
いつもお世話になっております。」

「○○先生、
うれしい知らせなんでしょうね。」

「もちろんですとも。
先生とこの○○○○さん、第1志望の○コース合格のお知らせです。」

「ははー、ありがとうございます。
第1志望に間違いないですね。」

「はい、間違いありません。」

「うれしいご報告ありがとうございました。」

ルルルーンのルーン

Yちゃん、よかったねー

これで公立入試にも気合を入れてがんばれるはず。

もう一度この喜びを味わえられるよう、がんばらなアカンよ。

私もがんばるから。

合格はほぼ間違いないだろうと分かっていても、
やはり合格通知はうれしい限りです。

しかし公立入試を控えている受験生は喜びに浮かれることなくもう一がんばりしなくてはいけません。

私も私立は合格して当然といった風を装うつもりです。

これからが本番中の本番

お互い真価の見せ所、
気を抜かず、浮かれず、ラストスパートをエキスパートで発射です。

おおー気合の入れ直しや。

おまけ、今日の名言
『自分のなすべき正当なことのみ行なえ。
そのほかのことはおのずからなされよう。』ゲーテ

しなければならないこと、
いわゆる最優先事項を、
しっかりやっていこう。
結果は自ずとついてくるはず。
2005年2月11日 (金) 288塾長日記  「七田式高速学習の秘密」
はい、十一番バーターは「七田式高速学習の秘密」七田眞 七田厚(著)です。

幼児教育、右脳開発教育の権威である七田眞氏の登場です。

七田氏の本はいろいろ読みました。

「音読革命」
「右脳が記憶力を200倍にする完全記憶ドリル」
「七田式超右脳開発トレーニング」
「超右脳速読法」
「超右脳活用ノート」
「超・英語ドリル」

はっはっは、七田さんは「超」っていう言葉が好きみたいです。

アッチョー

さてどんな本?

ズバリ
「幼児期は音読と読み聞かせは超大事」
「義務教育期間は音読と高速視聴が超効果的」
「記憶する科目には高速学習が超お得」

といったことが書かれています。

言い換えれば1から10のことをマスターするのに、
階段を一段ずつゆっくりじっくり上るのではなく、
1から10の全体像をまず捉え、外堀から内堀へと、高速で何度も何度も繰り返すことによって全体をマスターすることの重要性を言っていると思います。

しかし私が危惧するのは、覚えてしまえば、または丸暗記してしまえば、
自ずと理解し分るようになるといった考え方です。

果たしてそうなのか。
考えるといった過程を飛ばして、理解し、分るようになるのか。

チョー疑問です。

考える力がつかないのではないかと超心配です。

高速学習(速聴・速読)と考える作業、
これらを上手かみ合わせて勉強することが一番の学習方法ではないでしょうか。

おまけ、今日の名言
『繰り返しは成功の母』七田眞

単純作業の繰り返し、
たしかに疎かにはできません。
しかしそれだけでは画竜点睛を欠きます。
2005年2月10日 (木) 287塾長日記 今日は私学入試本番
只今の時刻午後8時50分
本日の塾業務一段落つきました。

弥加ちゃん
イッちゃん
佳奈ちゃん
由衣ちゃん
アキちゃん
結加ちゃん
瞳ちゃん

みんなー

実力を出せたかー

ヤマは当たったかー

手応えはどうやったー

直接顔を見ながら聞けないのが残念

今日はぐっすり寝て、明日面接のある子はもう日と踏ん張りしいやー

愛嬌と度胸で面接を受けや。

流し目は厳禁やで。

背筋を伸ばして、面接官を真っ直ぐ見つめ、

ハキハキと返答すれば大丈夫。

来週にならないと、みんなの顔が見られないのがちょとさみしいが

楽しみにしておこう。

面接と言えば思い出すのが、我が愚息イッキ君

3歳児検診のとき、お医者さんから
「ぼく、お名前は何て言うの?」
と聞かれて、
イッキ君、
「サンサイ!」
お医者さん、
「・・・・・」
ガクッ、そんな名前付けた覚えないぞ。
お前は前菜か。
イッキ君、私の顔を見て
「???」
お医者さん、
「元気いいね。」
イッキ君、
「うん!」
お医者さん、
「お父さん、耳はよく聞こえているようですね。」
わたし、
「ハイ、おかげさまで。」
イッキ君、
「イッキ、帰りたい。」
わたしもすぐに帰りたかったよ。

おまけ、今日の名言
『人生には解決法なんてない。
ただ進んでいくエネルギーがあるばかりだ。』サン・テグジュペリ

後ろは振り向かない
前進あるのみ

ジャンジャン
2005年2月9日 (水) 286塾長日記 明日は私学入試だよ
明日はいよいよ本番

弥加ちゃん、
高校までの20分の徒歩、文句垂れへんと、気合入れていきや。
あっ、ちがうわ、行きは車で送ってもらうって言ってたね、よかったね。
7時まで寝るって言ってたけど、もう少し早く起きた方がいいんじゃないの。
朝は強いのかな。

伊都子ちゃん、
なーんも心配してへんけど、道中こけないようにね。
名前の書き忘れにも注意。

佳奈ちゃん、
やっとエンジンがかかったね。
明日はトップギアで突っ走ろう。

由衣ちゃん、
油断大敵、
明日の英語も今日までの勉強で大丈夫。
自信もって臨もう。

章子ちゃん、
体調崩さない限り、太鼓判です。
1教科終了するごとに、気分転換をうまくして、次の教科に臨むこと。
アンタほど勉強した子はいないよ。

結加ちゃん、
平常心、平常心、本番に弱いっていう汚名を返上しようぜ。
苦手科目は得意科目でカバー
これで合格間違いなし。

瞳ちゃん、
ボンミス、チョイミスにご用心。
数学は楽しんで受けなさい。
大好きな「ゾロ」も見守っているよ。

以上、うちのかわいい塾生たちへのエールでした。
みんな、やることはやりました。
あとは入試を楽しんでください。
緊張しながら楽しむなんて、めったにない機会です。

おまけ、今日の名言
『いまそれをしなかったら、
 いつできる日があるか。』タルムードより

今を生きる
今すべきこと
今できること
そのことに全力投球
だから生きている

トリャー!
2005年2月8日 (火) 285塾長日記 「本当の英語力は5文型で劇的に伸びる」
明後日は私立高校入試本番。

みんな、体調には気をつけなさいよ。

では、本の感想に行きます。

今日は、十番バーター。

「本当の英語力は5文型で劇的に伸びる」芦永 奈雄(著)、

昨日に続き同一人物です。

どんな本?

一言で言ったら
英語の読み書きは5文型をしっかり頭に叩き込んでおけば、大丈夫っていうこと。

なーんだ、それだけ?

そう、これだけです。

とてもシンプル、シンプル イズ ベスト だす。

5文型って?

それはね、

第1文型 S V

第2文型 S V C

第3文型 S V O

第4文型 S V O O

第5文型 S V O C

これら5つのことよ。

なーんだ、これだけ。

そう、これだけ。

この5つの文型を作る文の要素である

S(名詞など)、V(自動詞・他動詞)、C(補語、形容詞・名詞など)、O(目的語、名詞など)

をしっかり理解し、覚えれば、

英語なんて、なーんてことないっていうお話です。

英語勉強をするときの
基礎となる考え方を丁寧に説明してくれた本です。
参考になると思います。

そして前作(本当の学力は作文で伸びる)同様、
考える勉強をしなさいとのたまっています。

おまけ、今日の名言
『人間は口が一つ、耳が二つある。
 これは聞くほうを倍にしろということである。』タルムードより

なるほどね。
これは「7つの習慣」にも書いてあったかな。
子どもの話はしっかり聞いてあげなくては。

フムフム、フムフム。
2005年2月7日 (月) 284塾長日記 「本当の学力は作文で伸びる」
はい、九番バーターは「本当の学力は作文で伸びる」芦永 奈雄(著)です。

この本の広告コピーは
「国語苦手はすべてでつまずき、
 国語得意はすべてで伸びる!!」

なんとおいしいコピーでしょう。

パク

すっかり釣られてしまいました。

もう一度読み直しました。

「学力のもとは
 表現力・書く力・考える力
 この三つが土台である。
 そしてその土台がしっかり築き上げられていなければ、
 いくら読解力を高めようとか
 漢字・文法力をつけようといっても
 ムダである。
 土台をしっかり教えないことには、何事も始まらない。」

その通りと思います。

芦永氏またまた曰く、
「書くという行為によって、
 自分を表現する、
 そのためには考えることが必要。
 つまり作文を表現として書くことによって
 学力に必要な3要素である
 書く・考える・表現する
 という3つの力が同時につくのです。」

なるほどね。

共鳴するところが多い本です。

この本のキーワードもやはり「言葉」

そして考えるということの重要性を述べています。

子どもたちに如何に考えさせ、そして書いて表現させるか、

とても考えさせられました。

おまけ、今日の名言
『できないことではなく、
 できることに注目せよ』ピーター・ドラッカー

その子のできること、
その子の長所、
それを最大限に伸ばしてあげる。
それが教育っていうものじゃないでしょうか。

ジャンジャン
2005年2月6日 (日) 283塾長日記 「奇跡の学力 土堂小メソッド」
はい、八番バーターは「奇跡の学力 土堂小メソッド」陰山英男(著)です。

本の帯には

陰山校長の土堂小学校では6年生のクラスの半分が私立中学の入試問題を授業時間にノーヒントで解きました
奇跡の公立小学校で生まれた
新しいメソッドを全国の家庭学習のために初公開します

って書いていました。

再読しました。

前回とは違った感想を持ちました。

糸山氏の「絶対学力」の本の影響でしょう。

陰山氏の断言している
「子どもたちの学習能力を高めるには、読み書き計算の反復しかない」
にはすごく疑問を抱くようになりました。

極端に言ってしまえば、読み書き計算ができるからって
それが一体なんぼのもんや。

物事を考えようとしない子どもを養成する元凶になってしまう可能性があり。

おーこわーい

「百マス計算は目的ではなく手段である」と言っている陰山氏はそのことに多分気づいているはず。

世間ではこの百マス計算なるものが手段ではなく目的として使われていることに、陰山氏も警鐘を鳴らすべきではないでしょうか。

この本では
「できる」が先で、「わかる」は後である。
なるほど。
私も最初はこの意見に賛同しました。
しかし今はちと違います。
「分っていなければできない」
そう思っています。

また帯に宣伝されていた「私立入試問題」が解けたと書いてありますが、
その問題は複雑な計算問題でした。
ふーん、それができたところで一体何になるのって言いたい。
それがどないしたの?
意味なし。

陰山メソッドに対してだいぶ否定的になっている自分にびっくりです。
なぜでしょうか。

糸山氏に出会ったから?
L.ロン ハバード氏に出会ったから?
かも知れません。
これからも悩みながら、試行錯誤を繰り返しながら、指導していくことでしょう。
それでいいと思っています。
教育って奥が深いです。
ほんと深いと実感しています。
だからこそやりがいもあります。

陰山先生、
この教育指導でいいと思わないで下さい。
まだまだ改善の余地はあると思います。
がんばってくれることを期待しています。

おまけ、今日の名言
『子どもに何か約束したら、必ず守りなさい。
 守らなければ、
 あなたは子どもに嘘をつくことを教えていることになる。』タルムードより

嘘つきの子どもにはしたくありません。
当たり前です。
だから何が何でも子どもとの約束は守らなければ。
2005年2月5日 (土) 282塾長日記  イッキ君英才教育奮闘記8
今日は本の紹介は休止、

「イッキ君英才教育奮闘記8」です。

イッキも塾に来て勉強することが当たり前になってきたようです。

土曜日の昼は塾で勉強、習慣化してきました。

国語の本読み、嫁さんから滅茶苦茶よって聞かされていたので、今日はまずその確認から。

小学2年生国語教科書「いいものもらった」の音読。

スラスラ読めない理由のひとつに文章に出てくる言葉の意味が分からないというのもひとつの理由。その確認をやっていきました。

「まご」
「そろえる」
「むだ」
「中をとる」
「ふろしきづつみ」
「あいにく」
「いいもの」
「草のみ」
「きりりと」
「とぼしい」
「ちょこちょこ」
「はかどる」
「かま」
「ひなた」
「たばねる」
「たきぎ」
「ぎゅっと」
「はおる」
「かたっぱし」
「ずんずん」
「はらづつみ」
「とうげ」
「しぐれ」

ざっと数えて23ありました。

これらの言葉を一緒に考えたり、辞書を引いて調べたり、わいわいがやがや言葉の意味や、その使い方を話し合いました。

言葉の意味をしっかりと分かっていなければ、文章を読んだときにそのイメージが出てきません。それでは困ります。しっかりイメージしてその物語の世界に入って楽しんでほしいと思っています。

この作業で1時間経過。授業は90分の予定です。

残り30分。

算数の文章問題にチャレンジです。

小学2年レベルはまだ無理なようなので、小学1年レベルをしていきました。

計算自体は簡単な足し算・引き算で答えは求めることは出来ますが、なにせ文章がちょっと複雑。読み取るのに苦労します。図を書かないと誤読させるような文章。それが意図です。必ず図で表しながら問題を解いていく、その習慣って大事だと思います。もってこいの文章問題です。

「赤いカメと白いカメがいます。赤いカメは白いカメより6ぴき多いです。今、数えたら、赤いカメは8ひきでした。では、みんなでカメはなんびきいるのでしょう。」

ねっ、結構ややこしい文章と思いませんか。

ヒントを与えながら、我が子の読み込みの悪さに笑いながら、なんとか3問解くことが出来ました。

今日の勉強は終了です。

お疲れ様でした。

おまけ、今日の名言
『言葉が運命を拓く
人物とは言葉である
日ごろどういう言葉を口にしているのか
どういう言葉で人生をとらえ世界を観ているのか
その言葉の量と質が人物を決定し、
それにふさわしい運命を招来する』中村天風

日ごろ肯定的な言葉を使うのか
「〜できる」「〜したい」「〜になりたい」
それとも否定的な言葉を使うのか
「〜できない」「無理」「しかたない」「あきらめる」

しかし気を張っていないとついつい否定的になってしまう。
気合を入れなくっちゃ。
トリャー
オリャー
チッソー
2005年2月4日 (金) 281塾長日記 「基礎からわかる勉強の技術」
はい、今日の七番バーターは「基礎からわかる勉強の技術」作者は昨日と同じL.ロン ハバードです。

本の帯には
「あなたも学びのプロになれる!」
学びの早い人と遅い人の違いは?
集中力を高めるには?
修得する力を伸ばすには?
勉強が楽しくなる秘訣
学んだことをすぐ使える方法
これ1冊ですべてわかります。

って書いていました。

再読しました。

フム

あっ

ほー

そうか!

そうか?

あれれ?

やっぱり

そやね

なるほど

こりゃ、子どもたちにきちんと指導しようと思ったら難しいぞ。

学校のカリキュラムもあるし、無視することも出来ないし。

しかしなんとか時間を作って、やってみる価値はある、絶対。

この本のキーワードは「言葉」です。

言葉の定義を正しく理解し、それを正しく使える。

使えなければ意味なしと断言しています。

学んだことを活かせないのなら、勉強の意味がないと。

試験に受かるための勉強、テストで良い点を取るための勉強。

そうではなく、勉強したことを使って、正しく実践できるかどうかがポイントだと。

んーん、

勉強したことを実際に日常生活で使うかどうか、何の役に立つのかどうかなんて、

どうか、尋ねないで下さい、って言いたいです。

私は高校までの勉強は頭の体操と思っています。

そしてその体操をいかに効率的に出来るか、修得できるか。

そのためには「言葉」の定義をしっかりと理解しなければいけないと思います。

体の健康にはみなさん、気をつけています。

同じように頭の「健康」にも体以上に気を使うべきだと思います。

体と頭は竹馬の右足と左足の関係です。

おっ、言い切ってしまった。

どちらが未熟でもうまく歩けません。

人生を歩むことは出来ません。

この本を再読して以上のことをふと考えました。

おまけ、今日の名言
『定義を明確にしていない言葉を通りすごさない』L.ロン ハバード

今日の本からの引用です。
自分が使っている言葉や、目にした言葉を、意味が分らないまま有耶無耶(うやむや)にしないで、その都度丁寧に辞書で調べて納得する習慣をつけたいものです。
2005年2月3日 (木) 280塾長日記 「学び方がわかる本」
ジャジャーン、六番手は
「学び方がわかる本」L.ロンハバード(著)です。

この本の帯についている広告コピーには
「あのトム・クルーズが使って成功した学習法です。」
「教育界絶賛、学ぶ力は生きる力だ。」
と書いていました。

書店で見つけ、
「おっ、これはこれは、読まなくてはいけないやんけ。」

早速この本をとってレジへ直行。

ふむふむ、なるほど

「勉強するっていうことは
あるものについてもっと知るために、
物事に目をむけたり、誰かにたずねたり、
それについての本を読んだりすることです。」

その通り!

「勉強の障害には3つあります。」

Oh? What are they?

「一番重要な障害は『誤解語』」

誤解語?
見慣れない言葉やね。

「聞いたり、読んだりした意味を知らない単語、
または、間違った意味で理解してしまっている単語を誤解語と呼びます。」

おーおーよくある現象。
こないだも塾生に「半額セール」ってどういう意味って聞いたら、
安くなるっていうことやろって答えていたな。

「次の障害はマスがないことです。」

えっ、マスがないって?

「マス(勉強の対象となっているもの自体、あるいは代わりのもの)が手元にない時は、気分が悪くなります。」

例えば、スポーツの「ホッケー」の勉強をしようとしても、それがどんなスポーツなのかがイメージできなければ、ホッケーについて何を説明しても、相手はチンプンカンカンっていうことかな。

「勉強している対象について、常にマスを持って勉強するのです。」

そうやろね。

「最後の障害は階段の飛び越しです。
勉強しているとき、ステップをひとつひとつ着実に登っていきましょう。
次のステップがとても登れそうにないときは、必ず後ろをふりかえり、
抜かしてしまったステップを見つけ、それを登るようにしましょう。」

「今いるステップで混乱があるときは、その前のステップをふまなかったからです。
今のところが難しいからではないのです。」

そうです。
段階を追って丁寧に勉強していけば難しいことなんてないはず。
一歩一歩確実に登っていかなくてはいけません。

勉強って本来楽しいはず。
それを面白なくしているのは、指導者の責任。
このことをしっかり肝に銘じて指導をすべきです。

楽しくなければ勉強じゃない。

おまけ、今日の名言
『忍耐力のない人は教師になれない。』ヒレル

粘り、根気、忍耐は確かに必要です。
しかし、我慢して教えている状態は、まだまだ教師として半人前でしょう。
教えることは楽しい!
これだと思います。
ガッハッハッハッハ
2005年2月2日 (水) 279塾長日記 「子どもを勉強に向かわせる本」
おっ、文字化けはしないようだ。

文字化けの原因判明!

陰山先生の「陰」という漢字を俗字で書くとなるみたいです。

犯人はアンタだ。

さぁ、昨日の予定だった本の感想と行きましょう。
五番手です。

「子どもを勉強に向かわせる本」和田秀樹(著)。

和田秀樹氏は2回目の登場。

和田氏曰く

子どもを勉強に向かわせるには

1 勉強が大切とわからせる。
2 子どもに「わかる」体験をさせる。
3 やればできる体験をさせる。
4 アメとムチを用意する。
5 環境による動機づけを与えよ。

この5項目をたった4ページで書いてあるだけ。

残りのページは各教科の勉強の仕方、家庭での過ごし方、教科書批判、そして自分の弟を東大に合格させた自慢話。以上の内容です。

しょうもない。

題名と著者名に釣られて購入してしまい「お金返せ、この野郎」って言いたくなる本でした。

和田氏しかり、陰山氏しかり、齋藤氏しかり。

同じような内容の本を何冊も何冊も出して、叱りたくなります。

「かわいいね、かわいいね。
 出版社の口車に乗って、同じような本何冊も出すって、
 自分の値打ちを下げるだけなのにネ、
 分からないなんて、 
 みんな、えらい先生なのにネ、
 かわいいね、かわいいね。」って言いたくなります。

おまけ、今日の名言
『自分で自分のためにやらなければ、
 誰があなたのためにやってくれるか。』ヒレル

一昨日、今日と記した名言の作者はユダヤ教の偉大なラビの言葉です。
明日もご登場願うかもしれません。

子どもたちにも、自分のために自分ががんばっているという意識を、
成長段階に応じて上手に諭していきたいものです。
2005年2月1日 (水) 278塾長日記 今日はHPの文字化けに参った
只今の時刻午前0時15分。

通常なら風呂上りのビールを飲み干し、ご飯を食べ、ゆーくりとしているころである。

それが、それが、どうゆうこっちゃ。

塾で書いたHPの塾長日記が文字化け、
夏でもないのに化けるとは。

何とかならんかいなと、もう一度書き直したり、コピーして貼り付けたりしても同じ状況、1時間以上悶々とPCの前で、イライラぶつぶつ、
PCのエキスパートに連絡し事情を話しても「わからんなー。」

ウー、ウォンテッド!

それに今日のこの寒さといったら、ありゃしないわ。

夜になっても朝から放置されている車に乗っかっている雪が解けずに凍ろうとしていた。

うーさぶー。

書こうと思っていた内容は明日にもう一度チャレンジしてみよう。

その本の著者は和田秀樹、

もしかして、あんたの本をけなしたからこんな羽目になったのかも。

はっは、責任転嫁も甚だしい。

今日の日記はめちゃくちゃ、支離滅裂、もうどないでもして頂戴。

今のところ文字化けもないようでちょっと安心。

では、最後に今日の名言といこう
『災い転じて福をなす』
『人間万事塞翁が馬』

人生、何が幸で何が不幸か予測しえないもの。

この文字化け騒動も福となすか禍となすか。

我のみぞ知るってか。

ガッハッハッハッハ

 

1

inserted by FC2 system