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2005年5月31日 (火) 397塾長日記  宿題の検証その2
昨日の続きです。

今日は漢字ドリルの宿題です。

うちの子が通っている地元の小学校では「漢字ドリル」写しをほぼ毎日二字出ます。

このペースは当然今学校で習っている教科書より先の勉強になります。

ノートに新出漢字、次に書き順、部首、音読み、訓読み、ドリルに載っている熟語と例文等を写します。
そしてノートの余白に熟語を書けるだけ書いてノートを埋めなければいけません。

うちの子(小3)はあまり物事を考えようとしない子で、
この漢字の宿題を終えたときに、一体どのくらい頭に残っているのか試してみたところ、皆目残っていませんでした。

30分以上(ひどい時には1時間以上)も時間を費やしてやったことの価値がゼロです。

宿題のために宿題をやっているようなものです。

では、どうすればいいのか。

単純作業を強いる、頭を使わなくてもできる宿題は「しない・させないことです。」

しかしそういうわけにはいきません。

では、

「親が代わりにやってあげる。」

いいと思います。うちもたまに宿題マシーン・ママゴンが登場します。

ただしこの場合、
ほかの方法でしっかりと漢字の勉強をすることが前提条件です。

我が家の場合、漢字はまず読めること、
書きは前学年時の漢字が書ければそれでよしとしています。

そして習った漢字の意味はしっかり頭にイメージとして残すように気をつけています。

「漢字色塗りプリント」を上手に使えば、子供たちの頭にも漢字が記憶に残っているようです。

または、大きな紙(A4サイズ、B4サイズ)にバランスよく習った漢字をゆっくり丁寧に習字の練習のように書くのもいいと思います。
回数は最高2回までです。

何度も何度も、何回も何回も書いて覚えてはいかがなものかといった意見もありますが、
子どもたちを見ていると、
何も考えずにただ書くだけ、書写マシーン状態になる子がほとんどです。

あまりいい学習の仕方とは思いません。

それよりも1回だけ大きくバランスを考えイメージしながら書くほうが記憶にも残りやすいし、やっている本人も楽しそうです。

学校から課される漢字ドリルの宿題で子どもたちが漢字嫌い・国語嫌いになることが一番の心配です。

漢字の宿題をやっているお子さんを見て、
こりゃ漢字嫌いになりそうだと思ったら、
すぐにそういった漢字勉強は中止すべきで、
別の方法を講じなければいけないでしょう。


おまけ、今日の名言

『どんな事も、「いいな、いいな」と感じていると、
 感動が強くなります。』樋口 廣太郎(アサヒビール会長)

おっ、アサヒ本生、ゴールド、スーパードライ
ないものねだりの「いいな、いいな」ではありません。
子どもの日常って、日々感動
これが正常な姿ではないでしょうか。
2005年5月30日 (月) 396塾長日記 宿題の検証その1
中学生たちは中間考査も終わり、結果が判明しました。

各教科、結果に惑わされず、努力に対しての評価をしなくてはいけません。

たまたま高得点を取れた場合が一番要注意です。

何の根拠もない自信、この自信はちょっとことした事ですぐに崩れ去ります。

努力したことに最大の評価を与えたいものです。

さて、話は変わって、

学校の宿題を検証していきます。

今日は国語の音読宿題です。

「国語教科書の音読」

目的;文章を読み込むため?

句読点に気をつけ、スラスラ読めるようになったら終了です。

それ以上の音読は惰性でしかありません。

単なる発音練習に成り下がります。

文章読解にもなりません。

そして何も考えずに読む悪い習慣が身につく危険性があるでしょう。

文章を読み込むとは内容を理解し、その場面がイメージでき、映画のスクリーンのように状況が目に浮かぶことです。

これはいくら音読練習しても期待できません。

感情を込めてスラスラ読めるようになったら、

次はその場面をノートにイメージ描写させるほうが数段値打ちのある勉強です。

イメージを絵図で表現する。

これは考える力にもつながります。


おまけ、今日の名言

『成功や失敗という言葉は 
 本当は結果に対するものじゃなくて
 過程に対するものなんだな
 努力に成功したか失敗したかってことなんだな』


勉強然り、仕事然り。
しかし世の中そんなに甘かーねえぞ!
2005年5月29日 (日) 395塾長日記  今日はエキスポランドへ
今日は万博公園エキスポランドに遊びに行きました。

11時頃着いたが、中央駐車場は満車、仕方なく公園を一周して南駐車場へ。

まずは腹ごしらえ、おにぎり、から揚げ、卵焼き、ウインナー、トマト、そしてビール。

野外での食事はほんとおいしい、デリシャスです。
ほろ酔いで気分も上々。

さー、遊びの準備は整いました。

いざ、出陣。

最初に酔い覚ましも兼ねて、「スプラッシュフォール」。
ずぶぬれに注意と、張り紙あり。

水よけに「ポンチョ」なるもの100円で売っている。

「お父さん、ポンチョ買おう。」
「なに―、こんないい天気、濡れてもすぐ乾く、ポンチョなんていらん。」
「みんな、買ってるよ。」
「いらん、みんなと同じことをする必要なない。」
「だって、濡れるよ。」
「濡れてもすぐ乾く。このスプラッシュフォールは濡れるのがおもいろいんや。」
「…・」
「濡れへんかったら、こんなものただの滑り台やんけ。ポンチョに楽しみを取られてもええんか。」
「…・・」
30分ほど待っていざボートへ。
私とイッキ以外の人全員ポンチョなるものを身につけている。
すこしだけいやな予感が。
「ままよ。」
ゴトンゴトン、ギー、ゴト、ゴト、
ボートは鈍い金属音を出しながら坂の頂上へ。
そこから一気に急降下。
ザ、ブ、ブ、ブーン
バッシャーン
「アレ〜」
上半身ずぶぬれ、もろに水しぶきを受けました。
隣のイッキも私同様、水もしたたるいい男に変身。
かわいそうに。
反対隣の女の子は哀れみの眼差しで私たち親子を見る。
「オー、一杯濡れたな。これで今日は風呂に入らんですむな。」
イッキも仕方なく
「うん。」

さー、次もがんばるか。
てな具合で、
このあと

「急流すべりバックスピン」まーどってことないです。

「アイスワールド」マイナス30度の氷点下、気持ちいいー、連続2回入場しました。

「サイクルモノレール」下の子シュウキがとても喜んでいました。

「UFOサイクル」これまた下の子シュウキのお気に入り。

「ザ・ダーク 戦りつ・呪いの館」占いをしてくれます。社交性はあるが八方美人になることには要注意とのこと。分かりました。

「ミニコースター」これまた下の子シュウキのお気に入りに追加。

「ギャラーどの逆襲」太陽光線をビューンビューン、イッキ・シュウキ二人とも気に入って連続5回。目が疲れたー。

今日はこんな感じで遊びました。
以上です。

おまけ、今日の名言

『感動すること 信じること 与えること それが生きること』

1日に一回は感動し
1日に一回は人を信じ
1日に一回は人に与える
すべて最低一回はしなければ。
生きたとは言えない。
2005年5月28日 (土) 394塾長日記 「チチコマ」ご存知?
「チチコマ」って分かる?



父が困った?


ちちこまること?(たぶん、縮こまるっていうことでしょう)


わかんないよ。

ハッハッハ
正解はジャジャーン、
「肩車」のことだよ。

なーんや、そうなのか。

そうなのよ。


では、もう一度
「チチコマ」って分かる。

もー、分かるよ。
「肩車」のこと。


そうですね。

いいですか、
分かるっていうことはこういうことなんですよ。

今はもう
「チチコマ」って聞いたら
子ども(自分)がお父さんの肩に乗っている姿をイメージしたでしょ。

分かるっていうことは、
そのことをイメージできるっていうことなんだよ。

以上は
塾で子どもたちに「分かる」っていうことがどういうことなのかを
教えたひとコマでした。

「分かる」っていうことは「イメージ」できるっていうことです。

おまけ、今日の名言

『自信を持て!
君はできる!』

決してできないとは考えない。
どうすればできるようになるのかを必死で考える。
この姿勢が大切。
2005年5月27日 (金) 393塾長日記 「考える力」
オイオイ、Mちゃん、高得点を取りすぎよ。
反省点が見えてこないぞ。
これからハッパをかけ、夏休みに向けてドッカーンと行こうと思っていたのに。
うれしい不満です。
他の塾生たちも私の予想より高得点を取った子もいてうれしいね。
予想通り得点の悪かった子たちよ。
まずは反省、来週からの変身を期待しています。

話は変わって、
「考える」ってどういうことなのか。

小学生まして低学年のうちは
「考える力のもとになる漢字・計算をしっかり教えるべきである。」っていう世間の風潮を感じます。

これではイカンでしょ。

いくら漢字を知っていても、計算ができても、考える力はつきません。

考えるという作業をしない限り、考える力はつかない。

「うちの子、計算はできるんですけど、文章問題になるとさっぱりなんです。」

根本的に学習の仕方が間違ったゆえに起こる必然的な結果、悲劇と言えます。

「うちの子、文章問題は好きで、じっくりやるんです。だけど計算が遅いんです。」

お母さん、何を心配なっさってるんですか。

大丈夫です。

計算のスピードはいくらでも速くすることはできます。

練習すればいいだけです。

だけどじっくり物事を考えようとする姿勢はなかなか身につかない習慣です。

「考える」とは、言葉をイメージ化しそれを絵図に表し考える、

いわゆる「視考力」を使う作業のこと。

無形から有形化、

この作業ができるかどうかが、

その子の学力が伸びるかどうかの重要なポイントとなるんですよ。

そういった学習を学習項目の少ない低学年のうちからする。

そして考える力をつけるには、考え方を習わなくては決して身につきません。

そういった指導に今非常に興味を持っています。


今日の名言

『教育の秘訣は、
 生徒を尊敬するところにある。』エマーソン

そうは思いません。
「尊敬」の部分、「尊重」に入れ替えたいです。
個人個人を尊重して指導する。
個別指導しかないじゃないか。
2005年5月26日 (木) 392塾長日記  漢字色塗りプリント小学1年用完成
漢字色塗りプリント小学1年用完成!
小学1年生で習う漢字は80字、この色塗りプリントを使って楽しく勉強
うちの子シュウキにやらせていますが、効果大です。
ただし、一人でやらせるにはまだ無理ですけど。
お母さんが一緒にやってもらうようになっています。
興味のある方は一度塾に見に来てください。

さて、中学生諸君、昨日で中間考査は終了。
結果はどうか。
こちらは大体の予想はつきます。
本人にも自覚してもらい、これからの勉強にしっかり役立てていきましょう。

毎日のコツコツする努力、この大切さを分かってほしい。
一夜漬けの点を取るための勉強ははっきり言ってやらせたくないし、教えたくもない。
長い目で見るとその子にとっていい影響は与えないでしょう。
毎日の努力の積み重ね、その結果が点数に反映できるようがんばる。
そうあるべきです。

おまけ、今日の名言

『勝って分かることがある
 負けて分かることはもっとある』

中学生にとって高校入試が勝負、
それまではいくら負けても関係なし!
そうもいかんか。
しかし目先の成績にこだわりすぎては目的を見失うのも確か。
2005年5月25日 (水) 391塾長日記  算数文章問題その7
[チョット告知パート2]
「漢字色塗りプリント」チョー特急で作成中です。
一度試してみたいお子さんがいれば無料で提供します。
塾にも見本サンプルを展示しています。
かわいいですよ。
一度見に来てくれればうれしいです。」

さて今日は算数文章問題6年生レベルを解いてみましょう。
いつものように計算確認です。
12÷10=?
12−1.2=?
12+10.8=?
22.8÷1.2=?
上記の計算がスラスラできる子はこの問題にチャレンジです。
問題です。
「カッパのアッパ君の体重は12kgで、アッパ君より軽いガッパ君との体重差のちょうど10倍になっています。では、アッパ君とガッパ君の体重を合わせた重さは2人の体重差の何倍になっているでしょうか。」

頭の中だけで考えようとすればややこしいです。
絵図を使えば、
アラ不思議、摩訶不思議、簡単です。

答えは最後尾に記しています。

解いているときのお子さんの様子をしかと見てください。
1「分かんない」「習っていない」
2「数字合わせの計算をする」
3「足し算? 引き算? 掛け算? 割り算?」と聞く
4「様々な計算をし、偶然に答えが出るまで計算を続ける」
5「頭だけで考え、文章が分かんない、難しい」と言う
以上の様子が見られるお子さんは「考える習慣」がまるっきり身についていないと言えます。

「視考力」、問題を絵図に表し、表した後は問題文を見ないで絵図で考える、これが「視考力」ぜひとも身につけなくてはいけない力です。
絵図を描くということは今流行の右脳も駆使します。
左脳そして右脳、その両方を駆使して問題を解く、理想的な勉強方法と言えます。


おまけ、今日の名言

『あなたはあなたを求めて旅をする 
 私は私を求めて旅をする
 人はその人になるために旅をする』

人はみな旅人、なーんちゃって
○○○○君、○○○○ちゃん
みんな、世界で唯一人の○○○○になるために生きているんだよ。

問題の答え:19倍
2005年5月24日 (火) 390塾長日記  算数文章問題その6
[チョット告知です]
家でお子さんの勉強をみている教育熱心なお母さんたちへ
一緒に家庭学習のしかた、話し合いませんか。
たとえば、計算力のつけ方、漢字力のつけ方、家庭学習の習慣化にはどうすればいいのか等、ざっくばらんにお話ししませんか。
子どもたちがゆくゆくは一人で勉強のできる子、そして本当の学力をつけるための勉強方法を身につけてほしいと思います。
気兼ねなくご相談ください。

さて今日は算数文章問題5年生レベルを解いてみましょう。

いつものように計算確認です。
1×60=?
60+36=?
4×4=?
96÷16=?

上記の計算がスラスラできる子はこの問題にチャレンジです。

問題です。

「今日は滞空時間(たいくうじかん)を競う全国紙飛行機大会の日です。
飛ばしや君は、かっ飛び君の3倍、かっ飛び君はふんわり君の4倍の滞空時間でした。
また、飛ばしや君とかっ飛び君の滞空時間を合わせると1分36秒でした。
では、ふんわり君の滞空時間はどれくらいだったのでしょうか。
滞空時間というのは飛んでいる時間のことです。」

基準にする値は最後に登場のふんわり君ですね。
じっくり文章を読む習慣のない子にはじれったい問題かもしれません。

答えは最後尾に記しています。

解いているときのお子さんの様子をしかと見てください。
1「分かんない」「習っていない」
2「数字合わせの計算をする」
3「足し算? 引き算? 掛け算? 割り算?」と聞く
4「様々な計算をし、偶然に答えが出るまで計算を続ける」
5「頭だけで考え、文章が分かんない、難しい」と言う
以上の様子が見られるお子さんは「考える習慣」がまるっきり身についていないと言えます。

「視考力」、問題を絵図に表し、表した後は問題文を見ないで絵図で考える、これが「視考力」ぜひとも身につけなくてはいけない力です。
絵図を描くということは今流行の右脳も駆使します。
左脳そして右脳、その両方を駆使して問題を解く、理想的な勉強方法と言えます。


おまけ、今日の名言

『自慢はたいてい劣等感から生まれます。』

自慢したがる子、裏を返せば自信がないっていうこと?
自慢したがる子、
「ぼく」「わたし」をよく見てネっていうメッセージなんでしょうね。

問題の答え:6秒
2005年5月23日 (月) 389塾長日記  算数文章問題その5
五箇荘中学、今日から中間考査が始まる。

がんばった子はそれに見合った得点結果ならよしとしよう。

がんばりきれなかった子(サボった子)もそれに見合った得点結果になることを願おう。
それによって素直に反省しこれからの勉強姿勢が改善されればグッドである。

指導は、決して焦らず、目先の得点に振り回されないようやりたいものである。

さて今日は算数文章問題4年生レベルを解いてみましょう。

いつものように計算確認です。
1000×7=?
750×10=?
7000+7500+6000=?
20500×2=?
上記の計算がスラスラできる子はこの問題にチャレンジです。

問題です。

「ハム太郎とチュー助は1週間朝のランニングをすることにしました。
最初の計画では1000mから始めて、次の日からは750mずつふやしていくことにしていました。ところが、6日目からはチュー助がいやがったのでふやしませんでした。
1週間で2人が走った距離を合わせると何kmになりますか。」

じっくりと読まないと、読み間違うような文章です。
考えることのキライな子はすぐに投げ出してしまう問題でしょう。

塾の5年生のMちゃんにもチャレンジしてもらいました。
かわいいハム太郎とチュー助君を描きながら絵図を駆使してなんとか解くことができました。
Mちゃん、この問題を解くために一杯一杯考えてくれました。
あなたの根気に拍手です、粘りに拍手です。

答えは最後尾に記しています。

解いているときのお子さんの様子をしかと見てください。
1「分かんない」「習っていない」
2「数字合わせの計算をする」
3「足し算? 引き算? 掛け算? 割り算?」と聞く
4「様々な計算をし、偶然に答えが出るまで計算を続ける」
5「頭だけで考え、文章が分かんない、難しい」と言う
以上の様子が見られるお子さんは「考える習慣」がまるっきり身についていないと言えます。

「視考力」、問題を絵図に表し、表した後は問題文を見ないで絵図で考える、これが「視考力」ぜひとも身につけなくてはいけない力。
絵図を描くということは今流行の右脳も駆使します。
左脳そして右脳、その両方を駆使して問題を解く、理想的な勉強方法と言えます。


おまけ、今日の名言

『やりたいことを、
 やれるときにやってしまえ』西丸震哉(食生態学者)

やれるときにやらなくて、いつやるのか。
タイミング イズ マネー です。


問題の答え:41km
2005年5月22日 (日) 388塾長日記  算数文章問題その4
小学1年のシュウキに「漢字色塗りプリント」をやらせています。
当然まだ漢字は習っていません。
が、
「雨」「気」という結構難しいと思った漢字を色塗りをさせて次の日に覚えているかどうか紙に書かせたところ、見事覚えていました。
書き順もバッチリでした
それぞれの漢字を2回ずつ色塗りさせただけです。

この「漢字色塗りプリント」は良いかもしれません。エヘ

今、この「漢字色塗りプリント」作成中です。小学校で習う漢字1006字すべての色塗りプリントを作ろうと思っています。

さて今日は算数文章問題3年生レベルを解いてみましょう。

その前に計算確認です。
3km200m=?m
400+400+400+400+400+400+400+400=?
15+15+15+15=?
60+60=?
1時間=?分
15×8=?

上記の計算がスラスラできる子はこの問題にチャレンジです。

問題です。

「デンデンくんは、
まいあさ公園のまわりのおさんぽロードを1しゅうします。
おさんぽロードは1しゅう3キロメートル200メートルです。
デンデンくんは15分で400メートルすすむことができます。
では、デンデンくんが、
あさのおさんぽいがいにつかえる時間は
1日に何時間何分あるでしょうか。」

3km200m=?m、1時間=?分 ができる子には解いてほしい問題です。

掛け算を使わず、足し算と引き算だけで解けます

絵図が描けるなら楽勝問題と言えます。

答えは最後尾に記しています。

解いているときのお子さんの様子をしかと見てください。
1「分かんない」「習っていない」
2「数字合わせの計算をする」
3「足し算? 引き算?」と聞く
4「様々な計算をし、偶然に答えが出るまで計算を続ける」
5「頭だけで考え、文章が分かんない、難しい」と言う
以上の様子が見られるお子さんは「考える習慣」がまるっきり身についていないと言えます。

「視考力」、
問題を絵図に表し、
表した後は問題文を見ないで絵図で考える、
この「視考力」、ぜひとも身につけなくてはいけない力です。

絵図を描くということは今流行の右脳も駆使します。

左脳そして右脳、その両方を駆使して問題を解く、
理想的な勉強方法と言えます。


おまけ、今日の名言

『人生そのものが途上であるように
 結果は通過点にすぎない』

やはり、
結果より
過程が大事。

問題の答え:22時間
2005年5月21日 (土) 387塾長日記  「虹の彼方からきた子どもたち」
今日は本の紹介です。
「虹の彼方からきた子どもたち」バーバラ・J・パターソン+パメラ・ブラドレー(著)
副題は「7歳までのシュタイナー教育」です。

早期教育の書物を読んでいてよく目にした「シュタイナー」という名。
次はシュタイナー教育理論の勉強だと思っていた矢先に本屋でこの書物に出会いすかさず購入しました。
この本の著者バーバラ・J・パターソンはシュタイナー幼稚園教師、シカゴシュタイナー学校教師育成大学の教授を経て、現在ミシガン州、オークランド・ワルドルフ小学校の特殊教育教師をしています。
シュタイナー教育とは何なのか。
子どもたちに人間とは何者か、なぜ自分は生きているのか、いったい自分はどこから来て、どこへ行くのか、そういったものを無意識のうちに感じさせる教育。そしてシュタイナー教育は、全人教育であり、自由への教育。しかしそれは自分が好き勝手なことをするのではなく、いつも全体と部分、周りの世界に対する自分の立場を感じ取り、自分で温かい心を持って、正しい思考ができ、判断し、それを実行できるだけのあらゆる意味での基礎をつくことにある。そういった子どもたちをつくる教育、それがシュタイナー教育。

では、幼い子どもたちにどういった教育をすればいいのか。
この本は語っています。
1 親からのすばらしい贈り物を子どもに与えよう。
それは幼いときからリズムのある生活を送り、よい習慣を身につけると、
大人になってもそういったものが体の一部になって、幸せな生活を無理なく送られると。

2 創造的なしつけの方法って?
子どもは大人たちがしていることを真似せずにはいられません。だから幼い子どもに対する最もよいしつけは、子どもの周りにいる大人が自己教育することだと。教師自身が絶えず自己教育をし、努力しているのと同じ量だけ、子どもたちに大切なものを与えることができると。

3 遊びは子どもの元気の泉
子供たちは遊びの名人、想像力を駆使する創造的な遊びは、子どもたちをこれから始まる人生の健康的な生活へと結びつくと。そして本当の創造的な遊びは、現実の生活を模倣することによってもたらされるべきだと。テレビはそんな発育を妨げている。テレビは見ないにこしたことはないが、1週間に1時間半以上はダメ。

4 感覚の目覚め
シュタイナーは人間の感覚は12種類あり、それを大きく3種類に分ける。一つ目が意志感覚、あるいは肉体的感覚で自分の体にまず最初に働きかける感覚で、触覚や生命感覚、運動感覚、そして平衡感覚。二つ目は感知感覚で世の中の人間との係わり合いの上に立ち、臭覚、味覚、視覚、熱感覚。三つ目が認識感覚で自分と他人の内的経験を察知しようとする感覚で、聴覚、言語感覚、思考感覚、自我感覚。
そしてこれらの感覚は子どもの年齢に応じて発達していくもので、むやみやたらに早く早くと先走って発達させようとするものではないと。そういうことをした場合必ず青年、大人になったとき何らかの弊害が生じると。

読後の感想
あちゃちゃです。
私の二人の子育て、シュタイナー教育から見ると、失敗だらけ。
テレビは見させ過ぎ、アニメキャラクターのおもちゃは与えすぎ、毎日の生活のリズムも不規則になりがち。
しかし諦めてはいません。
今からでも修復できるはず。
また後悔のない子育てってないはず。
それが当たり前だと思っています。
完璧な子育て方法はこの世に存在しないと思います。
だから子育ては面白いし奥が深い。
子供のことを思い、子どものための子育てに励み、
決して親のエゴを満たすための子育てだけはしないようにしなければ。
あれもしたい、これもしたい、あーしゅたいなー、それがシュタイナー教育。
あくまで子どもが主体のシュタイナー教育

おまけ、今日の名言

『努力には二種類あるんだ
 楽しい努力と辛い努力
 人はよく辛くなければ努力じゃないように言うけど 
本当の努力ってのは 楽しい方なんだ
努力が楽しくない時ってのは 
目標そのものが間違ってるときだよ。』

勉強って楽しい?
楽しくない場合
目標が間違っているのかも
2005年5月20日 (金) 386塾長日記 宿題マシーン・ママゴン!
我が家にもついに誕生!

宿題マシーン・ママゴン!

クワァ〜ン

「どれどれ、こんな宿題やらせられないわ、クワァ〜ン」

「計算ドリル?うちの子はもうしっかり計算はできるわ、なんでわざわざノートに計算問題を写してこんなにたくさんの計算をやらせるの、クワァ〜ン」

「漢字勉強?ノート1ページに新出漢字、書き順、部首、意味、熟語、同じ漢字を10回20回書かせるの?誰が真面目に筆順を守って一字ずつ書くと思ってるの?クワァ〜ン」

「何も考えず、ロボットみたいにコツコツ無味乾燥な作業なんてやらせられないわ、クワァ〜ン」

というわけで、うちのかみさんも大変身!

クワァ〜ン

きのうは子ども(小3、男子)の漢字の宿題を、子どもの字に似せるため、左手で書いたそうです。

子どもいわく
「お母さん、左手でも僕より上手やんか。」

ママゴンいわく
「左手が震えるわ、クワァ〜ン」

意味のない宿題はさせない、クワァ〜ン

意味のある、値打ちのある宿題は丁寧にやらせる。

これでいいのではないでしょうか。

漢字はイメージを大切に1回だけじっくりゆっくり丁寧に清書する。

計算は量をこなせば良いっていうもんじゃなく、筆算を丁寧にする。

そしてあとは算数文章問題これで決まりです。


おまけ、今日の名言
『八方塞がり 四面楚歌 そんな時もあるさ
 でも、道はある 必ず道はある』

あきらめたらおしまいです。

クワァ〜ン
2005年5月19日 (木) 385塾長日記  算数文章問題その3
ありゃー、すごい!

うちの子イッキが漢字テスト2回連続満点。

どうして、何が効を奏したのか。

実は以前この日記にも書きましたが、

テストに出る漢字をB5の紙に大きくバランスよくじっくりゆっくり丁寧に書かし、漢字色塗りプリントを楽しくやらせただけです。

やはり漢字はイメージでしっかり頭に入れる、これに限る。

保護者の皆さん、この漢字色塗りプリント試してみてはいかかでしょうか。

漢字を覚えるのが苦手な子にはいいかもしれません。

教室にもうちの子が作成した漢字色塗りプリント貼っています。

結構かわいく仕上がっています。

さて今日は算数文章問題2年生レベルを解いてみましょう。
(できれば、小学低学年のお子さんに解かせてください。)

その前に計算確認です。

9+3=?、42−12=?、10+10+10=?5+2=?

上記の計算がスラスラできる子はこの問題にチャレンジです。

「ひまわりぐみは、赤、青、黄の3つのはんにわかれていて、みんなで42人います。
赤は青よりも6人おおくて、青は黄よりも3人おおくいます。
今、はんごとに1れつにならんでもらいました。
では、はんごとにまえから8ばんめとうしろから6ばんめのあいだのかずをだして、そのかずをたすとみんなでいくつになるでしょうか。」

普通なら赤・青・黄それぞれの列は何人ですか。で終わる問題でしょう。

そうはいかないのがこの算数文章問題のいいところ。

考えさせられます。

答えは最後尾に記しています。


解いているときのお子さんの様子をしかと見てください。
1「分かんない」「習っていない」
2「数字合わせの計算をする」
3「足し算? 引き算?」と聞く
4「様々な計算をし、偶然に答えが出るまで計算を続ける」
5「頭だけで考え、文章が分かんない、難しい」と言う

以上の様子が見られるお子さんは「考える習慣」がまるっきり身についていないと言えます。

「計算はできる」だけでは「分かる」ことにはなりません。
「考える勉強」これをしない限り、「考える力」はつきません。


おまけ、今日の名言

『すべての不幸は、
 未来への
踏み台にすぎない。』ソロー(米、思想家)

今があれば常に未来もあります。
常にがんばれって言うこと?
疲れるー

問題の答え:7人
2005年5月18日 (水) 384塾長日記  算数文章問題その2
今日も算数文章問題1年生レベルを解いてみましょう。
(できれば、小学低学年のお子さんに解かせてください。)

問題です。

おっと、その前に計算確認です。

3+3=?、2+2+2=?、3+2=?、6+6=?、4+4=?、6+8=?、

上記の計算がスラスラできる子はこの問題にチャレンジです。

では、問題です。

「マッキーとラッキーはおちばひろいをしています。マッキーは 3ぽ あるくたびに 2まい、ラッキーは 2ほ あるくたびに 1まい のおちばをひろいます。では2人あわせてちょうど14まいのおちばをひろうにはなんぷんかかるでしょうか。2人とも あるくはやさは 1ぽで 1ぷん かかります。もちろん2人は いっしょに スタートします。」

答えは最後尾に記しています。

解いているときのお子さんの様子をしかと見てください。

1「分かんない」「習っていない」

2「数字合わせの計算をする」

3「足し算? 引き算?」と聞く

4「様々な計算をし、偶然に答えが出るまで計算を続ける」

5「頭だけで考え、文章が分かんない、難しい」と言う

以上の様子が見られるお子さんは「考える習慣」がまるっきり身についていないと言えます。

20までの足し算・引き算ができる子ならこの問題は解けるようにならなくてはいけません。

「計算はできる」だけでは「分かる」ことにはなりません。

「考える勉強」これをしない限り、「考える力」はつきません。


おまけ、今日の名言
『学び続けることは、
 どんな分野においても、
 成功するための最低条件だ。』デニス・ウェイトリー(米、教育学者)

一生勉強
当たり前でしょう
と思いながらも
なかなか勉強続けることって難しい

問題の答え:12分
2005年5月17日 (火) 383塾長日記 算数文章問題その1
今日は算数文章問題を解いてみましょう。

問題です。
「ここは くらげのうみです。まいにち たくさんの くらげが あつまってきます。きょうは きのうよりも 5ひきおおいようです。 きのうの くらげは 6ぴきでした。 あしたもまた きょうと おなじかずだけ ふえるとすればあしたは くらげは なんびきになるでしょうか。」

どうですか?

1回サラッと読んだだけで解けた人はかなりの人です。

が、この問題は年長さんレベルの問題です。

次に絵図を使って解いていきましょう。

「ここは くらげのうみです。まいにち たくさんの くらげが あつまってきます。」
(ここではくらげさんを黒丸で表現します。)
●● ●●●   ●    ●●●  ●●●   ●●●●   ●●●

「きょうは きのうよりも 5ひきおおいようです。」

きのう      きょう
???      ???
         ●●●●●

きのうが何匹なのか分からないため苦労します。

しかし次に
「きのうの くらげは 6ぴき でした。」 

きのう         きょう
●●●●●●    ●●●●●●
             ●●●●●

あれ、なんとなく答えが見えてきましたね。

「あしたもまた きょうと おなじかずだけ ふえるとすれば」

きのう         きょう        あした
●●●●●●   ●●●●●●   ●●●●●●
            ●●●●●     ●●●●●
                         ○○○○○

「あしたは くらげは なんびきになるでしょうか。」

きのう        きょう         あした
●●●●●●   ●●●●●●   ●●●●●●
           ●●●●●    ●●●●●
                     ●●●●●
                     ↓
                     16

じゃじゃーん、答えは 16匹 ですね。

正しく絵図を描いてさえいれば誰でも解けるでしょう。
(この問題が年長さん用である理由)

式は文章から作るのではなく絵図から作るのが基本です。

この基本ができているか否かで、
小学高学年、中学生になったときの学力向上に多大な影響を与えます。

この基本を忘れたまま文章から立式していると
「簡単な問題は立式できても複雑な問題は立式できない」
あるいは
「先に式が思いつかないと分からないと思い込んでしまう」
立式病にかかってしまいます。

「言葉の視覚イメージ化」つまり「視考力」の養成が大事です。
算数文章問題は絵図を使って解く、
この習慣を子どもたちにしっかりと身につけてほしいものです。

おまけ、今日の名言
「結果オーライなんて 何とも貧相な考えじゃないか」

結果がすべて
やはり過程が大切でしょう
中学生たちはまもなく中間考査が始まります。
結果ではなく
どれだけがんばって勉強しているかを見守ってあげてください。
そして決して結果だけで子どもを評価しないように。
2005年5月16日 (月) 382塾長日記 「考える力」
「9歳の壁」

本当に存在するのかどうか。

具象思考から抽象思考に移る年齢、それが9歳。
それまでにしなければならないこと
いろいろな体験学習、そして屋外での遊び、本の読み聞かせ、
大いに遊び、いろんなことを経験させよう。

そして決してしてはいけないこと。
それは何?

糸山泰造氏によれば
ヒトの目の機能は6歳までで完成すると。
だからその年齢に達するまでに眼帯等をして目を使わないようにすると弱視になる可能性が高くなる。
同じことがヒトの脳にも言えて、
正常な脳の機能の発達を妨げるもののひとつに単純思考の代表である暗算・暗記・高速計算があげられる。
そしてそれは、進化の極みである複雑な思考モデル作成の機会を奪い、思考力の養成を妨げる。
そして、目の機能障害である弱視と同様に頭の機能障害である弱思を作ってしまうと。

んーん、本当なのか、悩ましてくれます。

世間では
せめて読み・書き・計算だけでもしっかり出来るようになってほしいという風潮です。
とくに低学年時には。

「百マス計算」の類のドリルは本屋にはあふれています。

低学年のときにこそ、「考える習慣」を身につけなくてはいけない?

計算より、暗記より、
まずは考えることが大事。

確かに
このことはこの仕事を続け、子どもたちを見ていて実感します。
そして
もしかしたら
低学年時にこそ
そういった指導をしなくてはいけないのではないかと思うようになってきました。

そして「考える力」は考える練習をしなければ決して育たないと。

考える授業、これはめちゃ難しいです。

読み・書き・計算を教えるのははっきり言って簡単です。

しかし、子どもの成長を考えると楽な方をとることは許されません。
考えることの出来る子、
そういった子どもを育てなくてはいけないでしょう。

おまけ、今日の名言

『それでいいのか それでいいのか
 本当にそれでいいのか』

いつも自問している言葉です。
まぁ、いいか。
いいことないです。
2005年5月15日 (日) 381塾長日記 今日はスケボーだぜ!
あらよっと
右足はボードに、左足で思い切り地面をける
あらら、ドテ、痛っ、トホホ
もう一度
呼吸を整え、
あらよっと
スイー、ドテ、痛っ、
「へへ、父さんでけへんやん。」
笑うイッキ。

今朝の会話
「父さん、スケボー、できるの?」
「あたぼーよ、スケボーのエキスパートと呼ばれてた。」
「うっそ、ほんま?」
「おう。」
「ほんだら、ジャンプして回転して滑れるの?」
「ジャンプ? 回転? ん、そやな。」
「後で、見せてな。」
「ちょっとだけよ。」

いざ大泉公園へ。

父さんは嘘つきではない。
ジャンプして回転しなくては。
まずは滑りながらジャンプに挑戦。

気を取り直し、呼吸を整え、覚悟を決めて
あらっよ
スイースイー、ジャンプ、ホレ
着地するときにはスケボーは何処に?
失敗、

「お父さん、もうええよ。」
「何、もういっぺんや。」

むきになる私、私に興味をなくすイッキ。

「できた!見たか!」
うっ、誰も見ていない。
イッキ、シュウキ、それぞれ自分の練習に夢中。

今日は一日公園でスケボーの練習をしました。
イッキ・シュウキ・私もそれなりに上手になり?ました。

そしてとどめは恒例の鬼ごっこ
40分間私が鬼になり子どもたちを追いかける。
しっかり疲れました。
子どもたちも帰りの車中でスヤスヤ寝息を立てていました。

おまけ、今日の名言

『やれたらいいのになと思っていることをやってごらん
 そのことだけを思ってやってごらん できるから』

やれたらいいなって思うことは
どんどん
やらなくっちゃ
あら、ふしぎ
できちゃった
2005年5月14日 (土) 380塾長日記 漢字練習プリント
なかなかいーんじゃない。
我が子の漢字力のなさを痛感し、何とかしなければと工夫して作った漢字練習プリント。
大きく書いた漢字に筆順通りに色を塗り、そして部首・音読み・訓読み・総画数そして例文を書くようにしたプリントです。
漢字は2回だけ書くように(色を塗るように)なっています。
色塗りは楽しいのか喜んでここは何色に塗ろうかなって考えながら一生懸命塗っています。
部首・音読み・訓読み・総画数は辞書で調べなければいけないのですが、
1回目の色塗りの余韻があるため別に嫌がらず辞書とにらめっこしてくれました。
「銀」
今日はこの漢字の勉強(色塗り?)をしました。
総画数が14画、色鉛筆は12色だったので色々考え見栄えよく塗っていました。

「これから毎日1枚ずつ、このプリントやっていく?」
「うん、いいよ。」
「ほんとにええんやな。」
「うん、おもしろいもん。」
ヤッターと喜んだが、
待てよ、そしたら早くこのプリントを作らなくてはいけないぞ、こりゃ大変だ。
また、仕事が増えてしまった。
まぁ、子どもの、ためがんばろう。

おまけ、今日の名言

『転んでもいいように人間はできている
 だから君も立ち上がれる 何度でも』

そうやろね、
私も失敗だらけです。
毎日が試行錯誤の連続。
これやっ!っていうものがなかなか作れません。
上記の漢字練習プリントももっともっと改良が必要になるんでしょう。
2005年5月13日 (金) 379塾長日記 漢字練習帳作るぞ!
[お知らせ]
小学1年生の漢字読本、無料進呈します。
これは小学1年で習う漢字80字全て網羅している読本で、
ショートストーリー仕立てになっています。ご希望の方はご連絡下さい。
只今小学2年生の読本編集中です。完成しだい告知します。

一念発起!
決めた!
小学生全漢字の練習プリントを作成すること。
漢字は大きな紙にゆっくり丁寧にイメージしながら書いて覚える。
むやみやたらに何度も何度も書いて覚えることは禁止(書いているときの頭の中が問題、何も考えずに書いてしまう傾向がある)。
一語一語イメージをつかみながら楽しく覚える、
それができる漢字練習帳、どこを探してもありません。
ならば、作ろう。
1日5字、1008字作ろうと思えば単純計算で200日、7ヶ月足らず。
おー、年内で完成できる。
一丁、作ってみよう。

おまけ、今日の名言

『人生に意味はない
 だから、
自分の人生には自分で意味を付けていく
 自分の人生なのだから』

各自がおのおの自分の人生の料理人、
名シェフになる必要はありません。
心のこもったシェフになりたい。
2005年5月12日 (木) 378塾長日記 漢字テスト2点だったよ
[お知らせ]
小学1年生の漢字読本、無料進呈します。
これは小学1年で習う漢字80字全て網羅している読本で、
ショートストーリー仕立てになっています。ご希望の方はご連絡下さい。


「アレ、何、これ?」

帰宅して、食卓テーブルを見ると、1枚の紙切れが。

家の中は異常に静か、家族はみんな、寝静まっている。

三行半宣告の紙切れ?

いや、そんなことはないでしょう。

「なになに、漢字テストその3?
2点?
10点満点で
何かの間違い?
誰?
イッキ?
ウチの子の名前、
なぜ、
どうして、
どういうわけ?」

普段私は子どもに学校の宿題はほどほどにしなさいと言ってるが、
これはちょっとね。

テスト内容を見ると、読み半分書き半分のテスト。

せめて読みだけは出来やな。

すぐにイッキのランドセルの中から「漢字ドリル」なるものを取り出し、
どの範囲のテストかチェック。

何とドリルの文そのままのテスト。

アチャー!

この子、テスト勉強一切していないぞ。

次にイッキの漢字練習ノートを見てみる。

テストに出た漢字の練習はノートにしている。

つまり書いても覚えてはいないっていうこと。

んーん、
頭使わないで、漢字を書いているっていうことか。

どうしたものか。

漢字はバランスと意味をしっかりイメージしながら書かなくては。

そういった書き方がまだまだ出来ないっていうことか。

今度じっくりイッキに教えなくては。

少しショックを受けた父でした。



おまけ、今日の名言
『誰だって、
ほんとうにいいことをしたら、
いちばん幸せなんだねえ。』宮沢賢治

ほんとうにいいこと
わたしにとって
本当にいいことって?
してるつもりなんだけど
まだまだかな
2005年5月11日 (水) 377塾長日記 塾生たちの授業参観
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さて話は変わって
昨日は塾生たちの授業参観に行って来ました。
まずは小学3年生K君の教室。
塾では元気ハツラツ、自由奔放なK君。
さて、学校ではどうなんでしょうか。
アレ?
おとなしく座っている。姿勢もグッド。
私は廊下からこそっと見ているにもかかわらず、目ざとく私を発見。
クリッとした目が笑っている。
こらこら、先生のお話を聞きなさい。
しかし、先生の声が聞こえないぞ。もう少し大きな声でしゃべってください。
授業は社会科かな?
いやよく見ると時間の概念を教えているみたい、そうか算数か。

次は小学5年生の教室へ、
こちらは1組、2組、3組と各教室に一人ずつ塾生がいるため大忙し。
各教室を10分単位で見ることに。
まず1組、
おー、怖そうな女の先生、気合を入れすご味を出している。
先生、そんなに気張ると体に悪いですよ。
授業は算数「垂直」、地図を使っての説明。
お目当てのT君は、アラッ、一番前に座っている。窮屈そう。

次に2組のHちゃん、
どこに座っているのかな。
いたいた。
真ん中ら辺に座っていました。
ここも授業は算数「垂直」
1組とは打って変わって静かに授業を進めている女性の先生。
静かに聞いていないと先生の声を聞き漏らしそう。
あっ、漏らしました、失礼。
このクラスも地図を使っての授業です。
雰囲気は和やか。

そして最後は3組のMちゃん。
どこかな?
おとなしく、賢そうにちょこんと一番目の席に座っています。
授業はここも算数「垂直」。
皆さん、張り合っているの?
何も全てのクラスが同じ教科をしなくてもいいんじゃない。
ついつい比べてしまいます。
中年の男の先生です。
Mちゃん、どこが私に似ているの。
ちっとも似てないよ。
あそこまで私っておっさんですか。
ちょっとショック!
しかしこの先生、お疲れ?声が小さいぞ。

5年生の算数の授業、子どもたちにとって退屈極まりない授業だったんではないでしょうか。
「垂直」なんて、目で見て一目瞭然、分かるでしょう。
小学5年生にもなれば日常生活で十分垂直を経験していますよ。
それを何をチンタラチンタラやっているの。
この2直線の位置関係は垂直ですかって聞くより、
垂直を利用しての発展問題を1問でも解く方がおもしろかったんではないでしょうか。
東西南北を利用しての問題や
時計の長針と短針で作る角度が90度のときの時刻を求めるとか、
色々あるはず。
まして保護者も見に来ています。
お母さんたちの頭を刺激するような授業をしてくれたらおもしろいのに。

厳しい注文かな。
やはり私は文句タレでした。

おまけ、今日の名言
『お前がいつか出会う災いは、
おまえがおろそかにしたある時間の報いだ。』』ナポレオン

その通り!
THAT’S RIGHT!
2005年5月10日 (火) 376塾長日記 小5Mちゃんの創作ストーリーPART2
おーおー、
今日の高田兄弟、
強烈だぜ!
今日は私の負け、クッソー!
次回は負けへんぞ!

さて、話は変わって
小学5年生のMちゃん作、創作ストーリーパート2です。
教科書新出漢字「情」「耕」「志」「快」「応」「接」を使ってのストーリーです。
以下がその物語です。原文のままです。

今日も、『好き子ちゃん』と『信じ君』と『適当君』のお話ですが、

新しいお友達ができました。

名前は、友情を大切にする『友情 大事君』です。

今日はその4人のお話にしたいと思います。

それは、学校での朝の会の出席調べの時の事でした。

係りの人が

「友情 大事君」

とよんだので  『大事君』が

「ハーイ。」

と返事をしました。

そのときに『適当君』がいきなり

「面接ってとってもきたない所で受けるらしいよー!
とってもきれいな会社でもとってもきたない所で面接を受けるんだよ!」

と言うのです。もちろんそれは全部うそでした。

うそだとわかった『信じ君』は、

「面接は、きれいな会社は、きれいな所で面接を受けて、
きたない会社は、きたない所で面接を受けるんだ!」

と言いました。

すると『好き子ちゃん』が、

「きたない会社でもきっと面接のへやとかがあるのよ!
だってそのほうが想像した感じがいいじゃないのよー!」

と言ってけんかをしていました。

すると『大事君』が、

「けんかはやめようよー!」

と言うと『適当君』と、『信じ君』と、『好き子ちゃん』が、『大事君』に

「お前はだれを応えんするんだ。」

とどなりました。

すると『適当君』が

「面接ってきたない所で受けるってほんとはうそだよー」

と言いました。

すると『適当君』が、

「畑を耕すときって何を使うと思う?」

すると『信じ君』が

「畑を耕す道具は、いろいろあるよ。」

と言ったので『適当君』が、

「いろいろってゆう道具はないよー」

と言って『適当君』が続けて、

「まーしょうがないよねー。知らないんだから。」

と言ったので、『信じ君』が、

「知ってるよ。そのくらいのことなら。」

と言ったけど無しされました。

すると『信じ君』が

「快よい風がふかないかなー」

と言ったあと、

「よーし、ぼくは、しょう来大臣になる志ざしをたてたぞー」

とつぶやいていました。            つづく


Mちゃん、ご苦労さんでした。
「快よい」→「快い」、「志ざし」→「志」の間違いですよ。
残念!
もう少し新出漢字の読みは確認しようね。
しかしお話はどんどん広がっていきます。
どこまで行くのやら楽しみにしましょう。

おまけ、今日の名言
『うまくいかなかった日は、寝る前に自問する。
今ここで何かできることがあるのか、と。
なければぐっすり寝る。』L・L・コベルト(実業家)

一日一日けじめをつけ、
今日できることは今日にし、
明日できることは今日しない。
これに限る、
ウン。
2005年5月9日 (月) 375塾長日記 今日のターゲットはあんただよ〜ん
今日のターゲットはMちゃん、あんただよ〜ん

見事志望高校に受かって喜んでいたのに、授業がおもしろくない、

勉強をしようという意欲のない子ばかりなの、グスン。

かわいそうに、学校の第一の目的はなんといっても勉学。

その意欲をそぐような環境、許せません。

おい、学校の先生たちよ、もっと真剣に授業に取り組めよ。

やる気のない生徒に流されて、だらだらと貴重な授業時間を使うなよ。

この税金泥棒。

仕方ない、塾で遣り甲斐のある勉強を提供しましょう。

やる気のない教師や学生に流されることなく、常に向上心をもって勉学に励みましょう。

おまけ、今日の名言

『真剣な時間があれば、
その反動として遊びほうける時が必要である。
遊びは仕事の影である』米長邦雄(棋士)

この大型連休でこの事を実感しました。
旅行のあと、仕事をしようという気持ちがググット湧き出しました。
この気持ちを持続しなくては。
2005年5月8日 (日) 374塾長日記 「ミスエデュケーション」
今日は読書感想です。

「ミスエデュケーション」デイヴィッド・エルキンド(著)

親が幼児に「誤った教育」を押しつける理由
子どもの成長を急かせる親の気持ち
幼い子どもを持つ人びとに、誤った教育の要因、子どもにおよぼされる短期的・長期的な影響、健全な幼児教育の見分け方、家庭における健全な教育の実践法

以上のことを理解してもらうために書かれた本です。

著者曰く
健全な教育とは、子どもの自発的な学習を助けることに他ならない。
早期教育の誤りは、
教えること自体にあるのではなく、教える事柄と時期が適切でないことにある。

そうでしょう、そうでしょう

そしてさまざまな親のタイプを挙げていました。

1 高級志向の親
子どもに贅沢をさせ、自分たちの成功の恩恵を我が子にも与え、子ども自身のがんばる動機づけにしようとする。

2 学歴志向の親
最高学歴を卒業することが人生の成功を保証すると考える親です。英才児願望は強いです。

3 金メダル志向の親
面白みのない自分の人生をあきらめ、我が子に夢を託す親です。子どもが命です。始める時期が早ければ早いほどいいと考えてしまう。女子プロゴルファー横峯さくらさんの親がそうでしょう。

4 手作り志向の親
子どもをのびのびと育てたいと思っているが、やはり自分の子どもをすぐれた子にしたいという願望があり、誤った英才児教育をしてしまう危険性がある。
ハッ、私が当てはまるかも、危険だ!

5 サバイバル志向の親
子どもに早くから世の中の危険から身を守るすべを教えようとする。幼児の間は親が子どもを守る義務があることを忘れている。

6 天才志向の親
学歴ではなく実力で経済的成功を収めた親に多い。たたきあげの天才を作ろうと早期教育に走る傾向がある。

7 心理セラピー志向の親
大学出の専門家や実業家に多い。望ましい子どもを育てるには「早ければ早いほど良い」と考える。

8 子どもらしさ志向の親
子どもに対しておおらかにな態度で接する。子どもに安定して温かく、しかも刺激ある環境を与えようとする。著者曰く、最もベストな親だと。

著者曰く、
ものごとには適切な時期というものがあり、
子供のあるがままの姿をじっくりと見極めること、
そしてそれを誤ると子どもは悲劇に陥ってしまう危険性がある、と。

子どものためと良かれと思ってやっていることが、果たして本当に子どものためになっているのか、それとも単なる親のエゴではないかどうかをじっくり考える必要があると思いました。

おまけ、今日の名言
『子どもを良くする最善の方法は
子どもを幸せにしてやることだ。』ワイルド(英、作家)

子どもを不幸せにしようと思う親なんていません。
ただ方法が間違うことによって、子どもを不幸にしているのなら
悲しいことです。
2005年5月7日 (土) 373塾長日記 子どものしつけ
「お父さん、昨日ね、イッキが学校から呼び出しを受けたの。」
「ん?なんで?」
「Hちゃんをいじめたって。」
「どういうこと?」
「初めは、イッキとHちゃんがふざけて遊んでいたところへ、男の子が4人加わって、男の子みんなでHちゃんをからかって、小突いたり押したりしたらしいの。」
「ほんで」
「そのことを聞いたHちゃんのお父さんとお母さんが怒って、学校へ連絡して男の子たちとその親が呼び出されたっていう訳。」
「Hちゃん、ケガしたの?」
「ケガとか泣かされたとかいうことはないんだけ、これがエスカレートしたら心配だということで、Hちゃんのご両親が学校へ連絡したっていうわけ。」

「イッキ、ちょっとこっちに来なさい。」
素直に私の前に座るイッキ。
「昨日Hちゃんをいじめたの?」
「ううん。」
「イッキはHちゃんとは仲ええのと違うの。」
「うん。」
「最初は二人でふざけて遊んでたんか。」
「うん。」
「そのあとで、男の子4人が加わって、Hちゃんをいじめたんか?」
「いじめるって?」
「相手の怒ることを言ったり、したりして、からかうことや。」
「わからへん。」
いじめるっていう事の意味が分からない様子。

ほんまかいな?

そういえば以前公園で、ブランコに乗って遊んでいるところに友達がやってきて、頭から砂をかけられていたのを目撃した私が、あとで
「イッキ、お前あの子にいじめられてるのとちゃうの?」
と聞くと、
「違うで、遊んでんねん。」
「ホントか?」
「あいつと遊んだらおもしろいねん。」
よう分かりません。傍から見ると、いじめられているように見えるんですが。
本人にはそういった感覚がないようです。

「Hちゃん一人に、お前たち5人で囲んで、からかうって卑怯やろ。」
「卑怯って?」

アチャー、言葉が分かっていない。
ウチの子って、トロイ?それとも・・・

「卑怯って、ずるいっていうこと。悪いっていうこと。」
まだ私の言葉がよく分からない様子。
「一人の子に、大勢でからかうのはアカンっていうこと。分かる?」
「うん。」
「相手の嫌がることをおもしろがっていうのはアカンっていうこと。分かる?」
「うん。」
本当に分かってくれたのかどうか、よく分かりません。
「なんしか、人をからかったり、怒らせるようなことを言ったらアカンっていうこと。分かる?」
「うん。」
Hちゃんの親からすればカチンときたことでしょう。かわいい女の子一人に対して5人にからかわれたって聞いたら。
Hちゃんのお父さんお母さんごめんなさい。
二度とこういったことをしないように言い聞かせます。
人をおちょくる、からかう、バカにする。
いくら子どもといっても許せん行為です。
勉強なんて二の次です。
人間として恥ずかしい人間になってほしくありません。
人間として正しい生き方を教えなくては、見本を見せなければ。
今日の朝、そういったことを痛感しました。

後日談、
Hちゃん親子、その他彼女をからかった子どもと親全員が学校に集合。
Hちゃん自身もキョトンとした様子でなぜみんなが集まったのかよく分からない様子だったとのこと。
しかしいじめの原因になる行為はなるべく早くつぶさなくては。
そして親同士も顔見知りになっている方が何かといいと思うので、
いい機会であったかもしれません。


おまけ、今日の名言

『寛大は正義の花である。』ホーソン(米、小説家)

悪いことを正すことも大事ですが、それを許すことも大事。
許して正す、これがいいかも。
2005年5月6日 (金) 372塾長日記 「さあ、学校をはじめよう」再読
世間はまだゴールデンウィーク中らしい。

塾生たちもそのようです。

私一人がゴールデンウィークはもう終わった気でいました。

東京ディズニーランドで十分すぎるほど遊んだからかな。

やはり、リフレッシュは大切だと痛感。


さて、来週、某私立中・高一貫の先生方と意見交換を行います。

この機会にもう一度この本を再読してみました。

「さあ、学校をはじめよう」著者は渡邉美樹氏。

彼が理事長を務める学校法人都文館学園の「都文十訓」なるものを紹介します。

一、笑顔で元気よく挨拶のできる礼儀正しい人となれ

一、「我以外皆、師なり」の心を持つ謙虚な人となれ

一、自ら学び、自ら律し、自ら歩む自立の人となれ

一、日々前進を試みる挑戦の人となれ

一、他人の喜び、悲しみを共有できる思いやりの人となれ

一、約束を守り、嘘をつかぬ誠実な人となれ

一、不正義を許さぬ勇気の人となれ

一、正しいと思い決めたことは、あきらめずに最後までやり遂げる忍耐強き人となれ

一、美しきものに感激できる、正直の人となれ

一、成功の後に感謝できる素直な人となれ

以上です。

唸らせる十訓です。

学校運営のトップがしっかりとした教育理念を持ち、
その考えをその下で働く教師たちがそれを理解し実践し、
子どもたちに伝える。

そのために日々努力をする。

教師たるものこれが当たり前でしょう。

私はそう思います。

教師イコール聖職者。

この認識をしっかりと持って教育指導を行う、そう願います。

著者は教育内容に関しては素人ですので、
この教科はこう教えるべきだといった意見はないです。

ただ思うに、
教師たちが上記の理念を持って授業に臨むと、
おのずと授業内容にも工夫が生まれすばらしい授業をしようとする姿勢が生まれるのではないでしょうか。

学校関係者必読書でしょう。

おまけ、今日の名言

『程よい怠けは生活に風味を添える。』梶井基次郎(作家)

気合だー
気合だー
イチ、ニー、サン、オッー
お疲れさん。
肩の力を抜きましょう。
遊び心も大切です。
2005年5月5日 (木) 371塾長日記 東京ディズニーランド旅行最終日
今日は最終日、
今日も一日、子どもたちと遊ぶぞ

午前6時起床
昨日の反省から今日は午前7時30分に「ランド」到着
あれ?今日は昨日と違って人が少ない、なにもこんなに早く来る必要はなかったみたい、ちょっと残念

午前8時10分
いざ「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」へ
おお、この人だかりはなんじゃい!
入場者のほとんどが集まっているんじゃない?
「ファストパス」を取るにも100分待ち、やっとれん。

「バズ」はあきらめよう。
しかたなく「ミクロアドベンチャー」へ。
シュウキは大受け、子どもが楽しかったらヨシとしよう。

そのあと「スペース・マウンテン」へ
迂闊にも酔ってしまう。
すきっ腹で乗ったのがよくなかったみたい。
ひとり脂汗をかく。

私一人を残して、
「父さん、がんばってねー。」というセリフを残して
3人は「カリブの海賊へ」
私は「ワンマンズ・ドリームU」ミュージカルショーの場所取りをひとり寂しくする。

このショーは全員「もひとつやったね。」

昼食を食べた後、「ランド」に見切りをつけ「シー」へ。

「シー」も今日は空いている。

ほとんど待ち時間らしい待ち時間がなくアトラクションに参加できる。

「ラッキー」である。

シュウキのリクエストに応えて「海底2万マイル」へ
彼は今日もまた、本当に海底に潜っていると思っている様子。
「巨大タコ、電気出してたな、強力やったで。あの大きな目、すごかったな。」
ちょっと興奮状態。

そのあと「インディジョーンズ・アドベンチャー」へ
今日はジェットコースター系は苦手、また気分が悪くなる。
しかしもうそんなことは言っていられない、
なんたって今日が最終日、子どもたちにメーいっぱい付き合ってあげなくては。

次は「アクアトピア」
水上を二人乗りボートがあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
これまたシュウキは気に入って、連続3回乗る。

時間は午後4時30分。
もう帰る時間である。

「帰ろか。」
二人そろって
「帰れへん!」
出たー!
お決まりの帰れへんコール!

しかし帰らないわけにはいかない。
明日は学校もあるので、あまり遅くに家に帰ることだけは避けなくては。

「じゃー、帰りまでにもう一回だけ何か乗り物に乗ろう。
それでいいやろ。」

二人ともしぶしぶOK。

「ジャンピン・ジュリーフィッシュ」に乗る。

文句が出ると思ったが意外にも二人とも素直に帰ると言い出す。
やはり疲れているのであろう。

午後5時30分
「シー」とさよなら。

ホテルに戻り、荷物を取って、シャトルバスで舞浜へ、
京葉線で東京へ
午後7時03分発、新大阪行き「のぞみ」に乗る。

午後10時35分
やっとのことで我が家へ到着

この3日間、子どもたちとずっと一緒に行動を共にしました。
正直、楽しかったです。
子どもたちの喜ぶ顔、楽しんでいる姿、見ていて幸せでした。

しかし疲れました。

お休みなさい

グーグー
2005年5月4日 (木) 塾長日記370 東京ディズニーランド旅行二日目
午前5時55分
起床、気合を入れるためシャワーを
シャキシャキ
目覚めのコーヒー、10階のバルコニーでタバコを一服
見晴らし抜群、海がきれいです。
すると
部屋から
「ドンドンドン、開けてよー。」
何やらシュウキが叫んでいる。
声はトイレから
「どうしたん。」
「カギしやんといて!」
「カギなんかしてないよ。」
「あ・け・へ・ん・や・ん・か!」
家のトイレと勘違いしているみたい。
引き戸です。
「デヘッ、開いた。」

午前7時50分
「ランド」に到着
おお、この人だかりはなんなんや。
長蛇の列
恐ろしや。
入園するまで40分かかる。

今日のアトラクション

1 カントリーベア・シアター
2 ビッグサンダー・マウンテン
こりゃ、面白いわ。
3 シンデレラ城のミステリーツアー
60分待ちました。シュウキはたいそう面白がっていました。
4 ホーンテッドマンション
もう一度
5 ホーンテッドマンション
これまたシュウキは大満足のようでした
6 ジャングルクルーズ
道案内人の船長さんの話術が上手で私も笑わしてもらい楽しみました。
7 スプラッシュ・マウンテン
最後の急降下で顔面びっしょり、堪能しました。今回はシュウキもがんばって参加、前回(2年前)は乗った後、2度と乗らんとわめいていました。
8 今日2度目のジャングルクルーズ
昼間と違って夜のジャングルも乙なもの。船長の話も昼間と内容がところどころ違っていて面白かったです。
9 東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ
電飾・電飾、電飾のオンパレード
ディズニーファンにはたまらないパレードでしょう。

以上、今日は9つのアトラクションに参加

んー、今日も疲れたぞ。

午後11時50分
就寝


おまけ、今日の名言

『楽天は人を成功に導く信仰です。

希望がなくては何事も成就しません。』ヘレン・ケラー

常にプラス思考

常に希望を持つ

そういう心がけでなければ

何事も成されないでしょう。
2005年5月3日 (火) 塾長日記369  東京ディズニーランド旅行初日
午前4時
イッキに起こされる
「父さん、起きや。」
「あ、うん、分かった。」
寝ぼけ眼で見ると、イッキはもうリュックサックを背負っている。
気合十分。
しかし早過ぎるんじゃない。
午前5時05分
家を出発、いざ、東京ディズニーランドへ。
午前6時03分
「のぞみ」に搭乗
午前8時35分
東京駅着
午前9時15分
舞浜到着
午前9時45分
東京ディズニー・シーに到着
今日は「シー」で遊ぶ予定。(通はディズニー・シーをシーと呼ぶ)
おお、久しぶり、しかし「シー」はなんとなく「USJ」をほうふつさせる。
午前11時
昼食、腹ごしらえ終了。
ファストパスを取ったりそのまま待って遊んだアトラクションは以下の通り
1 シンドバッド・セブンヴォヤッジ
2 インディ・ジョーンズアドベンチャー
3 ミスティックリズム
4 キャラバンカルーセル
5 マジックランプシアター
6 マーメイドラグーンシアター
これは意外と面白く時間もあっという間に過ぎました。
7 海底2万マイル
待ち時間120分という人気アトラクション、一体どこがおもしろいねん!
しかし下の子シュウキによれば一番面白かった、また行きたいとのこと。
彼は本当に海底を探検していると信じている。
8 ストームライダー
以上8つ
今日は睡眠3時間半で活動を開始したため体力的に参りました。
ほとんど半分居眠り状態、これではいかん遺憾。

午後9時
宿泊のホテル「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」にチェックイン。
テイクアウトで夕食をとり、
午後11時45分に就寝。
明日こそ気合を入れてがんばろう。

おまけ、今日の名言

『鳥は卵からむりに出ようとする。 

卵は世界だ。

生まれようとする者は、ひとつの世界を破壊せねばならぬ。』ヘッセ(デミアンより)

殻を破る

一皮剥ける

人はいくつの世界を破壊して成長を遂げるのか

私もまだまだ破壊していかなければならない世界があります

がんばらなくっちゃ
2005年5月2日 (月) 368塾長日記  いよいよ明日からウッフッフ!
エヘッ
明日はいよいよ
東!
京!
ディズ!
ニー!
ランド!
へ!
出発!
2年振りだ!
ヤッホッー、ホーケキョ
子ども以上にはしゃいでいる親二人
明日は朝4時起きとのこと。
今日は早く寝なくては。
しかし寝られるかな?
気分はすでにミッキーよ。
日常生活から離れて、非日常へ出発
子どもとも大いに遊んで気分をリフレッシュしなくっちゃ

ということで今日はここまで
おまけ、今日の名言

『人とつきあうのに秘訣があるとすれば、
 それはまずこちらが相手を好きになって
 しまうことではないでしょうか。』瀬戸内寂聴(宗教家)

塾生たちを好きになる。
そうなるよう心がけています。
2005年5月1日 (日) 367塾長日記  がんばれカレンダー
シュウキ君(小学1年生)との会話

「今日はよく手伝ってくれたから星マーク3つ付けるよ。」

「えっ、シュウキはもうせーへんってお母さんにゆうた。」

(シュウキはがんばれカレンダーの星マークとハート抜きマークをするのをもうしないと嫁さんから聞いていました。)

「かまへんよ。お父さんが勝手にシュウキを見ていて付けるようにするから。」

「なんで3つもくれるの?」

「だって、みんなの荷物運んでくれているから。えらいよ。」

(小さい体で大人用のリュックサックを背負っています。中身は空になった水筒と弁当箱とビニールシートです)

「学校の先生にも褒められたら星マークを貼るよ。」

「いつも褒められてるよ。」

「へー、どうして。」

「今日はきれいな字が書けましたって。」

「ほー、ほかには?」

「給食をきれいに食べることが出来ましたって。」

「そしたら星マークをつけなくっちゃ。」

「いいの?」

「いいよ。学校の先生に褒められたら星マークをつければいいの。これからは全部報告したらいいよ。」

「お父さんいつも帰ってくるの遅いやん。」

「お母さんに言ったらいいよ。」

「いやや、父さんに言う。朝に報告する。」

「別にいいけど、お母さんにも言ったら。お母さん喜ぶと思うよ。」

「うん、じゃ両方に言う。」

「そうしたらいいよ。」

この会話にも出て来た「がんばれカレンダー」なるもの、
結構ウチでは効果を出しています。

自分の身の回りのことがきちんとできれば星マーク

家のお手伝いをすれば星マーク、

お友達にいいことをして「ありがとう」って感謝されれば星マーク、

夜、歯磨きをして、一人で寝ることが出来れば星マーク、

星マークひとつ10円のご褒美を考えています。

また、

人に対して悪いことをしたときは、
相手を思いやる気持ちがなかったということでハート抜きマークを貼ります。

兄弟げんかをすれば当然二人ともハート抜きマークです。

素直にごめんなさいと謝れば別ですが。

私が概して子どもに甘く、
嫁さんからは「星マークの安売りはやめてよ。」って言われていますが、
ジャンジャン星マークが貼れればいいと思います。
いいことをしたときの気持ち良さを何度も何度も実感してほしいと思います。

そしてハート抜きマークの辛さも実感してほしいと思っています。

塾でも小学生対象に活用していますがまだ実験段階です。

改良の余地があります。

もう少し試行錯誤が必要と思っています。


おまけ、今日の名言

『我あり、
 あるがままにて十分なり。」ホイットマン、詩人

最近、早期教育に関する本を読んでいます。

キーワードは
「親は子どものあるがままの姿をじっくりと見極める。」

子どもあり、
あるがままにて十分なり、です。

イッキ君とシュウキ君、
子どもらしく育ってね。
2005年4月30日 (土) 366塾長日記 1年続きました
イッキ君(小学3年生)との会話

「学校では毎日百マス計算やってるの。」

「ううん、算数があるときだけ。」

「制限時間は何分?」

「7分やったり、8分やったりする。」

「イッキは何分で出来るの。」

「3分ぐらいかな。」

「ふーん、速い方?」

「わかれへん。父さんは何分で出来るの。」

「1分ぐらいかな。」

「最強やん!」

「ちゃう!目を動かすのが速いだけ、ほんで数字を書くのが速いだけ。」

「イッキ目を動かすの苦手や。字も汚いし。」

「何も慌てんでええんやで。丁寧にやったらええ。百マスが速かっても、それは目が速く動くことと、計算が単に速いだけで、頭の良し悪しには何の関係もないからな。」

「イッキは計算速いほうかな?」

「普通やな。それでええ。父さんが言うから間違いない。」

「速くしょうと思って字が汚ななるねん。」

「そやろ。今度からは4分ピッタシでできるようにしたらええわ。」

「えっ?」

「先生に出来たって報告するとき、キッチリ4分になったと思ったとき出来ましたって言うんや。」

「4分ピッタリなんて分からへんで。」

「何で、誰かが3分○○秒で出来たとき、そこから時間を計ってみて、4分になったと思ったら出来ましたって言うんや。」

「むずかしいで。」

「それがおもろいんや。4分ピッタシやったら星マーク3つや。」

「えっ、星3つ!むずかしいわ。」

「それなら、3分50秒から4分10秒の間やったらええことにするわ。」

「なんかできそうやな。がんばるわ。」

「がんばりや。」

なんやかんやでこの塾長日記も1年間続きました。
何かを書くという作業を続けたことによって日頃ものを考える習慣がついてきたような気がします。
もちろん教育指導に関してですが。
常に頭の中には塾生の誰かがいます。
この子にとってベストの教育指導って何なのか。
成果が表れないのはなぜ、
私の指導方法が悪いのか、
ではどこが、
こちらの都合のいいほうに持っていこうとしていないか。
相手の気持ちを無視していないか、
どうすればもっとやる気を見せてくれるのか、
どんな工夫が必要なのか、
考えれば切りがないです、ほんと。
どこかで妥協しなくては、いや妥協は許せん!
妥協してしまえばそこで進歩は止まります。
これからも試行錯誤を繰り返しながら、やっていきます。
ただ子どもたちは生身の人間、ええ加減なことはできません。
教育が子育ての一環ならば、
十人おれば十通りの指導法がなければアカンということ。
妥協を許さずどこまで出来るかが私の値打ちでしょう。
がんばらなくっちゃ。

オリャー
2005年4月29日 (金) 365塾長日記  今日は錦織公園で遊ぶ
今日は子どもたちと錦織公園へ
イッキとシュウキのお目当ては私との「鬼ごっこ」

午後0時10分、第1ラウンド開始
「最初はグー、じゃんけんポン」
「アチャー。」
私が鬼です。
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10っと」
ダッシュ!
といきたいところですが、昼食にビールを1本、お腹が苦しい。
ヘッホヘッホ、飛脚が通るぞ。
二人は、蜘蛛の子を散らすがごとく速い。
錦織公園の「やんちゃの里」は隠れるところが多く、なかなか見つかりません。
ヘッホヘッホ、
イッキとシュウキはどこだ?
「父さん、こっちやで。」
ん?あの声はシュウキ。
「よっしゃー見つけたぞー」
ヘッホヘッホ、とろい、どんくさい、こんなはずでは。
縄滑り台の頂上にいるシュウキ目指して
ヘッホヘッホ
やっとこさ頂上にたどり着く。
しかしシュウキは何処へ。
「っはっはっは、父さんこっちやでー。」
今度はイッキの声。
見ると、巨大滑り台の頂上に。
縄滑り台を織り、巨大滑り台の頂上目指して階段を
ヘッホゲッポ。
当然、巨大滑り台の頂上にたどり着くころには、
イッキは気持ちよく滑り台をスイースイー
こん畜生!
完全におちょくられています、なめられています。
親の威厳は何処へ
ヘッホヘッホ

午後1時30分、第2ラウンド開始
私が鬼。
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10っと」
ダッシュ。
酔いも醒めた今、私は絶好調、
「オリャオリャ、待っとれよ。」
速い速い、
難なくシュウキにタッチ!
「ずるい、父さん。」
「何がずるい?シュウキが鬼やで。」
「うんちする。」
「えっ。」
「うんち!」
「あっそ、じゃ、したら。」
シュウキはほっといて、ターゲットはイッキ。
「ヒューヒュー、父さん、こっち。」
「待っとれよ。」
ジャングルジムも、何のその
ヒョイ、ヒョイ、
おー俺はまだまだ若い、この身のこなし。
ドテ、痛い!
華麗に飛び越したつもりが、左足のつま先が引っかかり見事にドテ。
足を引きずり、イッキ目指して、ヘッホヘッホ。
ついにタッチ。
ヤッター。

午後2時30分、第3ラウンド開始
シュウキはリタイヤ。
俺とイッキの一騎打ち。
鬼は私。
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10っと」
ダッシュ。
あれ?
ひざが、笑っている。
立ち止まると両ひざがケタケタ状態。
しかし父さんは走る。
イッキ目指して。
ジャングルジムを登り、縄滑り台も登り、巨大滑り台はスイスイ滑り、
ゼーゼー、ハーハー
堪えるー
あと10才若かったらなぁ。
子どもは早く生むべきや。いや作るべきや。
なんてことが頭をよぎります。
最後は何とかイッキを捕まえることが出来ました。
時刻は午後3時15分。
「フー、帰ろか?」
「うん。」
イッキもさすがに疲れたみたいで、素直に帰ることに納得です。
私も十分疲れました。

おまけ、今日の名言

『学べば学ぶほど、
自分が無知であるか思い知らされる。
自分の無知に気づけば気づくほど、
より一層学びたくなる。』アインシュタイン(ノーベル物理学者)

アインシュタインの言葉。
向上心といおうか
向学心は
無限であるべきです。
2005年4月28日 (木) 364塾長日記 漢字創作ストーリーパート2
昨日の続きです。
小学5年生のMちゃんにも、
教科書新出漢字「像」「増」「現」「適」「災」を使って創作ストーリーを書いてもらいました。
以下がその物語です。ちなみに原文のままです。


想像することが好きな、『想像 好き子ちゃん』と
現実しか信じない『現実 信じくん』と
ふざけて適当なことしか言わない『おふざけ 適当くん』は、
とっても仲が悪いです。
今日も『適当くん』は適当なことばかり言っていました。
適当くんは、
「このごろ人口が増加してきているねー。」
と言いました。
でもそれは、適当くんが言ったことなので全部適当でした。
すると、信じくんが、
「なにを言ってるんだ。」
と言っておこっています。
すると信じくんがまた、
「このごろは、殺人ばかりおきて人口がへってきてるんだぞ。この前だって、列車が出線して何十人も死んだんだぞ。」
と言っておこっています。
すると好き子ちゃんがおこっています。
「人が死んだなんて言わないでよね!私は火災がおきて人が死んだとか、ゆうかいじけんとか人が死んだりするのは、大きらいなんだからね。」
と言って今日もけんかをしてしまいました。


誤字はありました。
しかし気にしないことです。
この創作ストーリの目的は習った漢字をイメージしそれを文章にすることですから。

昨日のHちゃんに負けず劣らずの大作です。
二人ともありがとう。
これからも続けようね。

おまけ、今日の名言
『最良の教師とは、
子どもと共に笑う教師である。
最悪の教師とは、
子どもを笑う教師である。』A・S・ニール(イギリス教育家)

子どもたちが元気ハツラツ、イキイキと参加している授業、
授業参観で見たいものです。
子どもたちに知的興味をおこさせ、ワクワクウキウキさせるような授業。
見ている保護者もドキドキハラハラさせてくれる授業、
そんな授業をしてくれる先生、
どこかにいないのかな。
2005年4月27日 (水) 363塾長日記 漢字創作ストーリー
今日は小学5年生のHちゃんに、
教科書新出漢字「像」「増」「現」「適」「災」を使って創作ストーリーを書いてもらいました。

以下がその物語です。

『たまごっち星に住んでいる「まめっち」と「フラワーっち」がいました。
ある日「まめっち」が10kg増加したくて、モンブランを食べようとしました。
でも、
モンブランがなかったので、
ケーキ屋に行きました。
そのあいだに、
「まめっち」の家が火災にあいました。
そのりゅうは、
元せんを、適とうにしめていたからです。
「まめっち」は、
現実は、
こわいんだなーと言っています。
「フラワーっち」の家にとまりました。
「フラワーっち」の家にはどう像がありました。』

間違った表現もありますが、そのまま原文を載せました。

漢字は表意文字、
自分で文章を作ることによって一つ一つの漢字の意味をイメージし覚えていくことができるのではないでしょうか。

初めての試みです。

子どもたちも喜んでストーリーを書いてくれます。

こんな具合で新出漢字を覚えていく。
なかなかいいかも。

おまけ、今日の名言
『子どもは大人のいうことを聞くのは得意じゃない。
だけどまねするのは抜群にうまい。』ジェームズ・ボールドウィン(米作家)

子どもの前では変なことはできません。
以前風邪気味のとき
子どもと歩いていたとき、
「カッー、ペッ!」
とタンを道端に吐きました。
それを見ていた子どもが
「エヘッ」にやりとしたと思うと、
「カー、ブッ」
無理してつばを吐きました。
飛び切らなかったつばが彼の口元に残っていました。
「何してるの?」
「父さんの真似。」
「へた。」
(いや、そんな問題ではないぞ)
「道端につばを吐くのはやめなさい。」
「だって、父さんも吐いたやん。」
「そうやね。次からは二度と吐かないようにするよ。
さっきのはのどが詰まったから仕方なく吐いたの。」
「言い訳やん。」
「そう言い訳やね。次からはティッシュにするよ。」
「約束ね。」
「うん。」
てなことがありました。
2005年4月26日 (火) 362塾長日記 今日のターゲットはアンタだ!
今日のターゲットは高校3年生のK君としよう。

彼は小学校高学年、中学と通塾してくれた元塾生。
長い付き合いです。
この4月から大学受験のため英語を新たに指導することになりました。

今の彼の実力はと言えば
「オーマイゴッド!」
がんばらなくっちゃ。
大変だ!

「速読英単語、入門編」と「速読英単語、必修編」
まずこの2冊を夏休みまでに完全制覇が目標。
そして9月からは志望校の過去入試問題をやっていこう。
焦らず、じっくり、しかし根を詰めてやらなくてはいけないぞ。

まず入門編を完璧にしよう。
そうすることによって受験英語の基礎・基本がしっかり築くことができる。
最初は苦しいと思うが、入門編を終了する頃には、英語の勉強のコツもしっかり分かり、勉強がスイスイできるようになっているはず。

今日のアンタは気合十分。
十分期待できそう。

一緒にがんばろう。


おまけ、今日の名言
『両親ほどもっとも自然にして
最も好適な教育者はいない。』へルバルト

子どもにとっての最高の教育者はお母さん・お父さんでしょう。
そのあとに学校の先生が位置するのがベストと思います。
2005年4月25日 (月) 361塾長日記 「百マス計算」
「百マス計算」

我が愚息の学校でも大流行。

「マスますカップ開催中」と名打ってやっております。
また、担任の先生は「百マス計算」に取り組んでいるときの子どもたちの集中力はすごいですよって大喜びです。

私も以前は陰山先生の推薦もあり、この「百マス計算」なるものを授業に取り入れていました。

しかしその弊害を知った今となっては「百マス計算」を子どもたちに勧める気は皆目なくなりました。

困ったもんです。

弊害と思われるものを書いていきましょう。
1 計算する数字が離れていて見づらい
→視点が定まらず、子どもに余分な負荷を与えている

2 計算する交点に答えを書くので間違えやすい
→これまた、子どもに余分な負荷を与えています

3 急いで書こうとする為、字が乱雑になる
→急いでやることのメリット?ありますか?字が乱雑になることのほうが怖いです

4 計算の条件反射を養成している
→条件反射は考えることを拒否します。考えていると時間のロスです

 「百マス計算」は考えることをしていれば速くできません。
子どもの考えない習慣作りに手を貸していることになります。

子どもたちに競争心を植えつけることも必要と思います。
しかしそれを単純作業である「計算ドリル」だけに頼って植えつけるのもどうかなと思います。

他にも色々な方法があると思います。

子どもの「考える力」を付けさすためにはどういった授業または指導をすべきなのか。

私自身も模索中です。

試行錯誤の繰り返しです。


おまけ、今日の名言
『過ちも失敗も多かったが、
後悔する余地はない。』ヘルマン・ヘッセ

そうです。
後悔だけはしたくありません。
常に精一杯今を生きる。
そうあるべきでしょう。
2005年4月24日 (日) 360塾長日記  イッキの授業参観
昨日の続き

そして3年生のイッキ君とこは「算数」の授業
さぁ、担任の先生(新人さんです)は一体どんな授業をしてくれるのか、
ウキウキワクワクウッシッシ

「さぁ、みんな始めるよ。
制限時間は7分。
できた子から手を上げてね。
スタート!」
ありゃ!?
「100マス計算」
おうおうやってくれたね。

スタートと同時に子どもたちはさっとプリントを裏返して「100マス計算」に取り掛かります。

みんな、真剣そのもの。

「ハイ、出来た!」
「1分37秒。」
結構速いネ。

次々とできた子が続出。

ウチの子イッキもやっと手を上げて
「ハイ、できた。」
「3分5秒。」
まぁぼちぼちやね。

家では「100マス計算」を学校でやるときは、
決して焦ってしない、
字は丁寧に、
そしてひとつずつ正確に書くようにとうるさく言っています。

「100マス計算」のワナに陥ってほしくないので。

4分経過。

そろそろ教室がざわめき出します。

そりゃそうでしょう。

速くできた子は手持ち無沙汰になるのは当然のこと。
そして計算の不得意な子は焦りとイライラが見ていても分かります。
(ショウタロウ君、がんばれ。焦ることはないよ。じっくりやりなさい。)
この子はイッキと一番仲の良い子です。

ウチの子も手持ち無沙汰なので練り消し作りに勤しんでいます。

「ハイ止め!」

時間切れの子が私の見る限り二人いました。
九九の暗唱の確認が必要ですね。

しかし速くできる子にとって5分あまりの時間って退屈以外の何者でもないでしょう。

ゆっくりと計算する子にとってはイライラの原因、苦痛以外の何者でもないでしょう。

まぁ「100マス計算」なんていうものは学校ではしない方がいいでしょう。

肝心の授業はといえば、
「時刻と時間」のお話でした。

内容は?

アニメのアンパンマンの絵を使って時間の概念を教えようとしていました。

先生の出した問題は、

「アンパンマンは朝7時に起きます。そしてパン工場に8時に行きます。そして町にパトロールに出かけ、8時20分にドンブリトリオに会いました。では、アンパンマンが朝起きてからドンブリトリオに会うまでの時刻と時間を求めましょう。」

えっ、えっ???
時刻と時間?

わ・か・ら・ん

時間だけでええのとちゃうの。
みなさんはどう思います?

最後までガマンして授業を聞いていると分かったんですが、
先生は子どもたちに1時間20分は80分になりますねっということを教えたかったようです。

残念ながら、子どもたちの様子から判断して、そんなこと最初から分かっていたようです。

日頃子どもたちに接しているんだからもう少し子どもたちの学力を把握した授業をしてほしいものです。

先生の質問に対して常にみんなが元気よく手を上げています。
私が思うに手を上げる人数が半分ぐらいの質問が公教育の場ではベストではないでしょうか。

別に学校には個人の学力養成の期待なんかはしてません。
そんな無茶な期待はしません。
ただ授業にもう少し工夫をする努力ぐらいはしましょうね。

今日はアンパンマンを使うより素直に教科書をもとに授業を進めたほうがよかったでしょうね。

残念でした。

おまけ、今日の名言

『人は全て次の二つから成り立っている。
したいけど、できない。
できるけど、したくない。』ゲーテ

言い得て妙。
したいことをできる人間にならなくては。
2005年4月23日 (土) 359塾長日記 シュウキの授業参観
昨日はうちの子たちの授業参観

小学1年生のシュウキ君とこは「給食参観」

どんなんかな
みんなと仲良く給食の用意ができるのかな。
先生のお話をしっかり聞くことが出来るのかな。
先生に対しては子どもたちに目配り気配りがしっかり出来ているのかどうか、ですね。
楽しみです。

おぅ、いるわいるわ、みんな白いキャップをかぶり、白いエプロンを着ています。
ちっちゃい子たちが一生懸命みんながみんなの給食を用意していました。

シュウキはパンの配達係でした。

給食の中身は、パン1個、牛乳1本、ゆで卵、サラダ少々、ミソラーメンでした。
パンにつけるバターやジャムはないそうです。
ゆで卵は塩なしです。
とても質素です。
贅沢は敵なんでしょう。

ハイ、準備完了
みんなで
「いただきまーす。」

食事タイム(保護者は子どもたちの横で見学)

「シュウキ、パンちょっとちょうだい。」
「アカン。」
「なんで?
ガム1個と交換しようよ。」
「アカン。」
「なんで?」
「先生に怒られるもん。」
「あっそ。」
(一口ぐらい、くれてもいいやろ、このー)
「おいしい?」
「うん。」
隣の女の子にも聞きました。
「おいしい?」
「うん。」

おいしく食べています。
とても良いことです。

無事給食タイムは終了
みんなで
「ごちそうさまでした。」

次は後片付けです。
各自自分のトレイを教室の後ろの食器かごに入れていきます。

後片付けの終わった子たちは、お母さん・お父さんと雑談タイム。
私もシュウキと一緒に「自由帳」なるものに絵を描きあいました。

ふと辺りを見ると、
ただ一人だけ食べるのが遅い女の子がいました。
みんなが後片付けを終わっていても食べていました。
目に涙を溜めながら。
アラ、かわいそうに。
担任の先生のホローもありません。(給食係りの子たちに色々と忙しそうに指示を与えていました)
ほったらかしです。
保護者の方も来ていなかったようです。

ちょっと、待ってください、先生。
ほったらかしですか。
置いてきぼり?
いつものことなんでしょうね。

給食のときは机を向かい合わせに並べ替えて4人ずつのグループになって食べさせていました。
食べるのが遅い子がいてもグループのみんなが知らん振りなら、わざわざ机を並べ替える意味はないのと違いますか。

給食の時間が終了と同時に食べるのをやめさせるのがいいのか、
それとも残らず最後まで食べさせるのがいいのか。

どうでしょうね。
よう分かりませんが、
私なら給食時間終了と同時に食べるのをやめさせたいです。
ご飯は残さずきれいに食べ食べなければいけないことは分かりますが、
学校給食の場合、
児童に配ったあとのおかずの入った容器にはたくさんのおかずが残っているはず。
これはどうなるのでしょうか。
また、大食漢もいれば、小食の子もいるでしょう。
配膳の時にキチンと量を加減する気配りを責任者である担任の先生がすべきではないかと思います。
特に小学1年生の場合、こういった気配りが必要ではないでしょうか。

なんとなく最後は後味の悪い給食参観でした。

明日はイッキ君(小学3年生)の授業参観の感想を書こうと思っています。

しかし私って文句たれでしょうか。
かも知れませんね。

おまけ、今日の名言

『金儲けのうまい人は、
無一文になっても、
自分自身という財産を持っている。』アラン

人にうまいことを言う者と書いて「儲」と書きます。
なるほど、
口のうまい者が金を儲ける?
そうかもしれません。
2005年4月22日 (金) 358塾長日記 今日のターゲットは君だよ
さて、もしかして初登場かな。

中学1年のK君。

中学2年までの計算はもうすでに終了しているK君。

最近ググット力をつけてきたような気がします。

「考える力」この力を着実に身につけています。

粘りもあります。

中学2年生がヒーヒー言ってやっている「算数文章問題」にも、一人黙々とじっくり考えて正解に辿り着きます。大したものです。

「考える力」の養成に重点をおいた勉強の成果が出ています。

中学生になってこれからは覚えることをたくさん出てきます。

これからはスパルタ教育の開始です。

アンタならがんばってついて来られるでしょう。

ビシビシ鍛えるからね、覚悟しなさい、ウフッ。

おまけ、今日の名言

『多く知識を身につけた人ほど、
 それを超える熱意が必要ですな。』松下幸之助

今の自分に甘んじることなく、常に前進あるのみ。
これでいいっていうことはない筈。
そこで成長が止まります。
せいぜい維持するのが精一杯。
もっと、もっと
常にその先にあるもの、
それを探求しなくては。
2005年4月21日 (木) 357塾長日記 今日のターゲットは君です。
今日のターゲットは小学5年生のT君としよう。

だいぶ 算数文章問題に慣れてきたね。

絵図を描くことにも次第に抵抗がなくなってきたね。

いい傾向です。

彼は今まで通っていた「○○式」をやめてウチの塾に来ました。

入塾当初は「○○式」の「計算は速く、正確に、分からなくても出来ればドンドン先取り計算をやっていこう」が体の髄まで沁みこんでいたね。

ウチは「ゆっくり、じっくり、丁寧に」がモットー。

最初は戸惑っていましたが、

次第に慣れてきて、

最初は嫌がっていた筆算も今では素直にしてくれるようになりました。

進歩です。

「ゆっくり、じっくり、丁寧に」考える習慣が身につきつつあります。

粘りが出てきました。

非常に良いことです。

この調子で「考える力」を付けていきましょう。

「考える力」が付けば鬼にかまぼこです、いや金棒です。

算数文章問題を1問1問クリアすることによって自信もついていき、

考えるという作業にも苦痛を感じず反対に喜びを感じるようになってください。

考えれば考えるほど考える力は付いてきます。

これからの君に期待しています。

がんばれ、T君!


おまけ、今日の名言

『人間は一人では生きられないが、
頼れるのは自分自身であると思います。
従って、幸せも他に求めるのではなく、
自分に求めて行きたいものです。』デール・カーネギー(米、文筆家)

今、私は幸せです。
なぜ?
そう思うから。

Are you happy ?

Yes、of course !
2005年4月20日 (水) 356塾長日記 宿題「お粗末3点セット」
宿題「お粗末3点セット」にはご注意!

1 教科書の音読
2 漢字の書き取り
3 計算ドリル

提案
1 丁寧に読めるようになったのならそれ以上の音読は必要ありません。
逆に何も考えずに読み飛ばす習慣が身につく危険性があります。
教科書が読めるようになったら、
代わりに絵本や小説を読んで1回分にすればいいでしょう。

2 「読み」と「書き」同時に覚える必要はありません。
まずは読みです。
「書き」は1つ上の学年で書ければいいです。
それよりも書きの練習を嫌々させられることによる国語嫌いになることのほうが怖いです。
書きの練習は少ない回数を習字の練習みたいに丁寧にじっくり書くようにしましょう。

3 出来る計算の練習は、はっきり言って無意味、いやマイナス効果が出てきます。
子どもは早く仕上げたいため、急いでし、考える力をシャットアウトしてします。
これが習慣化されると「考える力」が無くなり考えようともしなくなります。計算練習は厳選4問までにしましょう。そして「算数文章問題」1問をじっくりゆっくり丁寧に考えるほうが数倍、いや何百倍も効果があります。

以上は「絶対学力」の著者糸山氏からの提案に勝手に手を加えて書き足しました。

意味のない宿題、机に縛り付けるためだけの宿題、教師の自己満足だけのための宿題、子どもにとって苦痛以外の何者でもないです。

今一度学校からの宿題、
自分のお子さんに適しているかどうかチェックが必要です。


おまけ、今日の名言

『成功した人は、
 普通の人ならその困難に打ち負かされるところを、
 反対に喜び勇んで体当たりしている。』松下幸之助

壁の向こうに成功がある。
しかし
壁が
その壁が
でかすぎたらどうするんじゃい!
そういう時は避けて回り道をするのもひとつの手?
2005年4月19日 (火) 355塾長日記 今日のターゲットは君だ!
今日のターゲットはA君、アンタにしよう。

小3のA君、元気一杯。

指導するにあたってなかなかの強敵、一筋縄ではいかない。

あの手この手、
手を換え品を換え、
こちらの力量の見せ所。

さぁーご覧あれ〜

漢字の書き取りは1年生からもう一度。さぁ大変だ!
嫌がらずやろう!

九九の練習は「トライアングルナンバーズ・三角計算表」を使ってシコシコと。
これまた嫌がらずやろう!

算数文章問題は年長さん用から小学2年生用まで行ったり来たり。
うーん、だいぶ絵が上手に描けるようになったよ、感心感心。

今はまだ試行錯誤が続くでしょう。
今までやっていた自分のペースというものがあり、
今は塾のペースに合わせることに必死。

楽しく、元気に、
そして、
じっくり、丁寧に、
やっていこうね。

おまけ、今日の名言

『大きく考えよ
大きく考えれば、
あなたはきっと大きな体験をするでしょう。』マーフィー

物事を大きく考える。
ついつい目先のことに振り回されるが、
常にでっかい目標に向かって、
今を生きねば。

トリャー
2005年4月18日 (月) 354塾長日記 創作ストーリー親子リレー&小学6年勉強方法
昨日は下の子シュウキ君と面白い遊びをしました。

創作ストーリー親子リレーです。

お話作りの好きなシュウキ君。

私も参加させてもらいました。

まず私がストーリーの出だしをノートに書きます。

次のように
「きのうのばんのことです。
 たぬきのゴンタくんときつねのコンキチくんが森にたんけんに行きました。」

そして声に出して読んでもらいます。読めない漢字は教えます。

次はシュウキ君の番です。
少し考えた後、
「そこには、テラノサウルスがたっていました。」


「ガオッーとさけんでいます。」

シュウキ
「ゴンタくんとコンキチくんはくわれました。」

(む、むごい。)

まだ続きます。
「たすけてーといってうんちといっしょにでてしまいました。」

(なんのこっちゃ?)


「うんこまみれのゴンタくんとコンキチくん。
二人はえーんえーんと泣いています。
そこに、ゾウさんのゾウタロウくんがやってきました。」

シュウキ
「ゾウタロウくんはゴンタくんをたべました。おわり。」

「えっ、おわりかいな。」

「うん、これでおしまい。」

ひらがな・カタカナそして小学1年生で習う漢字を覚えてもらう目的もありますが、自由な発想で、物語を考えていく。

これって結構頭の体操になりそうです。

また機会があればこういった創作ストーリー親子リレーをやりたいと思います。

さて話は変わって
今日は小学6年生(1学期)の勉強方法です。

中学への準備期間。
その前に小学校の勉強内容の総復習期間です。
この1学期はあせらず、じっくりと弱点分野の補強に努めましょう。
あせりは禁物です。

国語
小学5年までの全漢字、正しく書けるかどうかチェックしましょう。
ゴールデンウィークまでには小学5年までの漢字の復習はしましょう。
そしてこの1学期で小学校で習う教育漢字1006字すべて読めるようになりましょう。

算数
整数・小数・分数が絡んだ四則計算が正確に出来るようになりましょう。
また小学5年生で習った、単位量・割合の概念をしっかりと理解し使えるかどうかのチェックが必要です。
あとは他の学年同様「小学5年算数文章問題」を絵図を描きながら楽しく解いていきましょう。

そして学習するにあたってのキーワードは、
「じっくり、ゆっくり、丁寧に」。
これを守るようにしてください。

おまけ、今日の名言

『私は立ち止まりはしない。』ピカソ

そう、止まるな!
常に前進あるのみ。
過去など懐かしむな。
前進しながら過去を省み、前に進め。
2005年4月17日 (日) 353塾長日記 イッキ&シュウキ英才教育奮闘記17
今日の主役はイッキ君。

今日からやっと年長さんレベルを卒業し、
1年生用算数文章問題を始めました。
ちなみに本人は小学3年生です。

ガクッ(笑)

あせらない、あせらない。

「ダンゴムシさんたちが3列に並んでいます。1列目は7匹、2列目は8匹、3列目は6匹です。では、それぞれの列で前から3番目と後ろから6番目の間にいるダンゴムシさんたちだけの数を合わせると、みんなで何匹になるでしょうか。」

まずはこちらが読んであげます。

「さぁ、やりなさい。」

さすがに今は「分かんない。」「習っていない。」「足し算?引き算?掛け算?」っていう言葉は発しなくなりました。
自分で考えていこうとします。やはり毎日の積み重ねが大事です。
教える方も根気が勝負です。

しばらくして、

「意味が分からない。」

「どの言葉の意味が?」

「3列って?」

「1列、2列、3列のことやけど。」

「何それ?」

「ん?」
そうか、列が分からんのか。

「学校で2列とか3列にに並びなさいって言われたことってないの?」

「えっ?」

「例えば、この教室の机は何列に並んでるの。」(今日は塾で勉強)

「1列、2列、3列、4列やろ。」

「あっ、そうか。」

「父さん、ダンゴムシ、○で描いてもいい?」

「いいよ。」

「1列目、マル、マル、マル、マル、マル、マル、マルっと、
2列目は、マル、マル、マル、マル、マル、マル、マル、マルっと、
3列目は、マル、マル、マル、マル、マル、マルっと、
ハイ、描けた。」

何かを期待して私の顔を見るイッキ。

「書いたマルの数も書きなさいよ。」

「あっ、忘れてた。」

そしてまた私の顔を見るイッキ。

「次に何をしなければならないか、問題を読みなさい。」

「前から3番目って、」

「目印になるよう、色を塗ったら。」

「そうしようっと。」

見ると前から3番目までのマル印すべてに色を塗るイッキ。

アッチャ!わかっとらんぞ。

どうしたものか。

「イッキ、3番目に色を塗るのよ。」

「塗ったよ。」

(塗りすぎやー)

1番目のマルを指差して
「このマルは何番目?」

「1番目。」

「じゃ、3番目じゃないでしょ。」

「えっ。」

「問題は3番目って書いてあるよ。」

「えっ、あっ、そうか。」

「消していい?」

「アカン。もう一度書き直しなさい。」

仕方なく、もう一度書き直すイッキ君。
(おっ、今日はなかなか素直やね。)

1列目の前から3番目と後ろから6番目に印をつけるイッキ。

「よっしゃ、あとは一人でやってみなさい。」

「うん。」

果たして正解まで辿り着けるのかどうか。

5分経過。

チラッと見て見ると、ほっほー正しく印が付けられているぞ、感心、感心。

またまた5分経過。

ボソッとつぶやくイッキ。
「ありえへん。」

「どうしたの。」

「ゼロが出てくるで。」

「かめへんよ。」

「そしたら、答えは1匹や。」

ノートに右下にA.1ひきと書くイッキ。

「合ってる?」

「おぅー、正解や。ようできたなー。えらい、えらい。」

エヘン、少し自慢げなイッキ君。

この調子で今日は同じような類題を2問やりました。

まぁ、今日は上出来でした。

お疲れ様、イッキ君。


おまけ、今日の名言

『私は、
人生の岐路に立った時、
いつも困難なほうの道を選んできた。』岡本太郎

なるほどね、そういう人生観だったんですね。
納得です。

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2005年4月16日 (土) 352塾長日記 小学5年生の勉強方法
今日も天気は快晴、私の気持ちも一夜明ければすっきりクッキリ快晴。

今日は午前中、年老いた母親と、子どもたちをつれて大阪城公園へ。

母親を連れての公園散策、2年振りかな、

この親不孝者、もう少し親を大切にしなさい。

もっといいところに連れて行ってあげなさい。

ハイ、分かりました。

しっかり稼いでそうしたいと思います。

さて話は変わって
今日は小学5年生(1学期)の勉強方法です。

ますます高度な抽象概念が要求されます。
考える勉強をしてこなかったお子さんは大変です。
高速計算練習ばかりやっていたお子さんも大変です。
早く「考える力」をつける勉強方法に変えましょう。

国語
小学4年までの全漢字、正しく書けるかどうかチェックしましょう。書けなかった漢字は、焦らずじっくりと漢字の意味を確認しながら覚え直していきましょう。また5年生で習う全漢字が読めるように勉強しましょう。国語辞典・漢和辞典は自由自在に使うことが出来るようになっているでしょうか。分からない言葉に出会ったとき、読めない漢字に出会ったときすぐに辞書を引いて調べる習慣をしっかり付けさせたいものです。ちなみに私の家ではリビング・寝室・書斎の各部屋に国語辞典・漢和辞典・英和辞典を置いています。

算数
小数同士の四則計算が正確に出来るようになりましょう。ある数の10倍、100倍、1000倍、10分の1、100分の1、1000分の1、が正確に出来るようにならなくてはいけません。ここで注意しなければいけないことは、「出来るから分かる」のではなく、「分かるから出来る」ということをしっかり頭に入れておきましょう。あとは他の学年同様「小学4年算数文章問題」を絵図を描きながら楽しく解いていきましょう。
これまた同様、
「じっくり、ゆっくり、丁寧に」これを守るようにしてください。

おまけ、今日の名言

『失敗とは転ぶことではなく、
そのまま起き上がらないことなのです。』メアリーピックフォード(米、女優)

諦めたときが失敗。
諦めない限り、失敗はない。
この頑固者!
この変固!
そう、それが私です。
2005年4月15日 (金) 351塾長日記 小学4年生の勉強方法
只今の時刻午後9時55分。
今日の塾業務無事終了。

おー疲れたぞー
小学生のクラス、今日はにぎやか賑やか、花見大会のようであった。
まぁ、こんな日もあっていいか。
いや、そんなことはない、
処置に困じていられない。
至急に処置を講じなければいけないぞ。
反省!

さて話は変わって
今日は小学4年生(1学期)の勉強方法です。

「9歳の壁」を無事クリアできたでしょうか。
具象思考から抽象思考へ
残念ながら計算を速くする練習ばかりしているお子さんはちょっとしんどいです。
低学年時にしっかりと考える力を養成しないで、暗記力と計算力に力を入れた勉強をした場合、小学4年以降の勉強が急に難しく感じてしまいます。
ずばり言いましょう。
勉強内容は難しくなっていません。ただ「考える力」がないだけです。

じゃどうすればいいのヨ!

ハイ、

「視考力」を使って問題を解く「算数文章問題」を利用しましょう。

国語
小学3年までの全漢字、正しく書けるかどうかチェックしましょう。書けなかった漢字は、焦らずじっくりと漢字の意味を確認しながら覚え直していきましょう。また4年生で習う全漢字が読めるように勉強しましょう。漢字は表意文字です。それぞれの漢字の意味をしっかりと「イメージ化」出来ているかどうかの確認が必要です。後々の国語勉強に影響を与えます。

算数
掛け算の最終目標は4桁×10桁が正確に出来き、割り算は14桁÷4桁の計算が正確に出来ることです。どうです、すごいでしょ。複雑な計算を根気よく丁寧に、大きな桁数を扱うことで集中力や忍耐力もつきます。また同時進行で「小学3年算数文章問題」を絵図を描きながら楽しく解いていきましょう。
これは小学1年生2年生3年生同様、
「じっくり、ゆっくり、丁寧に」これを守るようにしてください。

おまけ、今日の名言

『決めたと言うことは、行動するということ。』モンゴメリー

批評家にはなりたくない。
行動しなくては。
行動こそ生きている証。
生きろ!
ならば行動せよ!

トリャー
ゥオッス!
2005年4月14日 (木) 350塾長日記 小学3年生の勉強方法
今日は朝から爽快な天気で
何かいいことが起こりそうな
そんな気がしました。

その結果は


起こっちゃった。


子どもが二人も誕生です。


難産でしたが

えっ


ホンと!


この歳になって


うっそー


はっはっは


実は新たに塾生が二人誕生したんです。


教育は子育ての一環


塾生が増えたということは


子どもが増えたということ

すんません、それだけのことでした。


さて、

今日は小学3年生(1学期)です。

毎日の学習する習慣が身についているでしょうか。
小学1・2年と違って学習する項目も増えていき授業スピードも上がっていきます。
お子さんにも毎日の学習の大切さを自覚させましょう。

国語
小学2年の全漢字、正しく書けるかどうかチェックしましょう。
書けなかった漢字は、必ず覚えるようにしていきましょう。
また3年生で習う全漢字が読めるように勉強しましょう。
小学1年生2年生と同じですが、できれば親は本の読み聞かせをしてあげましょう。
小学3年生までは本の読み聞かせはしてあげた方がいいと思います。
お子さんが「もういいよ。」って断らない限り。

算数
九九の確認をしましょう。
出来れば当塾で使用している「トライアングルナンバーズ・三角計算表」がスピーディーに出来れば合格です。
3桁以上の十段往復算の足し算・引き算が根気よく丁寧に出来るようになりましょう。
あとは同時進行で「小学2年算数文章問題」を絵図を描きながら楽しく解いていきましょう。
小学1年生2年生同様、
「じっくり、ゆっくり、丁寧に」これを守るようにしてください。


おまけ、今日の名言

『進歩とは、反省の厳しさに比例する。』本田宗一郎

以前に記載したかもしれません。

常に進歩したい。
ならば驕ることなく、
常に厳しく反省する姿勢が大事。

何事もこれでいいっていうことはないでしょう。

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2005年4月13日 (水) 349塾長日記 小学2年生の勉強方法
今日は小学2年生(1学期)です。

遊びと勉強の区別がついているでしょうか。新学期を向かえた今、しっかりとした正しい学習習慣を身につけるよう努力しましょうね。

国語
小学1年の全漢字、正しく書けるかどうかチェックしましょう。書けなかった漢字は、必ず覚えるようにしていきましょう。また2年生で習う全漢字が読めるように勉強しましょう。また、できれば親は本の読み聞かせをしてあげましょう。

算数
二桁の繰り上がりのある足し算、同じく繰り下がりのある引き算が筆算で丁寧にできるようになりましょう。暗算は厳禁です。必ず筆算をすることを守りましょう。このとき決してスピードを求めてはいけません。丁寧にそして正確に計算できることを目標とします。あとは同時進行で「小学1年算数文章問題」を絵図を描きながら楽しく解いていきましょう。
「じっくり、ゆっくり、丁寧に」これを守るようにしてください。

おまけ、今日の名言

『人間は、
 考えることが少なければ少ないほど、
 余計にしゃべる。』モンテスキュー

熟考した上でしゃべろうとすれば
必然的に言葉数は少なくなる?

そうでしょうね。

しかし研ぎ澄まされた会話っていうのも、疲れるわ。
無駄話も大事です。

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2005年4月12日 (火) 348塾長日記 小学1年生の勉強方法
これから当分のあいだ、各学年の1学期に習得すべき勉強内容を記していきます。

今日は小学1年生(1学期)です。

遊びと勉強の区別がまだついていないでしょう。
楽しく正しい学習習慣を身につけることが先決です。

国語
ひらがな・カタカナを正しく・丁寧に書けること。
親は本の読み聞かせをジャンジャンしてあげましょう。

算数
計算練習は10までの補数計算のみ。
10本の指を利用してのフィンガーイメージでしっかり出来るように。
0と10、1と9、2と8、3と7、4と6、5と5、6と4,7と3,8と2,9と1,10と0。
これらが瞬時に言えるまで練習します。
あとは「年長さん算数文章問題」を絵図を描きながら楽しく解いていきましょう。

おまけ、今日の名言

『考える力・考え方こそがすべての基本であり、
小学校で養わなければならない絶対的な基礎学力なのです。』糸山泰造「新・絶対学力」より

そして糸山氏は間違った考え方として
「小学校では考える力までは育てられない(教えられない)ので、せめて読み・書き・計算だけはしっかりやっておこう。」
を挙げています。


正直に言います。

私も以前はこの考え方でした。

何と浅はかな。

今は違います。

学習項目の少ない低学年児にこそ、
考える力・考え方を養成すべきだと、
そして高学年の子どもたちにもです。

中学生にもなって考えることのできない子どもたちが何と多いことか。

その原因を突き詰めていけば、
小学校時代の間違った勉強の仕方が身についてしまった結果です。

100マス計算に代表される反射式計算プリント、
これは考えることをシャットアウトしなければスピードが出ません。

単純作業というものは、
考えるといった行為が入るとグット能率が悪くなります。
「考えてはいけない集中力」を養成するプリントそれが100マス計算です。

子どもの能力を侮ってはいけないということです。

考える力になるもとは十分備えています。
ただそれを引き出そうとしない指導者の怠慢・能力不足なだけです。

今自分の子ども(小学1年と小学3年)を指導していてつくづくそれを実感しています。

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2005年4月11日 (月) 347塾長日記 今日のターゲットは君だよ
さーて、久々の登場を願いましょう。

小学5年のMちゃん。

算数文章問題に精を出し、

「うんうん、ヒーヒー、よっこらしょ。」とがんばっているMちゃん。

今日から小学生には「がんばれカレンダー」なるものを作りました。

これはカレンダーに「星マーク」と「ハート抜きマーク」なるものを付けていくカレンダーです。

「星マーク」は宿題をしっかりやってきた場合や授業を真面目に受けた場合にご褒美としてカレンダーに「星マーク」を付けていきます。

また「ハート抜きマーク」というのは宿題をサボったり、テキスト・ワーク・ノート類を持ってくるのを忘れたり、他人に迷惑をかけたりした場合に、行動や気持ちに心がこもっていなかったということで「ハート抜きマーク」をカレンダーに付けます。

この約束事にMちゃんは非常に乗り気を示してくれました。

家にも持って帰って、「星マーク」や「ハート抜きマーク」を付けてもいい?と私に聞いてきました。

いいとも、いいとも。

家でも良いことをしてジャンジャン「星マーク」を付けてほしいものです。

家事を手伝ったら「星マーク」を付けようね。

お兄ちゃんとケンカしたら「ハート抜きマーク」だよ。

毎日のやらなければいけないことをしっかり出来たのなら「星マーク」だよ。

Mちゃんなら、毎日2個3個と「星マーク」が付けられるかもしれないね。今度塾で会うときが楽しみです。

がんばりよ、Mちゃん。


おまけ、今日の名言

『井戸を掘るなら、水の湧くまで掘れ。』石川理紀之助(1845-1915、篤農家)

決めたことはやり通せ。
しかしね、
途中で止める勇気も必要なときもあります。

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2005年4月10日 (日) 346塾長日記 イッキ&シュウキ英才教育奮闘記16
今日の主役は小学1年生のシュウキです。

「宇宙からの贈り物をもっている人がいます。その贈り物は1日で4本の不思議な花を庭に咲かせるそうです。今、庭には8本の不思議な花があります。今日の分の花は今から咲くようです。では、明日の分まで入れると、庭には何本の不思議な花が咲くことになるでしょうか。」

これは年長用の算数文章問題です。

ゆっくり丁寧に読んであげます。

「お話分かった?」

「8たす8で16やろ。」

「待って、慌てないの。ちゃんと絵を描いて確認していこう。」

「お花描くの?」

「そうやで。」

文章が長い場合、最後まで読みきってから考えるより、
読みながらその都度絵を描きながら理解していくようになってほしい。

「もう一度読んでいくよ。
1日に4本咲くって書いてあるよ。」

「花4本、描こうっと。」

けったいな花4本描くシュウキ。

「今、庭には不思議な花が8本ありますって書いてあるね。」

「おっと、もう4本描くんやった。」

またまたヘンテコリンナ花を描くシュウキ。

「今日の分は今から咲くようですって書いてあるよ。」

「き・よ・う・の・ぶ・ん、4本っと。」

花を描くことに飽きたのか手抜きの花が4本。

「明日の分まで入れるとって書いてあるね。」

「ん、じゃあ、あ・し・た・の・ぶ・んっと、描けた。」

合計16本の花を描き終わったシュウキ。

「じゃあ、答えはどうなるのかな。」

「名前かいてもいい?」

「何に?」

「花に。」

「ええよ。」

最初に描いた4本の花の上に「顔のある花」と書くシュウキ。
そうかアレは目と口だったのか、納得。

次の4本の花には「けつのある花」と命名するシュウキ。
オゲレツなやつ。クレヨン新ちゃんの影響か。
わたしは蝶々が止まっていると思ったのに。

残り8本の花には「はあとのある花」と書く。
確かにハートマークの花です。
わたしはチューリップかなと思っていた。

「じゃあ、今度は一人で問題を読んで、答えを丁寧に書いてちょうだい。」

問題を読み、自分の描いた花の数を数えて、ノートの右下に16ぽんと書く。

「よっしゃ、正解、よく出来ました。」

赤ペンでハナ丸マークとカタツムリマーク、そして「よくできたねー」と書いてあげました。

「エヘ、これ何?」

「カタツムリや。」

「カタツムリやったらしっぽ描かなアカンで」

生意気にも私の絵にしっぽを付け足すシュウキ。

こんな調子で今日は算数文章問題3問仕上げました。
ちょっとヒントを与えすぎたかなっという気もしないではないですが、
まだまだ自分で文章を読むことができないことを考えると、
こんなもんでしょう。

おまけ、今日の名言

『私は死ぬ迄進歩する積りで居る。』夏目漱石(書簡より)

そう、死ぬまで進歩しなくっちゃ。
生きている値打ちがないよ。

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2005年4月9日 (土) 345塾長日記 「視考力」チェック
今日は「視考力」チェックをしてみましょう。

問題レベルは小学2年生です。

小学3年生以上のお子さんはぜひ、チャレンジしましょう。

高学年なのに解けなかった場合、要注意です。

「考える力」の養成が必要です。

ウルトラマン算数文章問題です。

「ウルトラ公園で、

ミニウルトラの母、ミニウルトラマンダイナ、ミニウルトラマンコスモスの3

人が足の長さをはかりました。

ミニウルトラの母はミニウルトラマンダイナの半分の長さです(悔しい)。

ところが1番若いミニウルトラマンコスモスはミニウルトラの母の3倍の長さがあります(イエーイ)。

そしてミニウルトラマンダイナとミニウルトラノマンコスモスの足の長さの違いは5センチメートルでした。

では、ミニウルトラの母の足の長さはなんセンチメートルでしょうか。」

絵図を描いて考えれば簡単ですよ。

残念ながら解けなかったお子さんは、

「考える力」をつけるための練習をしようね。


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2005年4月8日 (金) 344塾長日記 「家庭で伸ばす本当の学力?」
久し振りの本の紹介です。

「家庭で伸ばす本当の学力 作文 親子トレーニング」芦永奈雄・藤木かおり共著

芦永奈雄氏は「本当の学力は作文で劇的に伸びる」「本当の英語力は5文型で劇的に伸びる」の著者で、この本が3冊目になります。

本の内容はと言えば、1作目の「本当の学力は作文で劇的に伸びる」の実践レポート(共著である藤木さんのお子さんをモデル)と言っていいでしょう。

「ふーん、藤木さんのお子さんはこうやって学力が伸びたのか。」
「藤木お母さん、がんばったね。」
「こりゃ、芦永氏主催の小平村塾に入会しないと無理だわ。」
「さすが芦永、教育熱心なお母さんの心を突っつくのがうまい、このー商売上手。」

以上の感想を持ちました。

ただ納得または共感できるのは、
「考える力」これを身につけることによって「本当の学力」が身につくといった考え方です。

「考える力」この力をつけさせるためにはどうすればいいのか。

芦永氏はそれを作文で身につけようと提唱しているだけです。

私はそれを、算数文章問題を使うことによって、
「視考力」を培うことによって、身につけさせようとしています。

ところで
「暗記力」と「考える力」どちらが大切でしょうか。
どちらも大切です。

ただそれぞれの力を鍛錬する時期を間違えないことです。

学習項目の少ない低学年の時期は、
「暗記力」よりも「考える力」養成に力を入れるべきだと思います。

しっかりと考えようとする習慣が身についてから覚える作業をどんどんさせたいものです。

おまけ、今日の名言

『やってみたら、またべつの力も出てくる。
 人間は変わる。
 倍々ゲームみたいに、
 変わった分の大きさでまた変わるから、
 度合いがだんだん大きゅうなっていく。』田辺聖子(作家)

変わる度合いが大きくなっていく。
気づきませんでした。
そうなんだ。
良くも悪くも、
変わる度合いが変わる。
肝に銘じておこう。

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です。
2005年4月7日 (木) 343塾長日記 今日はシュウキの入学式
今日は下の子シュウキ君の入学式でした。
ピカピカの1年生です。

午前10時

保護者が待っている講堂へ、
新1年生たちが6年生のお姉ちゃんお兄ちゃんに手をつながれて登場。
照れてはにかんでいる子もいれば、
お母さんを目ざとく見つけ大きく手を振る子、
じーと自分の足元を見つめながら歩く子、
いろいろでした。
ウチの子はといえば、神妙な顔つきで、前をしっかり見て歩いていました。
緊張しまくり状態。
しかしどの子もみな、かわいい子ばかりです。

開式のことば、
国家斉唱、

学校長式辞、
「みなさん、ご入学おめでとう。ここで二つだけは先生と約束してくださいネ。ひとつはあいさつです。しっかり朝のあいさつ、お休みのあいさつをするようにしてくださいネ。ふたつ目はお友達をたくさん作ってくださいネ。」

担任紹介、
おっ、ベテランの先生のようだ。
一安心。
経験不足の先生ではやはり不安です。

来賓紹介、
PTA会長お祝いのことば、

在校生の歓迎のことば、
これは芝居仕掛けになっていて、小学2年生の子どもたちが、「おむすびころり」を演じてくれました。またそのあとでケンバンハーモニカによる演奏、最後に「友達になるために」を合唱してくれました。時間にして15分ほど。小学2年生のお兄ちゃんお姉ちゃんたち、ご苦労様、そしてありがとう。

校歌斉唱、
閉式のことば。

午前10時45分。

1年生たちの退場です。
入場と違ってみなお疲れ状態。
アクビしながら退場する子もちらほら。
ウチの子はポカーンとした面持ちで退場。

無事、入学式は終了。

さて、話は変わります。

みなさんは学校に何を求めますか。

私は次の2点に絞っています。

1つ
社会性を身につける場(集団行動をする場、友人を作る場、つまり人間関係を体得する場)

1つ
学習する内容を教えてくれる場(決して習得までさせてくれるとは期待していません)

以上の2点です。
学校は集団行動の場であって、
個人指導の場ではないということをしっかり押さえていないと、
学校と家庭との間で亀裂が生じるでしょう。
勉強に関して習得の責任はあくまで家庭にあると思っています。
学校に学力養成を求めません。

おまけ、今日の名言
『精神を思う存分働かせたいと願うなら、
体の健康に留意することだ。』デカルト

不健康な人間の精神、
やはりどこか歪んでいるのではないでしょうか。
健康な体にこそ、健康な精神が宿ると思う。

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です。
2005年4月6日 (水) 342塾長日記 今日のターゲットはアンタだよー
今日のターゲットはまたまたア・ン・タ、中2のN君。

今週2度目の登場。

よっ、売れっ子、人気者。

ヒューヒュー

相変わらずかばんの中はぐっちゃぐちゃ状態、

1年前のプリントも入っていたりしてね。

かばんの中がすっきりしていない子は頭の中もすっきりしていない。

まずは整理整頓ができるようにならなくては。

勉強したことを収納する脳、

整理整頓ができていないと、

せっかく勉強した内容も脳のどこに収めればいいのかわからず、

宙ぶらりん状態。

あっちにプラリ、こっちにプラリ

糸の切れた凧のように飛んでいってしまうよ。

だから覚えていないし、覚えてもすぐ忘れる。

アンタの脳みその中にも交通整理の巡査がいるはず。

しっかりその人に働いてもらわなくてはね。

ちょうど今日から春の交通安全週間にはいったよ。

今日アンタに渡した生活記入表、
来週提出できるよう丁寧に書くこと。
まずは毎日の生活をもう一度見直そうぜ。


おまけ、今日の名言

『世の中に成功の秘訣なるものがあるとすれば、
 それはよく他人の心の中に入り、 
 他人の立場から物事を扱うことができる才能にほかならない。』ヘンリー・フォード(米実業家)

子どもの身になって考える。
教えるとき、
宿題を課すとき、
この教え方でわかってくれるのか、
この宿題で果たして実力が定着するのか、負荷を与えすぎていないか、
なんといっても主役は子どもです。
2005年4月5日 (火) 341塾長日記 勉強って楽しいの?
勉強って楽しいこと?

そうだよ。楽しいことです。

なぜ?

新しいことを知るからです。

ぼくはそんなこと知ってもちっとも楽しくないや。

ぼくは野球選手になりたい。

野球選手の練習って、どんなことしているのか知っているの?
柔軟運動から始まって、
基礎体力をつけるためにランニング、腹筋、背筋、腕立て伏せ、
遠投、ベースラニング、素振り、エトセトラエトセトラ
試合に直接関係ないことを毎日一生懸命やらなくてはいけないんだよ。
いい選手になるために、地道な努力を黙々と一生懸命やって、やっとグランドに立てるんだよ。
いいプレーをするため、試合に勝つために。

ふーん。

勉強だって同じだよ。
頭を鍛えているんだよ。
いろんなことを考えることのできるように、
いろんなことを知ることによって、
社会に出たとき、困らないようにね。
人間生きている限り、頭は死ぬまで使わなくてはいけないでしょ。

うん。

なーにも考えないことってないよね。
いつも何かを考えて人間って生きているんだよ。
そのときに、勉強をしてこなかった人間って、
じっくり物事を考えられないし、
間違った行動をとるようになってしまうんだよ。
そうならないためにも、
素晴らしい人生を歩んでほしいからこそ、
勉強って大事なんだよ。

分かる?

うーん、すこしむずかしいよ。

「社会」って?

いろいろな人が集まっている場所のことだけど、父さん・母さんたちが外で働いているところのことだよ。

「物事」って?

いろいろな出来事や世の中すべてのことだよ。これも少し難しいかな。

「人生」って?

人がこの世の中で生きていくことだよ。

「歩む」って?

生きていくっていうことかな。

正しい勉強の仕方、
正しい学習方法、
そういったことを考えていたとき、
上記のようなことを、ふと思いました。

勉強は楽しくしなければいけません。
そして楽しくできるはず。
要はいかにして頭を鍛えるかっていうことです。
鍛え方を間違ったらとんでもないことになります。

犠牲者は愛しい我が子です。

そういうことにならないよう、
指導者たるもの、真剣に考え取り組まなくてはダメです。
やはり、教育は奥が深い。

おまけ、今日の名言
『十で神童、十五で才子、
二十過ぎればただの人』日本の諺

笑えます。
しかし、ちょっと悲しい気もします。
2005年4月4日 (月) 340塾長日記 今日のターゲットは君だ!
さてさて、今日のターゲットは君にしよう。

中学2年生のN君。

英語・数学とも覚えることがたくさんありすぎてもう大変。

私学に通っているゆえ、進む速さが速いのなんのって、

ねー君、大変だね。

食事に例えたら、過食状態それも消化不良。

ゲップゲップ、

もう勘弁してくれー状態。

頭が糖尿病になっちゃう。

学校での授業が毎回毎回、フルコースのオンパレード

これでもか、これでもかっていう具合に運ばれてくる。

その上味が最低とくりゃ、ゲロもでるわね。

しかし、文句ばかり言ってはいられない。

がんばらなくっちゃ、

アンタ次第よ。

アンタの気持ち次第。

やってやる、

負けてなるものか、

どんとこい、

この4月からはその意気込みでがんばろうぜ。

アンタの底力を見せてやれ。

焦らず、一つ一つ、じっくり、丁寧に、やっていくこと。

今はしんどいが、基礎力をしっかり身につけた暁には、

いくらでも吸収することが出来るようになっているはず。

「焦らず、じっくり、丁寧に」

やっていこうぜ!

なっ、N君。

おまけ、今日の名言

『いたずらに過ごす月日の多けれど、
道を求める時ぞ少なき。』道元

今年も今日で94日過ぎました。
あっという間です。
うかうかしてられまっせん。
日々の多事に流されることなく、
道を求めなくてはいけません。
2005年4月3日 (日) 339塾長日記  他愛のない会話
ピカッ
パリ
「ヒャー。」

ゴロゴロ
ドゥドーン
「うわっー!」

「雷落ちたらどうなるん?」

「あっさり丸焦げ、死ぬよ。」

「ギェー」

「一緒に死ぬんやったらええやろ。」

「いやや。」

「なんで、父さんと一緒やったらええやん。」

「いやや。」

「なんで。」

「ムシキングでけへんやん。」
(ムシキングとはゲームのことです)

「父さん死んでも、シュウキはいやや。」

「しやけど、ここに雷落ちたら、一緒に丸焦げやで」

「違う!シュウキは助かるねん。」

そうですか。
今日一日朝から今(夕方)まで散々金魚の糞みたいに引っ付きまわしておいて、
自分だけ助かりますか。

小学新1年生には、
「死」の意味はわからないしイメージできないでしょうね。

しかし自分だけ助かろうとは、

薄情な奴め、

このー、

かわいい奴め。

おまけ、今日の名言
『決定をあせってはならない。
 一晩眠れば、よい知恵が出るものだ。』ブーシキン(ロシアの詩人・作家)

これはいい考えだと思っても、
あえて一晩寝かせてみます。
熟成させます。
一晩たっても、
これはというアイディアは
もち
実行あるのみです。
2005年4月2日 (土) 338塾長日記 子どもの進歩
今日は朝からエキスパート通信3月号を書いていました。

夕方5時にやっと終了。

日頃は塾日報を書くことによって子どもたちの状況を把握していますが

この通信を書くときは1ヶ月の流れをなんとなく振り返ります。

すると新たなる気付きを発見することがあります。

「あれ、この子、文句を言わなくなって、

じっくり取り組むようになっている。」


以前は、

「分かれへん。」

「どうすればいいの。」

「教えて。」

こういった言葉を連発していた子が、次第にそういった言葉を言わなくなり、黙々と算数文章問題に取り組んでいる。

すごい進歩!

今日改めて、感心しました。

人間って必ず進歩する。

特に小学生なんてそれが顕著に表れる。

教えてもらって分かるより、

自分で考えて、分かる方が数倍もおもしろい。

その楽しさを知った子どもは次からも自分で何とか考えて問題を解こうとする。

へたにヒントを与えようとすると

「言わんといて。自分で考えるから。」

ハイ、すいません。

すごい進歩、こりゃすごいわ。

この子がこれからどれだけ伸びるのか、楽しみです。

他の子たちも、指導方法さえ間違わなければ、必ず伸びます。

がんばらなくっちゃ。

うかうかしてられません。

よし、今から4月の学習予定表を練ろう。

おまけ、今日の名言

『あなたの大志や意欲を軽んじる小さな人々には、近寄らないことだ。
小さな人々はいつもそうする。
しかし、真に偉大な人は、
あなたもまた偉大な人になれるのだと、
あなたに思わせてくれるものだ。』マーク・トゥエイン(作家)

「そんなん、無理無理。」
「できるわけないやん。」
「どないやっても一緒。」

否定的な言葉を発する人間、
そう、小さな人々です。

私も周りには、そういった人はいない。
はず。
です。
きっと。
2005年4月1日 (金) 337塾長日記 今日から4月、新たなるスタート!
今日から4月がスタート

さー子どもたち

お母さんに、

「4月からがんばるから。」

「新学期になったらやるから。」

4月ですよー

新学期ですよー

今日はがんばりましたか。

昨日までと違う自分に変身できたかな

シュワッチ!

ウルトラマンコスモスのように3分間だけの変身じゃだめですよ。

生まれ変わるんですよ。

お父さん、お母さんも、君たちと一緒に生まれ変わりますよ。

教育パパゴン、ママゴンに

ジュワッチ

ドテ、おもーい(お母さん、ごめんなさい)

うそです、はっはっは

おまけ、今日の名言
『私たちは他人のなかに
 自分の姿が映し出されていることに 
 気づかなくてはいけません。』ディーバック・チョプラ(インド人、医者)

私はわが子のなかに自分を見ます。
腹立たしいときもあれば、
嬉しいときもあり。
がんばらなくっちゃ。

 

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