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2005年9月26日 (月) 493塾長日記 久し振りの雑感、「学力」って
 久し振りの日記
9月24日、25日の休みを利用して本のまとめ読み
「学力の新しいルール」陰山英男著
「学力はグーンと伸びる」陰山英男著
「新勉強の常識」ストロング宮迫・タイガー山中共著
の3冊。

先の2冊は「百マス計算」で有名な陰山先生の本
最後の1冊はウェブ上のメールマガジンというもので「親技」を駆使した勉強方法を掲載している内容をまとめた本です。

「新勉強の常識」は、
まぁ、軽い気持ちで「こんな考え方もあるわな。」って程度でさーっと読めました。漫画感覚で読めます。

陰山先生の2冊は、少し眉をひそめて読みました。
規則正しい生活、朝食の重要性、納得できます。
しかし、
やはり、
基礎学力の養成には「読み・書き・算術」にはちょっとマッター!

「百マス計算」の効用、
タイム短縮によるできるという自信、この自信が他の勉強にも活かされる
脳の活性化、勉強の準備運動として最適だ
そして集中力がつく

「漢字勉強」の仕方
何度も何度も書きましょう。
覚えるには徹底反復練習しかありません。
漢字を覚えない限り、次の段階はありませーん。
ついでに熟語もしっかり覚えきりましょう。

そしてこの単純計算の反復練習、漢字の反復練習によって基礎学力が必ず身につき、学力向上へとつながります。

これでもかっていう感じで、「土堂小学校」での実践報告も記しています。

しかしよく読んでみると、彼の言う「学力向上」ができたのは、上記の「百マス計算」や「漢字の徹底反復」のお陰ではなく、別のところにあるのが分かりました。

規則正しい生活・朝ごはんの奨励・朝の学校運動など
机に向かっての勉強以外での指導がとてもいい。
「土堂小学校」の成果はそれに尽きると言ってもいいでしょう。

もっとそちら方面の強調をしてほしいです、陰山先生。

しかし残念なのは、人間の脳の発達段階には無頓着な教育指導。
9歳までの教育は覚えることを重視するのではなく、いろいろなことを吸収する時期と捉えて、指導すべきではないかと思いました。
1年生から6年生まで同じような教育指導方法では上手に思想の臨界期というものを乗り越えることはできないでしょう。

陰山先生も「脳の活性化」ばかりに目を向くのではなく、「脳の発達段階」に目を向けての教育指導に取り組んでほしいものである。



 
2005年9月16日 (金) 492塾長日記 デンデン君との会話その1
デンデン君
「塾長、be(ビー)動詞って何なん?」
塾長
「ビー動詞っていうのは、is、am、areのことで、もともとは『〜として存在している』っていう意味があるんや。」
デンデン君
「ふーん、ようわからんわ。」
塾長
「I am.やったら 『わたしは存在している、』つまり『わたしは居てる、」っていう意味や。」
「You are.やったら あんたは居てる、っていう意味や。」
「He is.やったら 彼は居てる、っていう意味や。」
デンデン君
「amになったり、areになったり、isになったり、ややこしいなぁ。」
塾長
「そやな、主語によってbe動詞は変わるんや。これは絶対覚えとかなアカンで。」
デンデン君
「そうなん。」
塾長
「そうでんねん。」
デンデン君
「amはどんなとき使うの?」
塾長
「1人称単数っていうて、『わたし』のときに『am』を使うねん。Iだけがamやで。」
デンデン君
「そうなん。ほんだら、isは?」
塾長
「3人称単数のとき使うのがisやで。」
デンデン君
「1人称、3人称って言われても、分からんわ。」
塾長
「1人称単数いうたら『わたし、俺、うち』のこと。ほんでbe動詞は『am』や。
1人称複数いうたら『わたしたち、俺ら、うちら』のこと。be動詞は『are』や。」
デンデン君
「そうなん。」
塾長
「そうなん。
ほんで2人称単数いうたら『あなた、君、アンタ』のこと。ほんでbe動詞は『are』や。
2人称複数いうたら『あなたたち、君ら、アンタら』のこと。be動詞はこれまた『are』や。
デンデン君
「そうなん。」
塾長
「そうなん。
ほんで最後に3人称や。
これは難しいで、今度にしよか?」単数いうたら『あなた、君、アンタ』のこと。ほんでbe動詞は『are』や。
2人称複数いうたら『あなたたち、君ら、アンタら』のこと。be動詞はこれまた『are』や。

デンデン君
「いやや、今言うてえや。」
塾長
「しゃーないな。ほんだら言うで。
3人称は1人称・2人称以外すべてが3人称やで。
つまり
3人称単数いうたら『彼、彼女、これ、あれ、それ、トム、クミなど』一杯あるで。
ほんでbe動詞は『is』や。
ええか、3人称単数だけが『is』やで。
3人称複数いうたら『彼ら、彼女ら、これら、あれら、あいつらなど』これまた一杯あるわ。
ほんでbe動詞は『are』や。」
デンデン君
「そうなん。しやけど塾長しゃべりすぎや。」
塾長
「ここは、大事なとこやからな。」
デンデン君
「そうなん。」
塾長
「そうなん。
 ほんまにわかったかどうか、問題出すで。」
デンデン君
「ええで。」
塾長
「次の言葉が主語のときbe動詞は『is・am・are』のどれがくるのか言いや。」
 I(わたし)は?」
デンデン君
「1人称単数やから『am』や。」
塾長
「ピンポン。I am.で『わたしは居てる。』っていう意味やな。
 じゃ、she(彼女)は?」
デンデン君
「3人称単数やから『is』や。」
塾長
「はい、よくできました。She is.で『彼女は居てる。』っていう意味やな。」
デンデン君
「簡単や、次、出して。」
塾長
「ちょっと、難しいで。Denden(デンデン)は?」
デンデン君
「うちのこと?うちのことは1人称やから、amでええのとちゃうの?」
塾長
「ブー、Denden am.とは言わへんねん。『am』は『I』だけ。
 Denden is.が正解。ほんで意味は『デンデン君は居てる。』っていう意味になるんやで。」
デンデン君
「また、ややこしくなってきたわ。」
塾長
「そうなん?」
デンデン君
「そうなん。」
塾長
「英語にしたとき、Iは1人称単数、weは1人称複数、youは2人称単数または複数、それ以外で英語で表すときすべて3人称や。そして一人またはひとつやったらそれは単数ということや。ちょっと長い説明になったけど、このくらいは理解しいや。」
デンデン君
「うー、がんばってみるわ。」
塾長
「そう、がんばることが1番や。」



 
2005年9月8日 (木) 491塾長日記  今日の雑感
前回の疑問
「思想の臨界期」って果たして本当に存在するのか。

やはり存在するわな。

中学生になっていくらがんばって勉強しても
定期考査で300点しか取れない子
400点しか取れない子
(あえて言います)450点しか取れない子

トップ高校を狙える子
中堅の高校しか狙われない子


勉強すればするだけ伸びる子
いくら勉強しても限界が見えてしまう子

これらすべて
「思考力」の基礎が出来上がってしまう12歳までの過ごし方、勉強の仕方

これにかかっている

子どもって奇跡の塊

中学生になってその子の能力に限界が見えること自体、おかしいこと

計り知れない能力を秘めているのが本来の姿のはず
そうならないっていうことは、どこかで間違いを犯している証拠

子どもの秘めた可能性を決してつぶしちゃいけない

小学生への勉強指導、勉強方法
これを間違うと、その子の一生をつぶしてしまうことになる

中学生になったとき、
その子にやる気さえあれば「三国丘高校」を狙える能力を持っていて当たり前。

小学校時代にその年齢に応じた、
脳の成長に合致した勉強、これをしないといけない。



 
2005年9月3日 (土) 490塾長日記  今日の雑感
「思想の臨界期」って果たして本当に存在するのか。

12才までオオカミに育てられ女の子、科学者・医者がいくらその子に言葉を教えようとがんばってみたものの、言葉をしゃべることは一生なかったと。

子どもの脳の成長は年齢と共にあり、その段階ごとに習得すべき能力を習得しなかったら一生それを習得する機会はなくなると。

そしてその正常な脳の発達を妨げるものとして、スピード計算や、単純反復作業があると。

12才までの脳にはそういったものは百害あって一理もなし?

12才までの脳には、
覚えるということよりも、考える力を付けさせる事が脳の発達には一番のいい刺激になると。

算数文章問題を子どもたちにやらせていてしみじみ思うことがあります。

算数文章問題が出来ない、考える事ができないのなら、

いくら漢字を覚えていても、いくら計算が速くても、

それが一体なんぼのもんじゃい!と

そして中学生を指導していて、
どうしても考える事ができない子、
どうしても覚える事ができない子がいてます。

本人は真面目で、考えようと、また覚えようとするんですよ。

だけどできない、

なんで?

なんで!

なんでやねん!

親は言います。
アンタの頑張りが足りないからよ。
もっと集中してやらないからよ。

果たしてそうでしょうか。
それだけが原因ではないような気がします。

脳の基礎が出来上がる12才までの過ごし方、
これが非常に関係していると思います。

確かにやれば出来ます。
根性を入れ、気合を入れ、がむしゃらにやれば出来んこともないでしょう。

しかし
12才までを脳が正常に発達するような学習をしておれば、
もっと楽に勉強もできるんです。

脳を鍛える順番、
色々なことを原体験する事がまず必要です。

次に考えるということ

覚えることなんてずっと後回しでいいです。

覚える暇があるのなら考えなさい

覚えることのできる頭を作るには、まずは考えられる頭を作る、

これが大事

めっちゃ、だ・い・じ!


今日、エキスパート通信を書いていて、塾生たちのことを考えていると
以上のようなことを考えてしまいました。
日記も久し振りに書くと気合が入ります。

では、失礼します。



 
2005年8月31日 (水) 489塾長日記 わが子との勉強会終了
今日で夏休み通してのわが子との勉強会は終了
日曜日以外ほとんど欠かさず勉強会をしました。
この40日ほどで子どもたちがどのくらい成長したのかを振り返ってみます。

小1のシュウキ
この子は勉強を見ていて、日々成長しているのが手に取るように分かり、
おー、頭が進化してるなっていう印象を受けます。算数文章問題も小学1年レベルはほぼ終了し、今2年生レベルに取り組んでいます。ただしまだ時間や長さの概念は分からないのでそれに関する問題はカットしていますが。自然に長さや時間の概念が分かるようになってからもう一度1年生の問題に取り組まそうと思っています。そのための準備として長さに関してはミリメートルとセンチメートルのお遊びを一緒にしてはいますが。大好きな虫たちの長さを目で見て予想し、どちらがその長さに近いか実際にものさしで測って競っています。

小3のイッキ
正直言ってなかなか勉強の成果は見られません。
人の話を最後まで聞かない、おっ聞いているのかなと思って、確認すると、やはり聞いていなかったりとか。
算数文章問題をやらせても、トンチンカンな絵を描く。
問題の意図していることを正確に読み取れない。
もうすぐ弟に追いつかれるぞ。
はっはっ、愚痴を言えばいくらでも出ます、エンドレス。
しかしあせりは禁物、
本人はいたって素直、のんびり屋さん、この子に非はありません。
今まで育ててきた私や嫁さんの責任ですから。

「視考力」を養成するための勉強を取り入れたのがつい半年前のこと。
なぜこういった勉強方法があることをもっと早くに気づかなかったのかと残念。

イッキの場合、小1、小2と考えない力をつけ、答えだけを早く求めようとする勉強方法をさせてきたツケがたまっています。

2年間でつけさせてしまった悪習慣、これをぶち破るには2年が必要と覚悟しています。

あせらず、ジックリ、ゆっくり、丁寧に取り組むしかありません。

連絡
この塾長日記、9月からは毎日の更新はやめることにしました。
気が向いたときに記す形式に変えます。



 
2005年8月30日 (火) 488塾長日記 英語の九九
英語の基本文(be動詞・一般動詞・助動詞)の変形練習プリント

なかなかいいかも

このプリント練習を当塾では「英語の九九プリント」と言っています。

この練習の成果なのか、
中2のM君、S君
下線部をたずねる疑問文、疑問詞を使って正確に英文を作ることができたのには驚いた。

主語と述語の関係
be動詞主体の文か、一般動詞主体の文かの見極めも正確にできるようになっている。

たいした進歩だ。

同じく中2のRちゃん、
もう少しの努力でものにできるんじゃない、あともう少し、がんばれ。



おまけ、今日の間違い言葉

珍しい色をした蜂を見つけたイッキ、それをシュウキに教えようと

「シュウキ、早く来てみ。」
「何?」

少し来るのが遅かったシュウキ。
珍しい蜂は飛んで行ってしまいました。

「あーあー、ひとあじ遅かったな、シュウキ。」

イッキ君、それを言うなら、「一足遅かった。」でしょ。

もひとつ、おまけ。

スーパーに「書き方鉛筆」を買いに行ったとき
イッキはつぶやく

「ししゃもの鉛筆はどこ?ししゃも、ししゃも。」

???

それって「ししゃも」じゃなくて「書写」でしょ。



 
2005年8月29日 (月) 487塾長日記 イッキ君の読書感想文
それはないでしょ、イッキ君。

アンタの読書感想文の本が「ボスがきた」って。

絵本、幼稚園児対象の絵本を選ぶなんて。

と、最初は思ったが、意外と面白いかも。

文字が少ない分、いろんなことを想像して、面白い感想文が書けるかもね。

しかし、いざ感想文を書こうとすると、ピタと手が止まる。

書けない、思いつかない、想像力が故障。

「止めた。あっちの本にしようっと。」

なんや、やめるのか。

次にイッキ君が取り出した本は「カレーおばけのあかいぼうし」

あちゃー、これまた簡単な本を選びました。

アンタは小学3年生でしょ。

もう少し字の一杯書いてある本を読まないの。

結局イッキ君はその本の感想文を書き上げました。

弟のシュウキ君の方が字の多い本を読んでいますヨ。

親としては少し複雑な気持ち。

お兄ちゃん、もうちょっとがんばろうね。

「弟の方が、おれより勉強できるし、勉強好きや言うてんねん。」

なんてことを、友だちに自慢するより、自分のことをがんばろうね。



 
2005年8月28日 (日) 486塾長日記 イッキの宿題残ってた
今日は夏休み最後の日曜日
先週雨で行けなかった「府民の森 くろんど園地」へ行って遊んできました。
帰宅後、ゆっくりと風呂にお入り、
楽しくいい気分で今日一日も終えられるだろうと思っていたら、カミさんの一言でガビーン。
「イッキ、宿題は全部終わったの?」
この言葉には、暗に
「あなた、子どもの宿題はちゃんと見れたんでしょうね。」
という私の胸に鋭く突き刺さる矢が放たれていました。
やばい、絵日記3枚が残っていたはず。
「あと、絵日記3枚残っているねん。」
アホ、正直に答える奴がいるか。
「えーっ、絵日記が残ってるって。今まで何してたのよ。いろんなとこ行ったでしょ。
 なんで、その都度書かなかったの。
 もーっ。
あと三日で夏休みも終わりなのよ。
 どうしてさっさとしなかったの。」

なにも機関銃のように矢継ぎ早に言わなくっても。トホホ。

「最後にしようと思ってたもん。」

アチャ、単に忘れてたって言わなアカンやんか。

「最後にしようって、絵日記はその都度書かないと忘れるでしょ。
 いつもいつもアンタはそうなんだから。
 なんでしなければいけないことをさっさ、さっさと出来ないの。」

声のトーンがますます上がるカミさん。いつになったら終わることやら。

「はい、はい。もうええやろ。
 イッキ、絵日記書こか。」

「もうー、いつもいつもお父さんは優しいんだから。プンプン」

プンプンお母さんに大変身。

そうです。お父さんは優しいの。
お母さんも優しくなったら。
学校の宿題をやったところで、なんの意味があるの、値打ちがあるの。
学校の宿題ごときで、そこまで向きになることはないでしょ。
もっとためになる勉強をこの夏休み私とイッキは一緒にやってきたんだから。

課された宿題は何が何でもやらなくてはいけない
宿題の中身を見て判断しなくっちゃ、子どもがかわいそうよ。

しかし、こんなことを暴露したら、私たち夫婦間の亀裂がばれちゃうぞ。
やばい!
ジャンジャン。
 



 
2005年8月27日 (土) 485塾長日記 イッキコール
午後4時、場所は塾です。
ツルルルー、ツルルルル、ツル
「はい、エキスパートです。」
「お父さん?」
「なんや、イッキか。」
「何してるの?」
「何してるって、塾で仕事してるんや。」
「早く帰ってきて。」
「何で?」
「暇やもん。」
「6時ごろ帰るよ。」
「あと2時間もあるやん。」
「おっ、さっと2時間って反応したな。すごいやん。」

少しビックリした父さんでした。

「早く帰ってきて遊んでよ。」
「漢字の宿題は終わったの?」
「まだ。」
「今日中に仕上げやなアカンよ。」

今までサボっていたため、学校の宿題が残っています。

「今日の分やっとかな、明日遊びに行かれへんよ。」
「別にええよ。」
「ええことない。日曜日は遊ぶことに決めているの。
この約束は絶対なんやから。」
「じゃ、がんばってみるわ。しやけど早く帰ってきてな。」
「分かった。なるべく早く帰るから。」

ガチャン。

「ツーツー」

おいおい、いきなり切るなよ。

という訳で、今日のお仕事はここまで。

帰ろうっと。

おまけ、今日の詩

『悠遊
空を見上げて
ごらん
悠遊
雲もゆうゆう
鳥も悠遊
小さな自分が
わかるから』 相田 みつを

子育てって、
悠遊
ゆったり
のんびり
悠遊
これだな
                      



 
2005年8月26日 (金) 484塾長日記 授業の1コマ
ノートに絵図を描きながら、
「同じ長さの赤いテープが3本あり、合わせると12メートルになりました。1本の長さは何メートルですか。」
すかさず、
「4メートル。」
頭の中で12÷3をしたのかな。

次もノートに絵図を描きながら、

「では、とってもとってもながーい同じ長さの赤いテープが6本あり、合わせると288メートルになります。すんごい長さです。1本の長さは何メートルですか。」
Sちゃん「・・・?」
わたし 「ノートに筆算していいよ。」
Sちゃん「どんな式?」
わたし 「どんな式でしょう。」
Sちゃん「分かんない。」
わたし 「Sちゃんの頭の中分かんない。」
Sちゃん「教えて。」
わたし 「教えんない。」
Sちゃん「ずるい。」
わたし 「ずるくない。」
Sちゃん「分かんない。」
わたし 「このながーいながーいテープが何本あるの。」
Sちゃん「6本。」
わたし 「では、288メートルというながーい長さを何個に分けているのかな。」
Sちゃん「6個。」
わたし 「そやね。じゃ、1個分の長さを求めるにはどうしたらいいのかな。」
Sちゃん「6で割るの?」
わたし 「ピンポンパンポン、ピー」
Sちゃん「割り算いやや。」

答えがすぐに見えてこない計算は嫌がる傾向は、算数嫌いの子にはよく見受けられます。

わたし 「できないの?」
Sちゃん「できるよ。」
わたし 「Sちゃんが割り算できるところを見せて頂戴。」
筆算をするSちゃん。
できるかな。
Sちゃん「1本の長さは48メートルや。」
わたし 「はい、正解です。よくできました。」

以上、昨日の授業の1コマでした。

 



 
 
2005年8月25日 (木) 483塾長日記 1次関数
1次関数の式を求めることがなかなかできない、覚えられない。
直線の「傾き」を表すのに「変化の割合」を使うわけだが、それが理解できない。
Yの増加量/]の増加量(Xの増加量分のYの増加量)で求めることができるのだが、
これが頭にびしっと入らない。

「割合」の意味が分かっていないからでしょう。
「割合」って何?
もとにする量1に対する比べる量の値のこと

これを理解するのがむずかしい
A÷B
これは何を意味するのか
これは
A:Bのこと
そしてBが1のとき、Aがいくらになるかっていうこと
A/B:B/B→A/B:1

直線の「傾き」は「変化の割合」を意味し、Xが1増加するときのYの変化の値である

このことを理解し分かってもらうためには、ビジュアルに訴えなければいけない
いわゆる「視考力」を使わないと。
目で見て、理解してもらわないと、頭にびしっと入らないみたい。

んー、テキストを作らなきゃ、それも早急にね。

おまけ、今日の名言

『そんかとくか
人間のものさし
うそかまことか
佛さまの
ものさし』相田みつを

あなたのものさしはどれですか。
                      



 
2005年8月24日 (水) 482塾長日記 絶好調
今日は朝から絶好調
なにがそういう気持ちにさせるのか分からないが
体中にエネルギーが湧き上がり
何かせずにはいられない気持ち
「来んかい、来んかい。どんな子でもOKよ。あたしが面倒見てやろう。」
そんな気分。

さて、この気持ちが仕事終わるまで維持できるかどうか楽しみだ。

やはり今日は絶好調、気分もノリノリで授業ができた。
いつもこうでなくっちゃネ。


おまけ、今日の名言

『生きるというのは、
瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、
 現在に充実することだ。
過去にこだわったり、
 未来でごまかすなんて根性では、
現在を本当に生きることはできない。』 岡本 太郎 
                      
うー、人生は爆発だー
ちなみに
芸術は娯楽と思っています。



 
2005年8月23日 (火) 481塾長日記 今日のたわごと
台風11号の影響?
天気はどんより
適度な涼しさと雨を持ってきてね

英語の九九(基本文を疑問文・否定文に自由自在に変形する練習)、
しっかりマスターさせること。

途中計算を書かない子が多いぞ。
また、書いても消す、消したらアカン!
消しゴムがもったいない。
そんな使われ方、消しゴム君の本望じゃない!

1次関数の式を求めてグラフを描く、できない。
なんで?
傾きを求めることがまずできない
次に切片を求めるのにx座標とy座標の値を正確に代入できない
代入ができても計算ができない
求める切片が右辺にあるため符号間違いをする

中2諸君and中3K君!

気をつけなさい!


おまけ、今日の名言

『「できる」と「分かる」、 えらい違いだ。』

指導者は
子どもが分かったからできるのか、できたから分かるのかの違いをしっかりと見極めなければいけない。
できる=分かる
決してそうは言えないことを肝に銘じるべし
できていても、分かっていないことが多々ある。



 
2005年8月22日 (月) 480塾長日記 たわごと
今日はきのうと打って変わって好天気
太陽が
太陽が
俺を呼んでいる
う〜、仕事なんかやってられねーぜ

昨日は子どもたちと「府民の森 くろんど園地」へ行く準備をして
「さあ、行こか。」っていうときに雨が降り出し、泣く泣く中止。
ほんと残念だ。

今朝は子どもたちは父さんとの勉強が終わると学童保育へ。
夕方まで、キックベース・野球・虫取り・工作などをして遊びます。
いいなぁ。

自宅には私一人が取り残され、今日の授業の下準備。

おー、雨よ、降れ。


おまけ、今日の名言

『物事が君に合わせてくれるわけじゃない 
 でも、だからといって 君が物事に 合わせる必要はないんだ
 だって 今の人生は君の人生なんだから』

物事を人や社会と置き換えてもいいでしょう。
自分というものをしっかりもった人間になってほしい。



 
2005年8月21日 (日) 479塾長日記  考えることが大事
いきなり問題です。

「大食い「おかわり君」と、食わず嫌いの「もういいっす君」は、おやつにたこ焼きを食べます。大食い「おかわり君」は食わず嫌いの「もういいっす君」の3倍の数のたこ焼きを食べました。二人の食べたたこ焼きの数の差は18個でした。では、大食い「おかわり君」は、何個のたこ焼きを食べたことになるでしょうか。」

この問題は今朝、イッキ(小3)君にやらせた問題です。
レベルは小学2年生用に作りました。

残念ながら解くことができませんでした。

小学2年生で「倍」の概念は習っているはず

教科書では「もとにするテープがあり、そのテープの2つぶん、3つぶん、4つぶんのことを2倍、3倍、4倍と言います。」という説明が絵図と一緒に記載されています。

「倍」を表す図が描けません。
困っています。
泣きそうな顔をしています。
ヒントくれ〜と目で訴えています。

「○1個に対して○3個は、何倍になるの?」
「3倍?」
「そうやな。」
「ほんで?」
「あのあとは、自分で考えなさい。」
「・・・」
「ノートに描いて考えて。」

今日はこれでおしまいです。
彼との勉強はなかなか前に進みません。
しかし、
教えてもらって覚える勉強と
自分で考えて答えを導こうとする勉強
どちらが本人のためになるか
勉強も過程が大事
あっさり解法を教えては何の足しにもならんでしょう。
小学生時代は考えることが一番の勉強、覚えることはその後でいいです。

おまけ、今日の名言

『精一杯生きること 我慢すること よく見ること 動くこと
 親が子に伝えるべきこと四つ』

親の生き様を子どもにしかと見せ、
そして子どもをじっくり見守って生きたい。



 
2005年8月20日 (土) 478塾長日記  サッカー観戦
今日はJリーグ「セレッソ大阪VS清水エスパルス」の試合を観戦に行きました。
家族全員がJリーグ観戦は初めて。
セレッソの森島や西澤選手を生で見れる。
大声を出して応援ができる、おーストレス発散になるぞ。
気合を入れて長居スタジアムに乗り込みました。

「セレッソ・お・お・さ・か ちゃん・ちゃん」
この掛け声に合わせて手拍子しながらの応援
前半、清水エスパルスに1点献上、
ままよ、時間はたっぷりある
森島よ、もっと動かんかい!
イライラが募る

前半終了
あーあー、しょぼい試合すんなよ

後半開始
「セレッソ・お・お・さ・か ちゃん・ちゃん」
巻き返しを期待しての応援
さすがに手が痛くなってきた
後半はかなり攻め込んでいるが、最後のフィニッシュがプー
ため息ばかり

後半ロスタイム
「行け、行け、そこや!」
ヒロ山選手の右サイドからのふわりとしたセンターリング、
キーパーが余裕を持ってパンチング、
そのボールをゼッケン9番の古橋選手がヘッド!
しょぼいヘッド
しかし
「ゴール!ゴール!ゴール!」
「よっしゃ!」

観客総立ちで、拍手の嵐、お情けの拍手喝采

テレビ放映なら見るに耐えん試合でした、
生だから見れた試合
セレッソ大阪の選手たち、お疲れ様でした。


おまけ、今日の名言

『子育ての要は心を育てること 感動できる心を育てること 
 そして壊さないように守ってあげること
 だって子供の心は感動であふれかえってるんだから』

表情の豊かな子
愛嬌のある子
目が輝いている子
子どもの間は子どもらしい子でいてほしいと願います。



 
2005年8月19日 (金) 477塾長日記 授業再開だ
一週間ぶりの授業、気分は新鮮、今日は始終ニコニコしながらの授業。
リフレッシュはやはり必要。
毎日こういった気分で授業に臨むことが出来れば最高。

ストレスの溜まらない人はいないでしょう。
子どもならなおさら、だから温かく見守ってあげねば、
そしてそのこのストレスを上手に発散させること、
またストレスの元凶を断つ、これが大事。


おまけ、今日の名言

『しっくりこないってことは 違うってこと 
 こればっかりは どうガンバッても ダメなんだなあ』

教えていてしっくりこないなって思うことがよくあります。
同じことを何度言っても、相手が理解できないとき
スパッと手法を変えなくてはいけません。
あの手この手、
この子の分かる言葉で教えない限り、
その子にとって私の言葉は宇宙語でしかありません。



 
2005年8月18日 (木) 476塾長日記  今日で盆休み終了
盆休みの最終日、
子どもたちと今日も朝1時間の勉強をし、そのあとスイミングスクール
そして昼からは府営プールへ
今日で盆休みも終了
わが子とべったりの1週間も今日で終了
テレビは1日1時間以内(上の子イッキは1時間では少ないみたいですが、下の子シュウキはテレビを全く見なくてもちっとも平気みたいです、ただし「動物きそうてんがい」と「ワンピース」はぜひとも見たいらしいですが)
毎晩の本の読み聞かせ
そして時間の許す限り屋外でのお遊び
イライラすることもありましたが、
今振り返ると私自身も結構楽しめました。
仕事も楽しいが
子どもたちと日々過ごすことも楽しい
主夫になりたーい(いやいや、炊事・洗濯はすべて嫁さんがしてくれています。感謝!)
明日からは一家の稼ぎ頭として仕事に全力投球
かわいい塾生たちが待っている

明日からもがんばろう

おまけ、今日の名言

『君が必要だと言われて 有頂天になってはいけない
 同じように、君なんか必要ないと言われても しょぼくれることはない
 どっちも相手の都合じゃないか
 君は相手の都合に合わせて生きているわけじゃないだろ』

自分の基準で物事を判断できる子
大人になっても判断のできない者がいるが
できれば小学6年間で自分なりの価値判断のできる子になってほしい
早すぎるか
いや、そんなことはない



 
2005年8月17日 (水) 475塾長日記 子育て
最近考えていること
ある児童教育書に載っていた言葉
「子どもはもっとも信頼している親がしていることとなら、自分がしても許されると体で記憶している。」
「だから、自分の子どもを叩いてはいけない。」
「叩かれた子どもは、
親にされたことは誰にしてもいいんだという暗黙の許可として理解してしまう。」

なーんや、お父さん、お母さんがしているもん。
ぼく、わたしも、してもいいんだ。
と、暴力を許可してしまう結果になると。

まだ、私なりの結論は出ていません。

話は変わって、
わが子には「仲良く・穏やかに・明るく・楽しく」接すること
この夏休みはこれらをモットーに子どもたちに接しています。
しかし、難しい
たまに失敗しています。

イッキとシュウキは必ずといっていいほど1日に1回は口げんかをします。
先日も泣きべそをかいたシュウキが言いました。
「イッキ、お前なんか殺したる!絶対殺したる!」
イッキも言い返します。
「お前なんか早く死ね。いなくなったらええねん。」

わたしは二人の口から出てきた「殺したる」「死ね」になんとも言えない悲しい気持ちになりました。
どう対処したらいのか、どう諭せばいいのか。
二人を前に座らせ
「殺したるとか死ねとか、そんな言葉は聞きたくない。
そういう言葉を言うお前たちが悲しい。
父さんは非常―に悲しい。
二度と聞きたくない。」
というようなことを言いました。

んー、子育ては難しい。
けど、楽しいです。


おまけ、今日の名言

『あってもなくてもいいものは ないほうがいい』

ないほうがスッキリします



 
2005年8月16日 (火) 474塾長日記  久し振りのプール
今日の午前中は子どもたちを近所のスイミングスクールへ
ここのスイミングスクールは1週間単位で指導してくれます。

シュウキは15級、イッキは11級からのスタート

シュウキは浮き輪を使ってのクロールの練習
きれいなお姉さんに指導を受けていて本人も真剣に耳を傾け、心も傾けて聞いている様子
肘が曲がる癖を直さなくてはね。

イッキはいかついお兄さんの指導
お兄さんの説明は上の空で聞いている風で、落ち着きなし
彼の場合前の子がするのを見て、次は何をするのかを察知している様子
おい、もう少し真面目に人の話を聞きなさい。

1時間弱のスイミングが終了

帰りの空は、なんとカンカン照り、太陽が俺を呼んでいる
んー、こりゃ遊ばにゃ、にゃらんわ。

「おい、イッキ・シュウキ。
昼から浜寺プールに行こか。」
「ウン。」
「ヤッター。」
ということで、昼からは府営プールへ

今日の天気はきまぐれ母さん
晴れたと思ったら急に雨がパラパラ曇りだしたりと
あまりプール日和とは言えませんでした。

しかし3時間ほどでしたが思いっきり遊びました。
ボード型の浮き輪に子ども二人を乗せ、
私がそれを揺らして二人を振り落とすといった遊びです。
必死でボードにしがみつく二人ですが、
震度1から震度5までの段階的な揺れに二人は堪らずプールの中にドボン
放り出されては這い登り、放り出されてはよじ登りと、
数え切れないほど水の中にドボンさせました。
私も今、腕が震えています。

今夜は二人ともすぐに眠りに入ってくれることでしょう。
一昨日、昨日とあまり身体を動かしていないせいか、
なかなか眠りに入ってくれなくて1時間を越える本の読み聞かせをさせられました。
今夜こそすぐに寝てくれることでしょう。

一日、目一杯身体を動かして遊び、疲れて眠る。
子どもはこれに限ります。


おまけ、今日の名言

『大切なのは 見えないもの
 必要なのは 見えないものを見る力
 見えない何かが 一つ変わるごとに
 見えるもの 全てが変わってしまう』

見えるものは信じます
見えないものは信じません
なんと了見の狭いことか


 
 
2005年8月15日 (月) 473塾長日記  優秀な子
今日は二人の若者とのお話

二人は兄弟
お兄ちゃんの方は、
東大を卒業し、今は阪大の法科大学院生
弟の方は
金沢大医学生で来年はお医者さんになる予定
二人とも優秀で、
子ども時代どのような生活をしていたのか興味が沸きます。

私自身も「9歳の壁」や「思想の臨界期」というものに興味があるので
彼らに尋ねてみました。

「子どものころどういった生活を送っていたの?」

「嘘のようですけど、土曜・日曜日はほとんど家には居ませんでした。」

「塾か何かに行かされてたの?」

「違います。父親に遊びに連れて行ってもらっていました。」

「海や山にキャンプ、とにかく自然と遊ぶことを他人からすれば異常に思えるくらい遊びに行っていました。」

「やはりね。
そうや思ったよ。
実体験が豊富、いろいろなことを体験・経験することによって具象的思考が蓄積され、抽象的思考への移行もスムーズに、そして新しい知識というものもすんなり頭に入ることができたんやね。」

ここでもうひとつ質問

「世間のお父さんお母さん方も、君たちのようなお子さんにするにはどのような教育をすればいいのか興味があると思います。何か助言があればどうぞ。」

「自分たちの父親はすばらしい人だったと思います。
私たちの父だからできた。
他の大人では無理と思います。」

ハッハ、キツイお言葉ありがとう。
子どもたちに、いい教材、いい機会を与えたところで、
それを提供する一番身近な大人の値打ちがなければ、
何の価値も見出さないっていうことなんでしょう。

子どもの人生を豊かにしてあげたい、
ならば、まず自分の人生を、
親自身の豊かな人生を子どもにお手本として見せてあげなければいけないということでしょう。


おまけ、今日の名言

『「見なさい、よく見なさい」
 昔から優れた人はみな同じことを言っている
「見なさい、よく見なさい」』

子どもをよく見る
目の表情
口の表情
しゃべり方
動き方
見れば見るほど新しい発見があります



 
2005年8月14日 (日) 472塾長日記  シュウキとの会話
小1シュウキとの寝床での会話
「お父さん、この枕いつも抱いて寝てるやん。」
「そうや。」
「お父さんの彼女や。」
「そうや。」
「この枕の代わりに、シュウキ抱いて寝てーや。」
「えっ。」
「シュウキ抱いてくれてもいいよ。」
「苦しいで。」
「ええよ。」
じゃ、遠慮なくそうさせてもらいます。

シュウキとの昼間の会話
「お父さん、今日あとでお母さん迎えに行くの?」
「そやで。」
「お母さんは歩いて帰ってきたらいいのに。」
「何で?」
「お母さん太ってるし、歩いたらダイエットになるやん。」
「・・・」
「しやけど、お母さんすぐまた太っちょになるやろな。食べ過ぎやもんな。」
私は知りません。
何とも言えませんでした。



おまけ、今日の名言

『人間は失敗する権利をもっている。
しかし失敗には反省という義務がついてくる。』本田宗一郎(本田技研工業創業者)

失敗を恐れない
間違いを恐れない
しかし反省も恐れちゃいけない。



 
2005年8月13日 (土) 471塾長日記  今日は大熱帯展へ
今日の午前中
大阪ビジネスパークで開催中の「大熱帯展」へ

ヘラクレスオオカブト
(触れようとしたら係りの人が「やめてください!」と制止。あの大きな角に指を挟まれると死ぬまで離さないそうです。)

オウゴンクワガタ
(どこが黄金?名前負けしているよ)

ゾウガメ
(触ることができました、生後百年ほどだそうで貫禄十分、触っても叩いてもびくともしません)

ニシキヘビ
(これまた触ることができました。うろこはニュルニュル、そして尻尾の手前に爪がありました。これは後ろ足の退化した跡だそうです)

あと、面白かったのが、
オオゴキブリ
隣で見ていたおばさんが一言
「あらっ、うちにいるゴキブリの倍はありそう。」
おばさんとこ、ゴキブリ飼っているの?

お猿さんやトカゲそれに鳥たちに餌もあげることができて、子どもたちも大満足でした。

おまけ、今日の名言

『悠々と急げ。』開高健(作家)

デーンと構えて、やるべきことをテキパキと



 
2005年8月12日 (金) 470塾長日記 英語の九九
待望の盆休み
しかし
授業がないだけ
今日も塾に来てしこしこお仕事

例文
I /  have   /  a toy      / in my hand./

語順訳
私 / 持っている / ある1つのオモチャ / 私の手の中に

和訳
うち、手にオモチャ持ってんねん。
(私は手にオモチャを持っています。)

この英文はbe動詞の文かそれとも一般動詞の文か。
次に主語・述語をおさえる。

次はこの例文を否定文にしよう
I don’t have a toy in my hand.

よくできました。

では、疑問文にしましょう。(返事はYesで答えよう)
Do I have a toy in my hand ?
Yes、you do.

または

Do you have a toy in your hand ?
Yes、I do.

こういった変形が瞬時にできるためのプリントを作成中です。


おまけ、今日の名言

『長所も短所も天与の個性、
 持ち味の一面。
 うぬぼれず、嘆かず、大らかに、
 それらを活かす道を考えたい。』松下幸之助(松下電器産業創業者)

人には必ず個性があります
それはその人の持ち味
良くも悪くもありません
それを活かす教育指導
それができなくちゃー、おしまいよ



 
2005年8月11日 (木) 469塾長日記 明日から盆休み
明日から盆休み
一休み、一休み

が、

やることは山積み
塾生全員の盆明けからの勉強予定表
中2・中3の英語教科書の語順訳テキストの作成
数学のビジュアルを重視したテキストの作成
「速読英単語 必修編」の英単語テストの作成
エトセトラ、エトセトラ、キセラセラ

ん、子どもと遊べないじゃないか?
こりゃいかん
優先順位を決めて素早くやっていかな。

一生懸命遊び
一生懸命仕事をしやな。

せっかくの一週間の休み
充実した休みにしなくては。



おまけ、今日の名言

『子供ってのは神秘のかたまりだな だから子供ってのは世界で一番おもしろいんだな』

本当にそう思っている人
その人は教育者
それ以外は偽者



 
2005年8月10日 (水) 468塾長日記 デンボ
痛い。
どこが?
おしり。
どうして?
ヒ・ミ・ツ
教えて?
それはね。
何?
デ・ン・ボ
でんぼって?
お尻にできる吹き出物
痛いの?
ウン。
バンドエイド貼ったら?
そうする。

昨夜から左臀部の下側に吹き出物緊急発生
痛み警報発令中
腰掛けるとき、決して左臀部後方に体重をかけること厳禁
バンドエイド二重に貼って防御
痛み静まるまで我慢すべし。

以上

塾生たちへ、
今日私がたまに見せた険しい顔は
決して君たちのせいではないよ。
急なデンボの襲撃に堪えていたんだよ。



おまけ、今日の名言

『感動は健康のバロメーターなんだ だから感動しない自分がいたら要注意だね』

笑わない子、無反応な子、ものすごく要注意。
笑わない大人、無反応な大人、これまた要注意。



 
2005年8月9日 (火) 467塾長日記 カニ、食べちゃった
昨日のカニさん、結局油に揚げて食べました。
子どもたちも川に捨てるんだったら「お父さん、食べて。」と
生まれて初めて食べましたが、なかなかの美味で驚きました。
子どもたちも私がおいしそうに食べているのを見て、
「イッキの釣ったやつは、イッキが食べるねん。」
「シュウキが釣った子どものカニちゃんは、シュウキが食べる。」
と言って試食。
「おいしいやん。」
「お菓子みたい。」
君たち、昨日はかわいそうやから食べたらアカンと言ってたのに・・・


おまけ、今日の名言

『「会いたい」と言ってくれる人がいる』

今のところ我が息子二人が私に会いたいと言ってくれる人でしょう。
大切にしなければ。
早く帰って子供の顔を見ようっと。



 
2005年8月8日 (月) 466塾長日記 カニをどうする?
くさい!
今朝目覚めて下に降りてみるとくさい
犯人は昨日のカニ
すごい臭い、こりゃたまらんわ。
早く何とかしなくては。
インターネットでカニの飼育を検索
なになに
複数のカニをひとケースで飼うのは不可能、
脱皮したカニを他のカニが食べてしまう可能性あり。
備品として、底面ろ過装置、エアーポンプ、電気温風ヒーター
思った以上に飼うことは大変、
カニさんを飼うことはやめにしよう。
早く川に放そうっと。

おまけ、今日の名言

『「会いたい」と言ってもらえる人になりたい』

そうですね、
私なら
あの人に教えてもらいたいという人になりたいですね。



 
2005年8月7日 (日) 465塾長日記  今日はカニ釣り
今日は樽井海水浴場サザンビーチへ
今日のお目当てはカニ釣りです。
ビーチに着くと、早速釣り糸にスルメをつけていざ出陣

「お父さん目標は何匹?」
「10匹。」
油で揚げたらおいしいと聞いていたので今日のビールの肴にするつもり
岩場の隙間からひょこっと顔を見せるカニさん
そーっとスルメを垂らします
するとカニさんの両目が心なしか飛び出てえさのスルメを見ます。
「しめしめ、早く喰らいつけ。」
そーと左手のハサミでスルメ掴み、右手のハサミでちょこっとするめをちぎってお口へ。
「もっと、がばっと取って。」
そうでないとカニを吊り上げることはできません。
「よっしゃ!来た!」
糸を引き上げると、スルメをハサミで挟んで宙ぶらりん状態のカニさん
素早く素手で鷲づかみ。
「ゲット!」
甲羅が2平方センチぐらいのカニさんですからハサミは怖くありません。

こんな感じで、朝の10時から夕方4時までカニ釣り三昧。
収獲はカニさん16匹でした。

お味のほうは?
子どもたちの反対にあい、飼う羽目に。

今、家には
コクワガタのオス・メス各1匹ずつ(去年ゲット)、
オオヒラタクワガタのオス・メス各1匹ずつ(今夏ゲット)、
ヤドカリが5匹(一昨日ゲット)、
金魚が2匹(今夏ゲット)、
そして今日のカニさんが16匹(今日ゲット)。

今年の夏になって急に虫・小動物が増えました。


おまけ、今日の名言

『世の中は奇跡であふれている なのにその奇跡になれっこになって
 感動しないとしたら 何てもったいないことだろう』

カニさんの目が動くのを今日初めて見ました。
ちょっとした驚きでした。



 
2005年8月6日 (土) 464塾長日記   今日はオペラ鑑賞
午前中は子どもたち二人を連れて市民プールへ。
午後からは家族4人で「オペラ」鑑賞
題名はJ.シュトラウスU世喜歌劇「こうもり」です。
上演時間は90分ほどで途中休憩もありましたが、
案の定、子どもたちは最初の10分でムズムズ、ソワソワ。
後半は寝てくれました。
(そのために午前中プールで思い切り身体を動かせました)

オペラ鑑賞、たまにはいいものです。
ただ見終わったあと、
しばらくの間、しゃべり口調がオペラ風になってしまいます。

「さぁーて、かえーろーかなー。」
「ちょーっと、まーてー、わたーしーはー、トーイーレーに、行ーくーよー。」

用を済まして

「おーまーたー、でーはー、かえろーーぜ。」

「ええ加減やめてよ、恥ずかしいわ。」と鶴(鬼?嫁?)の一声。

「はい、すいません。」


おまけ、今日の名言

『感動するたびに 人は人になっていく』

今日はオペラ鑑賞で感動、きのうより少し人に近づきました。

 
2005年8月5日 (金) 463塾長日記 今日の戯言
「毎日だらだらして、やることやったの?」
「うん。」
「学校の宿題は?」
「終わったよ。」
「塾の宿題は?」
「終わったよ。」
「外で遊ぶ宿題は?」
「えっ」
「外で元気よく遊ぶこと、これも宿題よ。」
「えー〜」
「1日2時間、必ず外で遊ぶこと、これが一番大切な宿題。」
「何して遊んだらいいの?」
「自分で考えること。これも宿題。」

さて、学校からこんな宿題を課されたとしたら、うちの子は一体何をするかな。
下の子は喜んでセミ取りやバッタ探しに走るだろう。
上の子は
「えー、ありえん。何したらええの?」とぶつくさ文句を言うでしょう。
「暑いし、面倒くさい。」とも言いそう。


おまけ、今日の名言

『出逢いは熟したときにやってくる 
 出逢いは必ずやってくる』

出逢いを成果に置き換える
正しい学習さえしていれば必ず熟したときにやってくる
成果は必ずやってくる
焦らないこと
目先の成果を出そうとして
小手先だけの
見せ掛けだけの
実力をつけても仕方ない
焦らないこと
正道を進むべし



 
2005年8月4日 (木) 462塾長日記 本当にもったいないものって
「朝からクーラーつけてるん?」
「夜だけ、朝からつけたらもったいない。」

「そやな。しやけど暑いやろ?」
「扇風機つけてるから、我慢できる。」

「汗かいたら、シャワーでも浴びたらええやん。水シャワーはすっきりするで。」
「水代もったいないわ。」

「あっそう。」
「汗でたら、拭くからええねん。」

「水道代って知れてるよ。」
「しやけど、もったいないし、邪魔くさいやん。」

「そやね。もったいないね。ところで勉強のほうは進んでるの?」
「えへっ、あんまし。本ばっかし読んでるわ。」

「脳みそ使へんかったら、脳みそがもったいないで。」
「えっ?」

「塾に通ってるんやろ。高い授業料払ってるんやで。」
「うん。」

「勉強せえへんかったら、授業料がもったいないやんか。
「電気代や水道代よりずっともったいないのんとちゃうか。」
「んー。」

「脳みそ使うって、目には見えへんけど、使へんと腐っていくで。
使えば使うほど性能もアップするし、いろんな可能性も出てくるんやで。
それを使へんということは、メチャクチャもったいないで。」
「そやけど・・」

「そうなんやで。授業料払って塾に来てるんやから、
その分の勉強は最低でもやらな非常―にもったいない。」
「そやけど・・」

「脳みそを腐らせることほどもったいないことはないよ。
それだけは覚えておきや。」

以上、中学2年生の塾生との会話でした。


物を大切にする、資源を大切にする、これはとても大事なことです。
しかし、子どもたちにとって脳みそを大切にし、可愛がる
これをしないで、毎日をダラーっと過ごす。
これってメチャクチャもったいないことと思います。


おまけ、今日の名言

『君が社会に必要とされているかどうかは 関係ない。
 社会が認める価値ってのは 利用価値のこと。
だろ?』

世間が認める人になれ。
世間に必要とされる人になれ。
つまり利用価値の高い人間になれっていうこと。



 
2005年8月3日 (水) 461塾長日記
小3イッキ君の夏休みの宿題、休みに入って毎日朝の1時間一緒にやっている。
しかしまだ終了しない。
うちの子には多すぎる、
堺の小学校のほぼ3倍の量
なぜ地域によってこんなに差があるのか。
父兄の手前、宿題を課さないわけにはいかない
しかし手抜きの宿題が多すぎる
こんな宿題をやったところで学力なんて身につかんよ
勉強嫌いになるのが関の山
時間の無駄
堺の子がうらやましい

イッキの弱点は考えることが苦手
言葉一つ一つの意味をしっかり考えようとせずに取り組む
だから間違う
だからすぐに「わからへん」と言う
ずばり考え方が身についていないだけ
その力をつけるにはどうすればいいのか

学校の宿題を丁寧にひとつひとつやっていけばその力がつくのか
いや、つかん
やる気がなくなるだけ
なぜ
教材が面白くないから
面白くもない教材を丁寧にしなさいっていうのは子どもにとって苦の強制
荒行の励行でしかない

「よっしゃ、一丁考えてみたろか。」
「ヒント言わんといてや、自分でするから。」
そういった言葉が自然と出てくる宿題を課さなくてはいけない。

目の前にあるイッキの宿題
一緒にやるとき、何とか面白おかしく言いながらやらしているが、
ほんと疲れる、本音はこんな宿題一切しなくていいと言いたい

おまけ、今日の名言

『子どもは外で遊ばなアカンやんな』

シュウキのことばです
そうやで
遊べ、遊べ
ほんと、外で遊ぶことが一番の勉強
全身の神経を使って外で駆け回る
これほど脳を活性化させる方法はないぞ



 
2005年8月2日 (火) 460塾長日記
子どもたちの夏休みも4分の1が終了
この10日間どうだったか、振り返ってみなくては
今の調子で残りの30日間過ごせばいいのか、

子どもたちの毎日の「わくわく1行日記」を見ても

7/21 野球をしました
7/22 たこ焼きを食べました
7/25 風邪を引いたので病院に行きました
7/27 いきいき(学童保育)でセミを取りました
7/29 一輪車の練習をしようとしましたが、いすが大きくて乗られへんかった
7/31 海に行ってカニを見つけたから割り箸で取ろうとしたけど割り箸を落としてしまって取れなかった
8/1 「九園」に行ってラーメンを食べた

以上、小1のシュウキ君の日記でした。

感動の日々を過ごしているのか

それとも、もう一工夫必要か

ただなんとなく毎日が過ぎているだけなのか

んー、演出が必要かも


おまけ、今日の名言

『感動を味わい続けることで人生は豊かになる』

遊べ、遊べ
外で遊べ
自然と遊べ
今日も一日よく遊んだと満足して寝床に入ろう



 
2005年8月1日 (月) 459塾長日記 今日の戯言
中2諸君、早く「英語の九九」をマスターしようぜ。

おー、この英文はbe動詞があるじゃないか、
だからI am 〜 .はI am not 〜 .Am I 〜 ?
You are 〜 .はYou are not 〜 .Are you 〜 ?

あれ、この英文にはbe動詞がないぞ。じゃ、一般動詞の文だ。
I go 〜 .はI don’t go 〜 .Do I go 〜 ?
He goes 〜 .ならHe doesn’t go 〜 .Does he go 〜 ?
She went 〜 .ならShe didn’t go 〜 .Did she go

おっとこの英文は助動詞があるぞ、ならこうだ。
Tom can go 〜 .はTom can’t go 〜 .Can Tom go 〜 ?

このように「英語の九九」と言われる基本形の変形は早く正確に出来るようになろう。

そして主語・述語をしっかりと抑えれば英語なんて簡単よ。

チチンプイプイって出来ちゃうぞ。


おまけ、今日の名言

『すばらしいもの それは全てあったかい 絵も音楽も そして人間も』

あったかい親でありたい
あったかい大人でありたい
あったかい生活を送らなくっちゃ

 

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